久々に出かけた書店で、たまたま平積みになっていたのが、東川篤哉著『謎解きはディナーの後で』でした。さらりと読み始め、さらりと読み終えました。毎回かならず人が死ぬ設定になっているのがちょいと惜しいと感じられるくらいに、むしろお嬢様と執事とスノッブ上司の関係が可笑しい。
でも、育ちというのはおのずと現れるもので、同僚の間で、「あの人、お嬢様なんだよね~」という噂が出ないのも不思議です。どうも、このお嬢様も執事も、ほんとのハイソサエティではないみたい。言葉遣いからして、やけに下々の語法が頻出します。また、スノッブ上司のなんとかモータースのお屋敷や財力と(心の中で)比較していたり、ノーブレス・オブリージェとはやや距離があるようで、どうも内心もホントのお嬢様とは言い難いみたい。
まあ、時代劇に出てくる、町方の暮らしぶりにやけに興味を示す若殿やお嬢様と同様に、庶民の願望の中にあるお嬢様像なのだろうと思います(^o^)/
でも、育ちというのはおのずと現れるもので、同僚の間で、「あの人、お嬢様なんだよね~」という噂が出ないのも不思議です。どうも、このお嬢様も執事も、ほんとのハイソサエティではないみたい。言葉遣いからして、やけに下々の語法が頻出します。また、スノッブ上司のなんとかモータースのお屋敷や財力と(心の中で)比較していたり、ノーブレス・オブリージェとはやや距離があるようで、どうも内心もホントのお嬢様とは言い難いみたい。
まあ、時代劇に出てくる、町方の暮らしぶりにやけに興味を示す若殿やお嬢様と同様に、庶民の願望の中にあるお嬢様像なのだろうと思います(^o^)/
個人的には原作がちょっと…という感じだったので(苦笑)、
ビジュアル重視のドラマ版に期待していますvv
どこまで原作のノリツッコミトークを再現してくれるか
楽しみです☆
なるほどの楽しさと思いつつ、この本が100万部売れたのかと、なんだかしみじみしてしまいました。
なんにせよ、本が売れて、読まれるのは良いことだと思います。