電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

万年筆にインクは「補充」するのか「補給」するのか

2022年01月29日 06時00分42秒 | 手帳文具書斎
愛用している万年筆プラチナ#3776ブルゴーニュ(F)のインクがなくなりそうでしたので、職場用に置いてあるボトルから、同社の古典ブルーブラック(BB)インクを補充しました。今年になって初めての補給になります。とここまで書いて、ふと思いました。万年筆にコンバータでインクを吸入するのは、「補給」なのだろうか、それとも「補充」なのだろうか? そもそも「補給」と「補充」はどう違うのだろうか?

この件、さっそく備忘録にメモして、帰宅してから「新明解国語辞典」(手元にあるのは第4版)で調べてみました。それによれば、

補給 足り(少)なくなった材料を補い与え、もとどおり働けるようにすること
補充 不足分を補ってもとどおりいっぱいにすること

とのことです。なるほど、補充というのは「補って充たす=満タンにする」ことで、補給の方は「補って供給する=満タンになるとは限らない」ということなのだな。つまり、インクを満タンにする場合は補充、とりあえず入れておくときは補給でいい、ということか。私の場合、補充のケースがおおいけれども、コンバータの性質上やや空気が残っているため、見た目からはとりあえず補給しただけに見えないこともない、ということでしょうか。


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2 コメント

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万年筆❢ (安倍禮爾)
2022-02-20 15:26:26
narkejpさん
 万年筆❢、現代ではなかなか懐かしいコトバになりつつありますね。しかもカートリッジではない吸引式ですから、貴重だと思います。私も昔使っていましたが、インクが完全になくなるまでは使わず、時々残量を確認して使っていましたので補給なんでしょうか。
 先日リサイクルショップで、900円で黒光りのプラスティック万年筆というのを売っていたので、しめしめと買って、家で開けてみたら、何と「筆ペン万年筆」と書いてあって、本当にがっかりしました。万年筆は使いますが、筆ペンは・・・。
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安倍禮爾 さん、 (narkejp)
2022-02-21 06:40:11
コメントありがとうございます。高校生の頃から万年筆を愛用していましたが、一時、インクが紙の裏まで抜けることに嫌気が差して、特にパソコンの連続用紙やコピー用紙の場合に顕著で、ボールペン主体になっておりました。プラチナ社の Preppy という廉価万年筆で同社の古典ブルーブラックインクを使ってみたら、連続用紙でもコピー用紙でも裏抜けせず、感心してしまいました。以後、万年筆を主体にして使っております。
筆ペン万年筆、私も1本もっていますが、使いみちはというと、そうですね、葬儀等でお悔やみに名前を書くときに便利なくらいかなあ。あとは、出先でお遊びで川柳や狂歌を作ってみるとか(^o^)/
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