電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

訃報らんを眺めていて気づくこと

2017年02月24日 06時05分35秒 | Weblog
新聞の訃報らんもすっかり定着し、当たり前のこととなりました。昔は新聞に訃報が載るのは有名人ばかりというイメージでしたので、時代の変化を感じます。

ところで、新聞の訃報らんを眺めていると、最近は葬儀の予定を知らせるだけでなく、「近親者のみの家族葬を行いました」という事後報告の形をとる例があることに気づきます。都会ではすでに普通のことなのかもしれませんが、田舎では最近の傾向のように感じます。

内容をよく読むと、亡くなったのが還暦前後とまだ若く、遺族の悲しみも深いのだろうと推察されます。こういう場合には、世間の義理を押し立てて後から弔問に押しかけるよりも、むしろそっとしておいてあげたほうが良いのかもしれない、と最近は思うようになりました。石頭も少しばかり柔らかくなってきたのかもしれません。


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2 コメント

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おはようございます (bombay)
2017-02-24 07:45:18
昨年秋、実父が亡くなった時に、職場に連絡はしましたが、遠方ということもあり、会社内の掲示は事後でお願いしました。会社の掲示板を見ていると、故人の年齢に関わらず、会葬場所に関わらず、家族葬や事後掲載、弔問等固辞の方が大半のようです。
私自身、喪中ハガキで亡くなられた事を知り、残念な思いをしたこともありましたが、今は故人の遺志やご家族の意向が尊重される時代だと思っております。
まだまだ寒い時期が続きます。ご家族皆様、くれぐれもご自愛ください。
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bombay さん、 (narkejp)
2017-02-24 19:49:25
コメントありがとうございます。やっぱりそうですか。都会ではむしろ普通のことになってきているのですね。当地では、まだまだ従来型の葬儀が主流ですが、今後はそういう形が増えていくのかもしれません。
このところ、三寒四温のようなお天気です。寒い寒いと言いながら、最高気温はときに二桁の値を示すようになりました。早く春が来るといいですね~。
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