電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

古希の古参ユーザー、UbuntuにVisualStudioCodeを導入し試してみる

2023年04月14日 06時00分32秒 | コンピュータ
現代のテキストエディタについて、現状の一部を垣間見てみようと、マイクロソフト社謹製のテキストエディタ、Visual Studio Code をメインコンピュータである Ubuntu Linux 20.04 LTS にダウンロードし、試してみました。



まずダウンロードですが、画像のようなダウンロードページ(*1)があり、そこから Ubuntu 用の .deb ファイルをダウンロード。一時保管した場所は、ダウンロード・フォルダに VScode というサブフォルダをつくり、そこにしました。ファイル名は、

code_1.77.1-1680651665_amd64.deb

でした。そこでターミナルを呼び出し、

$ cd /ダウンロード/VScode
$ sudo apt install code_(TABキーで補完すると正式なファイル名が自動的に入る)

これでパスワードを入力するとインストールが開始されます。完了すると使えるようになっており、

アプリケーションメニューからマウスで Visual Studio Code を選びクリック

すると、起動します。
(※この件、ターミナルから code と入力して Enter するというやり方でもできるけれど、それなら統合環境の意味が薄れるでしょうし。)
おや、なんだか昔懐かしい黒バックに白文字の画面。とりあえず、行をまたいで折り返すには View - Word Wrap でできるようです。詳しい機能はともかくとして、WEB 上で解説(*2)を探して概要を読んでみると、エディタ画面下部にターミナルを開き、そこで各種コマンドを実行できるらしい。なるほど、プログラミングしながらコンパイルしその結果を確認したり、クラウド上のソースコードを参照したりドキュメントを書いたり、あるいはできた実行ファイルを配置したり等の作業が、このエディタ上でできるという統合環境が売りなのだな。まだよくわかっていないけれど、たしかに多機能な現代的エディタのようです。

それでは、試しに texsrc フォルダから前に作成してあった sample.tex ファイルを読み込み、ターミナルを開いて

$ platex sample.tex
$ dvipdfmx sample.dvi
$ evince sample.pdf &

としてみたら、たしかに LaTeX 文書がコンパイルされPDFに変換され別ウィンドウに表示されました。ターミナルをわざわざ呼び出さなくても良いということなのでしょう。



その他にも古希の古参ユーザーには驚きのさまざまな機能がわんさとあるようです。通常のカット・アンド・ペースト等のショートカットが使えるのはありがたいですが、ちゃんと覚えるのには時間がかかりそう。案外、慣れた Emacs やシンプルな gedit でいいや、となるのかもしれませんが、頭の体操、知的好奇心と意欲の意地に、いや、維持に役立つかもしれませんし(^o^)/

(*1): ダウンロード・ページ〜 Visual Studio Code 公式サイト 〜ここから apt で導入すれば大丈夫ですが、 snap で導入すると日本語がうまく扱えないらしいです。
(*2): Visual Studio Codeの使い方〜Java Drive


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