少し前になりますが、映画『フラガール』を見ました。石炭から石油へ、エネルギー転換のさなか、斜陽の炭鉱で働く鉱山夫の生活の貧しさと厳しさを背景に、町を支え、貧しさから抜け出そうとする少女(+α)たちを中心とした物語。圧巻だったのは、最後のフラダンス・ショーの場面でした。色彩とリズムと圧倒的な群舞が素晴らしかった。
メディア・ファクトリー刊『フラガール』という原作?あるいはノヴェライズ本を読みました。もちろん、圧倒的な音楽とリズムと色彩は再現できません。これは映画でなければ味わえないものです。しかし、一度見ただけではとらえきれない細部が、本の形で文章となると、とてもよくわかるのですね。ダンス教師として炭鉱の町にやってきたまどか先生につきまとう借金取りの件は、まどかが母親の不始末を尻拭いしていたのですね。私は「母」のセリフを聞き逃し、まどか本人の借金とばかり思っていました。
そういえば、今は500円DVDで入手できる『パリのアメリカ人』の最後のほう、バレエの長大な群舞シーンがありますが、色彩といい衣装といい背景といい、記憶に残る素晴らしさでした。あのシーンは、何度見ても素晴らしいですね。
最近、映画「スゥイング・ガールズ」のジャズ演奏シーンや、「ウォーターボーイズ」の演技シーン、あるいは「フラガール」の群舞シーンなど、音楽やダンスをまとまって聴かせ(見せ)る映画が印象的です。細切れにして小出しにしないのは、聴衆(観衆)の音楽的(映画的)成熟を意味するものでしょう。いいことだと思います。
メディア・ファクトリー刊『フラガール』という原作?あるいはノヴェライズ本を読みました。もちろん、圧倒的な音楽とリズムと色彩は再現できません。これは映画でなければ味わえないものです。しかし、一度見ただけではとらえきれない細部が、本の形で文章となると、とてもよくわかるのですね。ダンス教師として炭鉱の町にやってきたまどか先生につきまとう借金取りの件は、まどかが母親の不始末を尻拭いしていたのですね。私は「母」のセリフを聞き逃し、まどか本人の借金とばかり思っていました。
そういえば、今は500円DVDで入手できる『パリのアメリカ人』の最後のほう、バレエの長大な群舞シーンがありますが、色彩といい衣装といい背景といい、記憶に残る素晴らしさでした。あのシーンは、何度見ても素晴らしいですね。
最近、映画「スゥイング・ガールズ」のジャズ演奏シーンや、「ウォーターボーイズ」の演技シーン、あるいは「フラガール」の群舞シーンなど、音楽やダンスをまとまって聴かせ(見せ)る映画が印象的です。細切れにして小出しにしないのは、聴衆(観衆)の音楽的(映画的)成熟を意味するものでしょう。いいことだと思います。
バレエやミュージカルなど踊りものが大好きなんです。踊りものはジャンルを問わずビデオやDVDを買って、繰り返し繰り返し見てしまいます。
ちょっと(とても?)古いですが、「愛と悲しみのボレロ」の終末シーンはオーケストラの演奏と今は亡きジョルジュ・ドンのバレエ両方がたっぷり堪能でき、お気に入りの一つです。
ガーシュインの音楽をたっぷり聴くことが出来て、しかもレスリー・キャロンのバレエ・シーンも美しいし、ジーン・ケリーのおつむが後退気味なのはおいといて(^o^)/
しばらく前に、こんな記事を書いています。
http://blog.goo.ne.jp/narkejp/e/294331c8c11da9aef3ce3951360ee390
「愛と哀しみのボレロ」は、まだ見ていないのです。妻にも「いいわよ~」と言われていますので、ぜひ見たいものの一つです。