電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」で慰められる

2020年04月09日 06時03分29秒 | -オーケストラ
年度の変わり目の時期、環境が大きく変わったためか、何かと気疲れします。そんな時に、PC-audio で音楽を聴きたいとデスクの前に座ります。選ぶ曲目は、伸びやかな気分になるものであってほしい。ということで選んだのは、ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」です。

いつも聴いているのはジョージ・セル指揮クリーヴランド管の演奏ですが、アバド指揮ウィーンフィルの演奏や、スウィトナー指揮シュターツカペレ・ベルリンの録音なども良く聴いています(*1)。

ジョージ・セル指揮クリーヴランド管による演奏、1962年の録音。YouTube より。
Beethoven - Symphony n°6 - Cleveland / Szell


でも、たまにはネットで違う演奏を聴くのもよろしかろうということで、YouTube で探してみました。オーケストラは、互いに対立し合う国家、イスラエルとアラブ諸国の若い演奏家たちで構成されるもの(*2)らしい。

ダニエル・バレンボイム指揮、West--Eastern Divan Orchestra の演奏、2012年のPROMS より。
Beethoven - Symphony No. 6 (Proms 2012)


うん、いいなあ、ほんとにいいなあ。音楽に慰められる気がします。

(*1):ベートーヴェン 交響曲第6番「田園」を聞く〜「電網郊外散歩道」2006年5月
(*2):ウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団〜Wikipedia の解説より


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4 コメント

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交響曲第6番「田園」 (ジェイン)
2020-04-09 11:32:53
ほんと!「田園」は美しい曲、ベートーヴェンはどのような風景を観てこの曲を描いたのでしょう?そして~ten years ago 山形交響楽団の実力を思い知ったのもこの曲でした。二週間前・・・山響鶴岡公演は「運命」でしたが、それもみごとな演奏でした。このような時(コロナコロナ...)だからこそ、美しい音楽が心に染み入ります。パンデミックが終わらなかったことは歴史上ございません。いまは辛抱我慢忍耐です。希望をもって過ごしましょう!
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ジェイン さん、 (narkejp)
2020-04-09 17:45:58
コメントありがとうございます。「田園」、いいですね〜。ほんとに、こんなときだからこそ音楽が心にしみます。それなのにナマの演奏が聴けないというのは悲しいです。スペイン風邪のときは終息までに2年かかっていますが、今回はどうでしょう。遺伝子レベルの研究が進んでいる時代、早くワクチンや特効薬が開発されないかなあと願っていますが、その前に爆発的な大感染が起こらないように祈りたいですね〜。
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Unknown (親父りゅう)
2020-04-10 19:06:28
ご無沙汰してます。
「田園」、私も敬愛する楽曲です。
拙記事でも取り上げ頻度高いです。
セルの「田園」、いいですね。
実は、さっきも聴いていたところでした。
昨今の、気が滅入りそうになる世の空気の中にあって、ことさらに求めたくなっているのかもしれません。
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親父りゅう さん、 (narkejp)
2020-04-10 20:24:03
コメントありがとうございます。ベートーヴェンの「田園」、ほんとにいいですね〜。こういうご時世だからなのか、ことさらに好ましく感じます。いろいろな演奏がありますが、いずれも音楽の素晴らしさに浸るばかりです。新型コロナウィルス禍で気が滅入るようですが、辛抱強くふだんの生活を続けて、なんとか乗り切りましょう。
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