電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

サッリネンの交響曲第2番をあらためて聴いてみる

2024年03月21日 06時00分12秒 | -オーケストラ
連日、雪混じりの寒い日が続きます。「寒の戻り」とはよく言ったもので、当地山形ではほんとにブルブル寒いです。幸いに、寺の役員会も地域自治会の総会も終わり、各種団体の役員改選なども一段落して、畑仕事にも不向きな、心安らかに休めるお天気なのかも。

退職してからは、未聴のCD等を繰り返し聴く「通勤の音楽」の時間がなくなり、新たな音楽に接するには山響等の演奏会を機会とすることが多くなりました。直近の定期演奏会でいえば、サッリネンの交響曲第2番「交響的対話」Op.29あたりでしょうか。そういえば、あの「パーカッションのための協奏曲」みたいな音楽はずいぶん印象的な曲でした。

昔なら、「もう一度聴きたい」→「CD等を探す」→「売ってない」ということで諦めるしかなかったところですが、今はネットで検索すればどうにかなる時代です。たまたま Google で

Sallinen symphony 2

で検索してみたら、いくつか動画を見つけることが出来ました。オッコ・カムさん指揮のものもあり、これはいいと何度も再生して聴いてみました。動画のうち、音声の方は演奏そのものなわけですが、画像のほうはまるっきり静止したイメージで、ステージ狭しと並んだパーカッションを奏者がダイナミックに打ち鳴らす生の演奏の印象とはだいぶ違うように感じます。



AULLIS SALLINEN. SYMPHONY Nº2


そんなことを言っていても、実際に自分の耳で聴くことができるのはありがたい。サッリネンの交響曲第2番、こういう緊張感のある音楽を楽しめるようになったのは、バルトークやプロコフィエフなど20世紀前半の音楽に聴き馴染んでからのように思います。一口にクラシック音楽と言っても、実に多彩な世界です。

もう一つ、サッリネンの「サンライズ・セレナーデ」Op.63、同じくオッコ・カムさんの指揮です。

Aulis Sallinen - Sunrise Serenade Op. 63



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