電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

果樹農業と野菜つくりの違い

2019年05月20日 06時01分46秒 | 週末農業・定年農業
父が亡くなった後に、週末に農作業に従事する形で果樹園を維持管理(*1,2)してきました。そのため、当ブログでも「週末農業」というカテゴリー名で作業記録を中心とした記事を積み重ねて来ています。この春に退職した後、これまでやってきた果樹農業のほかに、老母が維持してきた野菜畑(*3)の管理もやるようになりました。こちらは、もっぱら妻が老母を手伝う形で作業することが多かったので、今後も「婦唱夫随」のスタイルになりそうですが、それにしても果樹農業と野菜つくりでは、だいぶ作業のスタイルが違うようです。

  • 果樹農業 樹が大きく本数も多いので生産量も多く、部分的な丁寧さよりも全体を見て作業を組み立てる必要があります。草刈りや防除など機械で行う作業もかなりあり、どちらかといえば大雑把な力仕事です。高所作業や上を見る仕事が多く、足腰や首が痛くなります。
  • 野菜つくり 出荷を前提としない家庭菜園の規模だから、という面もありますが、作業が繊細で細やかです。種まき、苗の植付け、草取りや間引きなどしゃがんでする作業が多く、腰が痛くなります。

実際のところ、果樹農業のような大雑把な仕事のしかたでは、「ぼーっと生きてんじゃないよ!」とチコちゃんに叱られる、もとい、妻に叱られます(^o^)/



サクランボやスモモ、モモ、プルーン、りんご、柿など、収穫する果物は季節の味の楽しみですが、自家栽培する野菜の多様さは日常の食事メニューの豊かさに直結する面があり、どちらもおろそかにするわけにはいきません。週末農業から定年農業へ移行している今日このごろ、新米シェフの食材確保のためにも、野菜つくりの勉強も大事な課題です。写真は、先日、植え付けをしたサトイモとカボチャです。近日中に、豆の発芽を野鳥の食害から守るために、防鳥ネットを張る必要があります。

(*1):果樹園の再開を目指して〜「電網郊外散歩道」2009年3月
(*2):果樹園を放置するとどうなるか〜「電網郊外散歩道」2015年6月
(*3):白菜とダイコンの収穫〜「電網郊外散歩道」2012年11月

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4 コメント

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Unknown (おなら出ちゃっ太)
2019-05-21 18:58:51
海さんの手によるバレットジャーナル解釈講座シリーズに大いに期待します。提案された惹句もすごくいいと思います。私には手に負えない部分が多かったのですが、取り入れられるところは取り入れて、自分なりのバレットジャーナルに育てていきたいなあ、と思ってはいますがなかなか根気が続きません。
おなら出ちゃっ太 さん、 (narkejp)
2019-05-21 19:41:56
おや、海さんのブログと間違えましたね。私も同様に、海さんの「バレットジャーナル」関係の連載を楽しみにしたいと思います。当方も、備忘録ノートでは、まとまった文章が中心ですが、内容によってチェック欄付きの箇条書きにすることもあります。このあたり、皆さんがどんなふうにしているのか、興味深いところですね。
失礼しました (おなら出ちゃっ太)
2019-05-23 19:35:28
別に編集したテキストをスマートフォンで貼り付けたら間違えちゃいました!
野菜と果樹では果樹のほうが繊細そうなのに、農作業としては野菜のほうが繊細なんだなあ、と意外に感じました、とコメントしたかったのです。
まあ考えてみれば土から生える野菜と機になる果樹の違いかな、と。
土から生える果樹であるイチゴなんて繊細な感じがします。だから高いのかしら?

おなら出ちゃっ太 さん、 (narkejp)
2019-05-23 20:12:53
コメントありがとうございます。野菜つくりと果樹農業の違いは、耕作規模の問題もありますが、本質的には草と木の違いだろうと思います。草のほうが繊細な面がありますね。枯れた草を始末するのは比較的楽ですが、枯れた木を始末するのは大変な労力です。根っこを掘り起こす時など、重機がないと難しいです(^o^)/
イチゴは果物ですが草本ですね。樹木になる果物という意味で、果樹と区分しているのでしょう。樹木に育つ野菜というのはあるのかな?

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