電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

サクランボ「佐藤錦」はまだ満開ではないようだ〜満開日の重要性

2024年04月20日 06時00分43秒 | 週末農業・定年農業
我が家の果樹園では、ただいま桃「あかつき」の摘花作業の真っ最中。昨日の午後は風が冷たくて風邪を引きそうだったので、歯医者と耳鼻科を受診することにしました。おかげで進捗状況はようやく50%近くまで来たところです。



ところで、サクランボ「佐藤錦」の状況は? 早生種の「紅さやか」や晩生種なのに開花が早い「ナポレオン」等は4月14日前にもう咲き始めていましたが、「佐藤錦」は4月15日ころの開花となりました。ただいま、気温がやや高い自宅裏の果樹園では八分咲、もう一つ、自宅からは離れた園地は少し気温が低いために、六分咲といったところでしょうか。満開は22日ころと予想しています。なぜ満開日に注目するのかというと、この時期に灰星病等の防除のため「ファンタジスタ」(*1)等の抗菌剤を散布するのが最も重要な作業になるためで、日中はブンブン飛び交う訪花昆虫を保護するために、まだ訪花昆虫が飛ばない気温の低い夜明けころの時間帯に実施する必要があります。いわば、気合を入れて早起きし、薄暗いうちに動き出す必要がある、サクランボ関連農作業では最重要なヤマ場の一つ。

来週の月曜日、22日には、桃「あかつき」の摘花も中断して早朝決起、気合でサクランボの防除を行います。これを無事に終えると、少しホッとします。いやいや、この週末は山響の第316回定期演奏会の予定。井上道義さんの指揮でオール・モーツァルト・プログラム(*2)となっていますから、これをご褒美にして頑張りましょう。

(*1): ファンタジスタの特長〜病原菌の生育ステージとファンタジスタの阻害部位
(*2): 山形交響楽団第316回定期演奏会〜山響コンサート情報より

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