電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

よく使うツールはこの20年でどう変化したか

2011年02月25日 06時02分20秒 | 手帳文具書斎
よく使うツールは、この10年でどう変化したかを見ると、サイズのコンパクト化や容量のアップなどはありますが、本質的な変化はなかったように見えます。では、この20年ではどうか。20年前に使っていたものを、記憶をたよりに再現してみました。

まず、20年前、1991年のものです。第一印象は、図体がでかく、武骨だな、というものばかりです(^o^)/



左から、備忘録(B5判大学ノート)、ヴァレンチノのボールペンとぺんてるのシャープペンシル、フロッピーディスク・ケース、フロッピーディスク、システム手帳(Bindex)、カセットテープとカセットプレイヤー、一眼レフ(XG-E,135mmズーム)、ペンケース、です。
ちなみに、このカセットテープは、1990年の6月10日に放送された「プラハの春」開幕コンサートをNHK-FMでエアチェックしたもので、ハベル大統領の出席を伝えるアナウンスと拍手に続き、スメタナの「わが祖国」全曲を、ラファエル・クーベリック指揮チェコ・フィルが演奏したものです。独特の熱気があふれています。
そうそう、×印を付けたPHSは、うっかり1991年からずっと使っていたような錯覚に陥ってしまい、間違って並べてしまいましたが、そんなはずはありませんね(^o^;)>poripori
実は、2001年に使い始めたPHSが、私が携帯する道具の中では大きな変化だったと言えるでしょう。

これに対し、現在のものです。



左から、システム手帳、備忘録ノート(A5判キャンパス・ハイグレード)、USBメモリ(1GB)、Jetstreamボールペン、ウォークマンEタイプ、PHS、小銭入れ、です。この他には、CASIOのコンパクト・デジタルカメラなどが入ります。

ここで、両方に共通なものというと、システム手帳と備忘録ノート、ボールペンでしょうか。変化しているものというと、やはりカメラと音楽プレイヤーのデジタル化・小型化でしょう。昔は、カセットテープとプレイヤーを持ち歩いていたのだな、とあらためて実感。それを駆逐したのは携帯電話だった、ということでしょう。もう一つ、フロッピーディスクから光磁気ディスクを経て現在のUSBメモリに至る記録メディアの変遷は、1.2MB→640MB→2GBと容量アップしてきており、デジタルカメラ等の発達と普及などと軌を一にするもので、画像や音声といった大きなファイルを扱うことが増えたことと関連があります。また、専用ドライブを必要とするメディアはすたれやすく、パソコン本体にドライブが装備されているメディアはしぶとく生き残ることがわかります。

その意味では、さらに10年後の2021年には、たぶんシステム手帳と備忘録とペンは変わらず、画像(映像)の記録・再生メディアと通信機がコンパクトに合体しているような気がしますが、さて、いかがなものでしょうか。

【追記】
昨日の記事と同じ写真なので、更新をさぼったように見えた、との声がありましたので、順序を逆にしてみました(^o^)/

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