電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

プラチナ#3776ブルゴーニュに古典BBインクを補給〜今年の実績は

2019年12月13日 06時03分25秒 | 手帳文具書斎
もっぱら手帳用に愛用している細字の万年筆、プラチナ#3776ブルゴーニュ(F)のインクが切れましたので、同社の古典ブルーブラック(BB)インクを補給しました。何度も書いていますが、このインクはたいていのノート、用紙で裏抜けせず、たいへん優秀な特性を持つものです。酸性のため弱い金属だと腐食するとか、放置すると詰まりやすいとか、色々な理由で最近は敬遠されがちですが、私自身は多くのノートや紙で裏抜けしにくい汎用性を高く評価し、メインのインクとして採用しています。




備忘録ノートの方は、くっきりハッキリ見やすい中字の万年筆を中心に使っていますが、手帳用には限られたスペースに多くの情報を書き込まなければいけないため、細字の万年筆を用いています。

記録によれば、前回のインク補給は9月上旬ですので、おおよそ3ヶ月ぶりです。ついでに同じ細字のプレジール(0.3)のインク残量を調べてみたら、やはりインク切れに近い状態で、インクが酸化されてずいぶん黒っぽくなっていました。こちらはカートリッジにスポイトで補給するという荒業を敢行! おかげで少々指が汚れましたが、これでしばらくは大丈夫でしょう。プラチナのコンバータを追加購入しておかなければ。



細字よりも中字や太字のほうがインクを多く消費するのは確かですが、今年のインク補給のペースから、各ペンの使用頻度がだいたい把握できます。



それによれば、

  1. TWSBI VacMini(M) 途中で「紺碧」から Pilot BB に変更した。計6回
  2. プロシオンと白軸カクノ(M) プラチナ古典BB 各5回
  3. カスタム・グランディ(M) 「紺碧」 4回
  4. ブルゴーニュ(F)、プレジール(M) プラチナ古典BB 各3回
  5. TWSBI ダイヤモンド580AL(M):モンブラン・ロイヤルブルー、モンブラン・マイスターシュテュック149(M):プラチナ古典BB 各2回

というような傾向になっています。本当は、VacMini で古典BBが使えれば良かったのですが、ペンの内部でインクの色が薄くなるという問題があり、使用するインクを変更せざるを得なかったのでした。
カヴェコのクリップを付けた白軸カクノが意外に健闘しています。CON-70 を付けてインク容量を多くしたのが良かったのかな?
マイスターシュテュック149は、中字(M)とはいうものの、線幅が太すぎてタイトル行の強調表示くらいの利用になってしまいます。それでも、乾きもせずすぐ書き出せるのは立派なものです。
ダイヤモンド580ALは、本来はもっと利用頻度が多いのですが、プランジャー式のVacMini のギミックに一時的に座を譲った感じです。


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