電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

『Bun2』6月号と「手書きの楽しみ」私の場合

2023年06月07日 06時06分56秒 | 手帳文具書斎
先にもらってきていたステーショナリー・フリーマガジン『Bun2』2023年6月号を、風邪ひきの寝床でおとなしく読みました。今号の特集は、「手書きを楽しむための新提案」というものです。どんな提案があるのかというと、

  • ゼブラおすすめ手帳術〜「ワントーン手帳術」に注目
  • パイロットILMILY〜書くことの価値を届けるブランド
  • トンボ鉛筆ZOOMがリブランディング〜日本独自の美意識をペンで表現
  • 鉛筆削りの名人が語る極意とは?
  • 銀座伊東屋で「お手紙サロン」開催

などというものです。
この中で、ワントーン手帳術というのは、最近出ている黒っぽさが色々ある黒ボールペンとか、グラデーションできるほどの多彩な色のボールペンなどを使って、同系統のワントーンで統一して手帳を使おうというものでしょう。まあ、要するに見た目の問題ではなかろうかとは思いつつ、落ち着いて見えるということでしょうか。その点から言えば、私が古典ブルーブラックを主体にしつつ、カシスブラックやカーキブラック、混色ゴールドオーカーなど、黒っぽく変色する系統のインクを用いているのも、似たような方向性なのかもしれません。



むしろ「手書きの楽しみ」というテーマ自体に、昨年同時期の「手書きの魅力」と同じく惹かれるものがあります。というわけで、昨年に続き(*1)、別の角度から見た「手書きの楽しみ〜私の場合」です。

私の場合、さまざまな手書きのノートを継続しています(*2〜*5)が、これらのメモは楽しいから続いているのだろうと思います。楽しいから長く続く、そしてそれが役に立つ、ということでしょう。一過性のものでは長続きしませんし、おそらく後で役立つということも稀でしょう。

手書きの欠点は、たくさんたまると検索性が悪くなる、ということです。この欠点を補う手立てが必要になりますが、そのとき最も重要なのが日付でしょう。つまり YYYY/MM/DD という形式の日付データです。その点、備忘録ノート等の主な内容が日誌形式でテキストファイル備忘録やブログ記事になっている場合、「キーワード検索→時期決定→手書きノートへアクセス」という道ができてきます。したがって、手書きのノートやメモには日付を入れ、時系列で記入することが重要だ、と言えます。

(*1): 手書きの魅力は「考えることを助ける役割」かも〜「電網郊外散歩道」2022年6月
(*2): 日常生活の中のノート・筆記具その1〜「農作業メモ」と「給油記録」〜「電網郊外散歩道」2021年10月
(*3): 日常生活の中のノート・筆記具その2〜手帳とダイアリー〜「電網郊外散歩道」2021年10月
(*4): 日常生活の中のノート・筆記具その3〜備忘録ノートと枕元雑記帳〜「電網郊外散歩道」2021年10月
(*5): 日常生活の中のノート・筆記具その4〜料理メモと雑メモ用ノート〜「電網郊外散歩道」2021年10月

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