電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

山響から暑中見舞い状が届き、北欧の作曲家ノルドグレンを知る

2018年08月10日 06時01分49秒 | クラシック音楽
近年、定期会員には山響から暑中見舞い状が届くようになりました。毎年、団員の人がコメントを添えてくれますが、暑い中、葉書を何枚も書いている様子を想像して、ありがたく頂戴しております。

今年は、7月に文翔館でヴィヴァルディとピアソラの2つの「四季」の演奏を楽しんだばかりの、第二ヴァイオリン首席のヤンネ舘野さんからいただきました。文中にフィンランドの作曲家ノルドグレン(*1)の紹介があり、ヘルシンキで没後10年のコンサートを開く予定だそうです。ふむふむ、左手ピアノコンチェルト、サクソフォンコンチェルト、ストリングオーケストラのためのシンフォニーなどが挙げられています。どんな音楽なのだろう?と興味津々。どうやら、こんな音楽らしい。

Pehr Henrik Nordgren: Symphony No. 3 (Sakari Oramo)


Pehr Henrik Nordgren - Symphony for Strings, Op. 43 (1978)


Pehr Henrik Nordgren (1944-2008) - Violin Concerto Nº 3 Op. 53


Pehr Henrik Nordgren: String Quartet No. 10 (Tempera Quartet)


ノルドグレンは、日本にも縁が深い人のようで、奥さんは日本人の名前のようですし、芸大に留学経験もあるみたい。東北大学混声合唱団の40周年に際して委嘱された作品の交響曲第6番を演奏指揮したのが、山響アマデウスコアの指揮で馴染み深い佐々木正利先生だったり、いろいろ馴染み深いお名前が登場します。
ふーむ。機会があれば、実演で接してみたいものです。

(*1):ペール・ヘンリク・ノルドグレン(Pehr Henrik Nordgren)〜Wikipediaより

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