電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

夏の果樹園の草刈り時における鼠小僧と女郎のやりとり?

2017年08月19日 06時03分27秒 | 週末農業・定年農業
人間の方はお盆休みとはいえ、草は勝手に伸びます。ちょうどいい具合に、適度な間隔で雨が降ってくれるものだから、例年以上にジャンジャン伸びています。サクランボ果樹園の葉っぱが茶色に縮んでしまう病気を防ぐためには、夏場に殺菌剤による消毒作業が必須となります。そのためには、こののび太じゃなかった伸びた草をあらかじめ刈っておき、防除作業の足場を確保しておく必要があります。この段取りのために草刈り作業が必要となるわけですが、夏の果樹園の草刈りは、草との戦いであると同時に、実はクモの巣との戦いでもあるのです(^o^)/

我が家で使用している農薬は、殺菌剤を中心として低残留性の殺虫剤を昆虫の活動前の早朝に補助的に使用する形になっています。そのためか、訪花昆虫はブンブン飛びますし、生態系の中位〜比較的上位にいるクモ類が多いことから見て、バランスが大きく崩れてはいないようです。生物学的には良いことではあるのですが、それは果樹園内にクモの巣が多いということに直結し、作業時には実に厄介です(^o^)/

自走式草刈機を操縦するときは、下前方を注視することになりますので、頭上や顔面はあまり注意が向きません。いきなりブワッとジョロウグモの巣が出現するのは、決して気持ちの良いものではありません。週末農業を始めたばかりの頃には、ホウキを持ってあらかじめ園地を回り、クモの巣の掃除をしてから草刈りをしていましたが、最近は慣れっこになったのか、それも億劫になりまして……(^o^;)>poripori

頭から日本手ぬぐいをすっぽりかぶり、顔面を覆います。安全メガネをかけて頭には帽子をかぶり、長袖のシャツに手差しと軍手で完全防備の鼠小僧スタイルです。

おっと、ごめんなすって、お女郎さん。
これがあっしの渡世なもんで、
勘弁してやっておくんなさい。

とかなんとかいいながら、ジョロウグモの巣にも果敢にアタック。彼女たちには実に迷惑なことでしょう。

この果樹園にときどき現れる鼠小僧は、
義賊なんかじゃないわ。ほんと、ウザイ突撃野郎よ。
許せないワ!

とかなんとか文句を言っているに違いありません(^o^)/

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