電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

ひどい夏風邪をひいて

2017年08月02日 06時03分22秒 | 健康
七月はなにかと忙しく、老母の入院や手術などもあって、ほとんど休みがとれない状態が続きました。そんなせいもあってか、ひどい夏風邪をひいてしまいました。熱は37℃〜38℃くらいですが、くしゃみ、鼻水、咳、痰、倦怠感と、しばらくぶりのフルコースです。29日から今日まで四日半寝こみ、ようやく起きられるようになりました。まだ本調子ではなく、喉の痛みも続いていますので、もう一度医者に行く必要がありそうです。ちなみに、今回処方されているのは、

  • 柴胡桂枝湯
  • アスベリン20mg  (咳止め)
  • テオドール50mg  (キサンチン系気管支拡張剤)

風邪を引くと激しく咳き込み、また咳が長引き、腹筋が痛くなるほどだったのが改善されたのは、喘息の診断を受けて吸入ステロイドを処方されるようになってから(*1)でした。今回の夏風邪で、あの当時の辛さを思い出しておりました。
寝ている時に間欠的に左側頭部に偏頭痛が来て左ふくらはぎがピクピクと不随意運動をしますが、ホクナリン・テープの時のような激しいふくらはぎの痙攣と痛みはないので、まだ良い方です。いただいている薬の種類と特徴を知っておくのは、やはり大事です。
意識してペットボトルで水分補給を心がけるほか、のむヨーグルトを摂取していますので、お腹の調子はなんとか大丈夫だけれど、食欲はやや低下気味。冷たいものよりも温かい味噌汁が美味しく感じます。



藤沢周平『三屋清左衛門残日録』の中に、妻をなくしている清左衛門がひどい夏風邪を引き、嫁の看病を受けるのだけれど、妻のときのようにわがままが言えないとこぼす場面がありました。体が変調をきたしているときは、どうしても考えが後ろ向きになってしまう、そんな中高年の共感をよぶ場面でしょう。今回は、ブログを綴る気力もなくひたすら寝て回復を図るばかりで、風邪ひき清左衛門に共感しておりました(^o^;)>poripori

(*1):長引いた咳がようやく止まる〜吸入ステロイドが決め手だった〜「電網郊外散歩道」2010年11月

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