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電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

メンデルスゾーンの弦楽四重奏曲の作曲順序は

2017年07月12日 06時02分44秒 | -室内楽
メンデルスゾーンの弦楽四重奏曲は、すでに第1番、第2番、第3番の3曲を実演で聴いております。「夏はメンデルスゾーン」という例にもれず、この週末の7月15日には、山形弦楽四重奏団の定期演奏会で第5番を聴く予定。当日は仕事で出勤予定となっていますが、演奏会には充分に間に合う見通しで、今から楽しみです。

ところで、メンデルスゾーンの弦楽四重奏曲の作曲順序はどうなっているのか? ここでも、番号と作曲順には食い違いがあるのだろうか?



メロス弦楽四重奏団による3枚組み全集CD(G:UCCG-4333/5)に添付のリーフレットによれば、次のようになるのだそうです。

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曲名と作品番号等    作曲年代 作曲者年齢
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弦楽四重奏曲変ホ長調   1823年  14歳
同第2番イ短調 Op.13    1827年  18歳
同第1番変ホ長調Op.12   1829年  20歳
同第4番ホ短調Op.44-2   1837年  28歳
同第5番変ホ長調Op.44-3  1838年  29歳
同第3番ニ長調Op.44-1   1838年  29歳
同第6番ヘ短調Op.80    1847年  38歳
弦楽四重奏のための4つの小品Op.81  不詳
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たしかに、Wikipedia の作品一覧でも同様の記述があり、おそらくはほぼ確定した年代なのでしょう。今回、定期演奏会で取り上げられる第5番は、3曲セットになる作品44のうちの真ん中の曲です。キャッチーな要素は薄いけれど、繰り返し聴いているうちにじわりと親しみが感じられるようになる、どちらかというと思索的な面の強い作品みたいです。

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