電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

リアルタイムに見る経カテーテル大動脈弁治療(TAVI)に感動する

2017年07月25日 06時05分37秒 | 健康
昨日は、早朝から仙台市に移動し、老母の大動脈弁狭窄症の治療のための経カテーテル大動脈弁治療(TAVI)に立ち会いました。朝から絶食している老母が、手術着に着替えて手術室に移動すると、家族は控室のモニターで映像を観ることができます。もちろん、手術の生々しい場面はありませんで、カテーテルが挿入され、弁が送り込まれ、バルーンが開き、といった過程をX線透視画像で観ることができるというものです。写真は、まさにそのバルーンが開いている場面。決定的瞬間です。王冠のようなところに石灰化して開かなくなっていた大動脈弁があり、それがエアーの圧力で開いたところのようで、ここに生体弁を留置することになります。

しかし、すごいものです。大動脈を経由してファイバーを送り込み、これを「導きの糸」としてチューブを通し、その中をバルーンや弁を送り込むというのですから、すごい! 思わず感動してしまいます。おそらく、肉眼やX線では見えない心臓の弁の位置を、超音波など各種センサーの情報を併用して、三次元の座標をコンピュータ処理して特定しているのでしょう。まさに、昔ならありえなかった技術だろうと思います。

さて、本日は出勤していくつか懸案を処理して……。かなり溜まっているだろうなあ(^o^;)>
やれやれ。

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