電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

10月のリンゴ「紅将軍」がおいしい

2005年10月19日 20時29分59秒 | 週末農業・定年農業
日が短くなり、秋の深まりを感じる。10月のリンゴ「紅将軍」(*)が出荷の最盛期だ。このリンゴ、「ふじ」の早生品種で、山形県東根市の矢萩良蔵氏が育成した品種だという。品種登録されたのが平成五年というから、栽培面積も近年ようやく増えてきた頃だ。まだ耳(目)にしたことがない方も多かろう。香り高い「ふじ」が約一ヶ月早く食べられると思えばよい。写真のものは、色づきが良くないので出荷からはじいたもの。でもでっかくてみずみずしく、自家用で食べるには充分においしい。一人ではとても食べきれない。二人で一個を食べるか、一人なら半分にして塩水をぬり、ラップをかけて冷蔵庫に入れるかすればよいだろう。

左側の文庫本は、きょう読みはじめた宮城谷昌光の「華栄の丘」(文春文庫)。争いを好まない宰相・華元の物語である。

(*): 十月のリンゴ、紅将軍は、こんなリンゴです。
コメント (4)