厳選!ビジネス書 今年の200冊

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2021年183冊目『ソニー再生』は、「異端」のソニー元社長が社員との信頼関係を重視してきたことが窺える

2021-08-15 15:35:15 | おすすめビジネス書

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中田敦彦のYouTube大学でも本書が紹介されています

評価 (3点/5点満点)

ソニー・コンピュータ・エンタテインメント米国法人(SCEA)、ソニー・コンピュータ・エンタテインメント(SCE)、ソニーの社長を務めてきた平井一夫さんが、3社の事業再生・変革を成し遂げてきた経歴をドキュメンタリータッチでお伝えします。

 

ソニーの変革も含め、私はこれまで3度の事業再生に携わってきました。そのいずれにおいても、社員との信頼関係を築き、困難に立ち向かうためにはリーダーのEQ(心の知能指数)の高さが求められるということを痛感しました。戦術や戦略といった施策ももちろん重要ですが、それだけでは組織をよみがえらせることはできないのです。(はじめにより)

 

本書を読むと、各組織でまず最初は、社員との対話を丁寧に数多く行っていることが分かります。

 

エレクトロニクスが主流という印象の強かったソニーにおいて、音楽やゲームの領域で出世競争とはあまりかかわりのないキャリアを歩んできた平井さん。

 

少年時代に日本と海外で何度も転居した経験も含め、「異端」としての人生を送ってきたことが、平井さんのリーダーとしての哲学のベースになっています。

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2021年182冊目『先延ばしと挫折をなくす計画術 無敵の法則』は、行動を計画化し実行する仕組みを作る具体的方法が身につく

2021-08-15 15:21:15 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

・細々とした行動をきちんと「計画する」こと

・その計画を実行する「仕組みを作る」こと

本書は、この2つを実現するためのスケジュールの立て方や、時間を効率よく使う方法、抜け漏れを防ぐ仕掛けなどを、55の法則としてまとめています。

 

著者の野呂エイシロウさんが「やりきる人」になれたのは、「予定」を「計画」に変えたからとのこと。

具体的には、スケジュールに目的を書き込んで見える化することで、自然と動けるようになるそうです。

 

やりたいことや、やるべきことがあるのに、つい先延ばしにしてしまう。

計画を立てても、いつもなし崩しに「なかったこと」にしてしまう。

そんなことが少しでも思い当たる人にとって、きっといくつもヒントが見つかると思います。

 

毎日寝て起きて、家族や大好きな人たちと過ごす時間も決して当たり前ではない時代。

日々の一つひとつの予定や行動を計画化して、すぐやる人・確実にやり遂げる人に変わりましょう。

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