評価 (3点/5点満点)
「俺にはストレスがない。」
「人間関係に気をもむこともないし、仕事でイライラすることもないし、他人のどう思われようと気にならないし、我慢もしない」
そんな著者・Testosterone(テストステロン)さんの頭の中がどうなっているのか。シェアすることで、読者の皆さんも少しは生きるのが楽になるのではないか?そういう発想で生まれた1冊です。
テストステロンさんは社長として働きつつ、筋トレに関する本も複数出されています。ツイッターのフォロワーは100万人。本書は、心が軽くなる100の習慣が掲載されており、2019年11月の刊行以来、2020年3月で10刷、8万部を突破しています。
【my pick-up】
◎元気がないときはひとりの世界へ、逃げる
ポイントが1つある。人と会わないことだ。人と会わなければ絶対に予定が狂わない。もちろん、人と会って話をすることも最高のストレス解消法の1つだ。だが、リスクが大きすぎる。予定調整のストレス、相手の事情で予定が狂わされる可能性があるストレス、自分の理想の休日が送れないストレス、他人が介入すると不必要なストレスが必ず生まれる。あなたしか存在しないひとりだけの世界だったらそんな心配は無用だ。朝から夜まで、自分のやりたいことをやりたいときに、やりたいだけ実行できる。たまにだれとも会わず、ひとりで自由気ままに過ごす1日を持つことは現代社会において超大切だ。
◎攻めの姿勢を、貫く
死ぬ気でやるな。殺す気でやれ。死ぬ気でやるってのは負けること前提の弱者の思考だ。やる前から負ける覚悟してどうするよ?勝ちたきゃ殺す気でやるんだよ。死ぬ覚悟ができるぐらい意志が強いなら殺す覚悟だってできるさ。玉砕覚悟の奴なんて何も怖くない。相手を殺してでも自分が生き残ってやると覚悟を決めてかかってくる奴のほうがはるかに怖い。そうだろう?人生は常に強気でいかねばならない。
◎根拠のない自信を持つと、決める
人生は行動力があって継続的な努力ができる人間にはけっこう甘いぞ。自分の直感を信じてやってみろ。やらない人がほとんどだからライバルなんて意外と少ないもんだよ。やってみたいと思う人が100万人いて、やってみる人が1万人いて、あきらめずに継続する人が100人いる。そんなもんだ。100万人の口だけ人間を見て競争にビビるな。まずやれ。1万人の根性なしを横目に淡々と継続しろ。残った100人、コイツらが本物のライバルだ。気合いでぶっちぎれ。なんかイケる気がしてこない?