厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2020年134冊目『人生にSNSは不要』

2020-06-21 15:53:17 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

・すべて自分で納得して選んで生きてきた
・何よりも自分を信じ、行動してきた
・いくつかの局面で自分を曲げない選択をしてきた
 
この本では、自分も他者も幸せにできる自己中の歩き方のコツを書いています。
 
よく知りもしない他人のために時間を使っていないでしょうか?
一度きりの人生、悔いなく、楽しく生きるには、皆さんがそれぞれ考え、思うことが正解です。
 
また、究極的には生きてさえいれば何が起きても大丈夫だよということも、本書を通して感じてほしいですね。
 
【my pick-up】

◎残業はしない。

私は残業ほど自分の人生にとってムダなものはないと思っています。メリットはありません。そのため、仕事を定時で切り上げるようにしていました。社内の人とはほとんどお酒を飲みにきませんでした。なぜならそれも残業の一種だと思っているからです。心が許せるメンバーのときだけ個別に集まって飲む程度。多くて月1回です。

残業していたら今の私はありません。残業をやめたからこそ、睡眠時間も増えて元気に出社できましたし、勉強する時間が増えたからこそ実績もついてきた。このいい循環ができるからこそ、時間内に仕事を終わらせることができるので、残業する必要がなくなるのです。だからこそいますぐ残業をやめましょう。新たな一歩を踏み出すために。
 
◎他人の期待には応えない。

私はどんな通知もスマホには表示されないようにしています。自分の大切なことに時間をあてるため、です。家族との時間、執筆の時間、投資の時間・・・。私は他人の期待に応えられるような環境に設定していません。優先順位の問題なので、自分の生活の中で、スマホを見る時間があるときに返信するだけなのです。そのため、緊急の対応などはまったくできません。
 
◎みんなが休んでいるときに働き、みんなが働いているときに休む。

みんなが夜に飲みにいったり、部屋でゴロゴロしてテレビやYouTubeを見ている間に、自分が成長することに時間をあてることです。本を読んで勉強したり、副業に取り組んだり、筋トレしたり。

仕事から帰ってきて、ぐーたらして次の日を迎える。世の中の人の9割以上はそういった過ごし方をしていることでしょう。そういう人たちのおかげで、私たちは結果を出していくことができるのです。努力するのは、人が見ていないときがベストなのです。

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2020年133冊目『内向型人間が無理せず幸せになる唯一の方法』

2020-06-21 15:45:30 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

原著は2012年の『Quiet: The Power of Introverts in a World That Can't Stop Talking』。40言語に翻訳され、日本でも2013年に『内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力』(文庫版あり)として刊行されています。
今回は、その縮約版として再編集され、新書として発売したものです。
 
・アメリカ人の3分の1から2分の1は内向型である。それはたくさんの人が外向型のふりをしているからだ。
・会話の多い人は少ない人よりも賢いと判断される。
・上司は「対人スキル」をなによりも重要視し、キャリアを高めるためには臆面もなく自分を売り込まなければならない。
・内向型は人間嫌いと同義語ではない。大部分はとても友好的だ。内向性とは刺激が強すぎない環境を好む性質である。
・私たちは社会の先頭に立つことを重要視するあまりに、善良さや知性や思慮深さに目を向けなくなっていることがわかる。
 
もし、皆さんが部下を束ねる管理者ならば、部下たちの3分の1から2分の1は、たとえ外面がどう見えようと内向型なのだということを忘れずにいましょう。そして内向型が持つパワーを最大限に活用しましょう。
 
内向型は深く考え、戦略を練り、複雑な問題を解くうえで大きな助力となり、炭鉱でガス漏れを真っ先に知らせるカナリアのような役目も果たせるのです。外向型のように積極性や雄弁さに優れているからといって、優れたアイデアの持ち主だとは限りません。
 
成功する人は外向型という常識を覆し、内向的な人のほうが成功する方法を紹介する、アメリカのミリオンセラーです。
 
【my pick-up】

◎内向型リーダーと外向型リーダーはどう違うか?

外向型のリーダーは、部下が受動的なタイプであるときに集団のパフォーマンスを向上させ、内向型のリーダーは、部下がイニシアチブを取る能動的なタイプであるときにより効果的だ。
 
◎個人の小部屋とオープンスペースが最高の職場

内向型と外向型との共生関係を積極的に追求すべきである。もっとも達成度の高いチームは内向型と外向型が適切に混在している。人間どうしの相互作用のなかで自由に動きながらも、集中したり孤独が必要になったりすれば自分だけのワークスペースに隠れることができる、そんな環境を設定する必要もある。

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2020年132冊目『「超」勉強力』

2020-06-21 15:31:14 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

東大出身で脳科学者の中野信子さんと、ニューヨーク州弁護士の山口真由さんのタッグによる1冊。
 
<中野信子さん>
・はっきりいうと、いわゆる「頭のよさ」(知能)には、遺伝による先天的な影響があります。
・ただし、「頭のよさ」は後天的に伸ばすことも十分可能です。
・あくまでも結果論としての勉強法を語ることだけがわたしにできることです。
・わたしと山口さんには、自分の興味を軸に勉強に取り組むという共通項はあるものの、勉強法についての考え方は驚くほどに対照的なのです。
 
<山口真由さん>
・わたしは、すべての勉強の基本は「国語力(読む力)」だと考えています。
・中野さんの科学的観点からの意見や指摘によって、わたしがひたすら実践を繰り返してきた方法のなかにも一定の根拠があったことは、大きなよろこびになりました。
 
そんなお二人の「脳科学」×「経験知」から導き出された、学びを最大化し、試験・仕事・人生で確実に結果を出すメソッドが満載です。
 
【my pick-up】

◎コミュニケーション力は国語力

世の中では、実に多くの人が、「社会に出てからは人間関係こどが重要で、勉強はさほど重要ではない」「別に勉強しなくても人付き合いができれば稼いで生きていける」「頭のよさと組織のなかで仕事ができるかどうかは別」などと考えています。そして、そんな人たちほど、「コミュニケーション力がすべて」「頭のよさよりも人間力だ」などと主張しがちです。しかし、コミュニケーション力の本質は、性格でも人間力でもありません。コミュニケーション力とは国語力であり、言語の運用能力です。一見コミュニケーションに長けているように見えて、ただ流暢にしゃべるだけという人とは違います。そんな人とは、なにより仕事以外で会いたいとは思えないのではないでしょうか。
 
◎「知識偏重」で出題者の意図を想像する

論述問題を解くことは、出題者が「どんな正解を思い浮かべてその問題をつくったのか」を想像することに尽きます。そこで重要なのは、ある程度の情報量があってはじめて、出題者の意図を想像できるということ。自分が持っている情報量が少ないのに、突然、答えがひらめくなんてことは、残念ながらわたしにはまったくありませんでした。だからこそ、わたしは「知識偏重」で勉強を積み重ねたのです。よく勉強において、「頭が固い」「発想力がない」と悩む人がいます。これは実は、必要な情報量が足りていないだけの場合がとても多いものです。
 
◎天才ではない人は努力型になるしかない

わたしは残りの人生を「努力」して生きることに決めたのです。なぜなら、努力以外にほかのよい方法をとくに思いつかなかったからです。わたしはいま、およそどんなことでも、努力さえすれば達成できると考えられるようになりました。わたしにとって努力とは、あるなにかを「反復」し「継続」することに尽きます。

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