残業ゼロ! 仕事が3倍速くなるダンドリ仕事術 (アスカビジネス) 価格:¥ 1,470(税込) 発売日:2008-12-03 |
評価 (3点/5点満点)
著者は、大阪商工会議所主催のPWA(プロジェクトワークアビリティ)検定に携わるなど、「段取り力」に関する研修・出版をメインに活躍されている吉山勇樹さん。
以前、吉山さんの『絶妙な「段取り」の技術』を読んだが、今回の本のほうが実践的で、実際の仕事に活用しやすい。事前に仕事の全体像を描き、用意周到に仕事を進めること、つまり段取り力は社会人誰もが身につけるべき重要なスキルだ。
・忙しいと言わない!
「忙しい」が口癖の人は原因を見出すこともしなければ、解決策を実行に移すこともしていません。
忙しいことが問題なのであれば、改善すればいいだけの話です。
・効率化のキモは「ながら作業」!
他のメンバーが絡む仕事に早めに着手し、仕事依頼のバトンを渡したら、自分は他のメンバーが動いている間に別作業を進める。
・残業しないキャラ作り
アイツはいつもテキパキ仕事をこなして、早く切り上げているなぁというキャラ作りが肝心なのです。
外資系企業では「残業する人材は仕事ができないヤツ」というレッテルを貼られるくらい、残業を嫌います。
・完璧ではなく、「良い加減」な仕事を!
「良い」加減、すなわち、それぞれの仕事毎に適切な力加減がある。
・仕事はコツコツ先行逃げ切り型で!
緊急ではないけれど重要な仕事は、後回しにしがちですが、ここで毎日少しずつでもスキマ時間を見つけて進めていくこと。
・集中できないなら帰ろう!
今、あなたの職場では自分がやるべきことをやったら、さっさと帰れますか?
「上司が残っているのに、自分だけ帰るのは気が引ける」とか、「残業をしている人がエライんだ」という間違った認識が浸透している組織は多数存在します。
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