統計データはためになる! ~棒グラフから世界と社会の実像に迫る~ 価格:¥ 1,659(税込) 発売日:2012-09-22 |
評価 (3点/5点満点)
・棒グラフはもっとも分かりやすいグラフ
・棒の長さで数量をあらわす棒グラフは我々にとってもっとも実感のわくグラフ
・棒グラフはデータを一望できる
・棒グラフは実感に訴えやすいグラフであるだけに記憶もしやすいグラフ
前著『統計データはおもしろい!』では相関図を取り上げましたが、今回はもっとも素朴でありながら、上記のような表現力を持っている棒グラフから、私たちの生活や社会に対する関心にビビッドに応えるデータがたくさん紹介されています。
「多くの系列のデータからシンプルな1系列を選び出し、それを棒グラフにするというのは普通考えられている以上にソフィスティケート(洗練)されたグラフ技法だといえます。これが、棒グラフだけを取り上げて一書とした理由です。」(はじめにより)
【日本人の自殺率は世界で最も高いのか?】
【東日本大震災の規模や津波の高さはどのくらいだったか?】
【大企業への就職率と就職者数】
【移住先として人気の都道府県はどこか?】
など、面白いデータと、棒グラフから読み取れる背景・理由を身につけるとともに、ほかの人にシンプルで分かりやすく、かつ説得力のあるビジネス資料を作る視点・ヒントを学ぶことができます。
なお、著者の本川裕さんが解説しているサイトでは、本書の内容以外にもたくさんのデータが掲載されていますので、興味のある方は覗いてみてください。
「社会実情データ図録」