行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2011年12月26日(月)の日記

2011年12月26日 | 日記

気温的には2,3日前とそれほど変わらないと思うが、地面や建物から徐々に熱が失われていくためか、寒さが増したと感じる。コートも綿コート+ライナーではなく、そろそろウールのコートの出番かもしれない。

晩飯は天善かつ壱番屋。今、サービス価格になっているヒレカツチーズメンチ定食(980円)を食べる。

しっかりと食べて、今日はダンベルで下半身メニューをやる。

だけど、今日はこのことも書いておこう。実は先週の23日の新聞で、自分も16年前に買った「ダンベル・ダイエット」シリーズの著者で、ダンベル体操の提唱者・鈴木正成氏の訃報を知った。

享年71歳。今月の10日に亡くなっていたそうだ。

16年前の1995年、自分も30代半ばになって筋肉が落ち、そして代謝も落ちてきた。そんな頃に地元にタイ料理店が出来てスパイシーな料理にはまり、その勢いでちょっとグルメをしたらたちまちウエストの肉が急増した。昼飯のあとなど苦しくてしょうがなくなり、なんとかしないといけないと思っていた頃に、新聞の朝刊1面の下のほうにあるコラム欄で、ダンベルでダイエットを実践した大学教授として鈴木正成氏が紹介されていた。それで、この先生のダンベル体操の本を買って読み、自分もダンベルを買ってきてエクササイズを始めた。

ダンベルダイエットは1セットだけやるのが基本。自分のエクササイズのメニューは、他のダンベルエクササイズの本も読んで、上半身と下半身のメニューをそれぞれ組んだ。だけど、1回にやるのは1セットだけというダンベルダイエットのやり方でやっている。スポーツトレーニングの本は基本、アスリート向けだからサーキットトレーニングの形で2セット、3セットとやるようなことが書いてあるが、一般の人が健康な身体作りのためにやるエクササイズでは現実的とはいえない。スポーツジムなどでも、2セット、3セットやるようなメニューになっていると聞いた覚えがある。実際にすべてそういうものでもないとは思うが。「ダンベル・ダイエット」は一般の人向けに書かれているから、実際上、続けられるメニューとして1セットだけとしているのだ。自分がこれまで16年間、続けてこられたのも、やはり1セットだけにして、ウォームアップとクールダウンのストレッチを合わせても全体で約30分に押さえるようにしたからだと思っている。

ダイエットというと、ジョギングを急に始めて心臓に負担がかかってしまったり、膝を痛めてしまうことが多いというから、自分がダンベルダイエットに出会えたのは幸運だった。おかげで、それから16年、さすがに同じエクササイズをやっても30代の頃よりは効果が落ちてはいるが、でも、何もしなかったとしたら、どうなっているか想像すると、鈴木先生には大いに感謝しなくてはいけない。

だから、今日はエクササイズを始める前に黙祷。直接、お目にかかったこともない方だが、そうしたい気持ちになった。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

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