行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2007年11月17日(土)の日記

2007年11月17日 | 日記

午前中に洗濯の半分と掃除とクリーニング出し。

11時半過ぎに映画を見るために出かける。目的地は木場。

木場駅を降りてまず昼飯。早く食べられる方がいいので、木場駅前にあるなか卯

店に入ってカウンターの空席に座ると、どこか違う雰囲気。見ると、みんな自販機で食券を買っている。そうか、ここのなか卯は食券方式なのだ。

南行徳以外にも葛西とか、あとは都内で1,2軒、それから関西でも2ヶ所ぐらいは入っているが、食券方式の店は初めてだった。

食べたのはきつねうどんライスつけもの

昼飯のあと、木場のイトーヨーカドー内にある109シネマズに行く。チケットは昨夜、ネット予約しておいた。

イトーヨーカドー前の広場には、クリスマスまでまだ1ヶ月以上あるが、もうクリスマスツリーが飾られていた。

109シネマズは4月か5月に来て以来。このシネコン、実は気に入っている。それは座席↓。

サイズが自分にぴったり合うから。

背もたれの上にヘッドレストが飛び出すように着いているが、自分の体格・・170cmの中肉中背だと、背もたれの一番上の丸くなったところに首が来て、ヘッドレストに頭が来る。特に前寄りの列でスクリーンを見上げるようになるときには最適。もっとも、今日は後ろ寄りの列だったので、あまりヘッドレストが役立ったわけではなかったが。

おそらく、日本人の平均的な体格に合わせた座席なのだろう。平均的体格の自分には相性がいい。

4月の映画サービスデー(毎月1日)にはららぽーと豊洲にあるユナイテッドシネマで、午前と午後に1本ずつ見たが、座席が自分には合わなかった。こちらのシアターは造りがゴージャスなのはいいとして、座席が大きすぎた。アメリカで使っているサイズをそのまま持ってきた感じ。身長が180cmかもうちょっとある人なら収まりがいいかも知れないが、自分だと大きすぎて、首がうまく座らない。2本も見たせいですっかり首がだるくなってしまった。

映画館の座席も大きくすればゆったりとしていいというわけでもなさそうだ。

さて、今日見た映画はオリオン座からの招待状

原作は浅田次郎。浅田次郎原作ものを見るのは3回目。最初は「地下鉄(メトロ)に乗って」。次が「憑神」。

情感に溢れた映画である。

最初と最後が現代というか現在の2007年(平成19年)で、その間が全編回想の場面で昭和30年代。見たくなったのも、やはりその時代に興味があるから。自分の親の若い頃から、自分が生まれた時代の話である。「ALWAYS三丁目の夕日」といい、年を取るほどそういう話に興味が湧く。

浅田次郎作品は今回も含めて映画化された3作品を見ただけで、原作は読んだことはない。だけど、まるで童話的というかおとぎ話的な内容というのは分かる。今回のは特に童話的。昭和30年代の話での宮沢りえと加瀬亮が演じる男女のような純愛物語が、その時代でも本当にあったとは思えないぐらい。

だけど、現在の場面で年を取った2人を中原ひとみと原田芳雄がやっているのだが、これがまたいい。このベテラン2人が最初と最後を押さえているので、ありえなさそうな純愛物語に不思議なリアリティを与えている。

あまり観客は多くなかったとはいえ、やはり年配の人が目に付いた。横に座ったのは年輩の夫婦だったけど女性のほうは最後は涙ぐんでいた。

 

帰りに南行徳のマルエツに寄ってくる。笹かまぼこと缶のビールじゃなくて発泡酒でもなくて、いわゆる第3のビール(いや、第4のビールというのかも知れないが)を2本買ってくる。

それで、晩飯は笹かまやチーズを海苔手巻きにしたので飲む。日本酒はやめておく。

夕方ぐらいになると室温もだいぶん下がってきた。今シーズン初めてエアコンの暖房を入れる。

明日の関東は夕方ぐらいから急激に寒くなると予報が言っている。外に晩飯を食べに出るなら気を付けないといけない。

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