正月里親

１１日間はあっという間に終わり、今日里子を役場まで送って行く。
あいにくの雨模様の天気続きで買い物くらいしかいっしょに出かけなかったけど、
家の前でサッカーをしたり野球をしたりして遊んだ。

囲炉裏で食べたり、餅つきしたり、山羊や鶏に餌をやったり、トラクターに乗ったり・・・きっといい思い出になるかなと思って、アルバムを作って渡した。
一人の子はもう小学６年なので来年からはこれない。預かるのは小学生までとなっているらしいから。

来年はどんな子が来るのかな。
もう一人の子には声をかけるつもりだけど、でも本当はこないほうがいいんだよね。
正月は親のところに帰るのが一番いいのだから。

山羊小屋の棟上

正月で中断して、正月でなくても中断していた山羊小屋の棟上を今日は家族総出でやっと終わった。
柱を組み立ててみると、完璧なはずだったのにあちこち微妙な誤差が出てなかなかぴったりとこない。
柱があちこち傾き、ひとつを直すと、他が傾き、とんとん叩いて上手く柱をはめ込むと他の柱が落ちてきたり・・・と、これじゃ大風はもちろんのこと、そよ風でも倒れてしまうぞと一時はすっかり落ち込んだ。
しかしこんなときはいつものように「まっいいか」と「無理やりやるぞ」の連続で何とか危機を切り抜ける。
そして四隅の角を斜めの板でとめると、ぐらつきも無くなりすっかりそれらしくなった。屋根はまだだけど、周りの板もまだ張ってないけど、部屋の仕切りもまだだけど、やっとここまでこぎつけた。
本当は去年中に小屋を完成したかったのだけど・・・せめて棟上までは行きたかったのだけど・・・。
でもやっとここまで、しか今日の棟上以外はすべて一人でやったのだから、やっぱりうれしい！
明日の朝になって・・・、まさか小屋は倒れてないよね？

年賀状

昔は昔
今は今
明日は明日
今日は今日

年賀状をもらうたびに思う。
今を大切にしたいと。
そしてそれ以上にこれからの出会いを大切にしたいと。

昔は昔
今は今
明日は明日
今日は今日

元旦を

元旦を元旦らしく酒を呑みまんねりと過ごす。
でも朝から酒が呑めると思うと意外と呑めないもの。
酒はやっぱり隠れて呑むに限る。

酒に弱くなったと感じたとき、やっぱり年とったんだなぁと思う。
いかんこれじゃ！
常に酒を呑んで鍛えておかないとね。

今呑んでる酒は灘の酒「浜副鶴」。
正月用に大切にとっていたもの。
「灘の酒」というと、「えっ～、灘？！」と思う酒飲みも多いかもしれない。
灘というとついつい昔の甘くてべたべたした酒を思いだす。
でも最近の灘はそんなにべたべたしていない。とりわけこの「浜副鶴」はまるで東北の酒みたい。フルーティーで切れ味がいい。小さな酒造なのもいい。

酒もまた地産地消でいきたいもの。
ここにも龍力や八重垣などいい酒がある。
地酒が好きな人はぜひ地元の酒を呑み、地元の酒を育ててください。

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。

昨日と今日、べつだん何の違いも無いのだけど、年が変わると、なんか今年はいいことがありそうな、そんな気がしてきますね。

毎年新年の決意など一切しないと固く決意しているけど、今年はひとつだけ決意していることがあります。それは新刊書を読まないで古典を読むこと。日本や外国の読みたい古典はまだいっぱい残っているのに、ついつい新刊書を読んでしまい、いつまでも読めないからです。
それで今年は新刊書は読まない！

それからそうそうバッハのカンタータ集を全部聞きなおす。
ちょっとだけ聞いてながいことしまったままにしてるCDを全部聞きなおす！

それから山羊小屋の完成と山羊の柵作り。

それからもっとまじめに畑仕事。

それから旨い日本酒に巡り合いたい。

それから・・・
家持が万葉集最後の歌を歌った所へ行きたい！
ここから2時間くらいのところなのだけどね。

　あらたしき　年の初めの　初春の　けふふる雪のいやしけよごと