今日、なんか気持ちがもやもやしてたので、遠出をしてきた。
遠出と言ってもせいぜい、片道1時間か1時間半だけどね。
日帰りで帰ってこれるところなんだけどね。
いったのは有年と日生。
ねぇ有年と日生、ちゃんと読める?
きっとこの近辺以外の人は読めないだろうなぁ~
「うね」「ひなせ」と読むんだよ。
有年は今は赤穂市では影が薄いけど、昔々はこの近辺の中心地で遺跡などがいっぱい残っている。
それで一度は見に行きたかったのだ。
ここは宿場町。
たまに行ってる山陽線の上郡の隣の駅だった。
なぁ~んだ、知ってたらもっと昔にきてたのにな。
そうそう、古~い、古~い宿場町。
ここは縄文や弥生のころからの、古い古いところ・・・
でも今では、そんな風情はまるでなく、そんじょそこらの田舎町。
山陽線の駅があること自体とっても不思議な感じがするところだった。
でもね有年考古館良かったよ。
何が良かったって?
入場料ただが良かった。
なんせ「ただ!」
そう、ただに弱い人間。
いえいえ、そうじゃなくて、小さい資料館だけど、でもとっても興味深い展示品がいっぱい!
そのうえ、ただ!
いえいえそうじゃなくてとっても満足して出てきたのだった。
それから次に行ったのは日生。
(ニッセイと読んではいけないよ。保険会社じゃないのだからね。ひ・な・せ!)
ここは港町、港町の風情を臭いを味わいたくて行った。
だって港町大好き人間。
だって港町長崎で育ったから。
日生は赤穂のちょっと先。
でも意外と遠かった。
まあ初めていく道は遠く感じるものだ。
まず行ったのは確か・・・「五味の市」とかいう水産品の市場。
魚介類の市場を見るのは大好きだ。
スーパーに行っても見るのは酒コーナーと魚介類コーナーだけ。
スーパーの展示(?)~だって見るだけ、自分ではよくわからないので買わないから~されてる魚を見るのは楽しい。
肉コーナーではそんな楽しみは少しも感じない。
野菜コーナーもそんなに楽しくない。
だってこちらは(引退したとはいえ)一応野菜作りは職業。
やっぱり値段を見てしまう。
商売品を見ても楽しくもなんともない。
でもでも野菜コーナーも魚コーナーも相手は生き物、肉コーナーは単に食材。
最も魚コーナーでも切り身は、食材だけどね・・・
そう一匹丸のまま展示されてたら生き物。
そんな生き物のありし日の姿をつおつい想像する。
きっと昨日までまさかこんなことになるなんて!
大海原を自由気ままに泳ぎまくっていたのに・・・
どうしてこんなことに!
どうしてこんな理不尽な目に合わないといけないの?!
うつろな魚の目を見るとついつい、そんな魚の恨みを感じつつも、
でもやっぱり魚の展示品を見るのは楽しい。
でもでも、う~~~ん、残念!
ほとんど売り切れていて残ってるのはなんか元気のない魚たちだった。
ここには平日に、それも早く行こうね。
次に行ったのはたまたま五味の市で見かけた看板、資料館。
ここも良かったよ。
何が良かったって?
入場料が「ただ!」が良かった。
なんせ「ただ!」
そうただに弱い人間。
でもね「ただでごめんなさい!」なんて謝る必要ないんだよ。
なんせこの資料館はきっと(まあどこでもそうだけど)みんなが払っている税金で養われている人たちのための資料館。
トップは公務員の定年後、ただただ小遣い稼ぎに、暇つぶしにきてるだけ。
仕事をしないのが自分の仕事と思っている化石人間たち。
そんな人間を養うのにとっても真面目に働いている学芸員と臨時職員。
いやいやこんなことを言い出したら、愚痴はいつまでも続く。
まあ世の中は運、運不運。
一人は王様、一人は牧童。
ここは知恵才覚を巡らせてサーフィンのように、
大波小波を乗り超えて、自由自在に生きたいもの。
でもそれができないのがごくごく普通の人間。
というわけで我慢たらたら、でもそれなりに生きてきた。
いかん!そんな愚痴よりこの景色。
この景色とっても癒される!
こっそり買ったビールがとってもうまい!!
細い道を上り詰めてたどり着いた展望台。
ここで手持ちの弁当を食べて、こっそりビールを飲んで、一杯分の酔いが覚めるまでゆったり過ごした後、ちょっと気になる眼下の橋を渡った。
ここは最近出来たらしい。
手持ちの案内書や地図にはなかった。
渡ってみたら・・・何にもなかった!
古い港町ではなく今の港町、活気のある港町。
漁船がいっぱいとまっていた。
でも・・・こんな港町の雰囲気もいい。
堤防沿いに釣りをしている家族連れ。
釣果はザコ一匹!
(エサ代の方が高い!)
でもここはきっと観光地ではなく休日をのんびり家族で楽しむ、近くの街住まいの人たちが集まる、そんな所なのだろう。
ミカン狩りの観光農園の看板もやたらと目に付いた。
というわけで、のんびりのんびり時間を過ごしたために、時間がすっかり落ちてしまい、
最後は赤穂温泉に浸かってのんびり過ごそうと思ってたけど、そのまま帰ってきた。
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