先日雪がちらつく寒い朝、上月城跡散策(兵庫県佐用町上月)のイベントにスタッフとして参加した。
参加者は100人くらい。
上月歴史資料館に集合して、そこから織田と毛利の合戦と言うより山中鹿之助で有名な合戦の地、上月城跡の山にのぼり、尾根伝いに「利他の花咲く村」に行き食事をして、懐かしい里山の風景を残す目高集落をとおり、上月歴史資料館に戻ってくるほどよいハイキングコース。
スタッフといってものんびり最後をついていくだけ。
事故などあったら大変だけど、まあ気楽な役目だ。
一番最後なので日ごろ歩く半分くらいのスピードで景色を見ながら花を見ながら、の~~~~んびり上っていった。
アセビの花が咲いていた。
アセビは有毒なのでさすがの鹿もたべない。
きれいなかわいい花なので庭木にも使うけど、くれぐれも食べないように!
かって知らないで山羊にやって死ぬ思いをさせたことがある。
上月城は中世の山城で石垣はない。
山城の特徴のひとつは掘りきりがあること。
なだらかな斜面にわざと空堀を作り上りにくくして、敵を撃退する。
でもちょっと嫌がらせをした程度にしか思えない。
こんなんでそんなに効果があるとも思えない。
それにこんな表示板があるのでそうかなぁ・・・と思えてくるけど、なかったら全然わからない。
きっと誰かがいたずらして他のところに表示板を立てても、いかにもそれらしく思えてくるだろう。
上月城跡は見晴らしはあまりよくない。
木を切ったらとっても良くなるのだけど・・・
木の間から見えた景色。
ひだりがわの山の上に西播磨天文台が見える。
ここには一般の人が見ることができる天文台では日本最大の望遠鏡がある。
それから右側の山の上にあるのは建物はゴルフ場。
ここで一昨年、バーベキューコンサートのイベントをした。
上月城と言うと山中鹿之助と秀吉。
でも地元の人は秀吉嫌い。
山中鹿之助もよそ者なのだ。
この戦いのおかげで、地元の人はみな秀吉によって殺された。
そのため今でも秀吉嫌い。
本丸跡にも当事の城主、赤松氏の慰霊碑しかない。
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