ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

東京裁判

2005年08月15日 08時07分33秒 | ニュースの中から
もしも東京裁判がなかったなら・・・
はたして自分達の手で裁く事が出来ただろうか?
戦争に負けた罪?
・・・そんな罪が刑法のどこにあるだろう?

けれども国民をあんなに苦しめた戦争を起こして破れた罪は誰かがとらなければいけない。
戦争責任というあいまいな言葉では責任は問えないかもしれないが、敗戦責任はあるのだ。軍隊は国を守る事、戦争になったら戦争に勝つことが任務なのだから。
けれども誰も責任をとろうとはしなかった。

もし東京裁判という、政治ショーがなかったら誰が責任をとっただろう?
裁く法律がないのならどうして潔く8月15日に自決しなかったのか?
昔の武士ならば自決したにちがいない。それが日本人の美学だった。
けれども当時の役人化した軍事官僚たちは責任をとろうとしなかった。
役人が責任を取らないというのは今も同じだが・・・。

いまや東京裁判という見せしめ裁判が彼らの隠れ蓑になっている。
そして責任をとったのでなく、責任をとらされた、という一種の被害者意識が見える。
連合国側はあのインチキ裁判でA級戦犯を死刑にするのではなく、徹底的にその無能無責任ぶりを暴き、結果的に連合国側の勝利に大いに貢献したことで表彰状でもやって、日本人の手に引き渡すべきだった。

そしてその後初めてわれわれ日本人としてのほんとうの戦争責任が問われただろう。
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