ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

旅・断想

2014年09月05日 18時29分27秒 | 雑感
新幹線ってどうしてこうもつまらないのだろうね。
ローカル線のあの変化に満ち溢れた景色にくらべてとっても単調で退屈。
きっと新幹線のルートを決めた人間は「単調さ」を最優先にしたのだろう。
ルートどっちにしようかなぁ・・・こっちの方がいいと思うけど・・・うむ、いかん!こっちは景色がきれいだ!!やっぱり止めてあっちにしよう!!・・・と思って決めたんだろうなぁ。
とそんなことも思いたくなるような単調な景色が続く。
でもそれでも景色を眺めるのが好き。
良く見知っている景色でもそのときの気分によって旅人の目にはとっても違って見える。

今度は日本の国土がずたずたにされているのが気になった。
宅地造成地や土砂採取跡地。
どちらも同じ自然破壊。
宅地造成地もその上に家が建っても、自然の長い目でみたら土砂採取跡地と同じもの。
土石流の被害にあうのはしかたないことだ。
しかし土砂採取跡地・・・どうしてここに植林しないのだろう?
土砂を取って後はほったらかし・・・
これでいいのだろうか?
でもこれはしかたないのかも知れない。
ここら辺でも土砂採取跡地はもちろんのこと、植林された山の木を切っても、そのままほったらかし。
植林することはない。
きっとそのままでも時間さえ経てば雑木林になるだろう。

かって雲仙普賢岳の火砕流で燃えつきされむき出しになった山に緑を復活させようと一部に種を撒いた。
でも結果は・・・種を蒔いた所も蒔いてない所も同じだったという。
ということはわざわざ植林しなくてもほったらかしでいいのだろう。
うんうん、きっとそうなのだろう。
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1 コメント

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まとめてこちらに (ojioji)
2014-09-05 21:57:44
味わい深い(^_^)お返事ありがとうございます。
子どもの頃やりたかったことを今、やったら幸せになれるというのをどこかで見たことがありますが、決断さえすれば自由にやれますものね。

土石流でも大津波でも、先人が避けていたところに重機を使って無理して造成して住んでいるのだから、何十年に一度の悲運は仕方無いことかと。口では広言してるのですが、文章で書くのは遠慮しておりました。が、この記事を拝読して、己の志の低さを恥じております。
火砕流の跡に人が手を入れようが入れまいが同じだったというお話、なるほどです。
ぼくは、数十年来の河川のコンクリート護岸化をずっと批判してまいりました。21世紀に入ってやっと見直されていますが。
地球温暖化を人為的だから抑制するのどうのという議論が当初から胡散臭すぎて。でも多くの人は小学生みたいに素直にというか自分で考えることを放棄して右へ倣え、というのが気持ちわるくて、隠遁したような次第。

ぐうたら百姓さまの記事で、共感するものをときどき、拙ブログで紹介させていただきたいのですが。

どぶろくと濃い味とラフロイグ(京都から持って帰った^^;)を嗜みつつm(__)m
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