ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

夢会議

2010年03月07日 12時42分25秒 | 田舎暮らし
年一度西播磨地区で県民局主催で「夢会議」というものがある。
地域の活性化のために、夢を話し合おうというもので、何年か前一度出ていい加減な(?)ことを10分ほどしゃべったことがある。
それ以来出たことはない。
でも今年ふと久し振りに出てみようかなという気になった。こういうのを魔が差したとでもいうのだろうか。

そして昨日行ってきた。
挨拶などの後ワークショップ。子育てや自然と農村の振興などのテーマ別に分かれてのグループ討論会。
一人4枚、付箋に、夢、やりたいことなどを書いて、自己紹介して模造紙に貼り付けていく。
そのあとそれをみんなで話し合ってまとめる。
時間は付箋に書く時間や自己紹介の時間も含めて40分!
話し合う時間は20分くらいしかない。
これで何がまとまるのだろう?
それに一人4つまで。4つしか夢がないのだろうか?
参加したのは「西播磨の豊かな自然と農村の振興」というグループ。
治水、獣害対策、森林の保護、そしてこちらは田舎暮らし、都会との交流などの意見をだしたけど、
それぞれが大きなテーマでお互いに思ってることがまるで違っているので話がかみ合わない。
それでなんとか取り繕ってまとめただけで終わった。
こんなものを発表しても何の役にもたたないだろう。
そうやら県民局の人はあまり意見を聞く気はないのではないだろうか。
文句などでたらかなわん・・・と思っているのだろうか。
たんにやった、予算を使った、というのが目的だったのだろうか。
・・・とついつい考えたくなる。

この後休憩(交流会)、食べ物と飲み物が出るというので、意地汚く(!)参加する気になったのだけど、コーヒーやジュース類と小さな饅頭(一人1個だけ!)・・・なんてことはどうでもいいのだけど、
この後全体討論として1時間近くレイによって来賓の挨拶などの後、グループごとに発表、そして閉会の挨拶・・・と続いたらしい。
というのもグループ討論でしゃべるだけしゃべったので、休憩(交流会)でちゃんと飲み食べたので、後はもうこんなところには用はないとばかりさっさと引き上げてきたのでその後のことはよくわからない。

それというのももっと大切な用があったから。
シイタケ菌を買わないといけなかったし、腹をすかせた扶養家族、山羊と鶏が待ってるし、それにもっとも大切な用、酒が切れたので酒を買わないといけなかったし・・・
というわけで途中で逃げ出した。
でも年に1度のこの\ような会議悪くはないと思う。
ただもう少しやり方を考えた方がいい。
討論する時間が短すぎる。
テーマももっと絞ったほうがいい。
・シャッター通りとなっている街の商店街を活性化するにはどうしたらいいか?
・JR姫新線の乗客を増やすためにはどうしたらいいか?
・休耕田や空き家の活用方
・特産品をもっと増やせないか
・獣害や山ヒル対策は?
・観光客をもっと呼び寄せるにはどうしたらいいか・・・
などなどテーマを絞り、単に金を出せというのではなく、自分たちで何が出来るかという視点で議論をするともっと話は深まり有益な意見が出てくるだろう。

コメント (2)
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