ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

超人類

2007年11月11日 04時14分18秒 | 雑感
現代人の祖先150人がアフリカから出てきたのは5万年前。
このたった150人がよけいなことしないでおとなしくアフリカにいてくれたら、今ではアフリカ以外はみなアフリカになっていただろう。
日本には今でもキリンやライオンやナウマンゾウがいるかもしれない。
もちろんネアンデルタール人やホモ・エレクトスなどの先住民はいるだろうけど現代人よりもずっと自然に対して平和的なのでこれほどまでに自然が破壊されることはなかっただろう。

人類とチンパンジーの祖先が別れたのが500万年前なのでこれはまだ最近のことだ。これからも人類はまだまだ進化していくだろう。というよりもすでに人類から別れて超人類が生まれているかもしれない。
確かにそう考えると今の人間の欠点部分ばかり目に付く。

目~後ろが見えないので、120度の角度で3つはほしい、すると360度皆見えるし、仮にひとつの目がなくなっても今と同じなのでなんとか暮らしていけるだろう。それからそうそう、頭の上にもひとつほしい。「頭上注意!」とか「落石注意!」なんて標識があって上を向いて歩いているとつまづいてしまうので、上を向いてなんかいられない。やっぱり頭にひとついる。
ただそうなると髪の毛が邪魔になる。となると髪の毛はいらない。髪の毛がない人もちゃんと生きていることを思うと、あれはまったく不要だ。ただそうなると理髪店や美容院は困るけど、まだまだ先の話なのでゆっくり次の仕事を探してもらおう。

耳~これもまた後ろの音が聞きづらいので3っつほしい・・・といいたいところだけどこれは二つのままでいい。コンサート、映画館、などで後ろの人の話し声が大きく聞こえたらかなわない。

手と足~今の人間はいかにもぎこちない動きをする。これは関節が少ないからだ。間接を今の倍にしよう。すると誰でもイナバウアーが出来るだろう。中国の雑技団は解散の危機に陥るだろうけど、まあよその国のこと、かってに考えてもらおう。
それから手と足それぞれ3本はほしい。自分の背中が掻けないということは人類にとってなんとしても致命的な欠陥だ。自分の背中くらい自分で掻けるようにならないといけない。というわけで手は3本。そのうち2本は今と同じ使い方で、もう一本は、背中を掻くという主な仕事以外は頭を支えて歩く。人類は頭脳がさらに進化して頭が重くなっているので手で支えないといけないようになるだろう。
足も3本いる。今は2本の足で不自然に体を支えているのでよく転ぶ。その点3本足だとカメラの3脚のように安定して支えることが出来る。
それからカメラの3脚のように伸び縮みする機能もほしい。すると寝るときは小さなスペースでいいので、家も狭くて済む。
それに陸上の3段跳びも今は右ー左ー右、或いは左ー右ー左、と実に不自然な跳び方をするけどこれからは右ー左ー第三の足、という風に実にぴったりくるだろう。

指~今5本あるけど5本も必要だろうか?親指は力を入れるときに必要だ。人差し指は人を指差して悪口を言うのに欠かせない。薬指はもちろん薬をぬる時に必要。小指は耳の掃除をするときに必要。では中指は?単に真ん中にあるというだけではないだろうか?それならいらない。指は4つもあれば十分だろう。手袋もこれで少し安くなるかもしれない。足の指も4つでいい。指と指の間隔が開くと水虫の人の悩みも少しは解消するだろう。

・・・というわけで、人類はまだまだ進化する余地がありそうだ。
コメント (4)
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