柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

手続き劇

2006-08-12 08:40:28 | Weblog
阪神もいよいよダメです。当面の相手にこれだけやられたのでは勝てはしません。今年は残念ながら中日です。さて阪神また長いトンネルに入りそうです。
 二井知事さん、岩国の基地空港の民間利用を今一度県の要望として国に送り直したそうです。地元経済界からの陳情を受けての決断だと理由を述べています。地元からの要望はずっとあったわけですから、これは体のいい言い訳に過ぎません。国からのいわば一方的な米軍再編プランに対して、当初は岩国と同調して反対の姿勢を見せる。しかし国の方針です、県が無茶に抗うこともできませんし、官僚出身者とすれば諾するばかりのことです。頃合いを見ていい条件で折り合う方針でずっと来たわけです。岩国市長も結局同調するしかないのですから、県は二三歩引いて静観を決め込む。住民投票に対しても「聞いてない」式の憤りを表明する、相手が相手ですからこれも十分に予測されたことでしょうから。その結果とその後の市長選の結果は不都合なものでしたが、でも米軍の問題は最初から結果の出ている「手続き劇」です、ゆっくり囲み押しゆけばいいのです。今回の知事の決定を井原さんは喜んでおられます。どっちも狸なんでしょうが、知事さんはマニュアルに沿った王道を行く観、井原さんは振り上げた手を持て余す観、そしてそれも全て一連の手続きのうちというわけです。民間空港がバーター対象になるんでしょうね。加えるに迷惑料(地域振興費)の上積み。今後はどういう条件を引き出して「苦渋の選択」宣言を出すかという、井原さんの粘りばかりのことです。でも、大島に行くと思いますよ、飛行機の爆音はすごいわ。柳井ではほとんど聞こえませんが、大島に来ると直です。岩国に住んでおられればさぞや・・と思うことです。大島も和木も国に同調しました。Xデイは近々でしょう。ううむ、金で頬を叩かれると人は弱いのでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安倍総裁へ

2006-08-11 08:41:00 | Weblog
北朝鮮に不正輸出したり(これは彼の国人がやることですからやりそうなことです)、自衛隊員やら一流企業社員がスパイ行為したりと、なんだか007の世界のような現実です。諜報活動の重要性をさかんに訴える学者が多いですが、ばれたら殺されるのは忍者の時代から変わらぬ運命のようですね。間者と呼ばれた時代と変わらぬ必要性。人の世に進歩などないのです。世界平和などは嘘まぼろしなのです。
 安倍さん、いよいよ本決まりですか。おらが国さの宰相誕生はまことにめでたい限り、6人目というのもいい響きです。でも、あれだけ小泉さんが言い放った「自民党をぶっ潰す!」でしたが、派閥は全く解消されていないのですね。橋本派ばかりが目の敵、思惑通りそれは潰れました(ご本尊まで亡くなりました)が、自分の派閥(森派)にはさすがに手をつけられず、他にTV聞いているにたくさんあるんですね弱小派閥が。多数決が全ての世界ですから、数を揃えることが最優先、集まり群れるが性になっている人々にとって、派閥は悪どころか安寧の場なのです。潰れるわけがありません、当たり前でした。橋本派が潰れて、他の派閥が生まれるだけでした。権力がその先にあるから連中は群れるわけです。勝ち馬に乗る、なんていう下品に落ちます。安倍さんも数がなければ上がれないのです、それが民主主義ですから。自民党総裁選挙に誰が出そうで、誰が取り下げたなんて話題を聞くたびに、民主主義という制度の限界を感じます。衆愚を許すしかない制度であるからです。いえ、適当な対案があるわけではありません。優れ者の独裁など、形式的には選択肢があるのでしょうが、一代限りのことです、長の繁栄には繋がりますまい。限界なのでしょうね、自由主義、民主主義の限界が見えてきたということなのでしょう。そう思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

元兵士の言(2)

2006-08-10 14:59:59 | Weblog
朝に書ききれなかったこと追記します。
 古賀さんが遺族会会長としてA級戦犯の分祀に賛成するのは、私が話を聞いた元兵士の心持ちと同じ思いからでしょう。この人の父親は一兵卒として戦死されたそうです。かたやで、A級戦犯として処刑され東条英機らとともに靖国に祀られている元陸軍大将板垣征四郎の息子である元議員の板垣正は、一時分祀案に賛成はしますが、遺族会の会長としての古賀さんの言には反対しています、戦争指導者とはいえ同じ国民であるという気持ちからでしょうか。国の礎にと信じて散った名も無き多くの兵士(国民)達の御霊を祀るという、極めて純粋な感謝と慰謝と哀悼の場としての靖国であれば、戦争指導者が一緒に祀られていることへの違和感は十分に理解できます。でも、その指導者達も全員が天皇の赤子であり股肱であったわけです。心根は一つ、国体の維持であったはずです。敗戦に終わったからと言って、一概に悪者に仕立てるも間違いと思います。決定すべき時に、決定すべき人が、しかるべき手続きを踏んで決定したことです。結果として誤りだとされても、それは後世の智恵によるものであって、その時代を否定することなどできません。
 中韓はA級戦犯を戦争犯罪人と認識して(東京裁判は事後法により、そう決めつけました)、そういう者達に首相が祈るなどと侵略の歴史を肯定するつもりか!と言いがかりをつけているだけのことです。まさに言いがかりです。靖国には国思って死んでいった多くの御霊が宿っているわけです。
 話を聞いたもう一人のお年寄りは、大正11年生まれの女性、当地の海辺の寒村に80年生まれ育っている人です。終戦時の玉音放送はここ辺りでも皆聞いたのか?と問いました。ら、聞いたと。しっかり聞いたぞ、負けたんじゃとわかったそうです。一応この人の言は信頼の置けるものと思います。へへぇ~でした。ラジオのある家とない家があって、うちにはあった。みんなで聞けとお触れがあったのか?という問いには「覚えちょらん」でした。よく映像にあるような、多くの人が首うなだれて聞いている、ある人は泣いている、ある人はがくりと膝を折る、という場面ではなく、淡々と聞き、だからといってその後の生活に何の変化もなかったそうなのです。田舎のことですから、食糧事情もさほど悪くなかったらしく、私達が教科書で知っている貧困飢餓忍耐辛抱という印象ではないのです。言葉が悪いですが、のんびりしているのです。ああ、でした。私達は何も知らないでいるのでしょう。東京の大阪の名古屋の小倉の、そして広島の長崎の悲劇でもって戦争を括っているのでしょう。特攻の、人間魚雷の、戦艦大和のという、平時から見れば眉を顰め目を逸らすばかりの無体さ、非人間的ふるまい、人を人とも思わない狂気の渦と括っているのでしょう。でも、あの時代にも、当然ながら人は生きていたのです、ちゃんとした日常があったのです。非日常などではなかったのです。ううむ、都会と田舎の差だと言ってしまえばそうなのかも知れませんが、戦争を指導していた人達も、兵隊に取られ戦地に送られた男達も、銃後で当たり前に暮らし働き待ち続けていた女達も、同じ時代を、同じ戦争を生きていたのです。そんな当然のことにやっと気づいたような思いがしました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

元兵士の言に

2006-08-10 08:40:49 | Weblog
巨人の星がリメイクされるそうです。今度は花形満が主人公だそうです。じゃぁ、阪神の星かじゃないか、という噛みつきもそうなんですが、きのうラジオ聞いていてびっくりしました。なんでも、花形満が主人公になる理由が、今時は原作のような貧乏人の艱難刻苦物語は受けないからだそうです。へぇ~でした。髪の長い、裕福な育ちの美形じゃないとリアルじゃないんだそうです。それこそリアルタイムで、土曜の7時にTVに釘付けになっていた世代としては、ちと複雑じゃありませんか?
 昨日たまたま戦争体験者のお年寄りと話す機会がありました。一人は大正9年生まれの男性、あの悪名高きインパール作戦に従軍し終戦をインドで迎えたという終戦時26歳のバリバリの元兵士です。戦況を知らされることなく、生き残った兵隊はインドの深くまで進軍していたというわけです。色々聞いている内に靖国神社の話になり、当時の靖国神社の位置づけは?と問うと「天皇陛下と同等の態度で接していた。絶対の存在だった。まぁ、国のために死んでいった人を祀るところだから当然じゃぁあったが」と仰言る。東条英機が一緒に祀られていることに対してはどう思われるか?と畳みかけると、しばらく考えられて「はがいい(くやしい)と思う。ちとおかしいと思う」と言われた。私はこの言葉に甚く感動しました。ああ、靖国とはそういう存在であったのです。端々の一兵卒と呼ばれる大多数の兵士達にとって、靖国神社の存在はどれほど心の拠り所であったかということです。いや、誰かに作られた、誰かに誑かされた挙げ句の狂気、マインドコントロールだと人の所為にするのは当たりません、あの時代が確かにそうだったのですから。「一銭五厘(赤紙郵送の切手代)の命」「一銭五厘で何人でも集まる消耗品」などと呼ばれていた一介の兵隊達の死ぬための拠り所、いわば死ぬ目的が靖国に凝縮象徴されていたんでしょう。そしてそこに、戦争責任者とされる、戦地にも行かず、戦場の苦しみも何も知らず、国のために死ねと叫び強制しながら己はアメリカにのうのうと手を挙げ降伏する、いけしゃあしゃあと恥も知らず裁判なるものを受け容れる連中が合わせ祀られることへの嫌悪、違和感でしょう。あ、と思いました。私が如き者の、知識としての理解の遠く及ばない「体感」だと思いました。そういう見方をすると、東条英機の遺族が分祀に反対した理由、これを認めると東京裁判を受け容れたことになるから、という謂もうつろに聞こえます。論点のすり替えのようにも思います。ううむ、戦争経験者の少なくなっている中、実際にその時代をくぐってきた人達の意見や気持ちこそを尊重すべきじゃないのかと今は強く思っています。靖国に祀られている名も無き大多数の人々への感謝と哀悼は決して誰にも文句を言われることではないです。そういう思いも非常に強くなりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

策略

2006-08-09 08:40:46 | Weblog
紀子様、9月6日に出産予定だそうです。現金なものでピタと女帝論争が已んでいます。紀子様の懐妊の安寧を図るために自粛しているなんて、またあれこれ言う奴は言うんでしょうが、つまりはみんな万世一系男子継承を認めているということです。男子が誕生すればこの先50年は問題なくなりますから(次は浩宮で、この人あと40年は生きるでしょうから。仮に早死にしても秋篠宮でしょう?)。何だかつまらないことですね、専門家と言われる連中の馬鹿騒ぎ、空騒ぎです。
 小泉首相、思わせぶりですねぇ。8/15靖国参拝の公約は生きているなんてね。私は是非行ってもらいたいと思います。何度もここで書いてきましたが、中韓の目的は横槍入れることなんですから。あれこれ「もませて」(日本には日本嫌いのマスコミが沢山いますから、その連中を使ってガチャガチャやらせるわけです)、日本の混迷ぶりを自分たちの政治に利用しているわけです。だからこっちがガツンと態度を決めればそれで終わりなんです。誰が靖国に行こうが向こうさんもどうでもいいはずです、要はこの問題を利用したいだけなんです。こっちが逡巡している限り、敵さんの思うつぼなんです。だから行ってもらいたい。堂々と8/15に参ってもらいたい。そう思います。           で、今日の朝日新聞、社説で煽っています「安倍氏も土俵に上がれ」と。靖国問題を争点にしたいんです、連中は。この火種を消したくないんです。あの武部さんが何言ってももう誰も聞いていないですし(小泉さんの威光あればこその人ですから)、後は小泉さん本人の態度行動で示すのみです。きっと本人もそういう思いなんでしょう(と期待しています)、俺は公約を守るんだ!と最後の最後に満天に示す、ま言わば最高のパフォーマンスを用意しているぞと。ここで、是非落着させてもらいたいものです。中韓の言いなり然とした言動やら行動はもう沢山です。
 日経新聞スポーツ欄に、亀田の世界戦、勝って喜ぶのは本人の必然だが、あまりの身贔屓な判定に対して恥ずかしく思うのも人の情、特に日本人にはこの感情が強いのだとコラムが載っています。「含羞」と表現して、あのワールドカップのジダンの頭突き事件と対比して、欧米人と日本人の精神構造に違いにまで言及しようとする論です。ううむ、これがルールとフェアプレイとの違いなんです。ルールの二回りも三回りも広くフェアプレイの網はかかっています。卑怯なことをしない。ここがわかるまで、やはり修行がいるんじゃないですか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天下国家

2006-08-08 08:39:41 | Weblog
岩国、基地の空港の民間利用を推進するための総決起集会なるものが催されたそうです。地元選出の国会議員やら県会議員に加えて周辺地域のお歴々が壇上に並んでのよくある風景が放映されていました。市長が障害、と記事が打ちます。ふむ、こうやって外堀が埋められていくわけです。というか、予定の窮地に寄せられていくわけです井原さん。あの住民投票もものかは、市長選挙での圧勝もものかは、です。国策には抗えないという図ですが、そもそも抗う目的は何だったのか。他の地域にない負担を多額の補助金交付で相殺してきた何十年の歴史を今更に否定もできないでしょうにね。イデオロギッシュなスタンドプレー型の反対ならば、もういい加減に(予定)合意に向かうべきでしょうね。そう思います。
 岐阜県庁の裏金づくりには呆れますねぇ、連中のやりそうなことですが。で、誰の責任でもなくなりますよ、前の知事やら副知事やらが怒られましょうが、それだけのことで終わるでしょう。税金だから使えるんですよ、処理に困って捨てたりできるんです、所詮人の金です。そんなに金が欲しいですかね、人の金で酒飲んだり飯食ったりをそんなにしたいものですか?いや、したい人はしたいんでしょうからね、つまらん質問でしたが、まっこと水戸黄門の悪代官そのままですね。きっとそれを糾弾する者が何人もいたんでしょうがもみ消されて抑え込まれて。さて、黄門様だけがいないという世の中にありがちな構造汚職。果てのないことです(構造汚職なんて言葉に置き換えてしまうと、そこで一件落着した気分になるのがまた汚職を絶てない理由なんですが)。
 国民保険料の滞納が4年間で871億円だそうです。で、役人達は取り立てもしないんですって。そんなことしていながら、大声で保険制度の危機を叫んでいるのです、財源がないないとね。馬鹿馬鹿しいこと。役人のやりそうなこと、文句言う奴にはからきし弱いんでしょう。で、取りやすい所からばかり取り立てる。所得のある高齢者負担が2割、3割に引き上げられます。こういう安易な姑息策が長続きするはずがありません。「出るを抑えて、入るを図る」金を回す原則中の原則ですが、入るを図らずに何が財源でしょうか。で、きっと連中は格差社会やら貧富の差とやらを言い訳の種にしましょう、冗談じゃない、もともとこの国民皆保険制度は貧富の差を超えて国民に広く医療の恩恵を及ぼすことが理想理念であったのです。格差を超えるためのものを格差を理由にして崩す。本末転倒です。出よ、10年20年先を見据えて考えられる傑物よ。祈る思いです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

声なき声

2006-08-07 08:39:17 | Weblog
王さん、再入院だそうです。さて何でしょうか。内視鏡手術(開腹せずに管を何本か突っ込んでの手術です)ならではの不手際でしょうか。例えば縫合不全(実際に縫うのかどうかは知りませんが、つなぎ変えた部位の不都合)とか繋いだ部分の狭窄(通り道が狭くなること)が考えられるところです。あの教授も名誉と沽券を賭けた執刀だったでしょうから気が気じゃないでしょうね。手術の失敗であった日には医者の生命が断たれます。715号を打たれたヤクルトの鈴木のように、王の手術を失敗した何々元教授なんて肩書きがつきますから。大変ですなぁ。
 例の富田メモ事件は、あの発言が本当に昭和天皇のものであったかどうかという論争に移っているようです、週刊誌や月刊誌を読むに。そんな問題じゃないでしょうにね、側近に漏らした言葉は天皇陛下の公的な発言ではないのです。根っこの所の議論が避けられている感(観)です。おかしいですねぇ。
 田中康夫とうとう落ちましたねぇ。改革やら変化とやらは結局飽きられる運命です。人は安定も同時に欲するものなのです。もちろん、田中氏が妙な安定を望まなかった、長期政権を望まなかったと言えばそれまでのことですが、議会と敵対することを改革と思い違いしていたのでしょうか、敢えて中庸を採らぬことこそが改革と信じていたのでしょうか、となればよくぞ6年間も同じ調子を続けられたものと感心します。新しいポジションであれこれ変えられるのはせいぜい1、2年のことです、その後はそれなりに慣れて(馴れて)きて、「様子見」のいわゆる安定期に入るものでしょう。ずっと喧嘩し続ける方が難しいこと、余程に役人嫌いか、偏執気質か。とまれ、二者択一であったとはいえ、長野県民はありきたりの、旧態依然の役人を選びました。ともかくも「安定」を選びました。田中康夫が変われなかったのでしょうし、社会大衆を読み間違えたのでしょう。だから選挙は必要なんでしょうね、こういう理に適った結果が出ると silent majority の力、意識を感じます。いかがですか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

反攻

2006-08-06 08:41:19 | Weblog
横浜もどうしてあんなにお人好しなんでしょうね。相手の4番に打ってくださいというばかり。だから明徳が松井にやったように全打席歩かせればいいんですよ。それじゃぁ面白くないですか?いいや、十分面白いですよ。巨人ファンが大事か、アンチを優先するか。今や後者だろうと思うんですがね。決まり文句のようにアホ解説者がつぶやく「巨人が強くなければ・・」も実は自分たちの業界の強迫観念に過ぎないんです、自分たちが巨人のユニフォームに憧れていたという憾み。でもアンチ連中も(私を含めて)も実は巨人ファンなのですよ、ただひねくれてねじくれているだけで。巨人が勝てば巨人ファンが、巨人が負ければアンチが喜ぶ。ううむ、アンチが増えれば増えるほどにやはり未だに野球の中心は巨人なのだ思い知らされる皮肉ですか。
 小泉さん松下村塾見に来たと話題です。翌日(今日)の広島での用事のついでという体です。このくそ暑いときにわざわざ真昼間に回らずともいいこと、明らかに安倍さんの選挙応援です。TVに映る首相の後ろには河村、福田、岸と国会議員が並びます。知事も相好を崩しています「郷土六人目の首相誕生に向けて!」なんて言いながら。ふうむご苦労なことですが、彼らはこれが仕事。県会議員さん達はTVに映るのを控えたのでしょう、国会議員の後ろにずらりと居並んでいたのでしょうね。こういう場にいるいないが評価に繋がるというわけです、仕方ありません、人は誰もそういう心向きで生きているのですから。あいつはおった、あいつは来んかった、です。どの業界でもあることです。せんない(面倒)ですが、仕方ありません。その世界で生きているなら従うまでです。嫌ならおのれがトップに立って変えるしかありません。でもその駆け上がる間は従うしかありません。そういう仕組みです。笑うは簡単ですが、あなたの所もそうでしょう?
 靖国関連でどんどん出てきます。中国新聞に、戦中東条英機首相が靖国神社に祀る者の選定基準を自ら提示していたという記事です。戦死者に限る、としたもののようです。つまり自ら除外した事例である本人が祀られているという皮肉矛盾を嗤う記事論調です。東条本人は合祀を望んでいなかったであろうという推測、勝手に宮司が祀ったのだという誘導、そしてそれを昭和天皇は許しておられなかったというメモスクープに繋がる一連の流れ。戦中の首相としての通達は、靖国をより純化することによって一介の国民の戦死を純化する、つまり総動員(しなければならない窮地)を正当化する一翼を担う政策だったのでしょう。自分もここに祀られようとかそんなことを考えての通達ではなかったでしょうに。あの時代に戦時の首相が保身助命を言うはずもないこと、自殺未遂を指してあれは狂言であんなことでは死なないことを見越しての演技だったという評価もありますが、そんな心根で首相が張れたのでしょうか。腹かっさばいて自裁した多くの軍人とおなじ心であったのではないですかね。昭和天皇のメモには松岡、白鳥(取)とあるだけだのに、その「不快感」がA級戦犯全体に及ぶような解釈する恣意と合わせて、時代背景や当時の切迫した空気を無視しての浅薄な評価で、結果として靖国問題を煽り続ける意図はいずこに?明らかですよね。小泉さん、是非8/15に参ってくれ!そして安倍さん、あなたも来年から堂々と8/15に総理大臣と記帳して参ってくれ。さすればこの問題は消し飛んでいくのだ。戦後60年、いよいよ反日勢力への反攻である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

支持団体

2006-08-05 08:41:05 | Weblog
巨人、気の毒になってきました。冗談ではなく打っているのは4番だけですから、4番に打たせなければ負けないですわね。阪神の轍を踏まなければいいわけです、簡単です。でも、何度も言いますが、堀内の時でなく原の時にこういう事態になるというのがなんとも皮肉なことですね。どう流れていこうとしているのでしょうか。もう一つ、原は本当に仁志が嫌いなんですね。来年のトレード要員は彼と清水で決まりですか。で、黒田が来る?え?奴は阪神?
 小沢さん、昔からあんなに親中派でしたか?あれじゃぁ、橋本やら二階やらと同じです。それとも小泉安倍を牽制してのことだけでしょうか。谷垣さんを動かした経団連は中国という大マーケットを自ら放棄する手はないという態度でしょうし、それはそれで当然だと思いますが、それと国としての態度とは別物でしょうに。反対のための反対ですか?それとも本気で中国の言い分を受け容れようとしているのでしょうか。北朝鮮の拉致問題の時の共産党やら社会党のように、政治屋連中というのはどいつもこいつも誰かのひも付きですから(その昔、青島幸夫元気な頃に時の権力者に向かって男芸者と言い放ちましたね)、経団連の言いなり、労働組合の言いなり、市民グループ、医師会、などなど支持団体の利益誘導するばかり、パトロンが中国や韓国であっても不思議ではないという図柄です。先だって訪中して向こうの偉いさん達と合って、きっと何かお土産をもらってきたのでしょうが、なんだか本当に男妾の様相ですな。ううむ、安倍さん、いよいよあなたの出番ぞ!靖国問題をぴしゃりと抑え(8/15に参拝すればそれで済むことです)、北朝鮮には目に見える(我々国民にもわかりやすい)制裁を加えて主導権を握る、中韓には媚びず怖めず臆せず堂々と渡り合ってもらいたいと思います。今のままでは小沢さんも凡百の野党党首に過ぎないでしょう、社民党の女党首並の。もっと国家百年先を見据えて協力すべきは協力する、そういう懐の大きいところをこそ見せてもらいたいのですがね。何でも反対では、もう一代前の婆さん党首と同列です。しっかりしてもらいたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本質は?

2006-08-04 08:40:42 | Weblog
各紙亀田の世界戦の疑惑(微妙な判定という、実にうまくぼやかす言葉が日本語にはあります)に関して書いています。やはり、女はさておき、あごあし付きで開催者がジャッジを抱え込むんですね。公正な審判?馬鹿馬鹿しい。中に、一紙だけ批判しません、毎日新聞。さすがにだんまりは決め込めないらしく、コラム(余録)でわかったようなわからんようなこと書いていますが、スポーツ欄では批判無しです。さすがTBS。いままでたっぷり金を掛けてきたんですからねぇ、しっかり元を取らんとかないませんやね、TBSさん。マスコミはつるみつるんでいるのですよ、連中が正しいのでは決してありませんよ、私もくどいですが。で、亀田考を。一、こいつは新聞が叩くほど言葉遣いを知らんアホではないでしょう。もちろんああいう言葉の中で育ってきたのでしょうから身についた日常語であり、がらの悪さは如何ともしがたいですが、わざとああいうマスコミ対応しているのでしょう、そう思います。根拠は、例えば世界戦前に相手さんとの共同記者会見の席でキュウピー人形渡して挑発したでしょう、あの時相手を「赤ちゃん」と言ったですよね。これ、なかなかに面白いなと思ったのです。「おのれのこと赤ん坊と言うとるガキが」とかなんとか悪態つくなら他に投げつける言葉があろうもの、baby を赤ちゃんと言うところ、この兄ちゃん実は頭がいい奴かなと思いました。周りを見ながら喋っていますよ、きっと。そして、試合前の長すぎるTBS亀田家物語のなかで、弟が兄をさして「おにいちゃん」と言い続けるところ。いきがってアニキと言えばいいものを、言葉尻(語尾)は確かに乱暴ですが、お兄ちゃんは強いで、と来る。へぇ、と思いました。連中まだまだ子供ですが、まだそこまでスレていないというか、いやあるいはその逆で、誰がああいう演出しているのか知りませんが、いつかこの新チャンプは化ける奴かも知れないとも思うのです。親父はだめです。あれは筋金の入った  です。
 安倍さんが4月に靖国に参っていたという報道です。どうしてそんなことが総裁選の論点になるんでしょうね。というか、どうしていちいち言挙げせねばならぬのでしょうね。そんなに中国が韓国が大切ですか。どの新聞もどのTV局も全く同じ色でわーわー言っています。つくづく元凶はマスコミにありと思いますね。靖国に参ることをどうして他人にとやかく言われんとならんのでしょうか。公人と私人の差とは一体なんですか。これが一番馬鹿馬鹿しいことです。一国の首相と、一般人とは一言一動作の周りに与える影響は全く違います、それはそうです当然です。でも、あの人は小泉さんであり、他の誰でもない。来年あの人が8月15日に参拝しても誰も何にもいわないでしょう、容易に想像のつくところです。ならば、小泉さん意地になってでも、自分の思いを天下に表する、それは残念ながらマスコミ上は少数派ですがそれでも靖国神社の存在価値を理屈でない部分で感じている人達の意を体する意味で、参るのでしょう。意地になる、は悪いニュアンスではありません。中韓の横やりに敢然と対峙するということです。谷垣某のようなふにゃふにゃではないということです。安倍さんも8/15に行ってもらいたかったと思います。でも、選挙を控えていますから、あの業界(選挙に勝つこと至上)ならばやむないこととはいえ、どうかいつまでも靖国を政治問題にしておかずに、ズドンと解決してもらいたいと思います。今年小泉さんが8/15に行く、来年以降は安倍さんが堂々と8/15に行く。それで解決です。揉めているから敵さんの思うつぼなのです。解決すれば終わりです。そうに違いないのに、揉ます奴らが多いわけです。そして迎合する大馬鹿も出てくる、もめにもめる、敵さん高笑い。つまらんことです。しっかりせいよ!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする