不如

百の説教は一死に不如。志村けんの死亡報道は首長たちのどんな要請にも勝る警告になりました。これがコロナの怖さだ！と喫煙が悪いという専門家たちのドヤ顔に繋がってますが、一気に皆の警戒心を高めたことでしょう。単純に個人差に過ぎぬことなのですが（概論としてどの専門家も言う「８割が軽くて済む、残りが重症化する」の２割側の人だったということです）、やはりこれだけの有名人だとインパクトが強いのです。その辺のスポーツ選手じゃこうは行かぬでしょう、例えば阪神藤浪やJリーグの選手が死んでもこれだけええ？の波のは広がらないでしょう。小池さんはそこのところを強調したかったのでしょう、彼女は悪気なく称えたつもりだったのでしょうが、そこまで言う？の印象でしたね、違います？東京、昨日は新感染者１３人だったと言うてました。でも、緩めるな！と躍起です。ロックダウンが来るぞと言われてるとか。さてさて。東京が閉じられると日本が閉じますよ。大阪も危険な状態です。田舎で呑気に見ていられる分には・・ですが、やがて波及してくるんでしょうねぇ。と、まだまだ他人事ですが。

規則

日本人はやはりお上の言うこと聞きますねぇ。どこを写すかに左右されるのでしょうが、インドでは外出してる若い衆がポリスに棒きれで叩かれてますし、ヨーロッパのどこかの市長は自ら外出ていって注意してるし、記事にはフランス人は元々他人の言うこと聞かないからなんて端からあきらめ調です。一方で東京の映像です。渋谷駅前とか銀座とかよく見る背景ですが、ぱったり人出がない。もちろん探せば若い衆が集まってる場所はあるんでしょうけれど、敢えて逆らう奴も少ないってわけです。確信犯とか目立ちたがりとかいるんでしょうが写さないだけなのか。でも、やはり日本人はお上の言うこと聞くという一般論でしょう。東京の感染者数はどんどん増えてます。倍々になってくるとアウトだと学者は言います。40，60と増えてきてさて今後です。院内施設内感染は大勢の感染者が出ますが対応できるんです、そこで抑えられれば。感染源不明例が怖いのですね。さてどう経過するや。
　サッカーでヘディング禁止となるんだそうですイギリスで。もちろん脳への影響を考えてです。まずは子供から。ヘディングのないサッカーかぁ。そういうルールにすればそれなりに変わっていくだけですが、こんなことなんですねぇ。ボクシングはどうなるんでしょうねぇ。

危急

東京いよいよ危ないです。千葉では大規模な施設内感染が起こりました（森田健作は相変わらず軽い。あんなじゃぁ県民も情けないでしょうなぁ）。福岡も外出自粛要請してます。当県から見ればこっちの方です、県西部は博多小倉の文化圏ですから向こうからこちらへは来ないにしてもこちらから行くんです、持って帰って来る。下関は戦々恐々でしょうが、県東部は呑気なもんではあります。中国５県の中では山口は感染者が多い方ですが皆感染経路がわかってる例ですので市中感染はまだでしょう。もっとも、東京大阪へ行く者や外国から帰ってくる者がいないわけではないので、保健所は気を抜けぬらしいですが。ここまできてまだ感染者が出てない県が５つ、島根、鳥取、富山、山形、岩手と出ます、単純に人の出入りが少ないんでしょうかね。ついこの前までどこの番組でも感染症の専門家として引っ張りだこだったどこかの女大学教授岡田さん、突然姿を消しました。文春砲にやられた（不倫の、研究データ捏造のと散々です。結構悪ですよ記事によるとこの女史は）からですが、まぁあからさま。昨日東京の感染者数が６０人だったそうで増加が急峻になってます。四の五の言わずに、五輪も中止じゃなく延期と決まって口を濁す必要もなくなったんですから、特措法でも何でも法的根拠がどうこうじゃなくて、緊急事態宣言なるものを発する時でしょうに。若い奴らが言うこと聞かないとぶつぶつ言うているんじゃなくて、欧州の首長並みにもっと指示すべきです。が、そうは言うても森友、桜、検事長、辞任大臣の逃げ得等々、あれだけごまかして嘘ついてはぐらかして国民の信頼を自ら棄損してきて（代わりのリーダーがいないからという情けない理由とは言え国民の大半が支持している状況に胡坐をかいて）、今更言うこと聞いてくれとは安倍さんも虫が良すぎましょうね。信なくば立たずと事ある毎に口にするのが政治家ですが、それは日頃の言動、態度、身の処し方の結果であって、急場だけ俺を信じろ、言うことを聞けと言われても、そうはイカの何とかです。最近TVに呼ばれる政府側の御用学者たちの言い方が変わってきました。感染者数が少ないのは欧米と比べてPCR検査数が少なすぎるから、わざと抑えているからじゃないのかという非難をいつも受けてますが、サンモニに出てた学者、この人は報道ステーションにも御用達ですが、は言いました、これが日本のポリシーなのだ、方法なのだと。海外と比べて死亡者が少ないのがその証拠だ、実際に感染者がもっといるとすれば重症者ももっといるだろう、そうじゃないのは重症者を重点的に調べるという治療効率の良い方法を採っているからだと。感染者の８割は軽症、残りが重症化するというデータに則って、そして現に今までその方法が奏功しているという現実への自信なのでしょう。が、ここからです、アウトブレイクが始まってます。今は眼前の問題に対するのみですが、終息した後の評価がどうなるか。あるいはクルーズ船隔離も好評化になるかもしれませんしね。世界の標準とは明らかに異なる日本方式ですから。今次のパンデミックであぶり出されたもう一つの現実は何でもかんでも中国に依存している状態です。安い所にばかり群がって、つまり利を上げることばかり優先して、国の根幹、食料だけではない産業の自給を軽視してきた愚を猛省し、サプライチェーンなどと横文字にごまかし思考停止して、世界の工場なんて言葉で中国を褒めそやしてきた浅薄さを猛省するべきでしょう。マスクや消毒液すら自国分を自国で賄えないとは素人ですら驚くことです。日本は先進国じゃなかったのか。背筋がうすら寒いでしょう？

幼稚

番組の宣伝してるわけじゃないのですがBSのニュース番組がとても面白いです、是非見てもらいたいと思うのですが、昨日のBS6チャンネル報道1930です、いつもはTBS御用達の松原さんが司会なのですがなぜか昨日は漫才コンビパックンマックンの外人さん、パックンが司会してました。この人はハーバード大かどこかを出てる秀才で確かに頭がいい人です、外人の特派員相手の別のトーク番組やってますね、その同じノリでした。米独英中の特派員を並べて自国の情勢と日本批判をさせてました、面白い事。特派員たちは日本語自在に操ります、特に米人独人がペラペラ。パックンも十分にうまいのですが、しかし彼らには感心します、日本語で考えられるんですからね。私たちは英語で考えられないでしょう？ま、それができるからこんな場に出てこれるわけでそんなに感心することでもないのでしょうけれど、それでも感心して見てました。で、日本の感染者の少ないことが彼らの第一の疑問だそうで、そりゃそうでしょうねぇ、わざと検査しないで隠してるんじゃないのかと思っていると言うてました。そこのところはこの番組がずっと前から指摘してたことで、パックンがさらに突っ込みます、外人さんとすれば疑問でしょうねぇ確かに。検査機器やキャパシティーも十分にあると言うておきながらどうしてPCR検査しない？そして外出要請の弱さも指摘されてました。出ていた自衛隊の佐藤議員が、日本の法律ではあれが精一杯なのだと答えてました。あらら、あなたのような人まで平時と急場を一緒くたにして？専門家の性癖です、そんな素人さんの要求には応えられません、これこれこういう決まりがあるのですからと。阪神藤浪が陽性だったと大叩きです。可哀想に。軽率、なんだそうです。阪神社長が犯罪者のように謝ってました。違うでしょうに。有名人叩いて留飲下げるというわけです。なんと幼稚なこと。

阿諛

東京危ないです。首都圏、東京囲む何県の知事が外出自粛の共同要請してます。先の大雨でケチつけた（無能晒した）森田健作がとぼけた顔で話してましたよ、黒岩さんがやはりシャキッとしてますな見た目は、どちらもＴＶに露出してた人ですが。でも、緩い。あれじゃぁ、と思いますが、これが日本なんですね。少数者に遠慮しすぎる。ＰＣ縛りです。identity politics つう奴です。ガツンと言えばいいのに。欧州の首長たちがＴＶで叫んでいる映像見ました、こっちはすごいですよ。英ボリスさんは、私の言うことはシンプルだ、外出するな！。どこかの市長は「卒業記念パーティーするなら火炎放射器を向かわせる」と真顔で言うてるし、他の市長は「訪問美容師だ？リンスを届けるついでにコロナ運んでるんだぞ！」とカメラに怒鳴ってます。とにかく出るな、外出するな！なのですね。不要不急なんて緩さじゃないです。誰に遠慮してる？何に阿ってる？日本はいつもこうです。政治マターなら政治家らしく、結果責任だと見栄切って外連たっぷりに思い切ってやるべきでしょうにね。地位に恋恋としてるんでしょうねぇ。それとも責任の大きさにたじろいでいるか。ならばあなたはリーダーの器じゃないとの証明でもありますがね。首都圏、爆発しますよ。

爆発

東京危ないですね。感染症はもちろん病気です、厚労省と専門家（医者）の担当分野ですが、ここまで拡がると政治マターです。だから感染症法を盾に行政処理していく、厚労相が各自治体知事があれこれ発表し要請していくのですが、昨日の小池さんの会見観てましたが、まだこの程度？の感想でした。何に、誰に遠慮してるんですかね。いや、答えは一つです、PC縛りです。人権縛られです。記者からの、外出自粛要請に伴う収入減への補償はどうなってる？の質問に、そこに税金を入れるのには協議がいる、あくまで自粛要請だと言うてました。こんなときにまで平時の原則に縛られます、公金を個人に注ぎ込めないというわけです。平たく言えば肚が据わってない。緩く玉虫色に言うだけ。緊急度が違うし国柄民度も違うので単純比較はできませんが、イタリア首相、マクロン大統領、ボリス首相のあの宣言具合との違いです。TVカメラを睨んで熱く語る。NY市長の悲痛な叫びも伝わりますね。トランプさんはまだ楽観系ですが。フリップかざしてニュースキャスター張りに（そうでしたからね）言葉慇懃にやってましたが、そんな緩くていいの？でした。感染者が前日の17人から41人に増えて、今日がポイントですね。爆発しますよきっと。

新顔

夜の定例会合や集会がパッタリなくなったので家にいます。勢いニュース番組のはしごになります。ここで何度も紹介してます、BSの番組は面白いですよ、NHKや報道ステーションのようにキャスターが下手なまとめをしたりしません。専門家たちに自由に話させますので面白いのです。何度もTVが教えてくれますからお聴きになった方も多いでしょうが、感染様式は接触感染、飛沫感染、空気感染に分けられます（血液感染もありますが、今次のコロナには無関係です）。昨夜BS６チャンネルの報道1930で、新顔の感染専門家が呼ばれていて、誰でも登場当初は今のやり方を批判してバッサリ斬るもんですが、この人もやってました。飛沫、空気に加えてエアロゾル感染なんて新たな項立てしてるのを指して、明確に分けられないのだ、この三つを合わせて今はエアボーン感染と呼んでいると紹介してました。空気媒介感染と訳語が出てました。air-borne infection です。ボーンは生まれたのbornではなくて、bear bore borne のボーン、運ばれたの意ですね。なるほど。咳やくしゃみで吹き出すしぶきの大きさで分けても意味ない、どれも同じだということですね。ま、物事の定義ってのはこんなことです。細分化は学者さんの共通の抜きがたい性癖ですから。こう考えて、一括りにして対策するが効率的ですわねぇ。飛沫だから2m離れろとかそういう細かなことじゃなくて、です。その通り。
　五輪延期が決まりました。どう考えてもこの選択しかないことでしょうけれど、いざ決まるとまたあれこれほじくりだします。このけいかで耳に付いたのはアスリートファーストって言葉です。言い過ぎ。そう思いませんか。アスリートと横文字使うのも上等感や優越感の表れなんでしょうこれも鼻につくことですが、私たち観客からすればその時に一番優れた者が出て行けばいいんで、誰々が大事じゃないんですわ。そこのところ誤解してますねぇ、気持ちはわかりますが。

一撃

昨夜のBSTBSの報道1930で、森友問題で自殺した公務員の手記を採り上げてました。妻がこの手記を公表して提訴した、あれです。なぜか自民党からは林さんが来てました。そしてこの手記をスクープしたもとNHK記者、今は大阪で現役ジャーナリストです。もう一人は若狭さん、元検察官、小池さんにいいように使われて捨てられた人ですね。安倍さんと麻生さんが揃って、この手記で新たな事実が出て来たわけではないので再調査の要はないと言い放ったのを受けて、奥さんがきつい一撃返しましたね。あなた方は調べられる側の人だ、調べる調べないを決める立場にないと。奥さんの勝ちです。で、ジャーナリストが言うてました、新しい事実がないと言うことはこういう実名入りの告発文、つまり詳細な事実関係を彼ら二人は知っていたということである。その上でこんなごまかし隠蔽を許していたということである。こちらの方が罪深いだろうと。さらにこの事件で処分された役人たちのその後を示してました、佐川さんはどこかへ移った後に退職してましたが、そのほかの者達はそれぞれ予定通りに栄転昇格しているのでした。林さんは、これが公務員の仕組みだ、行政処分を受けたら（減給何か月とか停職とか）その後は元に戻るんだと言うてました。責任感じて辞職するなんてバカはしないということです。免職受けなければ嵐の通り過ぎるを待てばいいというわけです。なるほど。小役人ども！奥さんの無念は如何ばかりか、上司（佐川さん）の悪だくみに加担して同じようにズルして改竄していた連中がのうのうと昇進しているのは憤りましょうねぇ。となると、矜持や正義に負けた本人が実はバカだったなんて思いも湧いてきて・・。さて、正義や秩序ってのが守られるかどうかです。野党は非難するのでしょうが、要は自民党内でどうかですね。安倍さんはもう絶対の一強ではなくなってましょう、誰が一角を崩すか。岸田さん、チャンスでしょうに。

勇気

大相撲、無事千秋楽を迎えて、白鵬の優勝、朝乃山の大関昇進で大団円です。否、それは結果論で、15日間ずっと無観客でやるという異例、一人でもコロナ感染者が出たらそこで中止にするという縛りは毎日の感染予防を厳しくするだけのことでさぞや関係者はピリピリしてたことでしょう。協会ご挨拶も取り組みが終わってから（普段は十両の取り組み途中に三役引き連れて理事長がやるのですが）、しかも幕内力士が全員土俵の周りに集まっての仕儀。八角理事長がまた挨拶途中に何度かこみあげて言葉が途切れて、TVカメラがズームすることでした。表彰式も淡々と進みます、観客がいないから歓声も拍手もないわけです。何から何まで異例。15日よく続いたなぁという感想です。外野から見ている者がこう思うのですから、理事長はじめ関係者は相当のことだったでしょうねぇ。で、最後は横綱の相星決戦という願ってもない形で（そう運んだのですがね。二場所連続して平幕優勝させられませんし）、やはりこの人だろう‥の白鵬が勝つ。一方K1の開催を非難するTV番組が多いことでしたが、誰かがそうやって自粛萎縮空気を破らねばという、もはやそういう事態ではありますね。あそこから感染者が出たら大叩きですけど、開催者の勇気は認めるべきでしょう。あれだけ押し掛けるんです、これもすごいわな。と。

建前

オーバーシュートのクラスターのロックダウンのと例によって専門家という人種の共通特性です、術語専門用語を横文字であるいは生硬な漢字で乱発する。衆知のことだと言いたげに、知らぬお前が悪いという底意ですよ勿論、つまり素人国民を見下げているのですが言葉だけは慇懃ですから本人はちゃんと説明していると思っている。専門家会議のスポークスマンになって盛んにTVに露出している尾身某がそうです。爆発的増加、激増と言えばいいことです。感染源集団でいいんです。武漢は封鎖と言うておいてどうしてイタリアやフランス、アメリカはロックダウンなんですかね（欧米だから？）横文字でごまかす、別のニュアンスをつける。学問的科学的上等感つまり上から目線、下々に教えてつかわすから言うことを聞けの態度。週刊文春には昼のワイドショーや夜のニュース番組に出ずっぱりと言うてもいいくらい引っ張りだこの女大学教授岡田某の記事です。ひるおびに出始めていた時には結構行政方針に批判的なことズバズバ言うてましたが、最近は化粧も変わって衣装も変わってきてコメント内容もうんと専門家会議寄りになってます。こんなことです。プロフィールを初めてみましたがこの女史は医者ではなく感染研究所に勤めていただけのキャリアのようです。だからどうこうではないですが、苦々しく観ている同業者が多いということです、段々に権威側にすり寄って行く所、俗物ではあります。もちろんTVですからね、話題を呼んで視聴率獲れれば使われます。今朝のサンモニにも出てました。私はトンガリですからそういうバイアスがきついのですが、物言いが明らかに専門家会議寄り、行政寄りになっています。ま、そういう圧力はかかるのでしょうし、そうでなければ呼ばれもしないのでしょうしね。お追従。本人はそんなつもりはない、学問的に正しいことを言うてるつもりなんでしょうが、結果的に実情に合わない、体制追従になって行くわけです。大都市がオーバーシュートして、大阪が神戸が名古屋が東京が停まってしまうと大惨事ですわ。ここ何か月のことだとはわかっていながら、その何か月持たない業種がそこで生きる人たちが何千万人といるわけです。野党は咎めるだけ、与党政府はちゃんと対応していると言い放つだけ、国民は要請に粛々と従い息をひそめるだけ。五輪だ？安倍さん、数々の無体ごまかし牽強付会のバチが当たりましたねぇ。一方で中国が早速欧州に支援の手を伸ばしてますよ。医療団や呼吸器などの医療機器を運び込んでます。全欧州、加えてアメリカが凹んでいる今こそ世界制覇のチャンスなのでしょう。自国を窮状も顧みず、の博愛友好を見せつける。中国はコロナを制圧したと言いたいのでしょう。なんとも癪なことではあります。余計に日本の安倍さんの甘さが際立ちますね。こんな時期にスペインや欧州旅行から帰って来る感染者をそのまま受け入れて自宅に帰してるそうです。武漢からの帰国者で見せたあの不手際を性懲りもなくまたやってますから。とほほ、です。大丈夫かいな本当に。