栃木の雪崩惨事、こういう事故の定型を踏んでマスコミは順次遡って落ち度を並べて行きます。時間差で責任者の雁首を並べる。県高体連の登山専門部(さすがに地方色です)のエライさんです、彼らはその場にいた、別の旅館にいて指示出してたと言うのでした。まずいシチュエイション。巻きこまれて死んだ教員は登山ベテラン教員ではない、若い奴でしたからね。絶対安全と判断した教員は生きてるんですね、これもまずい。昨日の新聞は甘い判断、判断誤る、経験則頼り、と非難してました。今朝は、あの遭難場所は国が危険指定していた場所だったそうで、入林届けが出てなかったと伝えてます。マスコミというか社会正義振り回す連中の常套です、手続き不備を言い立てます。そんなこと今更言うても何もならぬのに。そして、対応もとことん後追いです、県は冬山登山を禁止したそうです。すかさず昨日は曽野綾子が産経新聞で批判してました、危険があるから進歩するんだと。経験則こそが大事なんです、ああいう危険な場面では。結果からの遡りの批判はどこまで行っても理想論です繕い論です。後出しじゃんけんなら誰でも勝てます。マスコミは常に勝者です。
文科省の天下り事件も同じ流れです。今の大臣が謝っても何にもならぬのに、非難の的をここに置いて良しとする、この手続きです。責任者の首とれば(辞任なんかしないですけれど、ああやってカメラの前で頭下げさせる公開処刑です、儀式です、相手もわかってる予定調和です)それで済むわけです。口利きと天下りが役人の特典ですから。これが仕事と言ってもいいでしょう。なくなりはしません。猫に魚の番をさせているんですから。法律でいくら縛っても、法律作る連中(議員)より頭のいい連中なんですからすぐ抜け道見つけますわね。というか、そういう風に法律作らせるんでしょうから、レクチャーという名で。誰が役人になっても同じ。この箴言が正しいのです。
文科省の天下り事件も同じ流れです。今の大臣が謝っても何にもならぬのに、非難の的をここに置いて良しとする、この手続きです。責任者の首とれば(辞任なんかしないですけれど、ああやってカメラの前で頭下げさせる公開処刑です、儀式です、相手もわかってる予定調和です)それで済むわけです。口利きと天下りが役人の特典ですから。これが仕事と言ってもいいでしょう。なくなりはしません。猫に魚の番をさせているんですから。法律でいくら縛っても、法律作る連中(議員)より頭のいい連中なんですからすぐ抜け道見つけますわね。というか、そういう風に法律作らせるんでしょうから、レクチャーという名で。誰が役人になっても同じ。この箴言が正しいのです。