柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

自助

2021-01-31 10:07:29 | Weblog

国会討論でガースーさんは、持論である自助共助公助の流れと釈明してましたが、緊急事態宣言で生活苦に陥っている店舗や従業員にしっかり手当しろ!という野党の非難に対して最後は生活保護があると断じました。ちゃんとしたセーフティーネットがあるのだと。厚労相も生活保護を受けることは国民の権利だと勧奨する発言していると今朝の毎日新聞のコラムにあります。ふむ。コラムは「一時的に税金に頼って暮らすことは当然の権利だ」「誰であれ税金の世話にならずに生きることはできない」とのこれでもかの正論で締めてます。ふむ。後者は公的インフラを想定してのことなのでしょうね、上下水道整備とかゴミの収集処理とか。それと生活保護とを一緒にしちゃ問題のすり替え、話を大きくして誤魔化す手法でしょうに。コラムは当該制度の沿革をなぞり、当初は慈悲の恵みの救済だったが戦後は権利とされたと。で、生活保護を受けることへの後ろめたさ、自責の念を持たせる風潮がいけないのだとの流れです、ここの所はいかにも毎日(朝日勢力らしい)で。後ろめたさや自責の念がいけないのですか?そういう気概こそが生きていく意地というか力になるんでしょうに。他人の世話にはならぬという意地。たとえそれが痩せ我慢であったにしてもです。ガースーさんの言う自助ってのはこういう心意気のことでしょう。ここは理解します。できるできぬの前に、何とかしようとする思い。他人の世話にはならぬぞとの意地、他に言葉が見つかりませんから繰り返しますが。その心張棒が外れ折れたら、人は安直に流れるのみでしょう。震災や大津波の大災害の後に多くの一時金を手にした人の中に、働かなくなって自堕落に過ごしている者も少なくないと聞きます。これは誰もが心の中に持つ性癖です。でも、それはならじと誰もが抑えているのです。だから、他人の世話になって生きることは恥ずかしいことなんだという世間体、社会規範、常識、道徳観が保たれることは住民国民民族の質を保つ、極めて根源的な要素なのです。税金を使う使わぬは副次的な側面です。税金を使うことに恩義など感じなくていい、当然の権利だと居直ることがその人の心のつっかえ棒を折ってしまうことには連中は言及しません。平等こそが、結果の平等こそが民主主義と思い違いしてる連中です。同じことを立憲の長妻さんが言うてましたよ。時短や休業要請に従わない店に罰金か科料か知りませんが30万円だか50万円だかを課すとの政策を話題にした討論番組でです。討論相手の舛添さんが、こんなこと決めて大手のチェーン店が罰金払っておいて夜遅くまで営業したらそこに客が集まってかえって儲かるということが起こるだろうにと皮肉を言うたのでした、それを受けてここぞと声張り上げてました、法律に従わず利を上げるなんては秩序の崩壊を呼ぶことだ、悪法に過ぎることと。生活保護を当然の権利として誰彼に申請を勧めることは道徳観、社会規範の崩壊じゃないんでしょうかね。科料支払って時短に応じないのは法律違反じゃないですよ、それこそ権利ですわね。こっちは秩序の崩壊で、生活保護への慫慂はそうじゃない?都合がよすぎると思うのですが、この人たちはたちで、弱者の味方という万能感に酔っているのでしょうしね。どう思われますか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真似

2021-01-30 08:27:57 | Weblog

楽天の三木谷さん、アメリカでのプレゼン真似て(ジョブスですねそのまま)、携帯の常識をひっくり返すと格安のプランを提示してます。こっちじゃなくて、この人の風体服装に目が行きました。ここまでアップルライクにせんでもいいのに、黒の細身のファッションに彼の体形が合ってなくて。痛い。で、喋りも上手じゃないなぁ、トヨタの社長の方が芝居がかってうまいです。そう思われませんでしたか。

 春の甲子園の出場校が発表されました。子供たちは大喜びしてますが、これまた画餅になりませんかねぇ。こんなに喜ばせておいてドタキャン。そして涙。そこまで読んでの仕儀ならば罪大きいですぞ。しかし純真無垢な若者の涙はマスコミの一番の好餌ですからね。

 元横綱栃ノ海の死亡記事です。私の世代が彼を知ってる最後のグループでしょう。四横綱時代です。大鵬、柏戸、佐田の山とこの人。記事見ると64年に昇進、67年に引退とあります。東京五輪の年です、小学二年。あの頃から相撲好きでよく観てたおかしなガキでしたから、この記憶は正しいと思います。大関に北の富士や玉乃島、三役に清国とかいましたね。相撲自体には印象のない人です。大鵬の影です、仕方ないです。合掌。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

復帰

2021-01-29 08:29:56 | Weblog

田中のマー君が楽天に戻って来る。ええ?本当?そういう触れ記事が前から出ていて、大リーグの移籍市場が低調で彼のような高給取りは却って行き場がないのだなんて解説も読んでたことですが、まさかねぇ。横目で見てたことでしたが、移籍先も決まらなければ当のヤンキースも契約してくれなかったんでしょうかね。とまれ何十億の年俸から9億(これでもとんでもない額ですが)に落としてまで日本に帰ってくる決断。ここしかなかった、んでしょうか。もちろんそうは言わぬことでしょうけれど。黒田が広島に戻ってきた時とちと違うんでしょうね。男!黒田、の色じゃないです。でも、パリーグ(だけじゃないですね、今は交流戦がありますからセリーグの連中も)の選手たちは楽しみでしょうねぇ。バリバリのメジャーの先発投手が戻って来るんですから。と、あれこれ言うても、なんか釈然としないことですねぇ。単に契約不成立の結果だけなんでしょうかね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伝達

2021-01-28 08:24:44 | Weblog

昨日の参院の予算委員会、切り取り報道で見ました。自民党だけじゃなくて公明党の議員までが夜に飲み歩いてるのを新潮文春に撮られて大非難、それに謝るところから始まって。相変わらずガースーさんはぼそぼそと(のどが痛いらしいので、声がこんなのは仕方ないのでしょうが)原稿見ぃ見ぃ「簡潔に」答える。簡潔に過ぎると野党の連中は気に入らぬのですが、蓮舫さんが吠えました。この人はこのキャラで売ってるのはわかるけれども、品と賢さに欠けてて(本人はそうは思ってはいないのでしょうが)聞いてて痛いのです。そんな答弁してるから伝わらないと言われるのだ、どうしてもっと国民に向かって話そうとしないんだ?と刺しました。するとガースーさん、きっと彼女を睨んで「それは失礼だろう」と返し、その後滔々と顔を挙げて(原稿読むのではなく)俺は俺できちんとやってるのだと訴えてました。後に拍手が沸いてました。これもどうかなぁでしたが、こんな時にやっと伝わったという皮肉でした。やればできるんじゃないの。新聞は気色ばんでと表現してましたが、声がかすれている分、そんなには聞こえませんでした。が、俺は俺で悩んで悩んでやってきたんだと、実は内容は「泣き」だったのでした、おいおいだったのですが、それこそ蓮舫のきついツッコミへの答えとしては訴えました。ちゃんとできるんじゃないの。多くの人がそう思った、TVの向こうでそうツッコんだことことではないでしょうか。ああいう時には、しょぼくれた爺さん風の容貌が同情を呼んで、効果的でもありましたが。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

男女

2021-01-27 08:23:10 | Weblog

今年の箱根駅伝は創価大学の大躍進と駒沢の大逆転でした。駒沢大学は何連覇した黄金時代があって大八木監督は青学の原さんと並んで有名な人です。ここ数年は青学の後塵を拝して、シード落ちまで経験したことでしたが、復活です。最近は伴走する監督車からの監督のカツをマイクが拾います、大八木さんの「男だろ!ここで踏ん張れ!」は有名なフレーズで、東洋大の一秒を削り出せとか日テレの宣伝に使われてます。別にあの場面で、選手を鼓舞するのに投げかける言葉として何の不自然もない、どころか監督にこう言われるとスイッチが入る選手が多かろうのに、朝日が『「男だろ」にざわついて』というテーマであれこれ左巻きさんたちに喋らせてます(朝日新聞、1/26 耕論)。なんとも朝日らしいと言うか、呆れることですが、内容も予想通りです。つまり男の女のがおかしいという論です。TBSサンモニご用達の法大の女学長田中さん。この人にかかる女学長なんて言われ方も怒られそうですが。男だろ、なんて言葉で男は頑張れるのかが女だからわからないのかと思って周りの男に尋ねたんだそうです、その男は「あれは男女の意味じゃない。立派で優れた人間という意味だ」と答えたんだそうです。尋ねる方も尋ねる方ですが、答える方もトホホで。立派ですぐれた人間、だ?気合入れろ!いい所見せろ!お前の底地から見せろ!の意ですわ。背を押す言葉。もちろんお前なら出来るだろう!のおだても含んでますけれど、男の女のという方向に繋げるほどのことではなくて、男同士で、そうやってトレーニングしてきて最後の最後にいつものフレーズで尻を叩く、何が悪いんでしょうね。どうしてこんなところに噛みつかねばならぬのでしょうね。全く朝日的。三人の論が載ってますが三人とも同じこと。ま、朝日的なことが朝日新聞に載ってるんですからそれでいいのですけれど。是非ご一読を。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

光年

2021-01-26 08:28:50 | Weblog

新聞にノーベル賞受賞者、カミオカンデの小柴さんの追悼文が載ってました。2002年だそうで、もうそんなに?と感じて、今次学術会議問題で現会長として何度も顔を見た梶田さんがその後師弟での受賞されて、この研究が如何に世界的なことだったのかと示した事じゃったなぁと思いだしたのでした。いえ、何が言いたいのか、ニュートリノがどっち向いてるのか全然わからぬ者(理解できない頓珍漢です)ですが、記事にこうあったのです、カミオカンデで16万光年先から飛来したニュートリノを11個捉えた、と。16万光年・・・。天文に全く不案内なのです、夜空に瞬く名のついた星々がどれだけ遠くにあるのか、それを知っていれば、少しでも知識があればこんなマヌケな感想は持たないのでしょうけれど、とにかくポカンとしてしまいます。何?何というスケール。そんな遠くから飛んできたものを11個?たったの?この落差です。いえ、素人の単純な感想ですからどうぞ嗤っていただければいのですが、どうやって測るの?どうしてそんなことがわかるの?だからノーベル賞なんだよ!。目を逸らすしかないのですが。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

約束

2021-01-25 08:11:41 | Weblog

バイデンさんが大統領になりアメリカがまた変わるんでしょうね。岸防衛相が向こうの新たな国務長官(外務大臣)と電話で話して、尖閣問題は日米安保がカバーしてることを確認したそうです。火災保険の適用範囲の確認じゃないんだからとツッコんだことでしたが、そう言えばこういう時にはいつもこういう報道ですね、それはいかに日本がここを不安に思っているかの裏返しです。弱みはここだと中国に教えている。で、これも毎回のことですが(トランプさんは自分のことは自分で守れとの極真っ当な論をぶって、こちらを慌てさせてましたが)ちゃんとカバーしてるよとの言質を得て大臣がニコニコしてるわけです。いいのか?これで。こういう普通の疑問を持たねばならぬでしょうに、昔から誰彼が非難していることですが。そのためには憲法9条だ、改憲だと進むわけですが全然ダメ。自衛隊を憲法に明記するという意向だけで猛反発が沸き上がる国柄です。高速道路の大雪による閉じ込めやコロナの看護婦不足にまで駆り出されて、それが当然みたいに思ってる連中がすぐに軍隊と繋げて金切り声を上げる。いや、軍隊でいいんです、現有の装備は軍隊そのものでしょうから。それは措いて。黒人初の国務長官だそうです。ライスさんという黒人女性閣僚がいましたよね、あの人は大臣じゃなかったんですね。バイデン政権は女性やマイノリティー閣僚を多く起用していると話題です。その意気や良し。もちろんトランプとは違うぞのアピールでしょうけれど。才能にそんな差異があるはずもなく、誰を選ぶかのことだけです。そこに「その人」が現れる。迎合であれ真意であれ、です。やはり対中対露ですね。これはトランプだろうがバイデンだろうが第一命題です。どうなりましょうね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二兎

2021-01-24 09:55:07 | Weblog

五輪どうなる?いきなりこっちに火が点いたようです、新聞もTVも話題にし始めました。五輪代表たちにマイクを向ける。連中には決定権はなくにIOCに従うのみですが、TVは面白がってます。やれないかもしれないではなくて、どうやれば開催できるかを皆で考えてもらいたいと言うたのは体操の内村、選手としては開催してほしいけれど国民の一人とすれば反対とトラック女子の新谷が言う。選手たちも開催できぬだろうと感じてましょうね。が、ガースーさんや小池さんはそうは言わない。もちろん立場があり今までの準備にかかった金を取り戻せなくなるのですから。ワクチン注射すればすぐに終息するようにマスコミは勘違いを助長しますが、とんでもない。せいぜいインフルエンザワクチンの予防効果くらいのものでしょうよ。日本中津々浦々に仮に供給されるにしても、いつのことになることやらです。そもそもワクチンそのものが契約通りに計画通りに日本に届くのか、年内にはなんて田村大臣言うてましたよ。夏に間に合う?わけがないじゃないですか。で、こういう時のいつもの常套でTVは代表選手に話させます、コロナで戦う人たちに元気を運びたい、なんて。バカ?昨日見たのは桐生でした。僕が走る姿で元気づけたい、元気を届けたいなんて言うてました。やらせとは知りつつも、こういう見え透いた偽善で良しとするPCのいやらしさは唾棄モノです。申し訳ないが、コロナで死にかけている人が、コロナで苦しい思いをしている人が、あなた方の競技を暢気に見てる余裕なんてないから。だから五輪やらせてくださいねとの言い訳、諂いにしか聞こえません。関係団体は選考競技会をそろりそろりと始めてます。池江が出てますよ。萩野が復活しましたか。国全体で準備という嘘に向かっています。どちらも追う。方針はわかりますが一兎も得ずの結果は歴然です。箴言は正しい。トートロジーです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伏線

2021-01-23 08:26:49 | Weblog

ガースーさんの国会答弁が短すぎると文句言われてます。挨拶と何とかは短い方がいいんですが、もちろん内容があれば少々長くても可で、でもガースーさんの場合は内容もない、通り一遍だと怒られてます。思えば安倍さんはわざと質問外して要らぬことまでダラダラとの長口舌でしたから目立ちます。予定より30分早く終わったと怒られてます。会議なんては早く終われば嬉しいですけどねぇ普通は。が、これもは伏線があって、ガースーさんの答弁は門前払い系が多いのです。都合が悪いとすぐにお答えは控えさせていただく、仮定の問いには答えられないとやる。そして他の意見を聴こうとしない、前にこう決まっているからこうやるのみだ木で鼻括ったような答えばかり。非難されても仕方ないのではあるのでしょうが、しかしもっと言い方ないかなぁ。答弁が短すぎるって・・。もっともそう言われる非はガースーさんにあるわけです。これは観ている国民が皆感じていましょう。

 ワクチン大臣に河野さんが就いて、いきなりやってます。6月にはワクチンの接種を終える予定なんてはできないこと、だからこの文言を削除しろと官房長官発言に噛みついた。すると副官房長官が削除はしないと撥ねつけた。どう落としたかというと、確保と供給とは違うのだ、確保は6月までにできる!そうで、そうなる見込みをそう目指すと変えたんだそうです。勝手にやってろ!こりゃいつになるやらわかりませんよ皆様。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

僥倖

2021-01-22 08:27:57 | Weblog

ワクチンに関して厚労相の話が、ガースーさんの話が変わってきました。アメリカの製薬会社のファイザーとの契約が進んでいる、のはいいのですが、厚労大臣は本数を十分に確保した!と強調しながらこそっと年内にはなんて加えてました。年内?おいおい。2月末から医療関係者の接種を始めると言うてましたよ。地方自治体は国にせっつかれて準備に大慌てですが、肝心のモノが届かないという事態になりそうです、よくある話ではありますが。平気ですからね。ファイザーの所為にすればいいと思ってるんでしょう、事実そうなのですが、どちらが悪い?の話になれば向こうにすればアンタたちが勝手に早合点しただけだろう?で済みましょうしね。で、ダラダラ遅れる。最後の順番に届くまで何カ月かかりましょうか。折しもアメリカは政権が代わりました、接種に一層積極的になりましょうか、ならばアメリカファーストでしょうし。さらに副反応問題は残ったままです。つまり副反応が出るか出ぬかの確認(実験)が今から始まるのです。接種の順番が後の方が安全の確認ができてラッキーという皮肉ですか。いえ、皮肉なんかじゃなくて真実。僥倖。皆様。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする