尾身苦労。皮肉も効いてこれが上手な揶揄ですかね。コロナの変異株に対して岸田さん早く動きます。安倍さん菅さんの水際対策ってのが何ともゆるゆるの入り放題（初手の武漢ウイルスに始まってデルタ株もそうでした）だったので、彼らとの違いを強調する目的ももちろんあるのでしょう、早々にぶら下がり会見でした。でももう遅いのでした、南アの隣国からの訪日者か帰国者かは知りませんが、感染者が確認されてるのだそうです。一旦入れると後は行動監視できぬってのが自由の国日本の国柄ですから（法律万能の平時有事の区別のつかぬ国柄です）、外国からは入れないしかないのでしょうが、それはそれで特例という抜け穴を必ず作ってしまう慣例です。日本人の帰国者はOKとか、ビジネス関係者はOKとか。昨日ニュース番組で言うてましたが、デルタ株の時の水際対策で特例として入国した者は３万人いるんだそうです。武漢ウイルスの時の札幌雪祭り状態です。ゆるゆる。まさにザルで水を掬う状態。だから岸田さんは強気に出た。実はこれでも世界水準には届かぬ遅さなんでしょう。でもあくまで相対論です、岸田さんやるじゃないの、となってます。でも、もう入ってましょうねぇ。尾身さんまた苦労しますねぇ。
日本シリーズのMVPがヤクルト捕手の中村だと新聞で知りました。渋い選考です、玄人好みというか。シリーズ男ってのが出ませんでしたからこうなっていくのですが、私程度の素人レベルの者でもそうくるかぁと納得します。完封した高橋も９回完投した山本も受賞してます、順当でしょう。が、オリックスの４番杉本も受賞してて、え？でした。チャンスで打てなかった印象しかないです、確かにホームランは打ってますが。つまりこういう規定や慣習（負けたチームのホームラン打った者とか）での選定しかできないほど地味なシリーズだったということでした。二年連続して最下位のチームの正捕手でしかも古田には遠く届かぬ後継という目で見られていた中村のブレイクのシリーズだったと、そういう総括です。
南アフリカのコロナの変異株をオミクロン株と命名して。アルファのベータのとギリシャ文字で続いていく命名ですが、次の順番はニュー（ν）とクサイ（ξ）だけれど、ニューはnewを思わせてよくない、そしてクサイは英語表記でXiで、これは中国人の姓名として一般的だ、なにより習近平さんのXiだと（Xi Jinping、読みはシージンピンです。しゅうきんぺいはあくまで日本語読みですから）。だからこの二つを飛ばしてオミクロンなんて馴染みのない命名になったのだ新聞記事です。WHOはまだ中国に阿るか？との趣意です。ま、そんなことはどっちでもいいのですが、ギリシャ文字で足るんですか。こっちです。
昨日話題にしました維新の片山さん、実は倒れて意識がないのだと新聞記事です。交代時期だ、維新の衆院躍進を見届けて、という評価でしょうか。
大相撲、照ノ富士の楽日前の優勝です。膝が持つ間、という時限のある横綱ですが白鵬が居なくなれば誰が見ても一番強いのはこの人です。当然の結果ではありますが、昨日の相撲です。阿炎がコロナ感染流行時の外出規制を破った廉で幕下まで落とされてその後這い上がって来ての結び、昨日は貴景勝を押し出して、昨日も善戦です。彼のもろ手突きです。貴景勝の立ち合いの当たりを両手をの伸ばして止めるんです。これはきっと定石ではないのでしょう？当たり負けるな。北の富士やら、昨日は稀勢の里でしたが、解説者が普通に言うてます。頭と頭でぶつかり合う、プロレスで言う所の頭突きです、あれが正しい立ち合いなんでしょう。でも阿炎は違う。長い手で受ける、その後突いていく。昨日の横綱戦もそうでした。押し込みましたからね。あれでもいいんだと。伝統定石はこうやって破かれていくのでしょうか。
日本シリーズ、夜11時まで青天でナイターです、この寒い中を。春先のオープン戦ならまだしも、日本シリーズで選手の吐く息が白いんです、誰もが分厚いネックウオーマー着けて。京セラドームの予約を取れなかったからという顛末（神宮もそうでしたがこっちはそのおかげでドーム球場でできました）だそうですが、選手もそうですが観客も寒かったでしょうに。ナイターにするんじゃなくて、昔のように日本シリーズはデーゲームにしたらよかったのにと思うことでしたが。オリックス、山本を見殺しにしました。９回投げ切って１点と見事な投球です。３番４番があれだけブレーキになったんじゃぁダメでしょう。僅差の試合ばかりで、つまりどんぐり同士の戦いだったというわけですが、それはそれで面白かったのですが一方では歯がゆい、あぁ～と天を仰ぐ場面の繰り返しでした。投手戦とはこういうことなのですが、６つも続くとううむでしたか。
維新の重鎮（役）片山さんが共同代表を辞任するんだそうです。参院議席を長年守っている人ですが86歳との年齢です。確かに見た目の十分に爺さんですがそうかぁ。この人は自民党員でしたね。どういういきさつで維新に移ったのかは覚えませんが、橋下さんとの仲が良かったんですかね。特別の論客だったわけでもないし、確かに大阪の地方政党時代から有象無象が集っている中でこの人は重しではあったのでしょうが、橋下さんがいなくなった後も国会議員団の顔ではありました。松井さんも吉村さんも地方議員ですから国会議員としての発言力はずっと強いことだったのでしょう、NHKのTV討論に出ていたのはいつもこの人でしたから。で、今次の衆院選での大躍進を機に勇退のイメージでしょうか。でも、生え抜きではないですからね、長老ですが元自民党です。なぜこんなことを殊更にですが、きっかけは昨日の報道1930です。立憲の代表選、今次は各局頻りにＴＶに呼びます。４人とも知名度に大きく劣る人達ですから、そして共産党との共闘をどうするんだという枝野の負の遺産の処理（に違いないと思うのですが、この４人ともはっきり断じませんから余計にツッコミどころになってます）も聞きたいが相俟ってこういう傾向なのでしょう。TV慣れという面では逢坂さんに一日の長がありますか、そう見てます。で、昨日は田崎さん（自民党御用達の政治評論家）があからさまにあれこれ煽ってましたが、立憲は前身の民主党の時代から小沢さんはじめ自民党崩れを呑み込んでの船出だったし、希望の党からの分離騒動も雑多な寄せ集めの態だったとの枕を聴いて、そうかぁ、やはり新党にはそれなりの顔と経験を必要とするし、そのためには自民党から調達するしかなかったわけだとしみじみ思ったわけです。で、片山さんもそうだったかぁと合点がいって。橋下さんが頼りにした国会経験があったのでしょう。そう思えば長い間この地位で国会銀代表の役目を果たしてきた人です。自民党や他党とも丁丁発止で渡り合える経験と度胸。やはり自民党から呼ばねばならぬというわけです。所詮は兄弟げんかという図式ですか。
また石油ネタですみません。これが脱炭素社会への産みの辛さだという文章読みました。カーボンニュートラルってやつです、例によって横文字ごまかしですが。化石燃料を使うな。まずは石炭を標的にして世界は日本を槍玉に挙げて（実は中国や先進国に遅れて発展中の国々が大量消費しているそうですが）声をあげてますが、いきなり石油が足りなくなったらこうなるというわけです。どうしてくれよう。代替策のないことが明白になったということです現時点で。品薄になれば値が上がる。それがあちらこちらに波及する。代替策がなければ単純に補充策を講じるのみ。だから国家備蓄の放出なんて大仰な仕儀に至る。それでも拙速を尊ぶと強弁しますか。産みの苦しみ。シェールオイルはどうなったんです？世界一の産油国はアメリカなんでしょう？メディアは全く触れません。どうして？
殺人事件、死亡事故が頻発してますが、気づきました、TV報道の一律化です。容疑者（明らかに犯人ですけれど、裁判前であればこれは仕方ないとして）が「そういう行為をしたことは間違いない」と語っているという紋切型、金太郎あめの如く同じ文言。そんなこと言うわけないじゃないですか。車で撥ね飛ばした当人が「はねたことは間違いない」、刺した当人が「刺したことは間違いない」なんて。もちろんそういう法律上の差しさわりのない問答なんでしょうけれど、どの事故事件でもこういう報道です。あれは違和感です。そう思われませんか。
石油の国家備蓄放出という字面が緊急感を醸してますが、客観的には姑息で焼け石に水だとの評価も大きいようです。バイデン案でもそれに呼応した岸田案も高々数日をカバーする量だそうで、もちろんたくさん出した日には備蓄が減るわけですからそんなことしてもいいのかい？との矢が飛んできます。岸田さんが言い訳してたように備蓄法（なんでも法律があります）の範囲内でとの構えです。国家備蓄とかの響きは先の戦争のきっかけになったABCDライン、石油や鉄の禁輸政策を思い出させるわけです。要はOPECが（OPECプラスだそうですが）が増産しないから、に尽きる原因です。高値は連中には好都合です。今こそ儲け時、なのでしょう。どうなるんでしょうね。世界平和なんては空念仏ですかやはり。
愛知の中三生同士の刺殺事件。肝臓貫通してたそうです、よほどに刺さねばこうは行きませんよ。つまり殺意十分だと。どんな恨みがあったのか、これは週刊誌待ちですが、しかしこういう事件が起きるたびにここで書いてますが、こういう危ない輩がどこにいるかわからない不安定さです。あなたの隣にいる人がそうかもしれないわけです。電車での事件など不特定大勢が集まる場の怖さですか。コロナだけじゃない、やはり一番怖いのはおばけじゃなくて他人だという確認事でした。
ガソリン代が上がりっ放しです。この話題になるといつも書いてますが、その昔民主党が政権獲る頃にガス代が150円になろうものなら目を三角にして批判してましたね。ガソリン税が元凶だと。メディアも付和雷同してスタンドにやって来るドライバーにマイク向けて「遠出はしません」とやら「困ります」と言わせてました。で、ガソリン税を一度取っ払ったのでしたが、この収入で全国の道路の保全費用などもろもろ賄っていたことがわかってすぐに元に戻してましたね。以来少々の高値ではあれこれ言わなくなってましたが、今次は高いわ。ハイオク並みです。で、どうする。石油メジャーに増産させればいいんでしょうが、高値は向こうにすれば歓迎すべきことですからね。ならばアメリカがシェールオイルをどんどん掘ればいいのに、と思いますが、掘ったはいいが値崩れしたんじゃぁ元も子もないというわけです。そもそもOPECとの鞘当てでシェールオイルの掘削会社が次々に潰れたんでしょう？もっとも向こうは国策こっちは民間ですから勝てはしないという図柄ではあります。中国が伸してきたのと同じ絵です。で、どうする。石油の元受け会社に補助出すと萩生田大臣言うてましたが、素人考えでも姑息ですな。で、バイデンさんが国家備蓄分を放出すると言うたとTV速報流れてました昨夜。速報モノのニュースネタなんですね。日本も同調すると。枯渇や本物の品不足じゃない流通不足。それこそ政治マターですよね。石油製品すべてに影響が出てあれもこれもが値上がります。その前に欠品です。製造ラインが止まる。まずいですよ。
野球の話題が続いてすみません。オリックス山本が沢村賞を受けました。沢村賞とは戦前の伝説の大投手沢村栄治を記念しての優秀投手に贈られるものです。この人23歳で、甲子園に出たことがないとプロフィールにあります。ヤクルト奥川だけです高校時代から大阪桐蔭ブームの中で際立っていたのは。つまりスカウトたちの眼力ですね、もちろん育てたチームの懐の深さでもありますが。山本も奥川も宮城も高橋も今年大ブレークした連中です。山本は五輪でもエースでした（菅野が出てませんでしたからね。こういう代役でチャンスをつかむのも本物の証拠ですが）。若い力ってのはいいですねぇ、改めて思いますね。ちなみに、新聞にこの賞の選考委員の名が載ってました。堀内が頭で、平松、山田、村田、北別府の五人だそうです。はぁ、そうかぁ。それぞれに各チームで大エースだった人達です、現役時代を知ってる人ばかりです。その昔は金田の稲尾の小山の米田のという面々だったんでしょう、今の時代では夢物語の300勝400勝投手、１シーズン30勝42勝投手たちです。彼らの時代に間に合わず、長嶋の引退試合を高３生時に生で見たV９時代ど真ん中の世代の感想でした。
大谷に国民栄誉賞の授賞を打診したら断られたそうです。そりゃ無理筋ですわね。長嶋がついこの前でしたよ。そもそも王の本塁打世界記録を機に創設された賞です。長嶋に授賞する機会がないままに打ち過ぎた来た歴史です。そしてイチロー。三度も辞退してきてますから、大谷とすればここは受けるわけにはいかないです。無理筋。広島の鈴木誠也が大リーグに行くんだそうですが、獲ろうというチームがいますかね。大谷やゴジラ松井並じゃないと打者としては通用しないことが証明されてます、何人すごすごと帰ってきましたか。彼並みの選手は向こうにはゴロゴロいるでしょうにね。菊池みたいになるんじゃないでしょうかね。
日本シリーズ、投手戦です、これもいいですねぇ。どちらのチームもCSと同じ起用です。オリックスが山本宮城と来るのは誰もが肯んずることでしょうが、ヤクルトです。奥川がここまで化けるかという信頼を得て、次に高橋、昨日は完封です。大エース山本がするのとは違いましょう、ヤクルトに勢い付けますね。三番手四番手まで並ぶチームはよほどの王国です、かつての広島、西武ですか。巨人も江川西本定岡（定岡は一段落ちましたが）、少し下って斎藤槇原桑田と並んだ時代があったですが。奥川と宮城は20歳、昨夜のヒーロー高橋は24歳だそうです。高卒二年目の大ブレイク。大阪桐蔭ばかりが騒がれた世代ですが、こういうことですわ実力の世界です。ヤクルトは山田がブレーキになってますか。青木が目立ったんじゃぁ、ということでしょう。でも、こういう時にベテランの味でもありますし。物事はどうにでも言えますから。ヤクルトのピッチャーと言えば小川の筈ですが、どうした？怪我してるんですか？CSでも投げなかったですよね。と、新しいこと（選手）に疎いだけなのですが、オヤジたちはこうやって観てるんじゃないでしょうか。宮本や古田、さらには池山や広澤のことも思い出しながら。
サンモニに落合が出てました、67歳とありました、見た目えらく老けてしまっての感でした。相変わらずぼそぼそと空気を読まぬ一言居士でした、普通のゲストは張本に愛想を振るのですが全く無視してる。張本もやり難そうにしてる。この二人の関係がそのまま出てて面白かったです、関口宏も必ず二人に話を振ってました。三冠王を三度も獲った相手には、監督としても優れた業績のある相手にはさすがの張本も突っ込めないのでしょう。
遥か太平洋東方彼方での海底爆発で噴出された軽石が沖縄に届き甚大な被害をもたらし、それが伊豆諸島にも届こうかという予想です。海流潮流の面白さですね。黒潮の親潮のと社会の授業では習いましたが、具体的に見たわけではないのです。潮流と言われてもイメージが湧かない。いえ一日二回の潮の満ち引きは毎日見ることです、当地の大畠の瀬戸は渦潮で有名です。本土と周防大島（屋代島、古事記にも出てくる由緒正しい島です、瀬戸内海で淡路島、小豆島に次いで三番目に大きい島です）の間の海峡です。本四間の架橋工事が盛んだった時代にここにも橋がかかりました昭和50年です。干満の時期に狭い海峡を潮が川の流れの如く轟轟と動きます。海辺の田舎育ちなのですが、未だに潮騒という言葉がピンときません。三島由紀夫の小説の映画化されたのを観て、ああこういうことと思ったのを覚えてますが、渦を巻いて流れて行くあの音もそうなのでしょうか。あの小説からはちとイメージが違うようですが。潮流の話です。専門家の作った軽石の移動予想動画がＴVに流れてました。それこそ社会の教科書に載っているような太い矢印のイメージではなく、まるで波に揺蕩うようにゆれながら回り込みながら流れて行くシミュレーションでした。どうやら本土沿岸には届かないようではありました。そのまま太平洋東方に逃げて行く予想でした。軽石ですからね、潮流に運ばれるのでしょうが、風などの天候の影響も大きいでしょうにね。そこのところが学者さんの有難さでしょうが。
藤井聡太九段が五冠目の王将位への挑戦権を得たという記事です。先の四冠目のタイトルマッチを４タテで凌ぎ、ほぼ同時進行だった挑戦権争いも５タテで奪ったそうです。何たる才能、何たる強さ。まさに異次元なのでしょうね。この時代この時期に神がこの世に現し給うた天才二人、大谷と藤井。こういう評価をどこかで読みました。肯んぜます。
