柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

好対照

2006-08-21 08:34:15 | Weblog
忘れぬ内に先に書きます。今日のNHK22時からビートルズの特集番組です。何だか面白そうです。今残されている日本公演の映像はマネージャーのエプスタインがダメ出ししたもので、演奏自体が粗いものなのですが、それもまた見られるのでしょう。是非ご覧下さい、私も楽しみです。
 いつもこの頃、夏休みが終わろうかという頃、ああ日が短くなったなと感じますね。そしてなんとも寂しいようなもの悲しい感覚。理屈を言えば夏至は7月の上旬にやってきますから、それから一ヶ月半も経てば陽も短くなろうということなんですが、季節感ですね。ああ、夏が終わりゆくという感じ。季節が移りゆくという実感。朝も6時には(当地では)太陽は未だ山の端から顔を出しません。暑い暑い毎日ですが、季節は移ろいゆくわけです。
 高校野球、凄いこと。新聞には51回大会(昭和44年)の三沢ー松山商戦を対比する記事ばかりです。私が中学一年の時のことで、よく覚えています。三沢のピッチャーの太田がアイドルで、大変な人気でした、当地のような田舎の中学でも女子生徒がキャーキャー言うていたのをよく覚えています。ちなみにその3年後、54回大会で、我が柳井高校が夏の甲子園で準優勝しました、私が高校一年、ずっと甲子園に行きました(行かされました)、あの閉会式でのアナウンス「西中国代表山口県立柳井高等学校!」をその場で(甲子園で)聞いて、鳥肌が立ったことをよく覚えています。あれはいい経験でした・・いや、それは措いて。早実のピッチャー、二枚目で聡明そうで表情涼しくしかもタフ。いいですねぇ。で、私このピッチャーで気に入っていることがあるんです。気づいている方も多いでしょうが、このピッチャー、顔の汗を手やユニフォームで拭いませんよ、尻のポケットからハンカチ取り出してささっと拭くだけです。あらら、お上品だこと。で、全く嫌味じゃないんですよ。お家の環境や、両親のしつけ具合が偲ばれることです。感情のままの咆吼やらガッツポーズよりもやはり彼のような抑制の利いたタフさの方が格好いいですね。こういう対比をまざまざと見せつけられると、嗚呼と思います。もちろんその人その人の好みの問題です、どちらに拍手を送ろうとそれは自由なのですが、丁度同じ日に同じ年格好の亀田の次男がまた勝ちました。で、おなじみのあのパフォーマンスです。ううむ、好対照。環境も何もかも違うスポーツですから、一列に比較するつもりなんぞもとよりありませんが、でも違うでしょう?是非そういう目で見てください、幸い今日もう一試合見られますから。
コメント
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