柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

土産

2009-01-31 08:04:36 | Weblog
何だか嫌な流れです、全国的に右倣えです、小中学校の携帯電話所持に係る決定です。山口県では「持たない、持たせない、持ち込ませない」だそうです。非核三原則そのまま。こんなもじりも嫌なこと、安易に過ぎますよね。長門市は所持そのものを禁止するんだそうです。憲法に抵触するんじゃないんですか、市民運動家の皆さん。個人の自由の制限じゃないんですか、人権屋の皆様。これが山本七平言うところの「空気」なんですね、従っておけばいいやという空気、逆らうなんてとんでもないという空気、右倣えみぎならえ。ガチガチの正論に弱者救済色が付けられると誰も抗えません、それが理想主義者(つまり左翼さん達)の狙い所ですからね。でもこれでいいんですかね。いじめやら有害サイトやらの被害から子供を守れという目的は十分に理解しますが、こういう手段でいいんですかね。孫さんが噛みついてますが、こっちは業者側の理屈ですからね。何か決まりを作れば「きまり破り」が必ず出てくる。禁止しても必ず持ってくるのがいましょう、親が持たすケースが必ず出ます。親が居直れば教員どうしましょうか。それでも、なんて強い奴ら今時いないです、例外として処すんでしょう、子に責任はないからとか何とか言いながら。所持禁止するなんてのは、鳩山兄さんじゃないけれど世紀の愚策だと思いますがいかがですか。じゃぁどうする?ですか。子供は面白がってるだけですからね、それこそ教員の教え方でしょうし、怖い思いをしたならそれで覚えさせればいいし、何より嫌なら見なければいいんですメールを。そういうことを覚えさせればいいんじゃないんですかね。いじめを携帯の所為にしちゃいけないですよね。そう思うのですがいかがですか。
 かんぽの宿のオリックスへの売却、鳩山弟大臣ごねて(怒りに震えているそうです)話が進みません。日本郵政の社長が困ってます、この人まだ社長なんですね、小泉さんが任命した人でしたよね。2千億かかって作ったものを一括100億円でなんてのは虫が良すぎないかい、しかも郵政民営化を推進してきた張本人が安く買うなんて図柄は国民の理解から遠いと言う理由です。表向きはね。きっと前話が足りなかったんですね、前もって相談がなかったと言うこと、もっと平たく言えばオリックス社長がこの金に汚そうな大臣に包んでいかなかったんでしょうな。1%リベート出しますとかなんとかのお土産渡さなかったんでしょう。あのマイクの前での怒り方はそういう事でしょう、顔に書いてある気がしますね。俺は聞いてない!ってあれです。ここまで手を振り上げたら簡単には降ろせないですね。さてどうなりましょうか。もう余所の会社に売る段取りがついているんでしょうこの大臣には。西川社長が断念すればそれで終わり。ちゃんと今度はお土産もらって。利権しかないわけです。そう思います。そう見えます。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

権利

2009-01-30 07:56:54 | Weblog
TVを夜見られるときは9時からNHK10時からYAB見るのですが、昔からそうでしたがどうも古館の正義の味方然とした表情や態度が鼻につきます。「世論の代表」顔してます。昨夜も一度に四人も死刑執行したというニュースを沈痛な面持ちで報じていました。普通は死刑確定してから8年くらいで執行されるところ、最近は2年くらいなんだそうです。それがさも悪いように言います。映像はあきらかに非道残酷を訴える調子です。2年でも長すぎるくらいです。8年?そんな長い期間無駄飯を食わしているんですか。そっちの方が呆れます。ご丁寧に今回殺された罪人達の名前と罪状を教えてくれてましたが、強盗殺人で無期懲役になって仮釈放中にまた人殺しした者がいました。こういうところを何とかしろと言うのです。どうして殺人犯を仮釈放せねばならぬのですかね。人殺しを野に放つ危険さえ人殺しの人権を越えないわけです。社会の安全は個人の権利より先に保持されねばならぬ事象、上位概念だと私は信じています。もちろんこの優先順を敷衍すれば、左翼さん達が蛇蝎の如くに嫌う、いえそうでない人でも好む人はいないのですが、かつての治安維持法に代表される個人行動を抑圧する監視社会密告社会、思うだけで息の詰まるような状況がすぐ想像されます。そうです、極端はいけません。でも、社会の安全安寧は個人の自由より必ず優先されるべきなのです。安全な社会があればこそ、衣食住、就中食を満たす社会があればこそ人の自由な活動が保障されるのでしょう。死刑を廃止した国が多いとか与太言いながら、まるで日本が野蛮国のように言うこのヒーロー気取りが気に入りません。現状を見ているのか?再犯例の何と多いことか。その度に人が殺されているというのに、殺した罪人の人権とやらがそれほど大切なのか?中国並みにどんどん抹殺していけばいいです。それでなくとも日本の裁判は冗長すぎるほどに冗長、被害者を寄ってたかって虐めた果てにさらに8年も只飯食わせて。誰が出した金なのよ?綺麗事ばかり言ってればいいんだからこの仕事も楽と言えば楽ですな、しかも何の責任もないし。
 リレンザでもやっぱり飛びました。異常行動です。17歳がアパートから飛び降りました。タミフルだけじゃないんです。この系統の薬は危ないんですよ。タミフルが効かないインフルエンザが流行っていて、だからもう一つのリレンザを使いましょうとさかんにTVが新聞が言います。医者も尻馬に乗って、薬の能書きをすっかり忘れたようにどんどん薬出します。あんな薬飲まなくても治るんですよ。今流行ってるのはちゃんと型もわかってる正体の知れたインフルエンザです、熱が出てそれで終わりです。三日もすれば治るのに、どうしてそんな危ない薬をわざわざに飲む必要があるんでしょうね。医者に行って診断してもらって仕事休んで寝ていれば必ず治ります。薬飲もうが飲むまいがしんどいのは同じです、治るまでかかる時間も一緒です。どうかマスコミの煽動に乗らないように。タミフルもリレンザも危険な薬ですよ。
 中一生が体罰されて自殺したんだそうです。あわてて校長と教頭がTVや新聞のカメラの前で謝罪しています。どうしてこうなるんでしょうね、いやこのいつもいつもの謝罪劇が、です。どう殴られたのかは知りませんが、仮にそうであってもどうしてそれが即に自殺につながるんでしょうね。この弱腰姿勢こそが日教組の思惑なんです。それもわかっているのですが、誰も正せないわけです、教育とはあれもいけないこれもいけないじゃないですよね。専門家達こそがまさに自縄自縛しているのです。日本中に、きっといる筈なんですが、橋下知事のようなぶん回しできる奴らに出てきてもらいたいです。参院の民主党の親分、悪い顔した強面がいるでしょう、あの人日教組だそうです。民主党が政権獲ってあの人が文科相になった日には・・くわばらくわばら。麻生さん、頑張ってくれ!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイドル

2009-01-29 08:03:33 | Weblog
フォーリーブス青山孝(今は孝史だそうです)死亡記事です。57歳、肝臓癌だったそうです。ああ、たった5、6歳上の人だったのかという感慨です。今をときめくジャニーズ事務所、ジャニーズ系の源流ですよね。いやもっと昔にそれこそジャニーズというそのままの名前の男四人組がいました、正確にはこのグループが嚆矢でしょう、ソロでヒット曲飛ばしたり、水戸黄門のTVで助さんか角さん演じてたあおい輝彦がそのメンバーでした。フォーリーブスにおける青山孝の存在がジャニーズにおけるあおい輝彦、つまり一番の二枚目、この人が看板でした。男だけの唄って踊るグループといえば、60年代にアメリカではスタンダードです、モータウンサウンド、リズムアンドブルーズ(R&B)の綺羅星のグループ達、テンプテーションズ、フォートップス、ミラクルズ・・。でも、和製はそういう楽曲とか歌の巧さで売るのではなくあくまでアイドル路線、ジャニーズしかりフォーリーブス然り。ああ、そう言えばスリーファンキーズなんてグループもいましたね、ジャニーズ世代です、こちらはアメリカンポップスを和訳して唄う、あの時代の本流に乗っかってました。ジャニーズは記憶の端っこに引っかかっている程度ですが、フォーリーブスはリアルタイムです。郷ひろみ、野口五郎、西条秀樹華やかかりし頃、尾崎紀代彦、にしきのあきら、あいざきしんやの頃、確かに一つの柱だったグループです。マグマ大使に出ていた子役上がりの江木俊夫、薄幸感漂わせるバック転のできる北公次、何でこんな奴がジャニーズなの?と訝しかった背ばかり高いおりも政夫の四人。僕から逃げようたってダメだよ、逃げれば逃げるほど僕に近づいてくるってわけ、だって地球は丸いんだもん!ってセリフでひっくりこけた「地球はひとつ」、ニッチもサッチもどうにもブルドッグ!の「ブルドッグ」、新聞が挙げてるヒット曲はこれらです。昔の映像見たらあまりのオールドファッションにびっくりすることでしょうね、でも昔は十分なアイドルグループでした。男の私には全く興味なかったですが。青山孝が歌うまくてリードボーカルとってましたね。一番の二枚目で。きっちり七三に分けた髪型で。きっちり唄うって印象でしたか。きっとこの人はまじめな人なんだろうなと思わせるような。江木俊夫が踊り下手で。踊りは北公次がうまかったですが、こっちは歌が歌えないと来る。薄幸スキャンダルが次々に湧いてくる人でしたね。57歳ですわ。こんなに歳が近いなんて。矢沢永吉と同じくらい。吉田拓郎より若い。早逝は気の毒でしたが、失礼ながらこの年齢にびっくりするばかり。彼らに続いたのが少年隊でありシブガキ隊でありスマップでありトキオであり嵐であり、なのです。やはり合掌でしょう。合掌。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

舌禍

2009-01-28 08:09:11 | Weblog
昨日朝6時半には「彼は誰」ではない、顔が判別できると書きました。今日は当地よく晴れています、6時半にはまだ人の影は見えても顔まではわからぬ明るさでした。山の端に紫、薄青、藍色ときれいなグラデーションが現れる頃、これが6時半です。これを暁とよぶのか曙と呼ぶのかは知りませんが辺りが明るくなるまではそこから30分も要りません。そんな貴重な時間帯には違いないですが、正確さを欠いた(いつも欠いてますので)表現を訂正します。
 新聞に囲み記事です。ローマでレイプ事件が頻発して、それに対して伊首相が「レイプを防ぐには、美しい女性の数と同じくらい兵士が必要だ」と述べたそうです。いずこも同じ政治家の筆禍舌禍の類として記事になっているわけですが、皆様どうお感じになりますか。こういう反応に非常に興味のあるほうで、人の考え方の雑多さにニヤニヤするのです。私は別にどうのこうのは思いませんでした、外人さん達が大事にしているウイットというやつで一つ二つ捻った謂かいなというくらいのことでした。美しい女性なんて言い方が皮肉効いてるでしょう、そうじゃない人も沢山いますから。でも、人ごとみたいに笑ってるという印象も拭えませんか。つつこうと思えばいくつもの方向から刺せる発言でもあります。新聞には野党から実害を被った女性に配慮のない不快な発言だ、首相は国民の安全を保障できないことを示したというう反発を食らっているとあります。当の首相は、数百万人もの美しい女性に敬意を払ったものだと意に介さないそうです。どちらに与しますか。日本人には、少なくとも凡百の政治屋達にはとても言えない台詞ではありますが、ユーモアととるか否か。卵ぶつけられた後や靴投げつけられた後とはちと状況が違いますからね。被害者が別にいるのです、歴とした犯罪行為に対するコメントですから、やはり不穏当でしょうか。兵士を増強して治安を高めるとかなんとか言っておけば何の問題もなかったこと、もちろん首相十分に分かった上での確信犯でしょうが、口の滑る輩はどの国にもいるというわけでした。唸らせるセリフ、泣かせるセリフ、苦笑いさせるセリフは常から用意しておかないといざという場面で使えません。さりとて使い方を間違えるとたちまち舌禍筆禍です。センス。人品骨柄。最後はみんなここに落ちてきますか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仕組み

2009-01-27 12:57:35 | Weblog
今日はプロバイダーの都合で昼に書いています。
 急に陽の昇るのが早くなったように思います。冬至の前後一ヶ月ずつは、正確には徐々に短くなり長くなるんでしょうが、あまり変わりません、冬至だからと言って「おお」というほどの体感はありません。でも今日は違いました、6時半にははっきり明けました、山の端ばかりではなく「彼は誰」ではなく顔を判別できるくらいの明るさでした。ここから駆け足で日が長くなっていきます。こういう季節の移ろいがいいですね、これを実感できることが早起きの利点その一でしょう。
 朝青龍の優勝を巡って後評価が並びます。本人は得意満面、タニマチ筋は褒めそやしながら、世間に対してザマミロと悪態ついていましょうね。勝ったのは確かですから仕方ないことなのですが。横綱審議委員会(横審)がコメント出してます、例によって品格に欠けるの一点張りなのですが、やはり決定戦後土俵上で両手を上げたことを指摘されてます、あれは見ているときからそう思いました、ああ後から文句言われるぞって。でも、あれだけの相撲で白鵬を負かした後です、なんと小セェことをグジグジ言ってる?という印象も否めません。その他はあれだけのマイナス材料の中優勝したのは並はずれた精神力の賜だなんて賞讃です。新聞の評価(文面)もまちまちです、これ結構面白いです、批判は一番中国新聞、二番に毎日。中国は横審は手のひら返したように賞讃する、今までの批判を隠そうとしているなんて強い口調。勝った事実は事実なんだから認めるしかないのですが、手のひらを返したように褒め肯定するとは、場所前にあれだけ品格の国技の他の力士の手本のと非難していたことと少しは整合性を保とうという気はないのかい?という内容。賛成。他の新聞は総じて賞讃調。土俵上での万歳は好ましくなかったけれど、という一反論を混ぜて。世の中の仕組みを見る思いです。横審なるものの正体というか。有識者なんてのは所詮はこんなことなんですね。あれだけ客を呼べたんです、協会もホクホクでしょうし、朝青龍がいれば儲かることもわかりました。強い者が真ん中。そうなんですよね世の中は。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒール

2009-01-26 07:57:01 | Weblog
昨日は寒い日でした、温暖の当地にも雪が降りました。昨日書きましたが天気予報のまんまです。昼になっても気温が上がらない、冬日です。こんな日に限って外で用事があって、まぁ寒かったです。
 朝青龍強かったですね。本割りで白鵬に勝たせて一応の体裁をつけて、とかあれこれ穿って見られるのでしょうが、決定戦はまこと力の差でしたね。強いですね。だからヒールなんですよね。相撲協会が手放すはずもないことです、昨日楽日の当日券のために徹夜で並んだ人がいたそうです、この存在の大きさよ。いつ負けるかいつ負けるかで最後まで引っ張れました、そして悪役が勝つ、次場所につながる展開。三重の海やら千代の富士やら協会幹部は引退勧告していたに同然でした。TV解説の北の富士と舞の海も同様で、北の富士は横綱対戦の前に白鵬に勝ってもらわないと、みんなが朝青龍の軍門に降ることになるなんて言ってるくらいでした(ちょっとニュアンスが違いましょうが)。それをはね返しました。だめ押しの張り手で、強烈な左手の空振りフックで、そして土俵上での万歳で。土俵上でのあの満面の笑み、両手を上げて歓声に応えさらに歓声を呼ぶあの仕草。今までの横綱が決してやらなかったこと、やってはいけなかったことです。貴の花などはニコリともしませんでした、それが彼の美学でした(そう言ってます)、でもこのモンゴル人は違う。違うから叩かれる。でも勝つ。今場所見る限りでは敵がいない。これ以上望めないくらいの憎まれ役。白鵬いればこそのヒールですが、白鵬にとればその逆もそのまま当てはまります。あの満面の笑みと涙。あれがこの人の魅力になるんでしょうね、例えばプロレスのヒールはとことん悪役です、セレモニーも何もかもぶち壊す、凶器振り回して反則繰り返す、もちろんそれも計算づくなんですが。そういう意味では北の湖は可愛い気がなかったですね、憎たらしいくらいこの人も強かったですが。だから対面にいたヘラヘラ輪島が人気があった、弱い初代貴の花が人気を呼んだ。あくまで相対的な評価なんですね人気という掴まえられない「空気」は。江夏の21球ではないですが、自分で場面を作り上げて自分で処理するという、偶然のようなわざとのような見せ物、そこに妙味があるんでしょうね、見ている方もどちらでもいいと思ってますけれどね。有無を言わせぬ結果(強さ)とあの涙。見ている方はあれで十分です。朝青龍、次もやったれ!ですよね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

能天気

2009-01-25 10:41:29 | Weblog
本当に最近の天気予報はよく当たります。寒気が来ると言えば必ず来ます。零下何度に下がりましょうなんていえば必ず下がります。これ、余りに素人然とした驚き方で申し訳ないですが、それだけ世界中の情報が共有されているという証拠なのか、それともこれは各国の気象衛星(なんて名前をよく聞きますよね)の情報によるものなのか。BS見ていると、こんなもの誰の役に立つんだ?といつも画面見ながら一人で突っ込んでいるんですが、各地の天気予報のついでに世界の天気予報やりますよね、あれはどこからの情報なんでしょう。まさか各国から買っている訳じゃないでしょう、無駄な(きっと)高い買い物でしょうし。北京は晴れとか、シドニーは雨だとか、あれです。自国の上げている気象衛星はそういう情報を、世界中の外から(上から)の情報を得られるわけですね。昔は技術的な問題ももちろん大きかったのでしょうが、特に戦時中などは天気予報など公開しなかったんでしょう?敵に知られるから。写真を無闇に撮るのも禁じられていたはずです、スパイには気をつけろなんていう当時の国策映画を見たことがあります。今もあなたの国のデータを下さいななんて要求にはいはいと差し出すおめでたい国なんかはいないでしょう。ならば北朝鮮の航空写真(飛行機飛ばせたりしたら領空侵犯で攻撃されます、宇宙からの写真です、カーナビの理屈です、グーグルのあれです)で象徴されるような「覗き見」です。精度はどんどん上がって行きましょう。方向が定まれば精度は研ぎ澄まされるばかりです。誰がどこで何してるってことが人工衛星から監視できる時代がすぐ来るでしょう。もちろんそれを阻止する技術も同時に開発されていく、ここに遅れる国が置いていかれる(日本もこっちなんじゃないんですか)。シベリアからの寒気団なんてのがその温度も含めて正確に同定できるんですね。台風もそう。高気圧の低気圧のという精度もどんどん上がっていく。予報が正確になると言うことは情報がより精度高くなるということ。つまりそれは情報のセキュリティー問題へ裏返っていく。情報って何?役に立つ立たぬはその人が必要とするかしないかだけに拠ること。どう使うかに依拠すること。無防備に知らん顔していていいわけはないのですが、でもだからといってどうせぇと言うのかという話でもあります。事は天気予報から敷衍されます。世の中に情報は溢れあなたに否応なく降りかかってくる、なんてよく言われます、インターネットよく使う訳知り顔は鼻の穴膨らませてそう言いますね。でも情報なんてものはひとえに使う人受ける人の意識の高低に律速される代物です。技術の進歩に伴う精度の向上は人々に利益を与えます。でもそれは受ける人の需要があればこそということです。ここの均衡。えてして技術は需要を越えて行きます。そして不利益を生みます。ここの軋轢、結果としての均衡。よく当たる天気予報は私達の需要欲求を十分に満たしてくれますが、そこに感心しているだけの能天気では、その技術の怖ろしさに背中を斬りつけられる事になりましょうという偏屈おやじの言いがかりでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

皮肉

2009-01-24 08:03:03 | Weblog
毎日相撲ばかりにかみついてますが、今朝は毎日が朝青龍の予想外の勝ち続けをクンロク大関達の所為にして怒ってます、何日か前の朝日のように。昨日の相撲見ていたら肯かざるを得ませんか、何年も続いていることですが。千代大海と朝青龍の取り組み、これこそ出来山(八百長)じゃないの?っていうくらいの滑らかさ。ぶちかまして、脇には全く注意を回さずがぶり寄って、朝青龍は土俵際まで下がって余裕でもろ差し、体を入れ替えてすくい投げ、ゴロリ、終わり。この間、千代大海一切抵抗なし。琴欧州は勝手に転けるし。誰が書いた筋なんでしょう、朝青龍はまだ金になると協会は踏んだのでしょうか。だとすれば当たりましたね。優勝して、より一層強いヒールに徹すれば客が戻ってきます、今場所の客の入りをご覧なさいな。
 昨日の朝日新聞に「行政用語 障害を障がいとする意味は」という見出しで、聴覚障害者連盟相談役という肩書きの、自身聴覚障害者である男性の投稿が載ってます。朝日新聞に障害者自身が名乗って書くんですから、どうせ肯定する文章だと思って読みましたが、違いました、逆でした。内容は本文を読んでもらいたいのですが、筆者、題名から想像されるものと大きく違わないです。役所がこういう表記を選んだ理由は、害は悪いイメージがする、負の面を感じる、不快感等だそうです。本人も障害という表記は必ずしも適切とは思ってないそうで、他に障碍等の漢字表記があるけれど妨げるという意味で適切ではない、でも他に的確な言葉がないから仕方ないそうです。マスコミはよく障害を乗り越えてと書くが、乗り越えることは不可能に近い、障害には負けないのだと。要は社会環境や政策的不備で起きている不自由さこそが障害なのだ、それを取り除くことこそが必要だと。不快に思う人が一人でもいれば変更するなんてのは理由にならないと言い、私は障がい者にあらず、障害者であるとまとめます。行政の「弱者」に擦り寄る安直さは咎められるべきです。前に書いたとおり子供を子どもと書く安易さ。ここは賛成します。が、この人も弱者として書いています。こういう立場の人の言とあらば、世間は黙ります。そうわかって書いているのでしょう。実はここが朝日らしいという皮肉でもあるのでしょう。そう思いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

権力

2009-01-23 08:05:47 | Weblog
琴光喜、昨日叩きましたが、休場です。ああ怪我してたの。で許されると思ったら大間違い。御用医者の診断書なんぞ何の言い訳にもなりません。そんな状態で土俵に上がること自体が責任感の取り違え。仮にも大関張ってるなら少々の怪我でも番付下の者にコロコロ負けるなよ。開いた口が塞がらないとはこのことで。で、昨日のバルト。がっかり。ああ、飛ぶんだ・・。まるで昔の貴の浪のような無茶。肩越しに上手とっても役にはたたんでしょうと、素人でも思いました。白鵬も意地でも本割りで勝たねばなりませぬ。
 消費税問題、自民党のお家騒動はいつもの如く玉虫色のなぁなぁ決着。毎日がピタリと見出しです、選挙不安で玉虫収束、その通り。広島の中川さんやら山本一太がぶうぶう言いながら矛を収めたという形ですか。麻生さんはまだ言ってます、だから俺は初めからこう言ってただろう、俺はぶれてないと。あなたはそう思っているかもしれないけれど、いいえ、残念ながら、シンパの目から見ても遅い、進まない、止まっている。選挙しなかったのは何故だったのかという話。反対してた者達が一斉に黙ったのは、新聞によれば森元首相辺りが党を割るなら割れと開き直ったかららしいのですが、結局連中選挙が怖いんですね。渡辺さんほどの度胸がない。こうなるは見えていたんですが、求心力とかリーダーシップとかの問題よりも自民党内の権力闘争ですわこれ。百年に一度の大不況(と自分達で煽っているのに)の中、国民を引っ張れない、下手な嘘をついてもらわなくていいんです我慢しろといってくれればいいんです、ここはみんなで辛抱しよう、これこれこういう手を打っていくからとはっきり毅然と言ってくれればいいんです。それすらできない。国民に顔を向けない、民主党の、小沢の顔色ばかり見ている。どいつもこいつも選挙に都合のいいことしか選択しない。ただ今現在進行中のこの不況と2年先の消費税額とどうリンクするのか。国民の安全安寧は保障しないのか。国家百年の計なんてのはあなた方にはないのか。どうして私達、国民に向けてメッセージを出さないんでしょうかね。国会の承認がないと、野党達までが賛成しなければ自分の思いを告げられないんでしょうか、一国の首相ともあろう者が。十月十一月に選挙したら絶対負けてました、だからせめて半年なりと失地回復する努力期間を得たと考えてやればいいと、シンパの私は言ってましたが、待っても待ってもダメですね。今の状況では昨秋より負ける確率が高いと思います。情けないと思います。天下国家観がなさすぎます。本当にそう思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

通知

2009-01-22 07:53:28 | Weblog
朝青龍強いです。先に白鵬が転けましたから周りのイライラが募ってきてます、こんな筈じゃなかったんだろう?早々に何連敗かして悪役が引導渡されるという筋書きだったはずです。今日こそは今日こそはと期待しながら11日が過ぎました。腹立ちまぎれに朝日新聞は大関を筆頭に対戦力士のふがいなさに原因持って行ってます。いやいや今更やる気のない大関達に何を期待しているんでしょうね。単なる八つ当たりです。既に8敗している琴光喜が6敗の日馬富士に負けて(ちなみに昨日が11日目、両者ともに大関です)コメントです、今日はいい相撲が取れた、自分の中では納得しているって。やめちまえ!そんな頭でっかちな相撲取りなんか要らない、見たくない!ですな。「自分の中では」「自分的には」という美しくない、潔くない言い回しが流行っていて、識者の誰々が指摘しているところですが、結果よりプロセスですよという甘言の嘘をこの期に及んで知れない馬鹿ですか。人は理屈理想通りに生きていけるものではないのです、怪我は土俵の砂で治すなんて謂の意味、割れた指先に塩を揉み込んで血を流しながら弦を押さえ続けたなんて物語の意味を知らねばなりませぬ。努力は裏切らない、ですか。これは勝った人だけが言える台詞です。勝てない者はいくら努力していても言ってはならぬ、言う資格のない言葉です。負けて納得しているのはあなたの自由だけれど、勝ってなんぼの世界じゃないんですかね。びっくりしますね。朝青龍の最後の空振りした左フックを見習いなさいな。あれ当たっていたらスタンハンセンのウエスタンラリアートでしたね。
 つまらぬこと驚きました、オバマさんぎっちょんなんですね。ぎっちょんの人の書き姿勢にありがちなペンを巻き込むような構えで署名している映像です。へぇ左利きかぁ。それだけですが。
 定額給付金、例の二兆円の個人給付ですが、その為の事務経費が825億円、そのうち振り込み手数料が150億円だそうです。・・・。一時的な経費とはわかっていますが、こここそを削れないのかとも思いますね税金なのにって。でもこの手数料は相当期間に相当額として支払われるわけです、税金を支払っている人達企業に回っていくわけです、歴とした景気浮揚効果であるわけです、官僚の天下り先や国会議員の私腹を肥やすわけでもなさそうです。でも、額がね。くどいですが、医療保健関連費の年間削減額2200億円を何とかしてくれとそればかり訴えているところに、こういう出費です。医療崩壊を横目で見ながら、です。もちろん医療の分野だけじゃないでしょう、他の業界もそれぞれ窮状にあり国の手当を待っているのでありましょう。使い道をもっと考えてくれという反対論に十分に肯くのですが、でも肯くだけです。優先順位を決められるのは総理だけですから。ため息ですね。そうこうやっているうちに時間がどんどん過ぎていきます。こちらの落胆の方が大きいですか。
 文科省が小中生の携帯所持禁止の通告を出すそうです。有害サイトからの保護、メールを使ったいじめ問題の解決策等、理由はいくつか挙げられています。文科相は、個人的な所持の権利までは制限できないだろうがと一歩退いたコメントです。私はこういう禁止対策は得策じゃないと言ってきました。一旦手に入れた便利さ快適さは手放せない、禁酒法に象徴されるように取り締まりとすり抜けとのいたちごっこになり、結局抑圧抑制できなくなるというのがオチと思うからです。大臣が図らずも言ってますが、この通告に従う親と従わぬ親が必ずいて、現場で子供たちが言います、どうしてそんな不公平が許されるんだ?教員がどう言いましょうかね。でも、新潮45の今月号に、便利さからは戻れないなんてのはマスコミの誘導煽動であって、簡単に不便さに戻れるんだって対談があって、そう言われればそうかも知れぬなと思った次第。私がそうなんです、なければないでなんとかなる方ですから。さて現場がどう対応しますかね。お上からの通達です、従わぬ訳にはいかないでしょうし、従うのが役人達の仕事ですから。教員の腕の見せ所でしょうか。となると多くは期待できないですか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする