柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

世間

2010-07-31 08:20:02 | Weblog
111歳長寿者、実は30年前に死んでいた、なんてミステリー。いや、ミステリーでも何でもなく同居者による単なる年金詐欺でしたか。お祝いを渡したいと言われれば、本人が会いたくないと言っているなんてごまかす。ミイラ化させるなんてのも堂々たる故意犯。自宅で亡くなる場合はこういうことが起こりえるわけです。病院や他の施設で亡くなれば嘘言えませんから嫌でも葬式出して公表しますが、自宅で亡くなれば、しかも普段から付き合い悪い人であれば、ひきこもってる人であれば、周りも気付かないし気にも留めない、そこの人が葬式出さない限りわからないですから。生きている限り年金は届けられますから同居人がそれに味をしめたらごまかしつづけるでしょう。当人には一切金が要らぬ(食費も何もいらないです死んでますから)、そのうえ何もしなくても金が届く。おいしい。黙ってる限り大丈夫、こちらが許さなければ警察も家探しなんかできないとかなんとか誰かに吹き込まれて。普通はそうは考えないのですが、そう考える奴らがいる、そういうことです。呆れる?世間様(行政)の人の良さに笑ってしまうのです。そこに胡坐をかく狡い奴らはどこにでもいますからね。その点、狡いわけではないですけれど、育児放棄の金髪ネェチャン(下品な言い方ですみませんが、TVの当人の映像見て、これで安心して罵詈雑言を投げつけられると思った人が多いんじゃないでしょうか)の場合も、悪者の人権を大事にするためには地球より重いはずの人命を落として平気な世間様の懐深い鷹揚さに笑います。もう呆れ過ぎて呆れ方を忘れました。ドア蹴破って中の子達を助けるなんてのは役人にはできぬことなんです。誰ができる?首長でしょう。私はそう思います。ひとえにその地域の首長の肚。法律とか訴訟とか、そんなこと怖れていて子供は救えませんよ。どんなに酷い仕打ちを受けていても、その子たちにとってはたった一人の母親なんです、まさか母親に殺されるなんてつゆ思ってないんです。そんなところからどうやれば救ってやれるんです?ドアを蹴破る勇気を持てよ!訴えるんならあとからどうにでもしろ、受けて立つ、という肚がないのか?何度も同じ思いが湧きあがります。いかがですか。
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長寿

2010-07-30 08:16:36 | Weblog
桑田佳祐が食道癌だそうで。公表しないと公演中止の理由がつかないからでしょうし、ここで嘘ついても必ずバレますから(嘘つくと身内から必ず漏れます、緘口令を敷けば敷くほど漏れます。隠すより現るるなし、と昔の人はとうに喝破しています)正直に、なんでしょうが、どうなんですかねここまで言わねばならぬことですか。有名人であれば仕方ないことと放り投げればそれだけのこと、どうせ週刊誌ネタになるんですからあれこれ言われる前にという判断もわかります。でもねえ。こうやって告白することを勇気ある行動とやら立派なこととやら褒める風潮ですが、そんなことはないでしょうにね。脚光を浴びる有名人が癌になって・・という表面的にはお気の毒にの外交辞令、その裏にはザマ見やがれの優越感(自分のどこが優れているわけでもないのですが、その病気じゃないと言うだけのことで)。人気商売のすさまじさです。拓郎も肺癌だ、手術して、ツアー中止して、なんて言いだしてから猛烈にCDやらDVDやら出てますからね。ここでも何度も書きましたが、そうやって世間を煽って売る売る売る。あの一時代を画した大立者がもうすぐ死ぬんだ・・という喪失感の前倒し効果。拓郎は成功してますからね。と、妙に斜に構えなくてもいいのでしょうが、さて桑田の場合はどう沸き立ちましょうか。
 平均寿命が発表されて、日本人女はずっと世界一の長寿、86歳だそうです。男は79歳。この7歳差こそが大事なところと思うんですが。平均寿命と言うのは、たとえば今60歳の人ならあと26年なんて言う意味ではなく、今年生まれた赤ん坊がこれだけ生きられるだろうという数字なんですね。60歳の人には60歳まで生きた人の平均余命が別に出てます。普通は86歳を越えます、あと28,9年という数字のはずです。なぜなら60歳まで生きてきたという強さが加味されるからです。しかし86歳とは凄い数字だと思いますね。そこまで生きたい生きたくないという好き嫌いは別の問題とはいえ、年寄りさん達の老いや衰えを目の当たりにする毎日である身には、この数字には溜息が出ます。医学の進歩、生活レベルの向上、社会福祉の充実、要因は色々なんでしょうが、さて皆さまの感想はいかがなものでしょうか。
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短命

2010-07-29 08:10:44 | Weblog
ロシアや韓国に対し妙に阿った外交を見せてます菅内閣。と言うより民主党内閣、誰が頭でも同じことしたんでしょうから。ロシアには65年前の戦争がらみの問題をまだ引きずって、対日戦勝記念とかの呼称に拘ってます。満州朝鮮だけでなく樺太や千島列島(北方領土です)へのポツダム宣言受諾後の(8月15日以後の。日本人はここで戦争終わった気でいます、敵さんはそうでなかったというわけです)侵略は国際法に照らして云々という反論が北方領土返還運動の基の一つですが、実のところはロシアに対してそんなに強く出ていないのですね。今回もへなへなと「抗議はしない」なんてね。韓国へは竹島問題。韓国併合100年記念の年にあたり、妙に相手を刺激しないように発表を先送りしようなんて子供が聞いても思うだろうほどの姑息。胸が悪くなるほどの姑息。何~にやってるの?民主党連中は外交なんて考えたことないんじゃないんでしょうか。戦争反対にはじまって、自衛隊反対、安保反対、アメリカの核の傘反対、丸腰外交至上の空想外交理念しかない。この人たちには自分達のことはすっかり棚に上げて特別扱いしておいての、人権、平等、公平主義しかないのですから、理想を掲げておけば後はどうなときゃぁなろたい、なのです。社民党にその典型を見る「理想を言っておけば誰かが実現してくれるだろう」空想平和主義です。鳩山さんが露呈した頓珍漢。沖縄基地問題に初めて手を付けたという良い評価もあるようですが、結果として頓珍漢でした。北朝鮮ばかりじゃないんですこの国の弱腰外交の相手は。中国筆頭でしょう、そして韓国ロシア、同盟国アメリカ。そして全然菅さんの姿が見えないですね。かといって岡田さんが何か話しているのでもない、つまり国民に対して何の説明もないのです。ねじれ国会への対応ばかりに躍起になってる、その間に周りは好きなことやってくる、言ってくる。今更千葉さんが死刑執行のハンコ押したって、何が目的のパフォーマンスなんでしょう。この意図がわかりません。死刑反対、夫婦別姓、外国人参政権、これらの左翼法案の大推進者だったはずの婆さんです。大臣の専決事項だなんてまたまた任命権者たる菅さんは逃げる。さてさて、短命政権にまた一人名を連ねるというわけですね。とほほ。
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脱力

2010-07-28 08:20:49 | Weblog
昨日辻本さんと書きました、辻元さんの大間違いでした。名前を間違って表記するのは大変な失礼と知りつつやってしまう間抜けさです。深くお詫びして訂正します。その辻元さん、昨日記者会見で予想通りに言ってましたね。政権与党の美味しさを知ったというわけです。こんな人気者なら民主党が放っておかないだろうというしたたかな読みです。産経抄が書いてます、今や昔の社会党は社民党にはない、民主党にこそ残っている、その証拠に労働組合出身の連中だらけだと。確かに今次の参院選、比例区(全国区)の当選者、ずらりと労組労組でしたからね。土井チルドレンたる辻元さん、社会党出身の矜持を貫く意味でも民主党への鞍替えはそれなりに理由が通るんでしょう。理屈とトリモチはどこにでも付くということでもありますが。
 秋葉原の無差別殺人事件の公判、加害者への質問(陳述)、加害者両親への尋問調書が公開されてます。こんなことだろうとは予想されたとはいえ、こんな中途半端な「成人」がここかしこにうろちょろしているのかと思うと空恐ろしい感じがしました。背筋が寒くなる感じです。僕がこんなになったのはお母さんの所為だ!と大真面目に言うのです。3歳の時叩かれた、小学生の時食事が遅いと怒られた、望んだ高校に行かせてもらえなかった等々続くのです。そのうち現実の社会を虚の世界、実の世界は本音を言えるインターネットにしかないと思いこんで、そのインターネットで自分のことを馬鹿にされて、その相手に思い知らせてやろうと思ってあの事件に至ったと自ら解説するのです。馬鹿野郎!そしてその母親が言います、当時夫婦仲が悪くてイライラしていて、確かにこの子に酷く当たっていた、と。脱力・・ですね。正直に言えばいいというのじゃないよ全く、という感ですが、この辺り隠さずにそのまま言ってる分にはいいとせねばならぬのでしょうか。それにしても、です。さらに父親の弁も載ってますが、母親がひどく当たっていたことには気づいていた、そこまでしなくてもいいのにと思っていた、なんて言ってます。脱力、また脱力・・果たしてガキどもの犯罪は全てその馬鹿親に原因があるのだ!という好例でありました。何とかならぬですかね。ならぬのでしょうね、人権最優先の社会です、悪人や犯罪者の人権こそが最優先に守られる社会ですから。とほほ。
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目立

2010-07-27 08:19:49 | Weblog
辻本さん社民党離党するんだそうです。やりそうなこと、考えそうなことですね。同じ少数党の亀井さんがあれだけ振り回すのに、せっかく自分は副大臣になれて与党にいることの美味しさをわかりかけてきていたところ、けじめだか何だか知らないけれど福島さんさっさと連立離脱して、そのとばっちりを受けて、という恨み節でしょう。左翼者として生きるなら別に社民党でなくても民主党でいいわけですね。私の人気をどうしてくれるのよ?蓮舫なんかに負けないわよ!でしょう。この人気をこんなところで腐らせてはならじ!つまりは私ともあろう者がこんな所で潰れちゃならない!です。誰かに唆されてるんでしょうが、もともとそういう人なんでしょうからね。左翼者たちは目立ちたがりですから。民主党に行くに違いないです。参院の数合わせには役立ちませんが、衆院の2/3には一つ近づきます。自分では蓮舫と対を張れると思っているんでしょうが、少し色が違いますか。庶民的とはつまりガラが悪いということ品下るということです、この人はこの評価がぴったりでしょう。鈴木宗男を追及した委員会での発言(疑惑の総合商社でしたかね)やら小泉さんに向けた「総理!ソウリ!ソーリ!ソーリ!!」の連呼やらは、パフォーマンス以外何物でもなかったです、見ている方は面白がってましたけれど。蓮舫さんがどこまで上品なのかはわかりませんが、TV映りで判断すればこっちのほうが賢そうで切れそうですね。櫻井女史や金美齢さんの系に見えます。辻本さんは関西弁も印象形成に大きな影響があるとはいえ、演技じみて話も上滑りします。政治家としての元々の立ち位置から違うんでしょうね、そういう気もします。さて辻本さん、民主党で光れましょうか。発言の機会は増えるでしょうね、もちろんまずはそれがこの人の離党(移党)の大目的でしょうから。田原さんがどこまで引っ張ってくれるか。乞うご期待ですか。
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天井

2010-07-26 08:14:05 | Weblog
ガラスの天井、glass ceiling。見えない天井、特に女の昇進発展を阻む壁のことを指します。これを突き破る人が出ると引っ張り出される単語です。日本では管理職の女性比率なんてのがよく出てきます。議員の女性比率とかですね。女性首長はあまり珍しことではなくなりました、知事や市長です。次は女性首相でしょう、蓮舫さん、駈け上がれるかというところですが、例えば土井たか子とか田中真紀子とかそれっぽい「濃い」女議員はいましたが濃いだけでおつむが涼しそうじゃなかったですからね。もっともそれじゃぁ男の総理は賢そうだったかという質問には否というしかありませんが。近いところではあのクリントンおばさんが大統領予備選で負けた時にこの単語を出して悔しがってたこと記憶に新しいです。ガラスの天井とはうまい比喩で、先はしっかり見えているし道も見えているのに行こうとすると進めないわけです。女だからと抑えつけられるわけです。この点は田中真紀子も言ってましたか、誰かがスカートの裾をふんづけてると(これは女だからという掣肘ではなくて、外務大臣としての無体に官僚が反対した(小泉さんが反対した)ことへの皮肉でしたか)。男の女のという前提としての差別は歳嵩が増えるほどに大きくなるのです。私達の年代がおそらくその(「男が先、女が後」前提)最後の世代じゃないんでしょうか。つまり日常生活上で男が女がと差を考えない者ときつく差をつける者とが相半ばする世代。見えない天井を支えている者と取っ払ってる者が半数ずつ。じゃぁ男と女ではどうか。昔から女の敵は女なんてよく言います、飛び上がりの(進歩的な、改革的な)若い女を潰してきたのは婆様達ですから。これは厳たる歴史です。この天井をしっかり支えているのは、頭を押さえるというより下から足を引っ張ってるというイメージの方がぴったり来そうですが、男たちなんでしょうが同じ数だけの女もいるのでしょうね。この辺りが世の中の皮肉というか真実というか。人は理想や正義感だけで生きてはいません、好き嫌いや嫉妬、やっかみも同じだけの重さで行動を規定しているのです。そうですよね。あなたはいかがです?諸姉のみなさま。
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後付

2010-07-25 07:36:39 | Weblog
日曜日の新聞各紙には書評が見開きを割いて載ります、これを参考にして何冊も買ってきた口なのでその効用は十分に認めるのですが、中にはやっつけというかゴリゴリ(つまりペラペラ)の正論を並べるだけのつまらないものもあり、それがまた面白いことではあるのですが、天の邪鬼のスイッチをバチンと入れてしまうのです。人と競争するからには賢者(その業界の常識)の盲点をつくことが大切だというな内容の本の書評です。優れた経営戦略には筋のよいストーリーがある、という内容だそうです。こういうサクセスストーリー本、ケーススタディーからの遡り本は世の中にゴマンと出てます、そしてその全て(と言ってもいいでしょう)が結果からの遡り論、後付け解釈、後出しじゃんけんなら誰でも勝てるぞ論です。今から何かやろうとしている者には、勇気の鼓舞にはなりこそすれ何の具体的な役に立たぬ代物ばかりです。それを見事になぞっている評文です。サッカーの選手は皆敵味方のフォーメーションから次の展開を予想しゴールまでのストーーリーを作っていく、中でも名選手は敵が予想できなくて且つ大きな目で見ると理にかなった場所にいる(ポジジョン獲りしている)んだそうです。これが結果論の典型でしょう?そんなこといちいち考えてませんよ連中。パッと判断して人より速いスピードで抜いて行く、それだけですきっと。もちろん後からそういう質問されれば、理屈をこねる選手もいましょう(後々コーチや監督になれる人はセオリー論から滔々と話すのでしょう)。でも実際にはそんなこと考えていない。考えずにそういうプレイができる、普通に走って動いたらそういうプレイになってる、そういう人が能力優れた人なのです。理屈覚えてから、その通りに動いたのではきっと遅いんです、所詮敵わないのです。スポーツの世界と一般業界とを一緒にしたら間違います。もう一例、マブチモーターはモーターを各社の注文に合わせて作ってたのを、こちらの規格に合わせた製品作りをしてくれと逆向きの交渉して成功したことを引いています。なるほど、こういうのは参考になります、発想の転換というやつですから。「筋のよいストーリー」が初めから見えていたら世話ないんですわ。成功して初めて「筋がよかった」と評価されるわけでしょう?話の順が逆立ちしてます。結果論で喋れる商売は楽ですねぇ。野球評論家がその典型ですが、世の中の何ちゃら評論家達はみなこのレベルでしょう。結局預言者になれと言ってるようなものです。誰でもがイチローになれると無茶言ってるようなものです。違いますよね。
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昔話

2010-07-24 08:22:52 | Weblog
白鵬45連勝、あの大鵬に並びました。親方のコメントが載ってます、柏戸さんの剛と大鵬さんの柔を合わせたような力士にと思って名付けたと。うむ、白鵬という字面から連想するのは間違いなく大鵬です、強くなってきた頃には体型が本当に大鵬に似てきたように思ってました、さぞや親方は嬉しことでしょう。白に柏戸の意味もあったかとは知りませんでした、まさか柏鵬とはいかなかったでしょうしね大成した今ならいざ知らず。毎日新聞のスポーツ欄、この二人の45連勝の詳細が載ってます、おお、面白い。面白く見たのはもちろん大鵬の対戦相手です、懐かしい四股名が並びます、柏戸初め、大関玉乃島(早くに亡くなりましたが)北の富士、琴桜。ジェシー高見山、竜虎の名も見えます。もみあげ、うっちゃりの若浪、大物食い、にらみ合いの長谷川、胸毛の明武谷、業師藤の川等々、ああ、皆覚えてますよ。見れば68、69年のことだそうです、昭和42,3年、70年が大阪万博です。私が小学6年、世の中はグループサウンズ全盛です、タイガースのテンプターズの時代です。相撲好きでしたからよく見てましたが、これだけ全員の顔が浮かぶと、よほど好きだったのだなと我ながら感心します。大鵬が強すぎて(巨人大鵬卵焼きの時代、一億総中流社会に登りつつあるよき時代です)柏戸への判官びいきしてたことも思い出します。こんな場所で並んでも・・と言葉を濁している白鵬です、気持ちは分かります。朝青竜がいなくなって、この人の脅威がいない中での記録ですから値打ちがどうのこうのという評価もあるようですが、いやいやこの比較表見ていると大鵬もきっと敵なしの状態だったんだなと思い知ることです。力と環境があればの記録。そうですね。
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肺炎

2010-07-23 08:25:01 | Weblog
39.4℃って肺炎ですか?びっくりしますね。日本最高気温は確か40度を超えているんですよね、でも41℃とか言われるよりこっちの方が暑い気がしますね。とうとう日本も熱帯気候地域に変化しました。温帯モンスーン気候でしたか、昔社会の時間に習いましたよね、日本はそういう穏やかな四季に恵まれた国なんだと。その先に亜熱帯、そして熱帯。台湾やらフィリピン、インドネシア(どこにも行ったことありませんが)とは違ったんでしょう?でも最近の夏の35℃超えは亜熱帯のそれですわね。冬もあまり寒くなくなったし。冬になればなったで、温かいのは都合いいことだろうに「冬は寒いもんだ!」と文句言うオヤジが必ずいて(とりあえず私)、その理屈でいけば夏はドカンと暑い方がいいんでしょうが、例えば昨晩の寝苦しさは強烈で、そういうオヤジはクーラーや暖房が嫌いで(体に悪いなんて言いながらその実は体温の調整能が足りないだけなんですが)、脱いでも脱いでも暑い、汗かくんじゃ!!と言いながら何度も目覚めてフーフー言ってる。で、昨夜は熱帯夜でしたなんておしゃれな言葉を朝のニュースで聞いて、一度も熱帯行ったこともないのに、そうか・・なんてね。ぐっしょり汗かいて、でもそれはそれで結構爽快感(けだるいんですが)でもあって、夏の目覚めの「いつも」なのです。クーラーかけっ放しはよくないですよ!汗かいて寝る!!窓あけ放して、それでも暑いけれど、それが夏!本番!よろしく!
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動機

2010-07-22 08:13:54 | Weblog
大きな地震が大きな被害を出す、中国の大地震で安普請の校舎が脆くも潰れて多くの学童が亡くなった事例を受けて、家屋の耐震具合が問題視されるようになって、そうなるとまず目の敵は公的施設、それも子供や年寄りといった社会弱者の集まるところからというお定まり、行政が先かマスコミが先かは知りませんが問題意識の高さとか社会正義感の高さの評価にすり替わって、各自治体の首長達の尻を叩いたことでしたが(当地柳井でも小学校の統合問題が耐震化目的の校舎作り替えの財源問題にリンクされて首長の交代によって白紙に戻った経緯があります)、その小中校の耐震化率というのが都道府県別に発表されてます、山口県は堂々の最下位53%だそうです(全国平均73%)。さてどう評価するかなのですが、もちろん正義感溢れる方々には憤慨以外のものではないでしょう、恥を知れ!でしょうか。子供たちが(罪なき、汚れなき、無垢の、日本の将来を担うべき・・と色々形容詞つけても構いません)校舎の下敷きになって多くが死んでしまうような事態をみすみす放置するとは何事っ?!うむ、中国はそうでしたね、ものすごい手抜き工事だったことを暴くという側面の方が強かったですが。阪神淡路や新潟の大地震は早朝とか夜間でしたから学校での惨事はなかったんでしたね。でもいつ起こるか分からない、もっと正確に言えば起こるか起こらないかわからない、つまり金輪際起こらないことかもしれない天災(地震)をそれほどに想定危惧することが、今流行りの(物事の評価としてよく持ち出される)費用対効果という意味でいかがなものでしょうかという話はいかがですか。人の命を対象にして費用対効果とは何事っ?!!とまた叱られそうですが、こういう見方は大事じゃないですかね。でもこれは地震の被害を受けたことのない土地に住んでいる者の感想でしょうね、神戸の人がこう言われるかどうかはわかりません。事実、当地柳井では何年か前に水害に会いましたがやはりあの記憶は強烈で、今次の梅雨の大雨では不安が湧きあがりました、水はけはどうなってる?満潮の時間は?と気になることでした、だから実際に被害を受けたことがあるなしは強い動機づけになるのでしょう。というか、要はこれでしょう、と言いたいのです。地震で怖い思いをしたらそれに備えようとする。水害ならそれに。火災なら火の用心。酷い地震が今までおこったことのない土地にまで均らしての制度化というのはどうかなと、天の邪鬼は思うのです。ですから堂々の最下位にも、へぇ、それだけ今まで地震の被害がなかったのね、そういう土地柄なのね、という考え方もできましょうかというへそ曲がりでした。いかがですか。ダメですか、やはり。
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