柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

外交

2015-04-30 08:25:21 | Weblog
まず訂正から。二日前に、サンフランシスコ講和条約調印の写真に吉田茂らが写っていると書きました、そこで後の首相池田勇人さんを池田隼人と書きました。知ったかぶりは怪我の元、恥じ入るばかりです、訂正します。安倍さんが訪米して国賓待遇を受けています。私は「あべ」で「エイブ」ではないが、この間違いには悪い気はしないと十分にリップサービスで返してます。Abe と言えばリンカーンですから向こうは。その銅像の前に連れていかれてる映像も何度も見ました。で、新聞にはこの蜜月ぶりを見て中国が不快感を表し、韓国メディアは反日反米路線の現況への苦言を呈しているそうです。単純と言えば単純なんですね、所詮は人と人のやる交渉事です、近所のトラブルと大きく変わらぬということです。中国は今AIIBでアメリカ主導の世界秩序に抗おうとしてます、これは明らかです。イギリスやドイツがこっちに参加しようとしているところ、微妙な兄弟喧嘩の様相なのですが、対抗軸と示しているのがTPPであり、今回の日米同盟の再確認というわけです。で、きっちりと向こうさんも反応してくる。安倍さんの外交センスはすごいことじゃないですか。彼は大宰相ですよ、きっと。
 バーンガニアの死亡記事です。プロレス好きでないとご存知ないことでしょうが、往年のレスラーです。現在のこの業界には全く疎いので今どうなのかは全然知りませんが、昔はNWA、WWA、AWAとか団体がそれぞれきちんと立っていて、日本も盛んなころには馬場の全日、猪木の新日、豊登の国際プロレスとそれぞれにゴールデンタイムのTV実況がありました。カールゴッチ、ルーテーズ(まだやってましたからね)、MSGの人間山脈ブルーノサンマルチノ、ボボブラジル、そしてビルロビンソン・・その華やかかりし頃のAWAのチャンピオンです、なかなか日本に来ない人でした。馬場の系列でしたか、そこは忘れました。裸締めが得意技と言う、上体の大きい派手さのないストロングスタイルの人でした。懐かしく思い出しました。合掌。
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本土

2015-04-29 09:25:13 | Weblog
昨日4月28日は先の敗戦後の占領状態を脱した日本の主権回復の記念日、いわば独立記念日だと書きました。この日を教科書はおろかマスコミがこぞって無視し続けてきたのはそれなりに理由がある筈です。きっと未だにこの日の意味を知らない人はワンサカいることでしょう、私も若い頃は全然知りませんでした、そういう教育だったのです、試験問題にならぬことは覚えやしません。何故か。占領されていたということを隠したかったのか(今更言わずともよい)。戦後教育は左勢力(日教組)の恣意でしたから左巻きさん達の方針だったわけですが、どういう意図だったのか。戦争したことを咎めるなら敗戦して占領されていたことを強調すればいいとも思うのですが。ソ連を外して講和条約を結んだ事に対する処置でしょうか、真の独立とは認めないとか。つまりサンフランシスコ条約自体を認めない。ああ、これでしょうね、そんな気がします。日本を共産国化したかったのに、こうなったわけですから。占領する為の暫定憲法だったものをダラダラと70年もそのままにしてる国です、こんなことなのでしょうが、例えばフランスとかドイツはどういう扱いしてるんでしょうね、敗戦してその後主権回復した日のメモリアルを。やはり殊更には言挙げせぬものなのでしょうか。で、昨夜TV見てました、さすがに朝日ですここだけが沖縄にとってはこの日は屈辱の日なのだと長尺で採り上げてました。どの局もポールマッカートニーの武道館公演を報道してましたが、屈辱の日報道はここだけでした。主権回復する条件として沖縄が割譲されたのです。日本から切り離された、屈辱の日なのでした。主権回復されたと祝うだけじゃダメだという冷水のつもりなのでしょう。この日から沖縄の悲劇が始まったという筋立てです。うむ。現在までの経過を俯瞰すれば占領状態の継続という形で沖縄ばかりに負担を強いてきたという歴史ではありますが、当時の、占領からの脱却という交渉において優先事項の選択はやむを得なかったことでしょう。朝鮮戦争、ベトナム戦争の後は中国覇権主義に対する軍事的要所として、沖縄の存在価値は変わりません。地政学的軍事的価値(こればかりはどうにもなりません)は甚大です。沖縄県になった後でも何も変わりません。翁長知事が沖縄は進んで基地を提供しているではないと頻りに云いますが、ここの所は、だからあれだけ迷惑料を支払ってきたろう?で(原発地域にも通じる理屈ですが)相殺してきたことです。そういう約束じゃなかったんですか。国土の1%足らずの面積の所に米軍基地の80%近くを有していると、不公平を咎める時の定句ですが、そういう場所(地政学的要衝)だから構えているわけです、ちゃんとした理由があることです。沖縄の代わりはどこにもできぬのです。仮にグアムに逃げれば尚一層中国は挑発してくることでしょう、そういう国を相手にしているのです。もっとも翁長知事は親中さんらしいですから、日本よりも中国に吸い込まれるを望んでいるのやもしれませんが。激烈な戦場と化した沖縄の方々には、多くの親族同胞が無体に殺されて挙げ句に日本に捨てられたという憎しみが屈辱の日と呼ばせているのですが、日本は敗戦し占領下に置かれやっと主権回復の機会が訪れてという状況鑑みれば、どちらを採るかの為政者の選択であったわけです。本土の勝手。しかしこの非難はどの時代においても甘受すべき事柄とは思います。
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独立

2015-04-28 08:22:43 | Weblog
今日は何の日ですか。私のようなトンガリは産経新聞や保守系の月刊誌の記事に多大に影響されてますから、もちろん若い時には天皇誕生日の前の日くらいにしか答えられませんでしたが、この日こそが現在の日本にとっては一番の記念日だろうに!という気でいます。昭和27年の今日、日本は独立、主権回復を果たしたのです。昭和20年9月2日に降伏文書に調印して連合国(アメリカ)の占領下に入り、その後は occupied Japan と呼ばれて、そしてサンフランシスコ講和条約を昭和26年9月8日に調印して、の歴史です。吉田茂、池田隼人、宮沢喜一が国連で調印している写真を教科書で見ましたね。この条約調印の前に全面講和か単独講和かの論戦がかまびすかったこと、共産主義が日本を覆い尽くそうかという勢いの中吉田茂が押し切ってソ連を外して講和条約を結び(単独とは言え48カ国が相手です)、日本は7年間の占領から脱したのです。その記念日です。なぜ独立記念日がないのか日本には。安倍さんは憲法改正の後にはこういう記念日も新たに創りたいんじゃないでしょうか。もっとも二千六百年余の日本の歴史に占領の傷跡を今更のように加える要があるかどうかは別の価値観でしょうが。もっと我々も意識すべき、そういう日じゃないですか。いかがですか。
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世間

2015-04-27 08:23:37 | Weblog
週刊誌に載ってました、福井地裁で原発再稼働差し止め仮処分の決定した裁判官、もうすぐ定年なのだそうです、名古屋に転勤したのはいいのですが家裁に配属なんだそうです。これはこの業界では降格人事だそうです。記事には先の訴訟の際に関電側が裁判官忌避の申し立てしたとありました、大飯原発での「前」があるもんですから相手側とすれば当然の手続きなのでしょうが、そういうこと事を踏んでの人事だと。で、人事権は誰に?と見れば最高裁だそうで、古賀さんじゃないですが政府が圧力かけたのは十分に想像できますね。こうやって世の中は回っていくわけです。
 社会党の全国唯一の牙城大分が落ちました。統一地方選、民主党もなんたる為体、です。野党第一党が聞いて呆れるの態です。さすがの大分でも、もう村山富市じゃダメなんですよ、今でこそ戦後70年談話が話題になってますから露出が多いのですが、もう終わってる人ですからね。おタカさんが亡くなって、過去の栄光を担ってきた人がこの人ばかりになって、福島瑞穂じゃ何も変えられずの現況です、よくぞ40年も保てたなではあります大分。左の強い土地柄はあります、大分も数少ないこっちの国柄でしたがこれで変わるんでしょうね。世の中は流れていきます。
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猥雑

2015-04-26 08:48:20 | Weblog
ドローン男、紙面やTVでは殆ど馬鹿にされてます。ブログが公開されて、まぁあれこれ書いてること。つまり目立ちたかったのです、誰かに早く見つけてもらって耳目を引きたかったというわけですが、あのドローン、二週間も放置されていたそうですあそこに、彼の独白(ブログ)によると。さぞやイライラしてたんでしょうな、だからブログでこっちから見つけて見つけてと叫んでたという顛末。何とも間抜けなこと、確信犯とマスコミは決めつけて唾棄する風ですが、二階さんが難しい顔して恥ずかしいことだと非難してます。二階さんは安倍さんと距離置いてる人(遠ざけられてる人)ですから、こういう時には出番です。確かに警備の面からはまずいですよね、屋上見回ってないんですから。まさかまさかの坂を上がらないというわけです。ま、今後きちんとすればいいことですけれども。TBSの朝番組で左巻きの女大学教授さんが蔑み笑いを浮かべながら言ってましたよ、こんな無茶やって反原発運動にはならないと。味方と思ってる人達からも撥かれてます、こんなのと一緒にするな。確信犯、愉快犯と呼称があって、それぞれに小馬鹿にするものですが、こういう妄想系、思い込み系のおバカにはその手の呼称自体が手柄褒賞になるんじゃないんですかね。捕まってこっぴどく怒られて、でも所詮は威力業務妨害ですから微罪ですわね、またすぐに出てきます。またやるか否かはわからぬことですけれど、早晩野に放たれるは危険ではありますね。公安はチェックしていくんでしょうけれど。ううむ。社会は猥雑です。
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名誉

2015-04-25 08:19:52 | Weblog
首相官邸にドローン飛ばした犯人が自首して来て大騒ぎです。本当にこいつが犯人か?後ろに黒幕(組織)がいるんじゃないのか?テロの予告じゃないのか?こっちの危惧と、首相官邸の警備がこんな丸腰でいいのか?との非難。全世界に向かって恥を晒した、そうです。今後厳重にしたらいいことですが、福井の40台男がひょいと出てくるあたり、福島の砂を載せていた辺り、何だか困った奴の間抜けな行動と嗤っていいのか、これだけマスコミが騒いでくれれば彼の男の「目的」は果たせたのでしょうが、今後誰が怒られるんでしょうねと、罪状は威力業務妨害なのだと聞いて日本人じゃのうと感心していればいいのか、です。こんなに簡単に中枢部に侵入できるんだと、思いましたか?無人爆撃機、ステルスの時代です。こんなおもちゃで・・・の驚きなのでしょうが、何とかと刃物は使いようと大昔から皆知ってることですよね。
 安倍さんがバンドンの次はアメリカ議会で演説するんだそうで、左巻き新聞は歴史修正主義者との非難で牽制します。歴史上の出来事は一つ(事実は一つ)ですが、その解釈は関係者分だけ存在します。それが歴史であって、国益であるわけで、、国の数だけ歴史的出来事に対する解釈があって当然なのです。が、多くの国がまとまるにはスタンダードが要ります、それが安倍さんの言う戦後レジームです。先の戦争は連合国の正義の戦いで、悪いのは枢軸国のファシズムだという認識です。それを正そうとする行為を向こうさんからは修正するな!とクレームをつけるというわけです。敗戦国の悲しさなのですが、そこを何んとかひっくり返そうと安倍さんはやってくれているのです。日本の名誉回復です。私達は背を押しこそすれ足を引っ張ることではないはずですが。どうお考えでしょうか。
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自死

2015-04-24 08:22:01 | Weblog
川内原発の再稼働差し止め仮処分訴訟の却下を受けて、反対派の学者(火山学者、ここは大活火山桜島の近くですから)がこう書いてます、巨大噴火についてはわからないことばかりだ、分からないことはわからないというのが科学的態度だ、どうしても原発を動かしたいのなら「リスクはあっても動かしたい」と言うべきだ、と。専門家はその業界知識にガチガチに縛られてますから、自分の意見を言う時には大体が視野狭窄なのです(専門バカ、バカの壁と呼びます)、そこは差し引いてやらねばなりませんが、それにしてもこの捨てゼリフはどうですかね。拗ねてるような幼稚な言い方で。リスクはあるけれど、どこかで折り合わねばならぬと言うているんでしょう規制委は。ゼロリスク指向を振りまわすほうが非現実的で空想的です。だから創らなければゼロだ。再稼働しなければゼロだ。そう言いたいのですが、もうそこにあるんですよ。故障も何もしてないインフラを大事に動かせばいいじゃないですか。そういう危険(リスク)を抱えて生活するんでしょう?災害国に住む身とすれば。違いますかねぇ。
 加瀬邦彦さん、以前に胃癌の手術して、最近は下咽頭癌の手術してたそうです。ということは声が出ない、あるいは食べられない状態。闘病に疲れて、という表現なのでしょうが、関係筋から自死と発表されたそうです。自死、自殺、自裁と言い方は色々あって、それぞれに定義づけがあり、関係団体からの提言もあるようですが、心の内は本人しかわかりません。他人の介入の濃い薄いの問題ではないことでしょう。死ぬ自由ってのそろそろ認めるべきじゃないのでしょうか。
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合理

2015-04-23 08:19:03 | Weblog
安倍さんのバンドン会議での演説が載ってます。村山小泉談話にある、先の大戦の侵略に対する謝罪がないと、こっち系の新聞やTVはマニュアル通りに叩きますが、つくづく思います、安倍さんが脱却を図っている戦後レジームにしがみつき、渡部昇一さんの言う敗戦利権を離そうとしないのは日本人なのだと。もちろん国際的には一番の重しはアメリカです、中韓は便乗しているだけです。が、調子に乗って覇権あからさまな中国に対しては、強い者が弱い者を振り回しはならぬ、法の支配が国家の威厳を守る、と牽制してます。AIIBも明らかにパクス・アメリカーナへの挑戦です、アメリカの経済支配への噛みつきです。英独等の欧州国が次々に参加を表明しているのは、ヨーロッパ人のアメリカに対する歴史的根源的な僻み、いつかはと狙っている意趣返しの意味合い、日中、加えてアメリカが揉めるのは欧州にとれば対岸の火事風なことで、という解説を読んで、なるほどなぁと感心して。そういう欧米の親子喧嘩兄弟喧嘩的な鞘あてに中国が金にあかせて(人口にまかせた力技)楔を打ち込んでいる図なんだそうです。安倍さんは本当に背骨が立ってますよ。日本はこうする。アメリカに寄って、アメリカ側の国として立って行くんだけれども、属国ではないぞとやっと言うてくれているわけですね。大宰相ですよ。
 川内原発は再稼働差し止め訴訟、却下されました。判決読むと、新基準への評価や耐震性の評価は、現時点で不合理とは言えない、のだそうです。これは常識的な判断ですね。ゼロリスク求めず、とは新聞の見出しですが、福井地裁はここを求めたものでしたからね。福井の時に原告側の若い弁護士が司法は生きているとビラ掲げてましたね、今度も住民側がそう言ったそうです、生活が守られたという意味でです。気に入らねば不当決定と掲げる。こういうのも扇動が過ぎることと思いますけどね、品がないことで。
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席蹴

2015-04-22 08:21:50 | Weblog
TPPどうなるんでしょうね。甘利さんを担当に充てたのは適材適所だったんでしょうね安倍さん、アメリカ相手にこれだけ粘るのは珍しいことですから。古くは繊維交渉やプラハ合意、ウルグアイラウンド、ガット協定等々、日本がうまく儲け出すとすぐにアメリカから掣肘されてきた歴史です。日本のコメ、アメリカの自動車。関税自主権を放棄する取り決めですが、それでもアメリカは日本車には関税かけると言い張ってる、日本もあれだけ聖域扱いしてきたことです、農産物の象徴である米の輸入量は譲れぬと突っぱねる(様に見せてます)。でも国内では着々と農協潰しが進んでます、強面会長を引きずり降ろしましたし。もっともこの会長は顔が怖かっただけで、大きな組織にありがちな順繰りの「置物」会長だったのかなと思うくらいこの人の声(意見や熱意)が聞けませんでしたけどね。TPP交渉を農産畜産物と自動車問題に限定するような報道はやはり不適当と思います。他にいくつも日本の規制緩和を要求するものなのですから。国民皆保険制度が危ないのですよ。甘利さんには席を蹴ってもらいたいと私は思っています。
 加瀬邦彦が自殺したんだそうです、74歳。ああ、そう。癌で長く闘病していたのは、一時ワイルドワンズの再結成で想い出の渚がリバイバルヒットして、私もネットでよく動画見てました、その時のインタビューで知ってます。ワイルドワンズの前には寺内タケシのブルージーンズのギタリストでした。加山雄三の引きでこの世界に入ったとは有名な話で、想い出の渚のあのイントロは彼のトレードマークである12弦ギターの音です。ヤマハのシグネチャーモデルでと、マニアックな話で。その後はジュリーの曲を書いてこの世界で長生きした人でした。闘病に疲れたのでしょうか。また一人、あの時代を彩った人がいなくなりました。合掌。
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主義

2015-04-21 08:21:30 | Weblog
町村さんが衆院議長辞任だそうです。カメラの前に出てきてます、顔がやつれて言葉が不自由ですね。先日西城秀樹がインタビュー受けてる番組を偶々見て、おおこりゃ唄えないなぁと、二度(でしたね)脳梗塞して症状とすれば一般的ではありますがカメラの前に出て来ることに敬意すら感じたことでしたが、あれと同じです。軽い脳梗塞でドクターストップが理由だそうです。辞め時ですね。最大派閥の領袖として総裁選に出て、そのさなかに倒れるところから見えてたこの人の運ですね。で、次が大島さん、大島さんの代わり(衆院予算委員会委員長)が河村さんだそうです。ああ、この年代層には自民党は人材豊富ですね。そっちにも感心します。前任に遜色ない人が次々に出てきます。政党の底力ですかこれは。
 中国新聞に村上春樹がインタビューを載せてます(東京新聞系の全国版記事です)。時代と歴史と物語を語るという見出しです。日中韓間の歴史認識について聞かれてこうです、ちゃんと謝ることが大切だ、相手国が「すっきりしたわけじゃないけれど、それだけあやまってくれたから、わかりました、もういいでしょう」と言うまで謝るしかないんじゃないかな、と。はぁ、何ともまぁ、です。大江健三郎が獲ったノーベル賞をなかなか獲れないでいる人ですが、同種同思想の人です。まだ謝り方が足りないというのですね、一応世界的作家として知性の象徴みたいに奉られてる人の言ですから驚きますね。謝罪するさせるを外交手段にしてるんですよ向こうは。前にも、忘れましたが、この手のトンデモ発言して失笑を買った人ですから確信犯と言うべきなのでしょうが、それにしてもびっくりしますね。情動的というのか幼稚というべきか。この人も反日反原発原理原則主義者のようです、ご一読を。
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