柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

印象

2009-03-31 08:07:08 | Weblog
トッポジージョ50歳だそうです。ミッキーマウスは何歳でしたかね、イタリアのねずみの方が歳若いのですね。昔まだTVが白黒カラー混在の時代に出てきました、山崎唯が声役でしたか、声色真似したもんですね。新聞によると「何てこったい!」というセリフでイタリアでブレイクしたんだそうです。日本ではそんな言葉遣いで売り出してなかったですね、可愛いキャラでした。何てこったい、はポパイのセリフですよね。アッオウ、何~んてこった~い!ブルート~。
 国語審議会か何かで「二点しんにょう」の是非について専門家との質疑応答があったそうです。質問の主点は一点しんにょうとどうして統一しないのかだったそうです。そんなことに理由なんかないでしょうに。本来別の字なんですから。全くくだらない質問です。またそれに専門家達があれこれ答えてるのもはがゆいこと。違う字なんだ、で終わりでしょうにね。遡る、不遜の遜、謎、これらは一点ではなく二点しんにょうですよ皆様。他に[這う][辿る」とかもでしょう。どうぞよろしく。これが漢字の文化です、有無を言う余地などどこにもありません。こうなんだからこうだ、こう書きなさい、それで終わりです。違いますかねぇ。戦後のあの略字化、当用の常用のといった漢字の身勝手な差別化が間違っていたんです。それで終わりです。ですよね。
 新聞各紙、森田健作知事を採り上げます、どれも剣道着で砂浜走ってる像をそのまま映そうとします。「おれは男だ」は確かに一世を風靡した番組でしたし、あのイメージは簡単には消えるものでもないのですがこの人は消そうともしなかったですからね、まさにそのまま59歳になっちゃったって風情。同じような例は柔道一直線の桜木健一ですか。あの番組に近藤正臣も出ていたんですがあの人は普通にイメージ変えられました、あの番組に出ていたことも皆忘れているでしょう?ピアノを足で弾いていたんですよあの人、猫のように。そういう確信犯たる青春オヤジが知事選に勝ったってわけなんですが、あの歳で未だに青春の勲章はくじけない心だと~と唄ってるらしいですから立派なこと。国会議員としてのキャリアも結構持ってる人ですが、そちらでの仕事は知りません、やはりタレントです、細田さんではないですが知名度だけの人です、才能は全く未知数。要はここからだなんて陳腐な感想に終わったのでは面白くないのですが、どの新聞も海に向かってバカヤローと叫んで終わるパターンを連想させる調子で、特にあの番組を見ていた世代には拭い難い先入観が深く食い込んでいることを思わせることでした。記事書いた人もきっと同世代なんです。そう思いました。
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草食

2009-03-30 08:08:15 | Weblog
千葉県知事に森田健作氏が当選です。もっと全国版のニュースで事前から伝えるのかと思ってましたが全くと言っていいほどなかったですね報道。当地では当日の結果が伝えられるだけでした。スコアは圧勝。二位にダブルスコアになろうかという勢い、百万票超えてました。森田健作といえば青春ドラマですし、吉川クン!!とすっとんきょうに叫ぶあの高校生ドラマです。そしてヒット曲も二曲持ってますね。さすがにもうあのキャラクターは納めているんだろうな、政策で勝負する政治家になっているかと淡く期待してましたが、今朝のNHK特集見ると、あのまま。がっかり、というかこれしかないか・・期待した方が馬鹿だったという思い。選挙戦では「さらば涙と言おう」を唄い、相変わらず青春青春と暑苦しいこと。59歳だそうです。勝った後のインタビューで噛みながらの絶叫。ああ、千葉も大変ですなと。宮崎や大阪より危ないと思います現時点では。もっとも、この勝利にはあれこれの評価解説が付きます、小沢の神通力が失せたとやら衆院総選挙のタイミングだとか。千葉県民そっちのけの評論ばかり、お気の毒に。鳩山さんは心配顔、一方の自民党細田さんはこれは本人の知名度だけの勝ち、大した影響はないなんて知らん顔です(内心は嬉しいんでしょうがね)。堂本さんの左ぶりにさすがの千葉県民さん達も飽きちゃったという見方はできないんでしょうか、今朝の各紙には少なくともなかったですが。知名度だけで勝ったとすればそれはそれで危ないことですよね。あのハマコーさんの千葉ですよ。どうなんでしょうね。
 これまたNHKの受け売りなんですが、今時「草食系男子」が多いんだそうです。パッとイメージが湧くキャッチィな命名と感心したのですが(しょうゆ顔ソース顔のように)、実例なる男が出てきます、28歳、彼女は要らないんだそうです、両親と暮らしてます、給料から何から何まで母親任せ、自分は仕事行って趣味の絵をかければそれでいいんだそうです。昔パラサイトなんて言って結婚しないでずっと実家にいる女を皮肉り揶揄した謂いがありましたが、その男版ですか。若い女達へのインタビューもあって彼女達はすっかり受け入れていてシレっと言います、待ってる男の子が多いので私達の方から言わなければ、なんて笑いながら。おいおい、ええかいな。専門家が解説します、彼らはバブル破裂以降の世代で下向きの世情知らないから、男の価値観が様変わりしたからなんて。違いますね。ひとえに教育の間違いです。出世欲も結婚欲も湧かないような男を作ってきたのは幼少時からの教育が間違っていたんです。そして家庭の弱さ。押し付けを悪とするしつけの間違い。放任主義の間違い。そうでしょう?なんだか情けなくなりました。草食ですか・・
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2009-03-29 10:36:13 | Weblog
TVコマーシャルのBGM、懐かしいのが多く流れますよね、クイーンやらディープパープルとかの有名どころだけでなく、キンクスが来たりギルバートオサリバンが出たり、聞いてる方はにんまりして、ああこういうのの決定権が私達の年代に移ってきたという証拠だと解説したりしてますが、今日知りましたロッテのガムのCFに替え歌です、このメロディーしっかり覚えてます、おお、狼少年ケンです。でも同時に疑問も湧きました、あれ、あの番組は確か森永がスポンサーだったですよね、森永ココアにあのキャラクターが貼り付けてあったんじゃなかったですかね。懐かしいでしょう?森永ココアなんて。前にも書きましたが、私達の幼少時、TVアニメの揺籃期且つ全盛期、黄金期のそれぞれは主題歌とスポンサーが一体です。鉄腕アトムは明治製菓、エイトマンは丸美屋(ふりかけ)、狼少年ケンやポパイは森永(ポパイは森永コーラスのイメージが強いんですが)、忍者部隊月光は田辺製薬、風の藤丸は藤沢薬品、そして鉄人28号はグリコグリコグ・リ・コ~。どれも唄えるでしょう?私と同年代の方々なら、TV少年少女であられたならば(うちの女房は例外でほんとにこれらを知りません、見なかったんですって、おかしな奴)どれも唄えるでしょう?で、それこそ何十年ぶりに聴いたメロディーなのにきっちり思い出す、歌詞もすらすら出てくる、自分でびっくりするくらいです。人の記憶ってのは面白いとまたまた感じ入るわけです。ボバンババンボンビンボバンバボボボバンババンボンビンバボン、いつもオイラは泣かないどこまで続く命、がっちり掴むぜ太陽、嵐はまた来る、走れよケン!泳げよケン!太陽に届くまで、進めよケン!ジャンプだケン!走れ狼少年ケン。註:あくまで私の記憶のままに書きました、見直せば筋が通らぬ部分がありますが、これ以上に出てきません。正確なものではありません。調べればわかることとは思いますが調べません。あしからず。
 今朝の番組でオバマさんの演説の解説してました、どうしてあれだけ話題になるのかと。つまりあれだけ上手と言われるのは何故かという解明モノです。この番組の結論は、視線(目線)、声質、繰り返しだそうです。視線については、国会演説する麻生さんのそれと比較してましたが、あれはどうにも端から比較の対象にはできぬでしょう、原稿読むばかり、それが予定調和の場面ですから。比較するなら例えば街宣車の上で喋っている時のものとか、記者会見で質問を受けている場面だと思いました。でも、それにしても確かにオバマさんが何か読みながらって場面は見ませんね。視線を上げて、聞き手の方をちゃんと向いて喋る姿ばかりですね。意識の差でしょうし、おそらく文化の差でしょう、お上意識の有無、本来の伝達目的よりも伝達しましたという手続きを優先する文化。声質は生来のものです、変える変えないのものではないのでしょうが、喋る速さや丁寧さなどにもつながることで、これも確かなこと。相手に伝えようとする意識がどれだけ強いかということになります。そして繰り返し。伝えたいことを何度も繰り返すこと。なるほど。でも、この解説を見ながら聞きながら思いました、そんなことはきっと演説のハウツーとしてきっと何百年何千年も前から(きっとローマ春秋の時代から)言われていることに違いないでしょう、何を今更、のことでしょうと。そして思い浮かびました、近世で一番の演説上手はヒトラーだったに違いないし、このハウツーは全てあの人の真似に過ぎぬと。繰り返しの重要性は彼の著書「わが闘争」に明記してあります。あの天才がとうの昔に気づいていたことです。が、さすがにヒトラーを演説の名手と改めて持ち上げるわけにはいきませんし、まさかオバマと表立って比較などできません。麻生さんの映像でお茶を濁すが関の山です。でもこの番組見ながら改めて思いました、できることならあの時代のあの空気の中でヒトラーの大演説を聞いてみたかったと。あれだけの人間を高揚させ先導(扇動)した大演説を群衆の中で聞いてみたかったと。彼は間違いなく天才でした。演説の才は学ぶところが大きいと思っています。
 
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茶番

2009-03-28 08:06:40 | Weblog
当地全国二番目に若い市長が先日誕生して昨日初登庁というニュースです。TVに写る顔はいかにも若い、所作が若い。初々しいとの表現も危なっかしいという表現も当てはまります、同じものをどちらから見るかの違いですから。先の市長も16年前には確か全国一若い市長だったはずです。別に当地が珍しモノ好き、新しモノ好きな土地柄だというわけではありません。どこの田舎町にもありがちな固陋さは色濃く残っています、気質はまだまだ保守、反革新です。でも前市長が当選した時も、その前の市長が4選だか5選だかで多選批判してのことでした、妙な符合ではあります。そういう巡りのある町なんでしょうか。期待と不安を抱えて新しい四年が始まります。
 昨日の朝日に特集記事がありました、医師不足に係る内容です。医師の配置は教授の考え次第、という刺激的な見出しです。医師研修改革 苦しむ地方、病院から引き揚げ図る大学、との見出しも躍ります。記事の内容は大学、その後ろの文科省、そして厚労省との綱引きだと謎解きしているのですが、こういうのを深読みというのでしょうね。何の具体策も生まない足を引っ張るだけの深読み。まことしやかと言ってもいいのだと思います。記事の内容はいわば平凡で総説に近いものですがしかし、記者の思い(認識具合)は見出しに明らかです。大学が、従来の医局制度が悪だと言ってます。そこが違うのに、です。従来の制度下において地域医療は守られていたという厳たる事実を恣意に捨象します。改革なるものが間違っていたのだから元に戻そうとどうして論ぜぬのでしょうね。こういうのを無用なアジテーション、方向違いの知ったかぶりと言うのでしょうか。
 小沢さんのドタバタ見ていて、どこかで見たなぁと思ってましたが気がつきました、あの加藤の(加藤紘一)乱です、あの場面。加藤が造反しようとするのを、谷垣やら塩崎やらが引き止める図。大勢が取り囲んで口々に諌めるの図、TVが流してましたよね。殿!ここはお控えあれって。その殿は涙を浮かべて思いとどまっての、あれですね、茶番そのもの。鳩山さん、口は出さないけれど後ろに控えて、大将は涙を浮かべて。ああそっくりだこと。クリソツ!!
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呼吸

2009-03-27 08:11:14 | Weblog
高校野球、沖縄サウスポー19個も三振とって負けました。これも野球の面白さなんでしょうか。今年の甲子園、左腕投手がいいですねぇ。
 橋下知事また吠えてます。TVは過激発言と伝えます、国の公共事業に対する自治体負担の高額なことをさして「ぼったくりバー」だと。確信犯なんですが、このテンションをずっと続けられれば世論がついてきましょうか。先に書きましたがいつまで続けられるかなのです、いつまでこうやって噛み付き続けられるか。頑張ってもらいたいですがね。
 北朝鮮のミサイル配備に対して政府は破壊措置命令を出して自衛隊に対空射撃の備えを命じたそうです。なんとも歯がゆいというか、大仰というか、図体の大きなことと思うことです。これが文民統制だと言いたいんでしょうね。自衛隊(軍隊)は政府の制御下にあると言いたいんでしょう。でもこんなこと初めてなんでしょう?少なくとも私は初めて聞きますね、国がミサイル撃てと指示するなんてことは。こうやって国民が気づけばいいんでしょうね。そして石原慎太郎(いつもこの人を引き合いに出しますが)の言うように、このテポドンが陸地のうんと近くに落ちればもっと目が覚めるでしょう。空想平和主義では、手続きに縛られていたのではミサイルに間に合いません。単純なことですがね。
 大分県教育長、あの口利き合否操作事件の始末した(というか黙認していた)教育長です、あの人がなんと再任されたんですって。県議会が認めたんですって。あらら。と言うより、てっきりあの後馘首されて(あるいは辞任して)いると思ってましたよね、そのまま居座っていたんですね再任と言うことは。口利き発覚を恐れた県議会が(おそらくは知事もそうなんでしょう)、同じ穴の狢をそのまま居座らせたんだって非難があるそうです。賛成。尻尾切ればいいというわけじゃないんですが、でも切らねばならぬ首でしたねぇ。そう思います。
 大相撲八百長訴訟、講談社の負けで五千万円近い損害賠償命じられたんだそうです、東京地裁。判決文が載ってませんので記事のままですが、この記事(週刊新潮の連載記事でした)の真実性を否定したもので、八百長の存在の有無にまでは何も言及していないそうです。杜撰な取材で嘘を言ったというわけです。さて講談社どうしますか。というか控訴ですよね。はいそうですかとは行きますまい。この記事書いたジャーナリストも黙っちゃいないでしょうし。でも、実際に金運んで請け負った下っ端がいるのに肯定も否定もないですわねぇ。八百長の有無は知らぬが、こんな取材で事を断ずるはけしからんと、裁判官もうまく逃げたと言えばそうなんでしょう。相手が大相撲で、後ろに文科省がついてるんですからね、巨象に立ち向かうが如き様相ではあります。八百長。あってもいいんでしょうし、あるに違いないんでしょうが、ガチンコ勝負との境をつけられない以上、咎める方も「られる」方もそれなりに呼吸を合わせなければならぬことなんでしょうね。と、私も大方と一緒です、落とし所はここと思います。
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勘違

2009-03-26 08:08:48 | Weblog
NHK朝ドラ最終週です、マナカナ主演の無理のあるストーリーでしたが、病人役で爺さんが出ていて。老妻役は正司照江、かしまし娘の向かって左、ギブソンのフラットギター下げていたボケ役の人。で、寝ている爺さん、なんと桂米朝!人間国宝!使い慣れぬ方言使って。さすが大阪局と言うべきですか、最後にしゃれ見せてくれます。この人使う必然などはないわけです、爺さんにこの人というそれだけそのままのキャスティング。そんなオファーをこの人が受けたと言うだけ。これがシャレ。大阪人のシャレ。
 体操の遠藤幸雄さん死去の報です。東京オリンピックは確たる記憶の一番古いものの一つです、この人が日の丸揚げたことはよく覚えています。他に聖火最終ランナーのさかいよしのり(漢字知りません)さん、重量挙げの三宅兄弟、マラソンの円谷、女子バレーボール東洋の魔女達。小学2年時できごとでした。鉄棒やら平行棒、特に吊り輪の絵(絵の才能の全くない者には、左右対称像が描き易いんです)をよく描いてました。写真が載ります、あの時の個人総合の表彰台、二位に3人います、そのうちに一人鶴見なんとかという人がいます、この人銀メダリストです、でも今日初めて知りました。こんなもんですよね、人の記憶なんてのは都合のいいものしか残りません。興味のないことはその場で消えます。この人があればこそ、加藤沢男が続き具志堅が続いたんですよね。美しい体操。この前引退した日本のエースが常に口にしていた理想はこの人から続いている伝統なんだそうです。暫し感じ入ったことでした。合掌。
 とうとう神奈川県で受動喫煙防止条例なるものが通ったそうです。松沢知事がご執心の法案でした。以前ここで文句言ったことがあります。県議会は世論とやらに迎合するばかりです。環境至上主義、無闇な清潔指向はとどまりません。知事は言います、今回は努力義務に留まったケースがあるが、いずれは公的施設の全面禁煙を果たしたいって。おいおい、本気かい?分煙あるいは禁煙の努力義務留めたのは、パチンコ屋や小さな飲み屋などで、総数で言えばこっちの方が多いわけですね、それが気に入らぬのでしょう。が、こちらとすればほっと胸をなでおろしている風です。どういう罰則かというと、吸った本人に二千円、その場の管理者に二万円の過料だそうです。なんともうっとうしい、気の重くなることですね。NHKが大喜びで特集報道します、禁煙に向かう世論を誘導する張本人ですから嬉しいはずです。県医師会長に喋らせます、好ましいことだなんて。医者がみんな煙草吸わないなんて思ってますか?冗談じゃないですよ、煙草吸いの医者はゴロゴロいますよ。タバコくさい息で平気で禁煙を説いてますからね。禁煙学会の偉いさんが登場します。どんな学会があってもいいんですが、禁煙学会ですか、びっくりします、どの団体の差し金でしょうか、少なくともJTではないってことですが。有害だから世の中からなくせ、他人にまで害を及ぼすなという主張なのですが、権利権利と振り回すなら煙草吸う権利だって同じだけの重さで価値であるんですからね。人に迷惑かけるなという理屈も理解します、だからマナーをうるさく言い、強く閉鎖された空間から締め出すのもわからぬことではないし、煙草吸いもそこは気をつけねばならぬとは思いますが、そこまで引かせたら十分じゃないんですかね。次から次へと追っ手をかける。追い詰める。あの知事の正義感ぶった得意顔が気に入りませんな。勘違いしてますからね。違いますか。
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感想

2009-03-25 08:01:51 | Weblog
WBC、日本中が望んでいた通りの絵に描いた如き結末、これじゃぁ大騒ぎになるはずです。おそらく多くの人が疑問に思ったであろう出来事に対する、田舎町の、野球の経験のない一野球好きの考えを聞いてください。なぜイチローは敬遠されなかったか、そしてこれは私が思うだけかもしれませんが、何故杉内に9回投げさせなかったか。なぜ韓国と5回も試合したのか。新聞によると韓国ベンチはイチローを敬遠指示していたそうです、監督はキャッチャーが若い奴で経験が足りず、意思が伝わらなかったと言ってるそうです。ふうん。あれだけファウルファウルと打たせ続けて、敬遠指示もクソもないですわね。あれだけファウル打てばタイミングが合ってくるなんてのもよく解説者がいう常識じゃありませんか。ベンチも打ち取れると踏んだんでしょうね。それに二度までも3番青木をはっきり歩かせて4番城島と勝負する場面作ってるんです、イチローを歩かせるように指示した、は言い訳に過ぎませぬ。仮に言い訳とすれば、今度は選手の所為にするという指揮官にあるまじき仕儀だとの謗りとなります。敗軍の将は兵を語らぬものです。なんてのは日本人の勝手な美学ですかね。彼の国の人にはそんな理屈は通用しないことなのかもしれませぬ。でも、敬遠指示が伝わらなかったというのは嘘ですね。キャッチャーが立ち上がれば、立ち上がらせればいいのです。難しい造作は要らないのですから。杉内の件。左が続くうちは杉内で、というのは素人にも浸透しているセオリーです、相手が右のピンチヒッター出してきたから右のダルビッシュでという理屈も理解します、結果が悪かったから結果論で言うのでもないとわかっていただいて、ここに日本の現代の野球の陥穽があると感じたのです。セオリー重視に過ぎます。いえ、セオリーではなくてこいつでだめなら諦めるなんて浪花節に自縄自縛されています。藤川をダルビッシュに代えた。絶対の抑えとはいえ、調子の悪いのを下げる英断は評価しますが、次はそう決めた自分に縛られる。大向こうの歓声を気にしすぎではないでしょうかね。韓国のクリーンアップに対して杉内はやる気満々でしたね、しかもこの人が一番調子いいとTV解説者たちも言ってました。向こうが替えたからこっちも。図柄は良いです、策が交錯して面白く見えます。でも、あそこで杉内見たかったですね。これは個人的な感想に過ぎることかもしれませんが。もう一つ、どうして5回も韓国とやるはめになったか。これはひとえに主催者の仕組んだことですね。日本と韓国とが食い合ってくれればという思惑です。アジア予選は仕方のないことですが、アメリカに行ってまで同じ組にいることのほうが不自然ですから。つまりMBLも日韓の力を認めていると言うことなんでしょう。月刊誌新潮45の今月号にスポーツライターの玉木某がWBCのからくりを書いています、結局MBLの金儲けの手段なんだって。なんだか馬鹿馬鹿しいことで。打てなかったイチローが最後の最後に打つ、そして勝つ。日本人好みの展開での勝利はまことにめでたいことでした。そう終わるべきなんでしょうね。戦術がどうのこうのなんてこと自体が野暮なんでしょう。少なくとも見ている側はそういうことで終わるべきなんでしょう。これで星野の失敗が余計に強調されることにはなりましたがね。それともあの時は松坂も岩隈もイチローもいなかったからなんて、言いますかね。選んだのは誰なんだよ?
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隔世

2009-03-24 08:05:51 | Weblog
北朝鮮のミサイル、とても迎撃なんかできないと政府筋の人間が言ってるそうです。ピストルの弾をピストルで撃ち落せるか?ってたとえで表現しているそうです。じゃぁそもそもこの迎撃ミサイルなんてのはどういうモノなんだい?大陸横断するような、アメリカからロシアに撃ち込むような(中国からアメリカに撃ち込むような)長距離弾をこその想定ですか。軌道を計算できる時間があってこそ、こっちが狙いつけて撃ち返す時間があればこその想定なんでしょうね。となれば近いです、近すぎます、北朝鮮(中国)。撃てばすぐに届きます。いついつ撃ちますから用意してくださいと通知があればこそ迎撃できるんだ、そういう条件下でも外れるんだから、という代物だそうです。あらら。撃ったそうだと一報が入ってからあれこれ調べているうちに届きますわね。迎撃する為には敵さんが撃つ前から弾道がわかってなければなりません。あらら、役に立たないわ。素人考えでそう思います。防衛大臣は威勢のいいこと言ってますがさてさて。福岡の山崎さんは相変わらず北朝鮮シンパぶりを発揮します、そんなことやってためにならんぞなんて。あんたはどこの国の人なのよ?
 厚労省が公的施設での禁煙を推進するんだそうです。何度も書いてますが、私もタバコ吸いません、タバコの煙は思いもよらぬところで漂うと確かに腹が立ちます。が、昔パカパカ人の迷惑なんぞこれっぽちも考えずに所かまわず吸い汚してきた身ですので決して偉そうに説教などできません、そういう引け目を今尚感じながら思うのですが、タバコなんてのは単に嗜好品です、麻薬じゃありません。副流煙(副煙流でしたか)こそが害毒なのだとか、今日のNHK朝のニュースの特集では例えば新幹線の禁煙車両でも、連結部で吸っているとドアが開閉するたびに煙が入り込む。さらには外で煙草吸ってきた者の呼気には3分間はかなり高い濃度で何やらが(忘れました、ニコチンなのか、その他の有害物質なのか)排出されるんだそうで、たとえ禁煙車両に乗っていても乗客は禁煙状態(絶煙状態)にはないんだそうです。当たり前でしょうにね、まるで無菌真空状態のように想定してるほうが間違いです。ドアは開閉するんだし、隣の兄ちゃんも気を使って余所で煙草吸ってくるんですわ、禁煙車の方が車両数多いんですから、煙草吸いが禁煙車両にも乗りましょうから。そこまで文句言う?の世界です。またそういう研究(研究なんかじゃありません、ただの調査です)してとくとくとしている学者が大勢いる、そういうこと言う(煙草はいけない!分煙なんて甘っちょろいことしていたんでは副流煙の被害はなくならない!)奴らがこの世界(学会)で引き立てられるんです、国の方針ですから、いやらしいほどの過度の清潔志向。こういうのを御用学者といいますが、そうでなければ教授になれないんですから連中の選択とすればしかたのないことですか。果たしてこういう禁煙方向に強く推進するデータばかりが恣意に集められて大きく喧伝される。禁煙ファッショがまかり通る。健康第一主義、環境清潔主義があたりかまわずなぎ倒していく。時代に流れです、これは従うしかありません。が、明らかに行き過ぎです。人の嗜好欲望を抑制して碌な事は起こらなかったはずです。昔の日本映画(洋画もそうです)見て御覧なさい、男という男が本当に所構わず煙草吸ってます。これ見てると真に隔世の感にひたれます。いかがですか。私が間違ってますかねぇ。
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遵守

2009-03-23 08:00:17 | Weblog
首相の株屋発言、あれから問題になりませんね、どうしてですかね。結構きついこと言ってたのに。株屋っていう呼び方自体蔑んでるし、田舎に行ったら怪しい奴に見られるなんて、その通りですけどやっぱりこりゃまずいわねぇ。これがこの人本来の喋り口なんでしょうし、聞く方も馴れてきましたが、それこそ株屋さん達がもっと怒るのかと思いきやそのまま盛り上がりません。漢字の読み間違えなんかよりこっちのほうが影響大きいんじゃないのかと外からは思いますが、そうでもないんですね。株屋さん達も身を弁えているってことですか。
 読売のコラムがフェアプレイを採り上げてます。AIGの無茶なボーナス支給に対しての批評です。フェアプレイは精神論だという文章を昔若い時に読んで、甚く感じ入ったことを覚えてます。ルール遵守とは別次元だと言う話でした。スポーツなら一般に開会式のセレモニー、選手宣誓での決まり文句、フェアプレイ精神に則り、というあれです、なるほど精神ですか。コラムには魯迅の言を引いています、フェアプレイを発揮すべきは道義をわきまえた相手だけだと。それをフェアプレイだとわかる相手に示さなければ空振りしてしまうということです。つまり相手あってのことなんだということです。私が昔読んだ定義もこうでした。ルール守るだけでは足らぬのだということでした。ルールを守るという枠のもう一回りもふた回りも外側にある枠。ずるい事はしないこと。勝負だけじゃないことに気づくこと。相手を思いやる心。ルール守っていれば何をやってもいいわけじゃないということです。つまり人間の品性の問題というわけです。今子供のスポーツがほんとに盛んですが、勝ち負けだけを教える指導者が多いのもご存知でしょう。審判に対してちゃんと敬意を払うとか、相手を敬うとか、つまりそのゲームを美しく作り上げようとする心を教えないんですね。潔さとか清々しさを教えない。ルールの中なら少々ずるいことでも許されるなんて言う。確かにそうなんでしょう、勝負というのはそういうものなんでしょう、でもそうでもないのよというのがフェアプレイ精神なんでしょう。そっちを教えるべきだと、こう書くと誰でも思うことですが、でもやはりここは個人の資質の問題なんです。品性品格の問題なんですね。指導者の心の問題です。勝負至上か否かと言う選択か?と居直るような人にはわからぬ概念なんでしょう。負けてもいいんだな?と開き直る人には理解できない概念なんでしょうね。人の世の中はルール(法律)だけ守っていればいいんじゃないんだよと、わかっているか否かですね。
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継続

2009-03-22 07:33:10 | Weblog
昨日の新聞にあらら誰かと思えばのオリビアニュートンジョンがアップの大写しで。60歳だそうです、8歳上。この人が売れてた時代、リアルタイムに聞いてましたが、大学生時代だったと思いますよ、ということはあの頃でもう30歳越えてたというわけですか、そうは見えなかったですがね。でも映ってる顔はそれなりに綺麗ですわ、何でも乳がん撲滅キャンペーンに来日しているとかです。皆歳を拾うのですが、願うらくはいい顔になっていきたいですね。昔そう思った一番は矢沢永吉でした、この人がソロになった頃の顔は見るのも哀しいくらいのぺらぺらのチンピラ顔でしたが、その後いいアルバムを続けて出してビッグになるにしたがっていい顔になっていきました。拓郎もそうですかね。いい歳をとりたいことです。
 橋下、東国原知事が首相前に吠えてます、いいですね。橋下さんは国交省は詐欺集団だとやる、東さんは変人を登用しなければ世の中は変わらないと言います。知事はまさに殿様で権力の全てが集中しているという一方で、国の言いなりだと言う話をよく聞きます、国会議員から知事に転ずる理由はおそらくこの権力の魅力に違いないのですが、この二人の発言聞いてると予算から公共事業の細部に至るまでがんじがらめの態ですね。国に縛られるのです。役人達に縛られる。だから知事には役人崩れが適当だと言う論も十分に成り立ちますか。役人体質じゃない、役人のキャリアのない者が知事になるのは、国からすると面倒なことなのかもしれません。もっとも、ものの数ヶ月で普通ならその仕事に馴染むものです、役人じゃなかった者でもすぐに役人になります、きっとそっちのほうが楽なんでしょうから。橋下さんや東さんがそうじゃないというだけでしょう、となると貴重な存在です。特に橋下さんは天下の大阪知事です、影響大です。石原慎太郎がロートルな分、期待は大きいはずです、知性の面では聊か劣るのでしょうが。国交省からの負担金要求噛み付きの件も、あれは香川県の事例です。そこが黙っているのに余所からチャチャ入れている図、役所育ちの者ならこんなもんじゃという前例主義でそのままになるところなんでしょうね。香川の知事がどういう人なのかは知りませんが。だからそういう意味で素人やら変人やらの存在が貴重だというわけです。十分に頷けます。肯きます。専門家の誤りを正せるのは専門家ではなく素人の単純な疑問だという真理です。専門家達に自分の誤りは直せないのです。なぜなら専門家達はそうやって養成されてきているからです、皆同じ道を通って来ているからです、おかしな意見を言う奴は専門家になれないからです。誤りが見えない、見えても言わない、それが専門家だからです。だから変人が必要なのです。素人が必要なのです。素人が普通の考え方、普通の判断を振り回す意味があるのです。でも哀しいかな回りは敵だらけです、役人だらけですもの。橋本さんや東さんがいつまで言い続けられるか、です。青島さんも、千葉の堂本さんも、あの横山ノックさんも何も変えられませんでしたからね。期待は大きいです。なんやかんやで橋下さんも一年過ぎて、未だにあの調子で吠えている、東さんも然り。この二人はできる人かもしれないと思うのです。熱を(毒を)いつまで保てるのか。ここなんですね。同じ仕事の繰り返しは新しいことに向かわせる心を鈍らせます。私如き者でも幾度経験したことでしょう。どう研ぎ澄ませ続けるか。心をどうとんがらせ続けるか。ここですねぇ。
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