柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

抗議

2016-10-31 08:25:21 | Weblog
現代もすなる医薬品(医療)批判、文春もしてみんとてするなり。週刊誌の話です。週刊現代が長く続けて結構物議を醸した話題でしたが(読んでないのですが)、週刊文春もやってます。私も薬出し過ぎ(飲み過ぎ、飲まされ過ぎ)傾向は認めますし、素人騙しの薬売らんかなの宣伝が多すぎ、尻馬に乗ってる医者が多すぎと別のブログで批判しているのですが、文春の今週号はちといただけませぬ。新潮と文春は毎号読んでいて、文春のこのシリーズ、過去はがん検診のやり過ぎとか降圧剤の功罪とかそれなりの内容だったのでしたが、今週号は「飲んではいけない薬」と大見出し、記事の中で「飲まない方がいい薬」と言い方を変えて(ずるいです)一覧表を掲げてます。その中に総合感冒薬、胃薬、入眠剤(睡眠導入剤)、糖尿病薬を並べてます。こんな汎用薬を悪者に仕立てては混乱をきたす以外にないでしょうにと思うことです。総合感冒薬とはいわゆる風邪薬です。PL顆粒が有名ですね、粉薬です。注意点としてこう記載があります、高齢者では認知機能低下や転倒の危険があり、さらに緑内障や尿閉(尿が出にくくなるを起こす恐れがあると。いやいや、たしかに薬の能書きには書いてあることですが、そんな危険な薬がこんなに全国あちこちで汎用される筈がないのですよ。確かに中に尿が出にくくなった人がいます、経験したことがあります、が、極々稀にです。医者のことわざにシマウマを探すな、があります。馬の蹄の音が聞こえた時に、シマウマか?とわざわざに珍しい稀なものを思い浮かべるなという戒めです。めったにない副作用(好ましくない反応)を殊更に強調して非難するは百害あって一利なしの典型です。抗議モノですな。文春さん、あんたもか?です。。
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失着

2016-10-30 10:00:58 | Weblog
広島負けました。8回表で終わったのでしたが、多くの人が(TV見ていた全員でしょう、もちろんスタンドにいた人もでしょうが)どうして投手交代しないんだ?と思ったでしょう。昨日は日テレ系が中継してました、解説は山本浩二、元広島監督の野村、元中日の山本昌。三連打されて満塁になったところで交代でしょうに。初回から相手にずっと押されっぱなされていてそれでも何とか同点でついて来ている終盤の勝負所です、一点もやれないところです。でも緒方監督は動かない。解説の山本昌は、今シーズン十分に働いてきた投手だから任せてるんでしょうと言ってました。ううむ。そんな判断でいいんですかねぇ。こういう浪花節が罷り通る世界、監督の運や感性への依存を許す世界。いえ、抑えるか打たれるかはわからないことです、あそこで中田が打ち損じていればそれで終わりだったんですし、そうなればなったで緒方監督の勝ちでしたねと言っておけばいいわけです。信頼感に応えましたねとか何とか。でも素人目にも勝負所ですよ。相手もそれはわかっている。だから次打者がピッチャーという事情もあったにせよ、ネクストバッターズサークルに大谷を控えさせる、素振りをさせる。こういうのは普通のペナントゲームでもよくあることですが、いかに芝居掛ったブラフとはいえ相手も本気なわけです。あんな場面で出せる投手がいなかったという判断だったんでしょうか。大瀬戸が次の回に出てきましたが、こいつには荷が重いという判断だったんでしょうか。でも素人目にも明らかにまずい、押し出しなんてはまずい。でも動かない。何故?点とられても尚動かない。大谷は笑いながらベンチに引っ込んで行きました。脅し、芝居だったわけです。張本が怒ってました、変化に応じようとしなかった監督が悪いと斬ってました。ペナントレースの決まりを徒に守っただけだと。よく言う勝利の方程式というやつです。6回まで先発が何とか投げて、終盤は一人ずつに任せる。うまくいかなかった時にも、うちはこれでやってきたからという言い訳する。日本人らしいことではあります。お前に任せた、お前と心中する。ま、ここでどうこう言っても全ては結果論です。あそこで中田が打ち損じていたらそれだけのことだったわけですから。一寸先は闇ですねぇ。世の中の全ては確率の世界であるわけです。確定事などないのです。だから人は何かに頼る。信念信条と言い換えますが、一つことに頑迷に拘るのは拠り所がそこにしかないからです。変更するにも選択肢を持たぬからです。そして皆がそれを許す。皆が同じだからです。誰かが一つ決めてくれればそれに従うが楽だからです。そしてそれを決める者を決めておく、世の中の仕組みは全てこうです。上司部下というヒエラルキーの意味はここです。決める者を決めておく。正しい、間違いは問わぬ。その結果に対しての責任は決定者にある筈ですがそこのところはその上司の資質なり品性人格に左右されることです。いえ、こんなに一般論化するつもりはないことでした。ピッチャーにまで打たれた時にがっくり脱力してそれでも代えないことに負け試合を覚悟してがっかりして、果たしてドカンとやられて、この時やはり広島に肩入れしていた自分に気づきました。あれだけ集まった赤ヘルファンにあの試合はまずかったんじゃないんですかねぇ。もちろん、よくやった!の欺瞞の賞讃に覆い隠されることでしょうけれど。すみません、野球に興味のない方々にはつまらぬ話でした。

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前提

2016-10-29 08:20:18 | Weblog
そう来るだろうと思ってはいましたが、本当にやるか?の馬鹿馬鹿しさです。沖縄県議会(県議会ですよ仮にも)が先の大阪府警機動隊員の土人発言を受けて、沖縄県警本部長と公安委員長に宛てて抗議決議し意見書を送るんだそうです。新聞から引きます、こうです。「県民の誇りと尊厳を踏みにじり、県民の心に癒しがたい深い傷を与えた」そうで、「法を守り人権を守る先頭に立つべき機動隊員らによる発言に対し不信感が広がっている事実を真摯に受け止めるべき」なんだそうです。まぁ綺麗事を並べるだけ並べて、自分達だけが被害者だってかい?機動隊員に投げかけられた罵詈雑言はどこ行ったんですかね。何かと言えば「我々県民」ですわ。一緒くたにするな!と怒る県民も多かりましょうにね。彼の地の県議会は社会党共産党が与党なんだそうです。仕方ないですかねこの流れは。弱者を騙って強権振り回す手法が堂々とまかり通る地です。悪いのは行政、国、正しいのはいつも被害者たる我々県民。一体誰だ?ここです、連中は一人では来ません、いつも我々です。誰も責任とらなくていいんです、言いたい放題。いつもいつも他人の所為誰かの所為。自分は集団の中にうずもれて隠れるのみ。こんなこと県議会が決議することですか?いかに松井大阪府知事が「普通」かですわね。
 核兵器禁止条約に唯一の被爆国日本が反対したと大非難報道です。被爆者団体に怒らせてます、賛成した国の代表者に呆れさせてます。今まで棄権して、それでも非難囂囂だったところ反対に回るとは!!のお怒りです。棄権したのは中国インドパキスタンの核保有国、反対したのは安保常任理事国、賛成したのは北朝鮮。北朝鮮?各国の思惑が見えて面白いじゃないですか。核兵器しか抑止力がないという事実、共通認識をまさに露呈してますね。ここが前提なのです世界の掟ですわ。
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言挙

2016-10-28 08:24:43 | Weblog
先の土人暴言事件、事件でも何でもない筈なんですが左巻き局や新聞が採り上げるもんだからひと騒動だったですがプツリと知らん顔してますが。私もここで言いましたし、松井大阪府知事もマイクの前で言い放ってましたが、調べれば必ず出て来るんです、売り言葉に買い言葉だったに違いないんですわ。実際に出てきたら・・と思ってましたが、もっとも出てきたところで連中は無視するに違いないのですが、今朝の産経新聞に出てました(この新聞しか載せないでしょう)こうです。お前とお前の家族の顔をネットにアップしてやる、お前の家はわかっているぞ、犬だから言葉がわからないんだろう、大阪人は金に汚い、街歩く時は後ろに気をつけろ。どうです?これらを受けて、何言うとるんじゃボケ!土人が!です。背中に大阪府警とあればそれに悪言投げかける、唾吹きかける。大阪人は云々に応えて土人です。悪いですか?どっちが?
 三笠宮様のご逝去記事です。プロフィールが載りますが、2.26事件で反乱軍が担ごうとしたのは殿下じゃなかったんですかね。お上の弟君です、大将に担ぐに不足はありません、事実陸軍の相当の高位にあられた筈です。新聞探しましたがそういう記載はなく。弟君は他にもおられましたから私の覚え違いでしょうか、勘違いでしょうか。皇室の方が亡くなられると、独特の敬語を知るのです。薨去です。天皇陛下の場合は崩御ですか。この使い分けの詳細は知りませんが、日本文化を見るわけです。病気のことはご不例。大和は言挙げせぬ国なのです。言忌みの国なのです。感じ入ることです。百歳とは畏れ入りました。合掌。
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酌量

2016-10-27 08:17:39 | Weblog
ホームゲームアドバンテージってのはえらいもんですなぁ。慣れた球場という意味ももちろんありますが、やはり観客の声です。広島では日ハムファンはどこにいるの?でしたが札幌ドームでは赤い集団がはっきり見えて。広島もとうとう全国区になったという感慨ではあります。こんなのは巨人か阪神しかなかった現象でしょう?そして勝つ。ホームで勝つ。いいですねぇ。どっちもやっぱりいいピッチャーが出てきますねえ。若いのがビュンビュン投げるのは見ていて気持ちいいですわ。さて野球の神様はどういう台本を書いておられましょうか。
 ラグビーの平尾の死因は胆管細胞癌だったと公表されてます、隅の隅の記事でした。それはいいのですが、どうしてこんなに遅らせたんでしょうね。どういう理由だったんでしょうか。しつこいですがそっちに興味があります。週刊誌が教えてくれましょうが。
 東北大津波の際、大勢の子が学校で亡くなった、教員の誘導が間違っていたからだとの訴訟の判決が地裁で出て、学校の敗訴でした。公立学校ですから賠償金の請求先は自治体です。記事には、生き残った教員がいるそうで、原告は証人として召喚したそうですが体調不良で叶わなかったともあります。さすがに出られないでしょうね、大非難を喰らうに違いないですから。当の本人にもあの経験は厳しく影を落としてましょうし。原告(死んだ子の親達です)がずらりと並び記者会見してる場面が放映されてます。「先生の言うことを聞いていたのに」と書いた横断幕が背景です。何とも胸が痛いですね。引率してた教員達も多くが死んでます。あんな緊急時に、結果は最悪ではありましたが、教員達も必死でしょう、その場で相応の判断した結果でしょうに。と、同情を禁じえません。後検証でその時の判断の正誤を裁くはいかがなものでしょうか。人災ですか?そういう前提ですね。あの大天災の、50年100年に一度の大天災のさなかに?そりゃ酷です。そうじゃないんでしょうかね。子を亡くした親の気持ちは理解しますが、ああいう事態の中ですよ。その辺り、酌量の余地は大きいと思うのですが、私がおかしいですかね。
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問答

2016-10-26 08:22:29 | Weblog
事件現場に踏み込んで、お前達を退治すると言う。退治?逮捕だろうが、と悪者どもは居直る。いや、退治だ、と言い返してズドン。映画さながらに比国大統領はダバオ市長時代に麻薬犯罪撲滅してきたそうです。麻薬犯罪撲滅とはつまり売人や組織潰しです。具体的には殺していく、退治です。私たちが目にする耳に聞くのはTV切り取り画像、編集記事ですからどこまで本当かは定かではないのですが、大きくは外れないのでしょう。そしてあれだけ本国で人気がある。比国のトランプと呼ばれるように(米のドゥトルテかもしれませんが)柄は悪いわ乱暴だわです、下層階級の人気があるのでしょう、麻薬にまみれて絡めとられて地獄から抜け出せない人達からの支持でしょう。大ヒーローですわね。資本主義国はいずこも同じ、誰かが大儲けするのは多数から搾取しているからです、ここはマルクスの言う通り。警官や議員までが麻薬マフィアに取り込まれた社会をどう正すか。ぶっ潰す。ぶっ殺す。お前がやられるか、俺がやられるかだ。この覚悟。そうやって世直ししてきたのに、現に結果が出ているのに、そこに噛みついたのがオバマでありEUだと恨み骨髄なわけですね。あの罵詈雑言はここに由来することなんですね。人権がどうのこうの言いだすから、お前達(アメリカ)は比国に何をやってきた?とやり返す。どの口で人道を説くんだ?と。至極真っ当。EUの連中も同じ穴です、どころかこっちが本家です、あれだけ東南アジアを侵略搾取してきた歴史をどう言い繕うのか。あのガラの悪さですから、言葉が直截で喧嘩腰のところしか伝わらぬ憾みはありますが。今更人権の人道のとぬかすな、タコ!気持ちはとても分かることです(私もいささか品下る者ですので)。で、中国に寄って見せる。どこまで戦略的なのか分かりません。習さんと会ってる映像も、上着もちゃんと着れてないし、ガム噛んでますよ。ええぞええぞではあるのですが、しかしやはり礼儀がなあ。そういう育ちだったんでしょうけれども。安倍さん、何を話しますかね。アメリカを切ってはならぬ。ただこの一点ではあるにせよ、です。
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優先

2016-10-25 08:20:05 | Weblog
宇都宮の爆発騒ぎ、いかがですか。車燃やすわ、アパート燃やすわ、挙げ句は金属片を混入させての爆弾騒ぎ。72歳の爺さんですよ。元自衛官。職歴は措いて(そんなことでヒトは測れませんから)も、この歳でねぇ。いい歳したオヤジが何やってくれるの?!この非難ですわ。いい歳して!!普通にどこでも言う(言われる)この叱責です。30,40の目の飛んでるような奴じゃないんですわ。だから始末に悪い。TBSの夕方のニュース番組でキャスターが憤って(見せて)これは自爆テロだと言ってましたが、どうですかね。ただの迷惑爺さんです、何でもかんでも一緒くたはいけません。しかし、何とも後味の悪い事件ではありまする。
 福岡の若い女保育士の殺人事件、犯人は殺人未遂犯として刑を終えて今月初めに出所してきた奴だったそうです。なんと・・・。言うところの前科持ち、出所間もない再犯。こんなケースがいままでにいくつあったことでしょうね。更生更生と最優先して、その場(刑務所や裁判官の前)ではしおらしくしておとなしく刑に服して、そして自由になると再び牙を剥く。虞犯という奴です。累犯。人権弁護士達はこの現実をどう釈明するのでしょうね。どの口で死刑廃止を言い募るというのでしょうか。犯罪防止してないですからね、その逆です。まさに加害者優先社会です。
 肝付兼太。そう言えば見たことのある名前、どう読むんだろうとその都度思いすぐに忘れて、また見る名前。声優さんでした、死亡記事です。マンガを見ない私ですがさすがに知ってます子供が三人いればいやでも知ります。ドラえもんのスネ夫の声の人です。ああ。すぐ思い浮かびますね。新聞にはおそ松くんのイヤミのこえもやってたとあります。ええ?TVアニメの萌芽期、黄金期の一つ、赤塚富士夫の名作、見てましたがさすがに声まで覚えてませぬ。シェーのイヤミです。おフランスでさんず、のイヤミです。おそ松、ちょろ松、かど松、じゅうし松、から松、とど松、でしたかね。六つ子です。思えばこの構成自体がシュールですねえ。遠くを思い出しました。合掌。
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結果

2016-10-24 08:24:04 | Weblog
東京は小池熱の冷めぬうちですからああいう結果は見えてました、蓮舫さんがどうだったかは知りませんが。福岡はよれてよれて、それでも県連と麻生さん古賀さんが推した若い衆(鳩山ジュニアも十分に若い衆ですが)が負けるという、彼の地ではどうか知りませんが外野から見てる分にはあれれ?です。でも、いつもこれを言ってますが、負けた方の若い衆は顔が悪いですわ。多くに支持される顔じゃない、そういう気にさせる顔じゃないという意味です、ブ男酷男という意味ではなくて。鳩山ジュニアもそんなに、ではありますが、親に似ている分得しましたかね今回は。あっちかこっちかの選択になると・・ですから。でも、民進党の女候補にも負けたんじゃぁ麻生さんまずいですなぁ。
 広島強い。ホームゲームのアドバンテージはもちろん大きいのです、あの真っ赤っかの中ですから力出ましょうね。大谷潰したのはもちろん大きいのです、昨日解説の江本が頻りに言ってたように。相手がすっかりしょげてる態ですから。昨日は達川と大矢が他に解説でした、これが面白かったですね。広島の捕手石原のリードがうまい、捕球がうまい(ワンバウンドとるのがうまい)と二人で褒める(二人とも名だたるキャッチャーでしたから)。でも達川は最近の捕手の盗塁阻止する迫力が足りぬと批判します、大矢さんはそうじゃなかったですよねなんて持ち上げながら。そして達川の時代のチームと比べてどうかと問われて、比較にならぬほど強いと即答してます。投手がいいとも、達川の時代も広島は投手王国だった筈ですがね、北別府とか川口とか。そしてタナキクマルと呼ばれる1,2,3番トリオ。昔スーパーカートリオとかピンカラトリオとかおったけど今の広島はすごいとボケて、江本がそんなのはおらんと突っ込んで。広島にも高橋正田山崎のスイッチ三人衆がいたのにそれを言わぬが何故?とあれこれ面白かったことです。次は日ハムの番です。
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他人

2016-10-23 09:52:12 | Weblog
ラグビーの大立て者平尾さんの早い死を悼む報道が続きますが、そうは言ってもやはりラグビーはマイナーなんでしょうかね。その中で松尾さんと並んで奮闘牽引した人でしたが、死因を公表しないんだそうです遺族が。いえ、それを聞いたところでこちらがどうこうなるわけではないですが、これも珍しいですね。53歳という若さですから癌でしょうが、どうして秘する?他に死因が?要らぬ穿鑿を呼ぶとも思いますが、答えは来週の週刊誌で。
 ボブディランに連絡がつかぬとノーベル賞授賞側が困ってる風の報道です。選定委員の一人が無礼で傲慢だと怒っているそうです。いやいや、そんな人に授賞すると決めたのはあなた方ですから。それこそ上から目線です。有難く拝領せよですから。価値観の違う人がそこにいるだけです、あなた方が大好きな多様性の尊重ってのはどこへ行ったのですか?返しの矢はいくらでも飛んできますよ。
 今朝もTBSのサンデーモーニング見ました。見ては文句言うのですから見なければいいのにという御批判は十々に承知したうえでまた噛みつきます。三つ(三つもかい?)。まずはこの場に集いし左翼連中が放ってはおかない土人発言への非難。しつこいくらい言ってますよ。この問題は大阪府知事松井さんのコメント捉え方が正しいと思うのですが、こういう差別意識自体がいけないと金切り声です。どうせフェンスのこっちでは機動隊員に向かって権力の犬の鬼のと罵っていたに違いないのです。売り言葉に買い言葉だったんです。そのレベルでどうして納めませんかね。言葉狩りこそが目的なのですね、連中の常套です。二言目には差別の人権のと話を大きくして弱者を騙る。これも常套ですが。「フェンスの向こうのアメリカ」といういい唄がありましたよ、柳ジョージの。あのせつなさの微塵もないですが、沖縄だけでなくフェンスの向こうがアメリカの地域がまだまだ多いのも現実です。そこを思うとこの不自然さこそが元凶であるという「共通理解」に辿りつくのではありますが。二つ目はTPP問題を解説する際に寺島某が日本の食料自給率の低さを嘆くというか非難していたこと。そこから日本の農業をどう守るかという話に繋いでましたが、日本の食料自給率が低くなったのはそれこそちゃんとした理由がありますね。そもそもこの率の算出方法に問題があって実効的にはそんなに低くはないという意見をよく聞きますが、それではなくて、日本が現在に至った経過、日本が高度経済成長する為のバーターだったという側面です。日本のあの高度成長は何に支えられていたのか。まず日本全体が貧しかったこと。アメリカという先進国との間の生活様式の差があまりに大きかったこと。皆が憧れて追いつき追い越せの気が充ちたこと。そして現実にインフラの整備と同時にTVや他の白物電化製品の大量生産大量消費時代が実現できたこと。作れば売れる時代が招来されたこと。軍事よりも経済、憲法改正よりも経済という選択をした政府(政治家)の方針ももちろん要因の一つです。日本で売れるものを外国に売れ、貿易益が国内需要を大きく上回るは当然です、だからあれだけアメリカに売った、車、繊維、技術の数々。相手はアメリカだけではありません、世界中に販路は拡がります、欧州、アジア諸国。では品物を売る代わりに何を買うか?貿易ってのはそういうことです、売る以上は買わねばなりません。アメリカは大農業国です。東南アジアの諸国は食料しか売る物がない。車や繊維を売って農産物畜産物を買い込む。当然に品が余る、値が崩れる、日本の同業者を圧迫する。米が一番の標的になって、輸入せねばならぬ分を減産しようということになる。減反政策ですね。その分補償する。農家は働かなくても金が入るようになる。大利権ですわね、そこに族議員が発生する、農協が力を持つ、金よこせの圧力団体化する。果実も野菜も食肉も乳製品も、みなその流れです。一次産業が廃れる筈です、全くの必然ですから。そうなるように国が持ってきたんです。今更他人事のように食料自給率の低さを非難しても始まりません。こういうバーターの元で日本はあれだけ豊かになったんですから。評論家の勝手さです、気楽さです。三つ目は今次の鳥取地震を受けての毎日新聞岸井さんのコメントです。これまで知られていなかった活断層が原因の直下型地震だった、こういうケースが今後も日本中で起こる虞がある、政府は早く日本中の精査を進めるべきだ。3.11から5年、以来あちこちで地震被害が続いている、火山も噴火している。地震の周期や自然災害の周期考えると今は災害の集中する期なのであろうから、十分の注意がいると。その通りですね。あなたの仰言る通り。で、日本中の精査、ですか?自分でやることじゃないから気軽に言い放ちますが、やがて学者達がその気になってあれこれ探し始めましょう、こんな時は特に原発が建ってる辺りばかりでしょうが、仮にあれこれ余計に見つかったとして(見つかりましょうよきっと)どうやって対策するんです?逃げろと勧告する、防災マップを作る、防災訓練する。結局潰れるに任せるだけです。押し潰されるか否かの運だめしです。何秒か前の地震警報とやらがないよりはまし程度の役立たず、予知がまったくできぬことにどうやって予防する?危ない地域の住民を強制疎開させるなんてことやるなら話は別(具体策ですからね)ですが、そんなことあれやこれやの難癖がついてチョンです。第一にあなた方の大好きなそこに住む権利とやらを引っ張り出すんでしょう?何か事件が起きる、個人の所為にせずに社会の所為、行政の所為、国の所為にする。特にこの手の自然災害ではドヤ顔で責め立てる、眉を顰めて全てを国に(他人に)押し付けて我がもの顔です。楽でいいねぇ論説委員とやらは。
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逃場

2016-10-22 08:09:20 | Weblog
ちょうど外に出ていて帰り道でした。車運転してると携帯が鳴ります。地震です!地震です!あれはびっくりしますねぇ。とても不安な気持ちにします。画面には鳥取が震源だと出てます。ああ、遠い。これでひと安堵するのでしたが、外に降りてみると、おお揺れてる。でも、あれは家の中で座っているのと、外の広い所で立っているのとでは感じ方が違うのですね。後で聞くに当地は震度4だったとかで。4と言えば強く揺れてます。でもそれほどに感じませんでした。外で経験するのがそう言えば初めてでしたからへぇ~でした。当地は結構地震があります、近くに活断層が何本かあるのも知ってます。だから当地だけが免れるなんては思ってませんが、あの身構える気分は嫌なもんです。熊本大地震「本震」の時にも真夜中に携帯が鳴って何秒かしてゆさゆさ来て、この警報メールも良し悪しじゃなぁと感じたことを思い出します。知らされるというのは大事なこととは思います、でもわずか何秒か前の緊急さです、逃げるも何もできません。それでも突然に来るに任せるよりはよかろう、というわけです。予知技術がまだまだ未熟なのですが、このレベル、このインフラに我々が慣れねばならぬということです。しかし気味が悪いですわね。台風とか水害とかとは趣を別にする地震は。地面が揺れるんですから逃げ場がない怖さです。
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