去者

病気で二度も辞めるって自己管理危機管理のできない人だという意味のことをブログに書いた立憲の女議員がいたそうで、慌てて枝野さんが𠮟責してたそうです。朝刊には載らず朝のニュースでも言いませんが、昼にはやんやと出ましょうか。炎上商売してるならそれなりですけれど、質が悪いと言うか常識がないと言うか、です。あなたが何をどう思おうがあなたの自由だけれど、口に出す出さぬは別問題とわからんのでしょうなぁ。

　朝日新聞はネチネチと安倍さんがやろうとしてできなかった集を編んで小出しにしてます。そしてうまく行かなかったリストも。ふむ、今こそ留飲を下げる時ですからねクダクダ書き連ねるわけです。毎日も同じようにやってます「最長の終わり」とシリーズ組んでます。拉致問題も改憲も北方領土問題も全然（結果としてですよ）進展しなかったのは事実です。足固めという言い訳がありますがこれは結果が出て初めての評価ですからね。この三つ、安倍さん以外にできそうな人がいます？というのが今の感想で、私の落胆の一の因です。だからできなかったことを一層非難される、そこは反安倍勢力（アベノセイダーズって揶揄する言葉があります）も同じ評価なのかもしれませんが。コロナ対策も確かにおかしかったのでしたが、それでも大惨事には至っていないのです。去る者は追わず。そういう思いに早く、でしょうか。

偽善

安倍さん退陣をどう評価するか。もちろんどんなことにも賛否は湧き上がります、後ろ盾がなくなって首筋が寒くなっている人もいましょう（裁判中の河合夫妻とか、森友加計桜でうまく逃げた人達など）、そして宿敵の思わぬ自滅を笑いをこらえて喜んでいる朝日毎日勢力。辞任会見のその日にプライムニュースに出ていた橋下さんが言うてました、あれもできなかったこれもできなかったと非難するより、為してきた業績を褒めたらどうかい？と。さんざっぱらやられてきた人の言葉です、思わずニヤリとしたことですが。前者は朝日毎日組、後者は産経読売組です。今朝の毎日は社説で「民主主義ゆがめた深い罪」と見出し打って非難してます。朝日はできなかったことやりっ放しなことを並べて、「分断招く姿勢」「身びいき」「忖度」「国会すら軽視」と憎々しげです。朝日こそ安倍潰しを社是としてきた宿敵中の宿敵ですから。今朝のサンモニもそうですね、笑顔こそ浮かべませんが（岸田さんは口元を緩めてましたけど）自滅を喜ぶ空気満載です。もちろん無念さを思い遣り病気を気遣う偽善も忘れませんが、なんだか嬉しそうです。読んでる私には逆のバイアスかかってますからこう感じるのも仕方ないことでしょうけれど。今まで病気で首相退陣したのは過去に4人だとか。石橋湛山、池田勇人、大平正芳、小渕恵之。後者三人は早々に亡くなりました。安倍さんは死に病でない分辛いことですかね、父親はがんで亡くなりましたが。喋り口の明らかな力のなさは、よほどに体力消耗なんでしょう。続く下痢に体力だけでなく気力も奪われる。十分に想像できます。が、今ですか？の危機感です。今安倍さんを喪うことがどれだけ国益を損なうことか。ひとえにアメリカです、中国です、韓国です。危ないでしょう？ううむ。

 

 

撤回

大坂なおみが、今出場している大会の棄権を撤回したんだそうです。大会関係者が困って説得したんでしょうけれど、えらくあっさりと撤回して。アスリートの前に一人の黒人女性です、なんて大きく出た割には、です。いいんですか？いいんでしょうねぇ。抗議に注目を集めることができたからと本人はシレっと言うてるようですが。どう思われます？

　安倍さん辞職です。一回目と同じ理由ってのが本人は無念でしょうが見ている方は・・・です。今こそあなたじゃないとダメな時でしょうに。コロナじゃないです、アメリカです中国です韓国です。トランプが再選されましょう、すれば対中制裁が続きましょう、韓国はより反米に進みましょう、そんな時に・・。もしトランプが負ければ中国は一気に出てきます、尖閣獲られるかもしれませんよ、南シナ海の何とか諸島のように。今こそ安倍さんじゃないと・・の時ですけれどねぇ。病気には勝てないでしょう。体力を消耗したと表現されてましたね、下痢が続くんですね、覚えのある人は多いでしょう、腹に力が入らないときに気力が出ますか？仕方ない事だとは思うのですが、次がねぇ。岸田さんは思わずの薄ら笑いを浮かべてマイクに答えてました。石破さんは敢えて渋面。このどちらか？私はがっかりですけれど、どう感じておられますか？

 

 

 

安直

高齢者を守れ、家庭内感染を防げと小池さんが言うてます。家庭内感染が一番多いからだそうです。で、その後に何を言うかと思えば、外から帰ったら手洗い消毒をきっちりしろと。おいおい。感染者が同居してたら、手洗い云々で防げることじゃないでしょうに。陽性者の隔離しかないですよ。自宅観察なんてことやるからこうなるんでしょうに。全くの必然です。高齢者が同居してたらそれでアウト。パネルにしてキャッチフレーズにするようなことじゃないですよ。びっくりしますね。

　アスリートである前に一人の黒人女性です。大坂直美が今出ているトーナメント棄権してコメント出してます。この行動を批判するのではないですが、この謂いです。よく聞くフレーズです。例えば「私は議員である前に一人の女です、母親です、妻です、一人の人間です」調。言わんとすることはわかりますけれど、その全部ひっくるめてあなたですからね。母親としてはこう思う、女とすればこうだとかそんな都合よく分けてもらっては困ります（父親と男でももちろん同じことです）。彼女は黒人女性のアスリートですね。分けて行動なんかできぬことでしょうに。彼女に特別噛みつくのではないのです、昔からこの物言いには違和感持っている者で、大概は逃げ口上なのです。どう思われますか。

再考

当県山口県でもクラスター感染が発生しました。大勢で飲食する場は常にその危険を孕むわけです、全国あちこちで起こっていることが何よりの証拠です。現在当県では県西部に感染が広がっている状況ですが、県外の感覚ととはさすがに違うわけです、とうとう来たかの感です。感染拡大か経済回復かと、ともすれば二項対立図式で語られます、そういう側面は（側面じゃないですか、実際に困窮している業界には正面そのものです）あるのですが、ここを越えて行かねば次がない、のですよね。集団感染集団免疫に向かうに必ず通らねばならぬ道。スペイン風邪が普通の季節性の風邪に変化するための道。乱暴ですか？もういい頃ではないですかね。だから政府が考え始めたという指定感染症外しも、むべなるかなではあります。そのためにはPCR検査至上対応ではなくて通常のインフルエンザ検査同等のあの簡易抗原検査を主流に変えていく要があるのでしょう。今冬のインフルエンザとの流行が重なったら・・とメディアは煽りますが、だから法律上の縛りを減らして街の開業医で簡単に検査してもらうようにするべきでしょうね。インフルエンザでも、陽性と出たら他人にうつさないように家で寝てなさい、子供なら５日は登校禁止です、その程度の構えでいいはずですよね。行政（保健所）が疲れてきてるのです。金がどうこうもあるのでしょうが、保健所が大変なはずですよ。

　北海道寿都町が俄かに脚光浴びてます。どこ？すっつまち？みれば小樽の側（アバウトですみません）の町です。原発で出た廃棄物の処理場の候補に手を挙げようと町長が言うたそうです。彼も正直な人で、ひとえに補助金狙いです。こうなると反原発論者は黙ってません、こうやって政府は金に飽かせて原発を地方にどんどん作ってきたのだと非難します。たっぷり「見舞金」が出るわけです。沖縄岩国と同じ図です。迷惑料です。その資金で潤っていることは隠しようのない事実です。具体的な補助金と雇用、そこの従業員によるあれこれの消費。同じことです。道知事が反対を声明してます。さてどうなりましょうか。

 

 

 

評価

2025大阪万博のロゴマークが発表されてます。東京五輪の轍を踏まぬように弁護士らが大勢で過去の作品や商標登録を調べた末だと記事にありました。どうやって調べるんだ？商標登録は調べればデータがまとまって出てくるんでしょうが、過去の作品の剽窃盗作って限りないでしょうにね。もちろん主だった所でしょうけど。何か気持ち悪いデザインですよ。芋虫に目玉がついてるような。キャラクターものでもなく、シンメトリーでもなく。記事には細胞をイメージしたとありました。細胞かぁ。作者は前回の大阪万博の太陽の塔が衝撃的だったという経験を言うてます。岡本太郎ですね。そうかぁ、と二度三度とこのロゴマーク見直しますが、やはり気持ち悪いなぁ。きっと好評は得られないでしょうよ。大阪のおばちゃんがどう思いましょうかね。

　コロナを指定感染症２類相当から外すという案を持ってるそうです政府は。法律の枠から外すと、保健所マターでなくなります、端的には毎年のインフルエンザと同じ扱いになるということです。普通の風邪。さてこれはこれで決断ですねぇ。これだけPCR検査だ抗原検査だと環境を煽ってきて、ここではしご外すか？ですから。保健所の感染発表もなくなります。最後はそうなるんですけれど、もう最後かい？です。

 

　

　

危険

感染クラスターがあちこちで発生してます。で、世田谷区が介護施設・保育施設の従業員全員にPCR検査する、費用は４億円超だと報道です。それに対してまた賛否噴き出てます。皆苛々してますからねなかなか先が見えなくて。もっと早くやれよ！があれば、偽陰性者（感染しているのに陽性に出ないこと）が出るのであればその人が安全として仕事場に戻れば感染拡大だと、ゼロリスクを叫ぶ者もいる。民放のお笑いキャスターは後者で吠えてましたが、PCR検査の少ない時分にはそれを非難して、それなりに増やそうとするとこうやって掣肘するわけです。偽陽性偽陰性ってのはどんな検査であっても生じます、それを呑み込んでの現場ですわ。ゼロリスク唱者たちの罪深さです。とにかく前に進まねばならぬ時には、少々のはずれを抱えていくものです。インフルエンザの検査を思い浮かべればいいです。熱が出て一日経たねば感染者であっても陽性に出ないですね、経験のある人も多いでしょう、でもこんなもんだと思ってますよね。こういう検査だと思ってましょう？PCR検査とは調べるモノが違うとはいえ、こちらとて採取した検体にたまたまウイルスが少なかったってことは十分にあり得ることですから。今日は陰性、でも翌日調べたら陽性だった、はあり得ることです。検体の差です。そういう単純なリスクも許さないような物言いは間違いですねぇ。それこそ素人ですよ。だからあれだけ正義の味方になりきれるのでしょうけれど。

 

 

拡大

最近はニュース番組のダイジェストでしか見ないんですが、西武の左腕、見覚えのあるフォームでした（何日か前です）。西武で左腕？菊池がいなくなって誰だ？いや、最近は詳しくないですからお前が知らないだけなのですが、見覚えがあるんです。誰？内海でした。巨人でエース張ってた人です。青のユニフォームかぁ。人の記憶ってのはこういう変化を受け入れないのですね、フォームは覚えているけれどこの青のユニフォームとはつながらない。スポーツ選手の常とは言え、やはりこれも悲哀系の出来事です。

　盆から一週間経ちました。全国あちこちでコロナ陽性者が、会食による感染拡大が起こってます。この一週間ですなぁ。当県山口県も次々に濃厚接触から陽性者が見つかってます。これは保健所マターです。まだここで収まってます。が、今後です。あなたの街も他人事じゃないですよ。

 

側面

コロナ禍、今は東京より大阪です。感染者数よりも重症者数で比べられてます。吉村知事は頻りにＴVに出て話してます。方針の是非よりもまずはこの態度でしょうね、こう考えてこうやってると説明する。逃げない隠れない誰かに任せない。この態度こそ大事だと教えてくれてます。で、大阪の専門家が言うてます、病院に搬入されて陽性と判定された時から重症の高齢者が多い、これが今次第二波の特徴だと。どういうことか。いくつか考えられます。まずこのくそ暑い中です（熱中症との鑑別はきっと困難です、現場は救急例の受入れの初手から重装備を強いられて大変なことでしょう）年寄りが調子の悪さを熱中症だと勝手に判断して受診が遅れることは往々にしてあることです、それが年寄りの行動特性ですから仕方のないことでもあります。それ以外には、これが市中感染の蔓延の証拠だというもの。年寄りはどこそこへ出かけやしません、誰彼と頻繁に会うのでもないでしょう、ごくごく普通の暮らし続けているのです、近くのスーパーに買い物に行くだけとか。それで感染する。当地山口県でこの一か月に新たな陽性者が50人増えましたが、全てが県外からの持ち込み＋濃厚接触者です、この違いは鮮明明確です。だから都会は深刻なのだと、その通りです。もう一つの因は第一波当初から批判され続けている「PCR検査の不十分さ」です。相変わらず保健所の前捌きがきついのでしょう。依頼してもあれこれ理由つけられて即の検査にはならない、そのうちに面倒になってこのまま様子を見ようということになりますわね上記の如くこれが年寄りの行動特性ですから。単純な熱中症ならそのまま回復しましょうが、本物のコロナだったら・・です。重症化してからではコロナに限りません、どんな肺炎も治りが悪いですから。吉村知事だけじゃなくどこの首長にも試練ではありましょうが、市中感染しているとあらばもう集団感染集団免疫を待って（待たずともやがてこうなりますが）苛々せずに重症例を粛々と治療していくと肚を据えることじゃないでしょうかね。PCR検査が充足する（メディアがその総数に満足する）頃には終息が見えているでしょう、きっとそんな巡りです。

　その空回り具合を示す記事を見ました。感染者との濃厚接触を教えてくれるなんちゃらアプリが政府鳴り物入りで出ましたね、インストールしている人も多いのでしょうが、記事にはこうです、それで通知が来たので保健所に連絡しても８割方は検査してくれないだそうです。ええ？でも、家庭内感染がとても多い（つまり隔離されずに自宅観察している陽性者が多い）との現状鑑みれば、ただ近くにいただけ、濃厚接触かどうかはわからない者にまで検査は振り分けられぬことでしょうねぇ。あのアプリも保健所担当者から見ればいい迷惑以外の何物でもないのでしょうよ、仕事が増えただけ。こんなことです世の中は。

 

 

 

 

頭脳

藤井二冠、ニュース番組があれこれ採り上げてます。今を時めく渡辺三冠が、後世語られるのは間違いなく藤井聡太であって、我々同時代の棋士は羽生時代藤井時代に相対した者と一絡げされるのだろうという趣旨のこと言うてました。とても象徴的な発言だとよく覚えているのですが、昨日も書きましたが彼のおかげで何度もヒフミンに光が当たります、この人も天才に間違いない人だったのでしょうが、その後の戦績は人後に落ちます。1000敗ってのが話題になる人でした。藤井さんが羽生さん並みにブレイクできるのかはたまた、は神のみぞ知るところです。将棋は勝負ついた直後の感想戦ってのがきついことですねぇ。もちろん負けた方にです。敗者をさらに叩くテイストなのですが、無言でもいられない、あの辛さでしょう。滔々と敗因を語るもおかしいことですしね。あの業界のあの文化ですね、面白く思うことです。そして封じ手。あの意味合いなりマニュアルなりをワイドショーで現役棋士が暴露します、平和な手、誰もが思うような当たり障りのない手を残すのだぞうです。相手への忖度です、日本的です。が、今次藤井さんはそうしなかった。何でもＡＩが100億の手筋を考えた末に出した一番手と同じだったんだとか。どんな頭だ？驚嘆ですね。詰将棋に強い人とは良く報道されてますが、何手先までという平面的なことではなく、もっと立体的な感覚でしょうか。いえ、これとて素人の無根拠の抽象論です。すみません。