ピーターバラカンが朝日新聞にローリングストーンズのドラマー、チャーリーワッツへの追悼文を寄せています。彼は英国人で、調べると ’51 生まれとあります。あの60年代を席巻した世代の10歳下、ちょうどリアルタイムであの熱狂を聞いて（浴びて）いた人です。私はその５歳下です、ここの５歳は大きいのです。ビートルズ、ストーンズの全盛が６０年代後半、例えば日本でタイガース達GSブームの全盛は’６８です、昭和４３年。私が小学高学年、５歳上は高校生、この差は大きいでしょう？ちょうど間に合わなかった世代です。次のシングルをアルバムを待ちわびるという追いかけ方したかったと残念に思う世代です私たちは。その点、ピーターさん達はリアルタイム、羨ましい。で彼が言います、チャーリーがいなくなったらもうストーンズは終わりだろう。代役のドラマーでコンサートはやるんだろうけれど、あのグルーブは出ないと。彼もチャーリーのドラミングのタメの魅力を書いてました。その通り。代役かぁ。ビートルズは解散後一度もやらなかったです、ストーンズはブライアンが死にビルワイマンが抜けして代役を入れてずっと続けてきたのですが、それはつまり代役の利くパートだったというわけです。ベンチャーズはどうか。あのバンドもメルテイラーのドラムあればこそのグルーブでしたが、彼の息子が代わりに入って長くやってます。でも、変わりましたね仕方ないことです。ギターもノーキーエドワーズが抜けたり戻ったりしてそのたびにやはりサウンドは変わりました。それでもいいなら、の条件ですね。曲自体は変わらないのですからね。さて今後です。どうなりましょうや今秋のツアーは。
東京の若者対象のワクチン接種、予約無用だったそうです、あれだけ集まって。300予定に2000超の並び。で、行政どうしたかと言うと、初日は先着射ち切り。次からは抽選。何やってるの？誰もが感じたことでしょうが、あれだけ集まって来るのに（中には他県からも高校生がやって来てましたよ、自県では予約順番がまだ先だからと言うてました）どうして射ってやらない？初日はさすがに仕方ないでしょう、読みが外れたんです。若い連中は来ないと踏んでたわけです。が、二日目からは違いますよ、抽選なんて姑息するより接種数を増やせばいいのに。若い連中が接種しないから感染が止まないとあれだけ悪者扱いしてるのに、いざ集まると対応できない。ワクチン接種しか手がないとガースーさんが言うているのにこの始末。二日目から2000も3000も用意すればいいじゃないですか。無駄になる？あれだけ早くから皆並ぶんですよ、人数見ながら解凍（－70℃保存です）すればいいことです。役所仕事にもほどがありますね。予定は300です、ここから変更できない、しようとしないんですな。あれじゃぁ東京収まりませんわ。
ISIS-K。派手な自爆テロやってみせた、タリバンに敵対するイスラム国勢力の名称です。islamic state をどう訳すか、イスラム国ではまずい、つまり国家として世界は認めてないからという理由でした。どう言い換えていたか忘れましたアメリカ軍によって制圧されてからすっかりメディアに出てこなかったですから。報復合戦は誰も望まぬことでしょうが、今回のバイデンさんの凄みがブラフじゃないことを示しておかねばなりません。新聞の解説は押しなべてアメリカが世界の警察官を降りたからこうなったんだという筋です。オバマが決めてトランプがタリバンと合意してバイデンが実行しただけだ。でも、間違いだったなとのニュアンスです。この出来事は対岸の火事ではないのでしょう。こっちに気付いたときにぞっとしました。アメリカ軍が沖縄や日本から撤退したら・・。リアルに考える機会じゃないですかね。香港や台湾は他人事でいいのでしょうが、アフガンはその点我が事です。もちろん日本に宗教絡みはないですし、タリバンやＩSISはいません。が、アメリカがいなくなったら南シナ海の二の舞、フィリピンやベトナムの二の舞です。あっという間に尖閣獲られて沖縄とられて鳥島小笠原とられて。朝鮮は竹島だけじゃなく対馬も獲りに来ますよ。日本は9条に拘ってグズグズしてるまま。目に浮かぶようじゃありませんか。
ガースーさん批判の記事に面白いのがありました。中国新聞に辛酸なめこさんが書いてます。首相は、緊急宣言出すたびに大変申しわけないと言う。言葉の重みが感じられない。そして言い間違いが多すぎる。人流の減少と言うべきところ人口の減少と言う。「不要不急の外出の自粛の徹底」と言うべきところ、得意の読み飛ばしで「不要不急の外出の徹底」と言う。感染拡大を最優先にしながら考えていきたい、とも言うたと。もちろん感染拡大防止を、の間違いでしょう。これを彼女は呪いの言葉と書きます。「暗い雰囲気で首相が呪いの言霊を放つたび、国民はますます危機的状況に・・」とも。呪いの言葉、呪いの言霊。言い得て妙。まさにその通り。ガースーさんが喋るたびに事態が悪化していく。ワクチン接種が進んでいることを指して（自画自賛して）「明かりははっきり見え始めている」なんて希望的発言してましたが、TVの向こうで多くの人が「どこにやねん？！」と突っ込んだことでしょう。楽観に過ぎる言葉にも言霊効果はあるのでしょうが、即座に否定されるようなことを誰が信じましょうや。呪いの言霊。怖ろしや～。
We will not forgive. We will not forget. We will hunt you down and make you pay. バイデンさんがカメラを睨みつけて（もちろん原稿など読まずに）言い放ちました。アフガンでの空港での自爆テロを受けての会見です。報復宣言という評価です。撤退脱出を待つ米兵だけでなく自国民も多く被害に遭いました。タリバンに敵対するイスラム国関連の集団だそうです。ジハードを称える犯行声明も出ているようです。米軍の撤退を機にタリバンが「失地回復」していく、米軍が支えてきたアフガン政府はなすすべなく、あろうことか大統領がイの一番に国外に逃げていく。自国を守ろうとしない政府を支援する意味はない、そうバイデンさんは理由言うてましたね撤退の。何の為にこの20年米国兵士を多く亡くし何兆ドルもつぎ込んだんだ。おまけにこの仕打ちかい。バイデンさんならずとも、とは思いますが、どうやって報復しましょうかね。軍撤退は予定通り実行するとも言うてますし。ドラマのような展開を思い浮かべますが、徹底的になんてやると必ず市民も巻き込みます、敗戦時の日本がいい例です。あの睨みは格好良かったですが、どうやりましょうねぇ。
岸田さんが自民党総裁選に出馬表明して、その会見映像見ました。この人のイメージは概論一般論しか言わない（具体論がない）、弱い（俺が俺ががなさすぎ）というものです。昨日の会見も登場の仕草はいつものようにおどおどした感でしたが、でも聞いてると、内容はいつもと違いましたね。まず声が大きかったですね。語尾まではっきり喋って。こんな喋り口じゃないですよいつもは。気合入ってたんでしょう。内容も十分に現政権批判でした、役職は３年以上させない、政治と金の問題を詳らかにする。つまり明らかな二階さん降ろし。政治評論家達がここぞと指摘している点です。河合問題は広島のドンたる自分が完全にオミットされた事件でしたから憤ってましょうしね。でも、小さな手帳を振りながら、この手帳に国民の声を書き続けている、私にはやらねばならぬことがあると改めて思った、なんて言うくだりには鼻白みました。おいおい。生徒会長の選挙演説かい？伝わったんでしょうかね。伝わったんでしょうね、昨夜の報道1930では原稿読まないこと、下向いて喋らないことは評価されるなんて言われてましたよ。そこ？いかにガースーさんがつまらん会見を続けているかの証明でもあるのですが。ちゃんと喋る、前向いて喋る。これだけで褒められるんですわ。やれやれ。
ローリングストーンズのチャーリーワッツの死亡記事です。ああ、そうかぁ。妙にしみじみと感じています。80歳だそうです。そうです、60年代にブリティッシュインベイジョンと呼ばれ世界を席巻したバンドの面々も皆80歳なのです。一人また一人と鬼籍に入っていきます。フロントの二人、ミックジャガーとキースリチャーズは有名ですが、ビートルズと二枚看板を担ったこのバンドのドラマーです。このバンドは息が長いことでも世界一かもしれないのですが（この秋にもツアーの予定があるのです！）、メンバーは替わってます。オリジナルメンバーで残ってるのがミックとキースとこの人。デビュー当時のリーダーだったブライアンジョーンズは薬と酒で潰れて（自殺）、その代わりにミックテイラーというギター弾きが入ってブラウンシュガー！です。彼もやがて抜けて、今はロンウッドがギターでキースの隣にいます。ベースはビルワイマン、ギターを立てて弾く独特の雰囲気の人でしたが、この人も数年前に途中で抜けました。バンドはフロントマンが目立ちます、特にミックとキースですから他の誰も敵いません。そもそも目立とうなんてした人ではないのですが、ドラマーはどうしても後ろに置かれますし、名前聞いても・・でしょう。そしてコーラスに混じったりする人でもない。誰？カーナビーツのあい高野とかワイルドワンズの植田、イーグルスのドンヘンリーとかは例外です。でも、そのバンドのビートやグルーブはドラマーが醸すのです。ビートルズのリンゴも、ベンチャーズのメルテイラーもそうでした。そのバンド独特の感じは彼らドラマーがいたから、のものです。チャーリーは手数が少ない、派手さのないドラミングでしたので、つのだひろ（この人もドラマー。メリージェーンの人）はもっと叩けよ！と揶揄してたことでしたが、あれはあれなのです、あのタメこそがローリングストーンズでした。Honky Tonk Woman, Tumbling Dice は絶品でしょう。他の誰も出せないグルーブです。有名なのはStart me upという曲の、前奏リフの続きのスネア一発です。何？。どのタイミング？有名な謎です。もう一度聴いてみてください。笑ってしまいますよ。合掌。
多様性。共生社会。パラ五輪が開幕しました。先の五輪開催時よりも感染状況はうんと悪化して、日本中緊急事態宣言マークの真っ赤に染まってます。そんな中での「強行」開催。さらにワイドショーは自民党総裁選と総選挙を煽ります。その昔、自民党が負けて政権交代した時は報道ステーションの久米宏やTBSの筑紫哲也らが作ったんだとまで揶揄されたことを思い出します。ここぞと第四権力の出番なのですが、パラ五輪でそっちへの勢い殺がれてますか。ＴV各局は五輪の時より増しての報道量です。これでもかと映像に載せます。義足義手にはじまって伴走者ともどものレース。中でも水泳は思わず見入ります。両手のないスイマーです。背泳ぎとバタフライです。手で掻けないから推進力はキックです、形はこの二つなのでしょう。さらに足にも不自由のある選手がいる。本当に息を呑むこと、見入るとはこのことです。そして不意にこみ上げました。なんじゃ？可哀想とか同情とか、それもあるのですが、いや感動してます。我ながら驚きます。自分では自分のことを人並み以上に冷酷者と認識してるのですが、こんなことになるか。腕のない、足のない姿を見せる。そういう姿に心が目が止まるのが確かに半分です。が残りの半分は違う。こみ上げてくるのです。恥ずかしながらこういう気持ちは初めて経験しました。こうやって見せること映像に流すことが大事なんですね。そう思うことです。
朝が遅くなってきました。カーテン越しの明るさでの判断が狂ってきました、季節が移ります。今年の８月はずっと雨という印象です。全国に被害をもたらしたあの大雨の後に台風が来て、これは規模小さくて済みましたがあと一週間です。夏休みの終盤はせつない思いをするものですが、今年は雨に覆われてしまいましたか。
小池さんと田村厚労相がそろって会見してました。改正感染症法に則って、東京都の医療機関にコロナ感染症例の受け入れを要請する、届かねば勧告する、指示に従わぬ期間は名を公表すると。大阪でのパチンコ屋対応を思い出させることです。閉めろとの指示に従わないパチンコ屋名を公表したのはいいけれど、抑制どころか、パチンカーたちがそこに殺到したという顛末でしたね。今回も感染を避けるという意味で、公表された病院が安全なんて評判になるやもしれませんが。昨夜プライムニュースで橋下さんが吠えてました。この人の放言は人気があるからあちこちに呼ばれるんでしょうが、度合いが過ぎることが多くて聞きづらいことも多いのです、私は嫌いなのですが医者への批判は的を得てましたね。要請、勧告、公表では生ぬるい、それでも言うこと聞かない奴は保険医登録を外してしまえと。医師免許を剥奪しようというのじゃない、保険医療に協力できないなら外すという処置だと。あれだけ税金つぎ込んでる制度下に居ながら、医療崩壊の危機に協力せぬとは何事？と。その通り。いい案だと思いました。すぐに皆協力しますよあの制度こそが私たちの収入源ですから。
横浜市長選、大差の負けですガースーさん。当初から素人目にも余所者の目にもよれてましたからね。まず自民党で割れる愚、そして衆院辞めてまで出た一の子分がIR反対と言い出す。新聞見ると、横浜住民の空気を読んでIR反対と言えば、野党との争点にならずにうまく行くだろうとの目論見だったとか。女現市長を見限っての、住民放ったらかしのまさに自民党の事情だけでの仕儀だったわけです。ま、結果からの後出しじゃんけんです、何でも言えますけれど。50万対32万。単純に現市長票の20万を足せば負けなかったという結果ですが、これも仮定の話。閣僚辞してまでの決断でしたがただの人になってしまいました、これも運命です。当選した教授医者は、そう言えばコロナワクチンの効果見るのに抗体の検査を先駆けてやってTVによく露出してた御仁ですね。黒岩知事がロックダウンしろとさかんにアジってます、同調するんでしょうか。IR件は争点だったのでしょうが、今はコロナですからねぇ。それよりガースーさんです。この結果はつまり彼への批判票ですわね。よくぞやってくれた横浜の人達！です。これで選挙全敗ですか。次は本丸総選挙です。この人じゃ勝てない。そうなりますよね当然。
日ハム（今は巨人）の中田事件、週刊誌が教えてくれました。今朝のサンモニでも触れてましたがゲストの立浪も、昨週に不適切発言でボクシング協会から正式に抗議文を受けた張本は今日は当然ながら大幅なトーンダウンでしたが同じように才能のある選手だから立ち直れなんて偽善言うだけでした。何でもよくつるんでいる後輩の選手を殴ったとかだそうです。それだけ。だからそれだけじゃないということですね、今までも数々の悪行があって。週刊誌には反社会勢力とのツーショットが掲載されていて、日ハムとすればこれ以上抱えておくことはリスキーだと判断したのでしょう。聞けば３億円以上の高給取りだそうで、その点でも節約になるし。昨日早速試合に出てましたがあの清原を斬った原です、飼い殺しでしょうね、前例は死屍累々です。
東京の病床数は12万だそうです、サンモニが教えてくれました。ああ、そんなもん？意外でした。百万くらいはあるのかと思ってました。うち中小病院が４万床だと。病床逼迫話題の中でのデータです。そこに日に5000人、首都圏で日に一万人を越える新感染者が出てるんです。逼迫しますよそりゃ。酸素ステーションなんてまたまた語感でごまかそうとしてますが、酸素だけ吸入させても治療にはなりません、どこまでもその場しのぎの姑息です。しないよりはまし。そんなことで解決できないです。当時は呆れて嗤っていた中国並みの突貫工事の病院速成、秀吉の一夜城施策が実は正しいのでしょうか。
