柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

感謝

2014-12-31 08:12:23 | Weblog
蓮舫、立候補取りやめたんだそうです民主党党首選。なんとまぁ。この人に人気がないということなんでしょうが、いかに革新の進歩のとええ格好言うていても所詮は権力志向の群れ好きの選挙好きのオヤジどもの集まりというわけです。党勢回復のリベラルのと看板は多く掛ってますが、こういう時に女党首を立てるくらいの違いを見せるのも一手だったでしょうに。土井たか子、福島瑞穂と続いた社会党の栄枯盛衰を横目に睨んでの事だったにせよ、いまさら岡田さんもないだろうと外野は思いますが、石頭のリベラルさん達にはこういう時には石部金吉なんでしょうな。もっともこれは左巻きさん達に限った選択じゃないです、自民党が麻生さんで負けた後に谷垣さんを立てたのも同じ心情でしょうし。コテコテを避けろ、無色系清廉潔癖系を無難に。岡田さん程のベテランを無色とは言いにくいですが、向こうにはルーピー、イラ菅、小沢、言うだけ番長、どぜう首相のイメージがまだ強いです、そんな時代にもずっと前列に顔並べていた人ですからね、よくぞ染まらなかったとは言えますわね。長妻さんも8年前だかの安倍さんの時に年金問題を掘り返した時には結構切れ者かと思いましたが、上に立つと(大臣になると)、これは仕方ないこととは言え、モゴモゴと言い訳ばかりしてましたし、その後もすっかり発言力なくして、たまにTVに出ても全く切れがないです。責任のない立場で他人の攻撃させると上手なのがこの集団です、左巻き連中の特徴です、何でもかんでも他人の所為、俺は悪くないお前が悪い、お前が何とかしろ!俺は知らん。自分じゃ何もできないのに、です。それがあの3年間ですっかり露呈しましたから今更ダメですわね。細野さんも同じ穴の狢ですが、若いし一強安倍さんへの対抗軸には頼もしいですかね。ここで岡田さん選ぶようじゃあ、と思いますがこういう時だから岡田さん、なのかもしれません。すみません、玉虫でした。
 今年も一年、拙文拙論にお付き合いいただきましてありがとうございました。お陰さまで今年も欠かさず書き続けることができました。ひとえに、読んでいただける皆様を目の前に意識しながら書ける幸せが原動力です。明日からも書き続けていく所存、明年もよろしくご厚誼賜りますようお願いいたします。未年が皆様に幸いな年でありますように祈ります。有難うございました。
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天災

2014-12-30 07:10:26 | Weblog
鳥インフルエンザ、次は山口長門です。ここも長州地鶏をブランドにしている養鶏の盛んな地です。関係者の溜息が載ります、前回の轍を踏まぬよう野鳥への対策や各種消毒処理は十分にやってきたはずなのに・・。目に見えぬ敵相手の対応です、どうしても不十分になります。予防の困難さです。知事が言ってます、24時間以内の殺処分と徹底した感染拡大阻止策を図ると。ヒトと違う所はこの殺処分です、感染鶏を治療するという選択肢はありません。専門家が殆ど耳タコで繰り返すように、ウイルスはどんどん変異する(姿を変えていく)ので仮に対応するワクチンができてもその頃にはそれが効かない新しいタイプが生まれている、その繰り返しだと。ヒトでさえ毎年毎年同じように感染が蔓延するのです、多くの人が罹ってしまうのです、況や自然界の他の動物においておや。どう防ぐか。こちらは養鶏業者の生活を直撃しますが、被害は限局的です、台風や大雨大雪とは違うように思いますが、いいえ立派な天災でしょう。防げぬことです。忘れた頃にやってくる。すみません、こんな物言いも被害者じゃないからのものです。が、関係者のコメントはそう聞こえます。
 長妻さんが立候補の弁です、リベラル軸をしっかり立てることが党勢回復の道だと。リベラルという表現が、このわざと曖昧にしている表現がずるいのですが、要は左ということです。誰かが書いてました、右でも左でもそのものから見れば本当に真ん中(リベラル)でも左(右)だと。リベラルとの横文字に騙されちゃなりません、つまり左巻きということです。安倍さんへの対抗(彼を右の敵と前提して)だということです。細野さんや岡田さんよりもはっきりしていていいんですが、リベラルリベラルと口にすればするだけなんだか薄っぺらく聞こえてきます。きっとリベラルって何だ?と問われてきちんと答えられぬと思いますよ。右じゃないです、かといって左でもないです、皆さんの味方ですという色出しただけですから。ずるいですよね。本当にそう思いますよ。
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闇中

2014-12-29 08:20:52 | Weblog
インドネシアでまた飛行機が消えました。先のマレーシア航空機事件も闇の中のままに、また、です。どうした?ブラックボックス?ウクライナのように撃墜されれば、それはそれで大事件なのですが因果に曇りはないわけです。どこへ行った?海に沈んだなら油も浮いてましょう。山に消えたなら煙の一つも誰かが見てましょう。気象衛星(という名の偵察衛星)があれだけ発達しているんです、この地球上で見えないところはないでしょう。どこ行ったんです?壮大なる隠匿工作。でも誰が何を隠すんだ?特殊な兵器の実験とか。知ってる者しか知らぬ、世界を騙す大嘘。なんでしょうねぇ。
 宮崎で「また」鳥インフルエンザです。酪農養鶏の盛んな地区の宿命とはいえ、一旦発生すると何千何万羽と殺処分せねばならぬのです、大被害です。狂牛病騒ぎもまだまだ記憶に新しいことです、そのまんま東が知事の時代にもあったし、その後もありましたね。容赦ない殺処分でした。なんとも厳しい業界です。生き物を相手にする宿命ですけれど、誰の所為でもないってところが何ともせつないことです。これも天災の一つでしょう。野鳥が運んでくるですから、こればっかりは。
 フィギアスケートの町田が突然の引退だそうです。この男、やっと最近芽が出始めてきたというのに、でも言動は尋常ならざるものが多くて、変人偏屈との印象は強かったですが、これです。明らかに自意識過剰なのですが、病的でなければいいですがね。その目で見ると、そう見えて、ではあります。ま、女子が急速な世代交代の波の中にあります、男もそうなるのでしょうね。
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掛算

2014-12-28 09:36:29 | Weblog
黒田のニュースが全国紙に載りTVが報道します。殆ど全て、21億を蹴って(19億円減を呑んで)カープ愛を貫いた、色の文章です。原が最初に口にしたことでしたね巨人愛、すぐに借用して。あんなのと一緒にするなと思うのですがね。いや、すぐに反発する意見があちこちで聞こえてきます。こういう浪花節を体質的に嫌う連中が多くいるわけです、曰く、高給を蹴ることの無意味さをバカにし、広島の若手の出番がなくなってしまうじゃないかと。そっちが馬鹿ですな。広島がそれだけ本気だというわけです。来季は優勝しようと本気なわけです。オリックスと同じです。まさか大リーグ並みの給料出せる筈もないことですが、ずっと復帰してくれとオファーし続けて来て、現実にファンもあれだけ増えてチームの勢いも出てきて、前田がいなくなった、監督が代わった、諸々のタイミングが合って、ボロボロになる前に(松坂の向こうを張れるというのもタイミングの筈です)という決断でしょう。男じゃのう、でいいと思いますがね。若手が出られなくなる、には笑いましたね。久しぶりの優勝のチャンスなんですよ。どっちが優先ですか。広島整いましたよ。
 TBSの朝の左巻き番組で(見なけりゃいいのに毎日曜日見てます)評論家達がしたり顔で言ってましたよ、先の総選挙の結果を受けて安倍さんがやろうとしていることに対して批判です。連中がいつも枕に振ること、戦後最低の投票率、53%でしたか、それを指してつまり国民の47%もの人がNOと言ってると。自民党の得票率をさらにそれに掛けて(乗除算の効果です、大仰に見えます)国民の17%の支持しか得られてないのに安倍さんは好き勝手をしている、日本があらぬ方向に進んでいく、我々は十分に監視していなければならない、という結論です。おいおい、ですね。投票率の低かったことが安倍さんの責任ですか?自民党が悪いんですか?民主党が政権獲った時の投票率は高かったんでしたかね、前回の安倍さんが取り戻した時の投票率は低かったんですよね。投票率の低さがどうして現政権の責任になるのかわかりませんが、棄権した人達を全て現政権(自民党)への反対者とカウントする無茶が一つ(ほとんどが意見も何もない無関心者でしょう、そでなければ言う所のノンポリ達)、日本は良い悪いは別にして(いつも言ってますが、多数決の結果が正しいという保証は何もないのです)多数決で進んできた社会です、53と47では53の勝ちなのですよ。0.53に0.3なり0.4なりの小さい数字を掛ければ0.2前後です、国民の20%しか自民党を支持してない、と来ます。その数字は数字だと百歩譲っても、だから残り全部が自民党に反対している、安倍さんに反対しているというすり替え、強弁は世論操作です、間違いです。そういう言い方して平気な連中ですから。であるなら、反対する者たちを投票所に行かせる、明確に反対票を入れさせる努力をしろという話ですが、それは連中の仕事じゃないという理屈です。野党が悪いと、どれもこれも他人の所為です。俺は悪くない、国民は悪くない、悪いのは他の奴らだ。投票率の低さは現政権への信任だという見方もできる筈です。もっとも左巻き達にとっては安倍さんの政策(他の自民党員は放っておけばいいのですが、安倍さんだけはうっとうしいのです。朝日の主幹が安倍潰しは社是だとのたまった如く)そのものが気に入らぬのです、だからあの手この手の言いがかりです。それもわかっているのですがしかし、聞いてると腹立たしい。もっとも腹立てるためにこの番組見てるんですけれどね。こんちくしょう。
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男気

2014-12-27 08:22:57 | Weblog
びっくりしました、中国新聞一面トップです、あの黒田が本当に戻って来るんだそうです。ええ?ヤンキースで堂々のローテーションピッチャーですよ。多くの投手が向こうでやってますが、野茂が一番だと思うのですが、いやこの黒田もひけを取りません。松坂なんかよりずっと立派な業績です。記事によれば19億円の年俸提示を蹴って4億円の広島帰りだそうです。んん、男じゃのう。いえ、新聞には昔からいつかは広島に戻るというコメントをよく見ましたが、まさか本当になるとは。39歳だそうです。大リーグで通用するうちに、まだ力のあるうちに、という判断でしょうが、松坂が帰って来たのとは値打ちが違いますね。松坂は客寄せパンダですが、黒田は優勝請負です。マエケンと二人で30勝てば優勝ですよパリーグのオリックスと同じくやる気を感じますね球団の。金子を放さなかった意気地と同じ。来季は優勝。実に明確な意思表示です。いいですねぇ。またまたカープ女子のハートを掴みますねぇ、顔はいかついけれど。
 小沢さん、政党助成金欲しさにあの山本太郎を引きこんで新党結成だそうです。生活の党に引き入れたという実態ですが、党名がなんだか馬鹿馬鹿しいものに変わってます。ま、そんなことはどちらでもいいんでしょう、何億の金です天から降ってくるんですから、それも昔自分が決めたものです。なりふり構わず。泥にまみれる。言い方は勝手なことですが、なんとも落ちぶれたことですなぁ。あれだけ権勢を誇りやりたい放題やってた人が、あの山本太郎と組まねばならぬ落魄です。呆れて、蔑み気分にもなりますが、この業界はどう展開するやらの魑魅魍魎の世界です。安倍さんが何かでこければ、また浮かぶ瀬もあるということではありますが。ううむ。
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注目

2014-12-26 08:24:40 | Weblog
広島マエケン3億円、オリックス金子、移籍せずに4年20億円。金子の移籍は既成ごとのように報道されてましたからへぇ~だったのですが、オリックスが去年の好成績で本気になったか十分に戦力補強したことが思いとどまらせたのでしょうね。ここでも優勝できるぞと。金かけないとやはり成功には届かないのですね。広島の動員増はひとえに球団の努力でしょう。選手ってマエケンだけですからね。あれだけ観客が増えたのは、カープ女子というキャッチコピーが奏功したわけですが、球場作って、宣伝に金かけて、昔ながらの「選手育てては高給料で余所(巨人や阪神)に抜かれる」可哀想な貧乏球団というイメージを逆手にとっての女子狙い。金かけないと強くならない儲からないという資本主義経済の典型を見せてくれますね。
 民主党、細野、岡田が立って、あの蓮舫も立つと言い、新聞には旧社会党連中(まだこういう区別が成り立ってるところ、いつまで寄り合い続けるんだ?)が長妻さんを推してる、他には、よくTVに出てくる論客桜井さんも取り沙汰されてるそうです。蓮舫が面白いけれど、さて岡田さんとか野田さんとか(まだイラ菅もいます)古参が十分に力保ってる集団です、革新団体なのでしょうが、土井たか子や扇千景レベルの「重し」感の足らぬ分、派手な目立ち女と排除されるのも目に見えるようではあります。福島瑞穂系ではありましょうが、それじゃぁ党勢挽回に繋がらないし。客寄せパンダ役には十分でしょうが。面白くはあります、是非立ってくれ!世間は注目しますよ。
 
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適切

2014-12-25 08:26:28 | Weblog
やむを得ないが適切とも言えない。どれだけの事件がこういう玉虫色の落され方してきたのでしょうか。広島のあの土砂災害に対する検証作業部会の評価だそうです。やむを得ないのは初めからわかってます、天災をどうしろと言うのですか。人知が自然を支配できるなんて考えてるのでしょうか。そこまで驕るのなら責任をしっかりとりなさい、です。どうして防げなかった、その一点です。欠けてた、足りなかった、怠ってた。つまり殺人です。不作為による殺人。そうじゃないですよね、誰もそんなこと言いはしません。いえ、要は行政側の態度です。天災だから仕方なかったと突っぱねると被害者意識は燃えあがります。どうしてこんな危険な所に建てさせた?どうして建築許可出した?どんどん遡ります。そんなこと言われても・・、いいえそこまで行きます。天災はやむを得ないのです、わかっていることを殊更に重ね書く意味は理解しますが、マスコミが先導する重箱の隅つつきにはやはり頭を下げているしかないことでしょう。適切とは言えないがやむを得なかった。こういう表現ならばどうでしたか。私はこっちの方がいいように思いましたが、いかがですか。人知の無力さの再認識ですから。
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底上

2014-12-24 08:23:12 | Weblog
昨日、中教審の大学入試制度改革答申について書きました。詰め込みがいけないから真の学力を評価しようなんて理想論振り回して、結果は「誰でも大学生」方向です。少子化に伴う学校側からのロビー活動の成果なんでしょうね。ミソクソ作戦です。殆どイデオロギーです。詰め込み教育がいけない、いや、気に入らない、それだけです。でも昨日も書きましたが、そう言ってるのが(委員様達)受験エリートだった連中、「あの頃は秀才だった」連中ですから、嫌味なんでしょうね。これはボトムアップを是とする左翼思想です、ということはイデオロギーそのままですか、殆どではなくて。民主党の海江田さんが叫んでいた分厚い中間層論、社民党首がアベノミクス批判に何度も言ってたボトムアップ、これらと同根です。高校生のレベルを上げよう、ひいては日本人のレベルを上げようなんて大構想は全くなくて、とにかくポピュリズムです、俗耳に入り易い空論で安きに流す。安きに流し込む。低い所に合わす。これは劣化です。昔PTAやってた頃、生徒のレベルアップ策を話していた時に教務主任の、赤点の基準を上げましょうという提案を聞いた時のがっかりさを思い出します。低い所をいじっても全体のレベルは上がりません、これはどんな集団でも当てはまりましょう。優れモノをどんどん伸ばす、尻を叩く。するとその下の層が刺激される。そうしない限り全体は上がりません。ヒトってそうですよね。怠けることを許すとそこに留まるばかりです。優れモノを潰すんです。もちろんそれが狙いなんですけれど左翼さん達は。しかと認識してんければなりません。
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改革

2014-12-23 08:40:22 | Weblog
朝日のあの謝罪に始まっての第三者委員会の報告がなされました。社長が代わって、なんだか東電の手口を見るようなそんな気さえしますが(強面傲慢系から平身低頭系へのすげ替え)、出てくる言葉は反省の弁ばかり。甘言ではないのでしょうが、巧言令色すくなし仁と思い出しました。眉唾。その場凌ぎ。頭を下げてろ、嵐は通りぬける。今後ですけれどね要は。
 大学入試改革だそうです。何度聞きましたかねぇ。昔高校のPTAやってた頃に入試制度の様変わりにびっくりしたことでしたが、それをさらに緩めようって魂胆のようです。私たちの時代は一期校二期校の時代です、旧帝大系とその他の分類。分かり易かったですよね、エリート意識は上昇意欲を高めたものです。試験日が3月3日と3月下旬に分かれていてどちらも受けることができて。私は二浪したのですが、丁度教育課程の変換時期に当たって、数学で複素数がなくなって行列が新たに登場してと戸惑ったのを覚えてます。共通一次試験の前の時代です。その後AO入試とか分からぬ制度ができて、一芸入試なんて揶揄されてました。高校だけでなく大学へも全入化(大学行かない人の方が少ない)が進んで大学側の学生数確保の防衛策だったのですが。中教審の答申が載ってます、知識の暗記に偏りがちで、思考力や判断力、主体性などの真の学力が十分に育成評価されていない現行の制度を早く改革しろ、です。何十年も前と異口同音、いや一字一句変わってないかもしれませんねこの主張は。当時から社会人(大人)は分かってましたよ、学校の成績のいい奴が賢いとは限らぬという真実を。もっともそれは学校の成績の悪い奴らの言い訳でもあったのでしたが、私も社会に出て色々見てるとまことにそう思います。社会人としての値打ち優劣はどこの学校出たかじゃないですね。ただ、基本的な常識、知識、考え方、思考の道筋などなどはやはり学校教育の賜物でもあるのです。あの詰め込み式の効能も大きいと知らねばなりません。英語なんか要らぬ、数学なんて何の役にも立たない。確かに日常生活の場面場面では要らぬ長物でしょうが、しかしああいう知識なのです、経験なのです。知らず身に沁みているのです。漢字を読む、計算する、地図を見る、試験管を振る。苦手な子、ついていけない子、もちろん多くいるのでしょうがそれでも、ああいう一斉の横並びの否応ない強制教育は識字率と同じことで日本人の文化文明を底支えしている、日本人の質の高さを担保してるシステムだと思います。知識の暗記を悪いもののように言うは間違いです。知識とはそういうものですからね。自然に入ってくるもんじゃないです、獲りに行くもんです。もっといえば無理やりにでも詰め込むものです。知恵は、色々定義があるのは知ってますが、日常生活社会生活していく上での考え方や経験に即した具体的な応対でしょう。知恵者、おばあちゃんの知恵、という言葉遣いです。もう一つ智慧ってのがありますが、これは些か宗教じみて、人生の真実、生きる道というニュアンスですか。ですから暗記せずに知識の蓄積はないのです。そこを、誰々が委員様なのかは知りませんが、中教審などに呼ばれる人はおそらく受験エリートだった人たちでしょう、そんな人達に詰め込みはダメだなんて言われたくないことではありますね。詰め込み競争に勝ってきた人達ですから。それがいけないなんて実感ないでしょうにね。いえ、じゃぁ学校ではワヤで実社会で成功した人達にこんなこと任せられるかと言えば、こっちの方が強くNOです。そもそも関心もないことでしょうし。世に言う秀才たちに引け目を感じつつ馬鹿にしている人達ですから。昔からよく言います、東大は官僚(事務方)育成校、京大は技術屋やパイオニア養成校、前者は型にはまった役人に向いた秀才たち、後者は型破りの秀才たち。この秀才という定義も、英単語を熟語を多く知り、数学の公式や解き方を多く知り、といういかに詰め込まれているか、いかに多くを知っているかの競争です、真の学力とはきっと別物でしょう。が、それも言い訳負け惜しみと知らねばなりません。皆がいやいやながらも身につけてきた学力(読み書きそろばんです)の重要性を等閑にしてはならぬことです。受験戦争とか面白がって煽ってきたのはマスコミです。世の中は所詮競争です。そこを正視させず誤魔化そうとするのは、ゆとり教育という愚策に寸分変わりません。キャッチフレーズは「一点刻みの選抜からの脱却」だそうです。何を甘いこと言ってる?世の中は一点差、一円差で勝ち負けが決まるんですよ。ですよね。15の春は泣かせない、とは京都知事の高校入試改革の時のセリフでしたが、個人差能力差を隠し無理矢理押し均すは悪しき左翼思想です。この方向で誰が潰されるのか。間違いなく真のエリート達、真の優れモノ達です。可哀想に。
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男女

2014-12-22 08:24:11 | Weblog
冬至です。当地6時半過ぎなければ空は白みません。6時はまだ夜の闇の中です。季節ですねぇ。各地の雪報道もものかわ、当地は今朝は快晴、放射冷却の筈なのにそんなに寒くもなく。温暖の地の有難さです。
 昨昼高校駅伝見ました。これも季節感あふれることです。冬の風物詩です。いつも思うことです、こんなところで走る連中はピカイチの優れモノばかりなのですが、まぁ銘々個性の溢れる走り方すること。ピッチ走法とストライド走法の区別は定型ですが、上体の揺れぬ頭の位置が全く動かないきれいな走りがあれば、そんなに揺すらなくても、と素人目にも感じてしまう走りがあり、足を外側にぴょんぴょん跳ね上げる女の子走りあり。太めの子があり、まさに陸上向けの体型の子がいる。女子のほうがバリエーション多いですね、男どもは皆同じようなやせっぽちばかり。丸刈り(一枚刈りと呼んでた青々とした連中が多いこと)で、背の高い低いの違いだけ。鉢巻きってのが日本人ですね。あれで気合いが入る(気合いを入れる)わけです。どうして女子が距離半分なんでしょうね。スポーツ界は本当にこういう「解放」が遅れてますね。女子が体弱いんですか?おかしいですねぇ。男に混じってするのは体力差の問題を越えられませんが、こういう競技の枠自体に差を設けるはもう時代錯誤ですね。高校生女子に10km走らせてはいけないのなら(そんなことある筈がないのに)、男の倍の人数で同じ距離のレースさせればいいじゃないですか。早く甲子園に女子出させてやれと思う方なので、こういう男女差の強調は時代遅れだと感じるのです。いかがですか。
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