柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

手続き劇

2006-08-12 08:40:28 | Weblog
阪神もいよいよダメです。当面の相手にこれだけやられたのでは勝てはしません。今年は残念ながら中日です。さて阪神また長いトンネルに入りそうです。
 二井知事さん、岩国の基地空港の民間利用を今一度県の要望として国に送り直したそうです。地元経済界からの陳情を受けての決断だと理由を述べています。地元からの要望はずっとあったわけですから、これは体のいい言い訳に過ぎません。国からのいわば一方的な米軍再編プランに対して、当初は岩国と同調して反対の姿勢を見せる。しかし国の方針です、県が無茶に抗うこともできませんし、官僚出身者とすれば諾するばかりのことです。頃合いを見ていい条件で折り合う方針でずっと来たわけです。岩国市長も結局同調するしかないのですから、県は二三歩引いて静観を決め込む。住民投票に対しても「聞いてない」式の憤りを表明する、相手が相手ですからこれも十分に予測されたことでしょうから。その結果とその後の市長選の結果は不都合なものでしたが、でも米軍の問題は最初から結果の出ている「手続き劇」です、ゆっくり囲み押しゆけばいいのです。今回の知事の決定を井原さんは喜んでおられます。どっちも狸なんでしょうが、知事さんはマニュアルに沿った王道を行く観、井原さんは振り上げた手を持て余す観、そしてそれも全て一連の手続きのうちというわけです。民間空港がバーター対象になるんでしょうね。加えるに迷惑料(地域振興費)の上積み。今後はどういう条件を引き出して「苦渋の選択」宣言を出すかという、井原さんの粘りばかりのことです。でも、大島に行くと思いますよ、飛行機の爆音はすごいわ。柳井ではほとんど聞こえませんが、大島に来ると直です。岩国に住んでおられればさぞや・・と思うことです。大島も和木も国に同調しました。Xデイは近々でしょう。ううむ、金で頬を叩かれると人は弱いのでしょうか。
コメント
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