結局４連敗喰らって負けたヤクルトでした。最後の３戦はどれもエラー絡み、何かの祟りのように。昨日の第７戦には二試合続けてタイムリーエラーした抑えのマクガフがベンチ入りしてなかったそうで、そうかぁ、本人の意向だったのでしょうか。オリックスの４点はガンガン打ったのではないのです、記録に出ないバント処理エラーと死球、そしてええ？のタイムリーエラー。吉田のあの死球もええ？でした、こりゃまた何か起こるぞの予感。果たしてこれまたまさかのセンターの落球。杉本があそこまで打ったからということなのですが、今シリーズのMVPに選ばれたのがこの人で、でもガンガン打った印象は全くないですね。どころか勝負所で内角攻められてクルクル三振してたイメージが強いです。そう見れば吉田も京セラドームの第５戦は華でしたが、それ以外では打ってないですからね。つまり投手陣がよく守ったという結果ですかね。相手のエラーを誘った、凡百の解説者風に言えば。監督が喜んでましたね。きつかったんでしょうなぁ。
日本シリーズが面白いですねぇ。8戦まで行きそうです。思い出すに、昔まだ日本シリーズがデーゲームで行なわれていた頃（屋根付きドーム球場なんかなかったからですけど、もう寒かったですよね、だから昔はナイターする選択肢はなかったのでしょう）、広島が強い頃に一度あったです。投手王国を誇った山本浩二や衣笠の時代です、相手は西武でしたか、こっちも黄金期でしょう。秋山のバク転ホームランの時だったですか。昔はデーゲームだったよと言うと、さすがに若い連中はへぇ～と驚いてくれます。巨人の強い時代、阪急の強い時代、江夏の21球、全てデーゲームでした。秋の雰囲気、夕刻段々に暮れて行く中での気の急く風情、選手も寒そうにして。よかったですよね思い出します。ただ土日しか観られません、TV中継はあったのですが学校ありますし仕事ありますし。今はそうではないです、全試合ナイターですから。ただ、ヤクルトのようにドーム球場を本拠地にしてないチームは寒空の下でやらねばなりません。今日も明日も青天の神宮です。観客も当然寒いことでしょうが昨夜も満員でしたね。二試合続けてクローザーマクガフのエラーで試合が動くという思いもよらぬ展開でしたが、野球の醍醐味と言うべきか投手戦の面白さを満喫させてくれます。それもこれも両チームのピッチャーがここぞの場面でズドンと三振奪うからですね。しかし何度も書きますが特にオリックス、よくぞこれだけいい投手を揃えてます事。ソフトバンクが二年続けて巨人相手に４タテ喰らわした時の投手陣を彷彿とさせます。あれにも驚きましたがねぇ私が知らないだけのこととは言え、出てくる投手投手全てがビュンビュン投げる。宇田川がそうです山崎がそう。ベテランの比嘉も平野も。今日はどうでしょうね。さすがに村上打ちましょうか。
岸田さんがなかなか治らぬ鼻声で（鼻炎ですかね）昨日会見してました、TV観ました。またまた派手なバラマキです。電気代やら都市ガス代やらを補填するって言うてました。そえれでなくてもコロナであれだけ吐き出しているのに、そんなに大盤振る舞いでいいのか？そんなに国は金持ってるのか？金は刷ればいい？ここにきてMMT理論てのに乗っかってるんでしょうか、どこまで楽観してるんだ？と、人後に落ちぬドンブリ体質と自認してる私ですが、さすがに心配してます。アベノミクスが破綻してるのはうまく締めなかったから、ズルズルと出口戦略考えなかったからというのが本当なら、早く手を打ちなさいよと思いますが、昨日の岸田さんの話には一切そういうことは出てこなかったですね。わからないんでしょうよきっと。安倍さんが岸田さんには一切相談も説明もしてこなかったことなんでしょう。その安倍さん亡き今、誰もが手を付けられずに穴をふさぐだけの姑息なバラマキに終始する。電気が足りないなら原発動かしなさいな今こそ。そう思いますけれどこっちの戦略が全く見えないでしょう？沈みますかね。やはり岸田じゃぁダメだったか。
ホームゲームで看板打者が逆転サヨナラホームラン打つ。こういうドラマ仕立てが現実になるのが野球だと言えばそうですねぇ。二勝二敗一引き分けのがっぷり四つ、どんぐり同士の対戦は面白いです。どの試合も４時間越える長いものですが飽きさせません、最後まで観てしまいます、中継も今となれば懐かしい「放送時間を延長してお送りします」で続いていきますし。地上波の中継華やかかりし頃（と言うか、これしかなかった時分は）、野球は８時から一時間でした、７時半から始まるのが珍しかったですよね。民放ですから８時５０分には終わります、そこで「一部の地域を除いてこのまま野球中継を延長してお送りします」とアナウンスがあってそれでも９時半まででしたけれど長く観られることでした。が、当地はそのままぷつんと切れて次の番組が始まるのです、ああ、一部の地域かぁと思い知らされたことでしたが。たまにNHKが中継すると最後まで中継してくれてました。関西にいた頃はサンテレビが阪神戦をプレーボールからゲームセットまで中継してて、都会じゃなぁと感心したことではありましたが。いえ、そういう感心ではなくて、昨日の試合です。両チーム、本塁打が出始めました。両チームとも優れたサウスポーが次々に出てきてこれも面白いのです。ヤクルトの山下はルーキーだそうです、堂々たるもの、高橋と見紛うフォームです。その山下から吉田が一発放り込んで息吹き返す。でもヤクルトは一歩先一歩先を行く。で、９回裏、ヤクルトは守護神マクガフが出てきて盤石の構え。でも制球がおかしいぞ。エラーが絡んで同点。こりゃ始まるぞとの予感。吉田の前の３番打者があっさり三振する。ゲッツーで終わりってのがまずかったのでしたが、こやつわざと三振したかと本当に思いました。ツーアウトで、四番吉田。ガツン！絵にかいたようなサヨナラ劇。オリックスファンが待ちに待ってた場面。打った瞬間の大歓声。右翼上段に放り込む。最後まで観てしまいますよそりゃぁ。
1966年にビートルズが日本公演したのですが、その時のコンサート映像をその昔はもったいぶってなかなか公開しなかったものですが、今やユーチューブやらほかのSNS媒体で簡単に見られます。日本のファンはおとなしく聴いてくれてた（外国と比べればの話です、十分キャーキャー叫んでますけれど）のでメンバーが面食らって初日はいい加減に演ってたのを二日目からはきちんと演奏した、TV放映されたのは初日のものではないというのは有名な話でそういう伝説に溢れてるのですが、今回当時の厳戒警備に当たった警察が撮影していたビデオが公開されてます。ご覧になればいい、「毎日動画」で検索してください。毎日新聞系列です。もちろん白黒、無声です。が、当時の東京です（当然です）、当時の若い人たちのファッションです。が、写っている人達全員の顔にモザイクかかってます。こんな手間かけてバカじゃない？とおもうことですが、これ裁判の末の顛末なんだと、当の毎日新聞が怒りの特集記事載せてました（それ読んでこの動画のこと知ったのです）。個人の特定ができるからだそうです。56年前の映像ですよ、個人の特定って今更・・。若い女性が多く写ってるのです、20代前半あるいはハイティーン。私より10歳上の世代でしょう。今は後期高齢者の婆様たち。そうかぁ、若い時があったんですよねぇ。そういう目で見ると面白いです。ファッションや髪型、所作動作。56年前かぁ。モザイクが邪魔ですねぇやはり。つまらんことすることです。でも面白いですよ。ビートルズの映像ももちろん含まれてます。一度ご覧あれ。
当地上関、原発新設予定地として40年くすぶっている地です、3.11来その話自体も消えていたことですが、今次のエネルギー危機に際して岸田さんが慌てて原発再稼働に舵を切ったこの時期に町長選挙でした。ここ何回かは無投票が続いて推進派の（40年間原発推進派対反対派の構図で語られてきました）町長が運営していたのですが久しぶりに二派対決の選挙でした。が、候補者どちらも75歳という、まさに高齢過疎地を象徴するような絵でした。で、推進派が圧勝（総投票数が2000弱の地です）。機を逃さじと建設元の中国電力が県に建設調査の延長を請求してます。40年です。過疎の田舎町を金で縛る。国から協力金がどっさり（中電からもどっさり）降りてくるわけです。背に腹は代えられない。福島も全国どこの原発自治体も通ってきた道です。
日本シリーズ、昨日はBS１、宮本と藤川の解説でした。１，２戦は民放が中継してました、古田、松坂、前田が解説でしたが、この二人と比べればまさに雲泥の差。ここで打ったら楽になりますとか、ここで四球は痛いですとかそんなことしか言わない（とくに松坂がそうです）連中と天地の懸隔。ここぞの時に多く喋る、アナウンサーに任せる時は二人とも何も言わない。今日も民放で槇原とかＴＶ欄にありました。またつまらん話を聞かにゃぁならんと思わせるほど、この二人の解説は絶品です。ＢＳの中継を観ましょう！
辞任とするのが朝日と読売、更迭とするのが産経、毎日、日経でした、瀬戸際大臣やっと辞めます。形式上はどんな場合でも本人が任命権者の首相に辞表を出すわけですから自ら辞めるんですが、事実上の更迭という意味ではあります。更迭するんならもっと早くにクビ切れよ。結局辞めるんならもっと潔く辞めろや。どっちにしても遅い！の誹りは免れぬところ。あの大臣にその気がなかったんでしょうね、それだけ大臣とはあの業界人には勲章なのです。麻生派とありました、こっちへの忖度もありましたかね岸田さん。一人クビ切ったら同罪で次々に処分せねばならなくなるから軽々にできなかったとの読みがまことしやかに言われますが、ここまで引っ張るか？ではありました。当人の言い訳もよくもあんなこと言い続けられるもんじゃと呆れるものでしたが平気でしたものね。ああいう面の皮じゃないと勤まらぬ仕事でもあるのでしょうが。自分が選んで任命した者のクビを斬るのも不細工だというわけで辞任を待つ、こういう時の「出処進退は自分で決めること」が云々との常套句ですが、そもそも猟官運動の末にやっと順番が来ての大臣となればそうやすやすと手離せぬという事情。だからダラダラと時間が過ぎて行く。ここがイギリスとの大きな違いというのは先に書きました。やっとのことですが、またまた同じこと言いますが、そんなことより円安はどうするんだよ！？
今冬はインフルエンザとコロナが同時流行する虞が大きいと盛んに喧伝してますが、またまた大きな数字を出して脅かしてます専門家達。インフルエンザが30万人、コロナが45万人、計75万人が一日に（一日にですよ）罹るぞと。今夏盆の頃に一日25万人だか新規感染者が出てましたね。過疎の当県でも3000人出てました、あの頃は確かに大変じゃぁという実感でした。でも、バタバタ死んでいったわけでもなく、救急車が来ない、搬入先がないというドタバタはメディアが面白がって報道してましたが、医療は崩壊しませんでしたよ。あの時にも30万に届かなかったのでしたが、どういう根拠で45万人なんだ？すっかりTVに呼ばれなくなった感染症専門家達ですが、昔８割おじさんと呼ばれていた西浦さん達の計算なんでしょうねぇ。新型インフルエンザが大流行りした時は休日診療所が満杯になったことでしたが、それでも感染症法二類の縛りがないですから形式上の隔離で済んでどんどん捌くことができてましたが、今次は違います、インフルエンザの人でも完全に隔離して調べなければなりません。なぜなら事前にコロナと区別が付かないからです。専門家の言う通りコロナの第８波とかぶってしまえば、発熱外来は大混乱でしょうねぇ。単純に数が増えての混乱。対応は決まってますけれど、数の捌きが大変になります。コロナを五類に落とせばそこを区別する要がなくなりますから、待合室にどんどん入れて次々に検査して行けばいいのですが。と、現場は構えるわけです。罹らぬようにする、もちろんそれが第一ではあります。
KAMIKAZE Drones terrorize KYIV 昨日ニュース見てたらアメリカABCの画面が出てました、そのキャプションです。ロシア（プーチン）がイラン製の自爆型ドローンをキーウにどんどん打ち込んでる、民間人を狙ってる、発電所とか貯水池とかインフラ施設を狙ってる何てことだ！という報道です。日本語での解説では神風（特攻隊）をなぞらえてるとは一言もも触れなかったことでしたがこのキャプションでした。ううむ。これ見てあれこれ考えることでした。まず大文字で表記するんじゃという「へぇ～」。そして先の戦争で特攻との作戦で命落した若者たちに対してそれはないだろうという抗議の思い。イスラム教徒がよくやるジハード、爆弾体にくくりつけて破壊する自爆型のテロ行為もカミカゼですね彼らの表現は。全然違うだろうと思いますが、やられた方から見ると（アメリカ）狂気の沙汰でしかなかったんでしょうね、こんな時にそう思い知らされます。このドローン攻撃について専門家たちがあれこれ講釈してます。イラン製であること、イランが西側（アメリカ）への対抗としての意思表示しているのだという解釈。この爆弾が安い（一体300万円だそうです）からだが、ロシアはかなり窮地にあるのだろうとの読み。一発何千万もする長距離弾をそんなに浪費できないという事情だそうです。そうかぁ、そういう目で見たことないですよね、ＴＶの報道は核弾頭何千発、大陸弾道弾何千発という表現で軍事力比較するばかりですから。一発飛ばしたらそれだけ減って、補充にはそれだけ金がかかるというわけです。そしてこういう数字の常でどうせ盛りに盛ってるんでしょうから実際は何百発撃ったらもう底が見えてるとかで。ふうむ。ま、この辺りは専門家の値打ちではありますか。もう一つ、キエフ（今はキーウ）の原語表記を初めて見ました。KYIV なるほどキーウですな。
円安に対して政府がどこか外国でドル売り円買い介入したそうです、一時円高に振れたとのことです。でも、サンモニでも平気でいい始めましたアベノミクスは失敗だったんだと。出口戦略を採らずに来たからこうなったんだという評価は柔らかい方で、そもそもが間違いだったんだという論ももちろんあります。当の安倍さんが亡くなってますからね、国葬も済んだことだし批判してもいい頃だろうと。もっとも落合恵子さん達はもっと前から叫んでいたことです、今になって湧いてきた話じゃないです。黒田さんは孤立無援になって（ここで何度も書きますが、岸田さんはじめ誰もアベノミクス擁護しないですからね）増々頑固になるばかり。思えば安倍さんいい時に死んだんじゃあないんでしょうか。生きていたら特に自民党議員や、閣僚たちが皆忖度してアベノミクスの批判なんてできないことだったんじゃないですか。彼も彼であれこれ言い訳したことでしょう、何度も持ち出していた失業率改善や株価の上昇を振りかざして。景気はよくならず給料も上がらずとは誰もが知っていること、今次の物価高はアベノミクスの成果（トリクルダウンの結果）なんかじゃなくて、世界的な原材料費の高騰はあるもののアベノミクスの失敗による円安が拍車をかけていることも皆知ってます。生きていたら国葬対象になるような評価などとんでもない、国力減衰の張本人として吊し上げられていたかもしれないことです（上記の如くそうはならないでしょうけれど）。首相を降りたのはコロナ禍から逃げたからでしたが、現在の国難から死人に口なしと再び非難から逃げているところこの人の悪運と言うのか器を思うことです。もっとも、このまま日本が沈んでいくようなことになれば、こんな時に安倍さんが居たら・・なんてシンパの言が採り上げられるのでしょう、沈めた元凶を待つという皮肉。ひとえに岸田さんの無策無定見のせいですが。
夜は毎日BSの報道番組を観ているのですが、専らロシア情勢の解説と統一教会問題が多いです。円安の話題は週に一度くらいですか、こちらは時間持たないという判断でしょうか。TBSは90分、フジは120分番組です、松原さんも反町さんも捌きは上手で、またよく喋る人をゲストに呼んでいることもあるのでしょう途中淀んだり間が空いたりはないことですが、つまり話題に拠るわけです。ロシア情勢は刻々と変わっていくしプーチンというワルをどう成敗するかという絵柄です、切り口も色々あって、また専門家達が上手に深読みを交えて説明してくれますから確かに面白いのです。一方の円安については経済専門家達を呼んでも楽観論対悲観論になってしまってどっちが正しいんじゃ？の歯切れの悪い終わり方が常です。政治家呼んでもダメ、連中こそ建前しか言わないし。こっちの方が生活に直結した値上げの嵐問題なのですが、まるで他人事ですから。何が大事ってこっちだろうと、私もしつこいことですが思うのですがねぇ。もちろん番組でどんな話してもどうなるもんでもないですけれど、対策ってどうなってるんだ？と知りたいでしょう？岸田さんはそれなりに手当てしてるだろう？と言うばかりだし。ご覧になれば面白いですよ。
