柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

2008-04-30 08:43:17 | Weblog
昨日昭和の日(昭和天皇誕生日)記念してのNHK番組やってました。25歳の女カメラマンに戦争体験者の昭和最後の日(昭和64年1月7日)を語らせるという企画です。残念ながらやはり25歳は25歳で、認識や知識、言葉、歴史観に全く深みがなく、戦争はいけないことと思いました調で括られる結末、この人の写真集(特攻花というタイトルです)は見たいなと思いましたけれど登場した年寄り達に失礼なことだと却って憤りを感じました。もっとも、NHKのやることです、そう言う意図であったのかも知れませんから、それはそういう目で見なければならぬ事ではあるのでしょう。さて、登場人物は沖縄のひめゆり部隊の生存者、特攻の生存者、BC戦犯で裁かれて死刑を免れた人、大阪大空襲の生存者とずらりと適任者が並びます。番組の初めには、昭和天皇崩御当日日本中でプロの写真家達が撮った写真を紹介して、それぞれの感想を聞いてました、浅井慎平はこの日に人は戦争から逃れることが出来たんじゃないかと言ってました。皇居はさながらイベント広場のようであったと当時若かった連中は言います、宮城に向かい額づく人、涙する人がある一方で、天皇の戦争責任を更に糾弾するグループがいて、と。で、インタビューを受けた人達はそれぞれの言葉で表現の仕方や強弱は違いましたが、あの時(終戦時)天皇が退位するという責任の取り方をするべきだった、軍人ばかりに責任があったわけではないだろう、具体的に天皇が決定できることがなかったにせよ、軍部に祭り上げられて利用されていたにせよだ、という意見でした。あの時に天皇の口から俺が悪かったと一言あればどれだけ救われたかわからない、多くの戦友を目の前で亡くしてきてやっと帰ってきた私達に対して、と。天皇陛下万歳と死んでいったんじゃない、親を子を国を守ろうという一心で死んでいったんだと、天皇絶対であった当時の軍規なり命令体系なりのおかしさに皆気づいていたがやむなかった、だから敗戦にあたり命を投げ出した者達への謝罪(こういう言葉は使っていなかったと思いますが、こういう意味です)が欲しかったと、涙ながらに答えていました。もう63年が経っています、話す人達は若くて76歳でした、いや記憶が危ないということではなくて、当時の思いがそのままに残っているわけではないだろう、あの時代のあの空気の中で感じたこととはおそらく違っているのだろうなと思いながら聞いていました。その後多くの真実が明らかになって落胆もし失望もしそうやって組み立ててきた考え方、自分なりの総括を今口にされているわけです。くどいですが話されることを事実として曖昧なんて言うのではないです。その事実に対する感想は、六十年余の歳月で多くの修飾をうけて変遷してきたものなのだろうなと思うわけです。番組の色調は天皇責任を強く前面に出していました。これがNHKの色です。後味はいいものではありませんでした。が、老人達の言葉はやはり重いものでした。経験は想像を超えるのです、当然のことではありました。
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現状

2008-04-29 09:43:02 | Weblog
ガソリンの暫定税率が復活します(しましょう)、卸価格を30円上げますって石油大手会社がこそっと言ってますよ、すると一気にリッター160円を超えるって勘定です。5月1日からですか?あさって?。こんなに具体的な政局絡みのドタバタも珍しいことでしょうね。もちろん安いに超したことはないんです、先の選挙で街のおっちゃん達がしたり顔でTVのインタビューに答えていたように。この税金の使い道やら意義やらへの説明不足なんてことになるんでしょうが、今まで国民に十分に説明されてきた政策や施策なんてあるんですかね。山口県の道路はきれいだって昔から有名でした、広島県から島根県から県境を超えると急に舗装がよくなりセンターラインもくっきりしてガードレールがしっかりついてって具合でした、それは岸さん佐藤さんの政治力のお陰だって県民みんな信じてました、それはそれで正しいのですが(そのあとの田中角栄ー新潟図式できっちり再現証明されました)、財源がどこなのかなんて知りません、知る必要もなかったことです。もっとも、こっちに優先的に回ってくる税金です、敢えて藪をつつかなくてもいいことではありましたが。今は昔の話ですよ、この両巨頭の存命の時代の話です。保守全盛、山口県全盛の時代の話です。オイルショックの時、バブルが弾けたとき、おそらく何年も前から打とうと思えば打つ手はあったでしょうに、現実に起こってバタバタする、そんな繰り返しでしょう?今回は参院選の大敗を受けての「尋常ならざる」政局混乱ですが、負けた時点で政局運営の変更は自動的に強いられること、うまくできなかったのは自民党の怠慢、つまりは総裁首相の力不足。こっちもバタバタには違いありません。よく聞いていると民主党の対案も危なっかしいです、財源という面だけでも。小泉さんが振り回した規制緩和(という名の、今までの日本繁栄を支えてきた社会基盤の破壊)のお陰で出現した連中言うところの格差社会を選ぶのか、護送船団方式国家経営型社会を選ぶのか。後者こそが今までの日本なのです。格差がなかったですか?そんなことないですね。資本主義が進み、その結果として必然の個人主義が成熟してくると人件費はじめとして労働条件環境に対する「闘争」が常態化し、産業の発展が頭打ちになる。企業収入が増えないところにさして人件費や福利厚生費などの支出(設備投資ならばまだ利益を生むでしょうが、こっちは出ていくだけです)がどんどん嵩んでいく。で、企業は安い労働力を求めて外国に出ていく。産業の空洞化なんて表現するだけで何の手も打たない、打てない政治家やその背中からゴタク並べるだけの凡百評論家達。するとその進出先の国々が富んでくる、生活レベルが上がってくる、そこでの消費量がどんどん上がってくる。と、どうなりますか。今までは高い技術力で作った製品をその技術のない国に高く売りつける、その代わりにバーターとしてその国の第一次産業製品、穀物、野菜、魚、材木などなどをこれまた安く大量に買い付ける式の収支で均衡をとってきた(このお陰で日本の第一次産業が衰退に次ぐ衰退をきたしたのはご存知の通り)のが、向こうさんの消費が上がってくる、生活レベルも上がってくれば簡単に安く売ってくれなくなります。原油価格は多分に計略的ですが、アフリカやら東南アジアでの米不足は端的にその地での消費量が上がってきたからでしょう。その地、中国やらインドやらの大人口国です。そしてその国の技術力も当然上がります、そしていつの間にか追い抜かれる。すると売るものがなくなってくる。それが今の日本でしょう。自分の食い扶持すら自前で賄えないんですよ、自給率が40%以下ってよくTVが叫んでますよ。現状が資本主義社会の必然であるなら、無駄遣いと今この時点で糾弾されているそれぞれの特定財源なり優遇施策なりを削ったところで混乱をさらに助長するばかりになりませんかね。給料が上がって暮らしが豊かになったなら、その口で社会保障の充実とやらを要求するなら、相当の支出をしなさいって事ですわね。それが道路税でありガソリン税であり消費税であり、医療保険料なのでしょう。そりゃぁ高いですわ、サラリーマンが天引きされる年金やら保険料やら。保険料も今に給料の一割になりますよ。定額でなく定率ですからね、給料増えれば出ていくのも増えるってうまい仕組み。そこを削って暮らしを楽にしろ、なんて理屈はだから無茶ですよね。社会生活、日常生活のインフラストラクチャー維持に使われている金をなくそうって言うんですから、仮に給料増えても、ガソリン安くなっても、財布から目を上げたら荒涼たる景色って事になりかねません。そんなことでその高い給料が維持できるはずもないですからね。廃れる一方です。ガソリン代が高くなればあなた方が大声で叫んでいる地球温暖化防止の一番の手段になるじゃないですか、思惑通りにみんなが車に乗らなくなったらね。道路だけにしか使っちゃならぬなんて縛るから腐ってくる、利権を生むという理屈はその通りです、古賀やら二階やらの道路族はガッポリ貰っているわけです、土建屋達の飯の種です、彼らにすれば当然の行動です。でも、だからこの税金を廃せよというのはやはり乱暴でしょう。もっとも菅さん(民主党)の言うのは一般財源化しろってことで首相もそう言ってますから、ガソリン税はやはり元に戻すべきですね、私はそう思います。トラック業界などには別の補助なり免除なりを考えればいいんです、この業界は社会の産業の大事なインフラの一つですから。中国がインドが東南アジアの国々が日本がこの50年辿ってきた道を大挙して怒濤の如く進んできています。日本が頭を上げてきた頃に、馬鹿にしながら段々顔が引きつってきたアメリカやらイギリスやらと全く同じ立場に立たされているわけです。アメリカ映画やTV番組見て、あの物の豊富さとあざやかな色彩に口あんぐり開けて憧れていたのと同じように、日本人の暮らしを目指した国々が今にも追い抜こうとしているわけです(もう抜かれています、GNPやらGDPやらでは下位の国に落ちぶれています)。今こそ大きく舵を切るべき時なんだと素人の私でも感じます。今までのやり方ではあちらこちらにぶつかるばかりです、そうやっているうちに八方塞がりに陥りましょう。食糧危機は今に直ぐ日本にも波及します。マスコミのあの金切り声が聞こえそうです。食品の値上げは原料の値上げにつれたもの、単純なことです。世界の穀倉なんて褒めているのやら馬鹿にしているのやらの表現していたロシアやらアメリカやら中国、東南アジアが輸出より自給に回し始めただけです。鉄鉱石などの鉱物も魚介類もレアメタルもそうです。この前TVでやってまいたが、ペットボトルの多くは日本でリサイクルされるんじゃなくて中国に売られるんだそうです、理由も情けないほど単純、中国の方が高く買ってくれるからだそうです。廃棄された携帯の引取先もそうらしいです。レアメタルの最大の輸出国だった中国が買い集めているんです。昔は要らなかった(技術も産業もなかった)けど今は要るってわけです。資源のない日本がさてどうやって生きていきましょうか。おまけに今は国策によって米をはじめ自国民の食料すら自国で賄えないと来ます。こういうことに気づかせてくれた民主党には感謝しなければならないのでしょうが、早く天下国家を論じてくれ、行く末を案じてくれ、道を示してくれということでしょうね。現況、いつか来た道と似ていませんか。俺達の言うことを聞かなければ、石油も鉄もなにも輸出してやらない。ううむ、それならなんとか獲りにいかねばならぬ・・。こちらには大東亜解放の大義があるのだ!もっとも、現況は誰が脅迫してきているのでもない、いちいちの手当てもせずに、先への備えも無しに突っ走ってきた我が身から出た錆ではありますが。ああ、ガソリン代。その先に見えるは何ですか?
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負け

2008-04-28 08:41:59 | Weblog
プロ棋士の中原誠に勲章が与えられたって話。ああ、こっちにはスキャンダルは影響しないんですねぇ。林葉なんとかという女流棋士とギトギトズブズブの愛憎劇、あれだけ週刊誌やTVで晒されても勲章に値する人間という評価なんですね。やっぱりこの日本、基準が狂ってきてますわ。
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」とはよく野村監督が口にするフレーズですが、昨日の阪神巨人戦然り、山口二区衆院補欠選然り。へぇあんな勝ち方もあるんじゃというのが昨夜の阪神。八回裏のゲッツーで万事休すでしたからね。甲子園の阪神巨人戦で一点差緊迫した九回の攻防というところなのに、あっさり中継終了ですわ、延長しないですからね地上波。どうせクルーンが出てきて一点差負けかいと多くが諦めたことでしょうに、今朝TV見てびっくり。ま、勝った方はびっくりしようが如何に予想外であろうがそれでいいわけです。笑っておけばいい。しかし負けた方はそうはいきません。二万二千票の差で負けました自民党。総投票数が22万票ばかりです。丁度一割差、5.5:4.5 比。前回衆院選で現岩国市長が勝ったときには五百票差くらいのギリギリでしたから、今回は大敗です。ぼろ負け。勝っても負けても辛勝惜敗だろうと高括っていました、どちらが勝っても負けてもそれなりに言い訳がつくような結果になるのだろうと思ってましたが、当地では午後8時にいきなりTVに当確テロップが打たれました。早っ!これもびっくりしましたが、それだけ出口調査で差があったって事です。岩国で一万三千票差が出てました、先の市長選ではたしか七百票差ぐらいでの辛勝でしたから、この大逆転は大反発ということです。岩国空港は欲しいけれど、補助金が下りてきてそれはそれで有り難いことだが、それよりも年金からの天引きが「直近の」問題だったわけです。ええかげんにせぇ!って。タイミング。確かにこのタイミングは絶妙でした。三年前に施行が決まっていたこの保険制度です、公示日が重なった不幸と幸運は天の配剤でしかないわけですが綺麗に明暗を分けました、つまりどちらに理があるかを天が示したのでしょう。とわかったように解説されても負けた方にはどうにも悔しいこと。どういう責任問題になるんでしょうか。遅くとも来年の九月にはもう一度選挙です。こんな流れのうちに解散なんて出来ません福田総理。やはりしっかりほとぼりが冷めるまで待つが得策、あるいは相手(民主党)がお家芸の内紛なり不詳地なりを起こしてくれればそこにつけ込むか。なにせ今後どんなに頑張っても今の衆院の2/3超の議席数は手に入りませんでしょうから、参院での反対をひっくり返せる今のうちにできる限りを処理せねばならぬというタイムトライアルモードの自民党です、バタバタの自滅だけは避けねばなりませぬ。追い込む民主党の有利は動かぬ所でしょうが、さてここも一枚岩ではないですから、どこから何が漏れて来るやらわかりません。暫くは今のまま、不安定な政局不安が続くのでしょう、もう飽きましたがね。いえ、責任問題は自民党本部の云々だけなく国政への手がかりをなくした地元二区自民党幹部のそれです。県連会長も幹事長も二区選出です。さてどうなりますやら。次回を期すということで今回はお咎めなしでしょうか。もっとも地元での解任劇では問題の解決にはほど遠いことではあります。失地回復への道のりは端から見ていても茨にふさがれているように思います。ううむ、負けに不思議の負けなしでありまする。
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詐欺

2008-04-27 09:06:45 | Weblog
聖火リレー、大した騒動にならずに肩すかし。あれだけスタッフ動員して大した絵にならなかったTV局もつまんなかったでしょうね。星野の親父の似合わぬ事、あんな爺さん出すなよでしたか、欽ちゃんも同じこと。岡崎とか愛ちゃんとか女で飾れば十分でしたね、そう思いました。朝日は社説でこの聖火騒動指して中国側もチベット側も悪いなんて書き方してます。人権大好きなくせに、こういうときには頬被りします。ま、中国が悪いなんて口が裂けても言わない新聞ですけれど。
 先日NHKで特集していた地球温暖化対策、二酸化炭素排出量減少対策を皮肉り反論しました。そこでセットオフと書きました。横文字にしたらそれでいいってわけかよ、馬鹿野郎!と書きました。が、今朝の朝日新聞に特集があって実はカーボンオフセットと言うのがわかりました。訂正します、TV見てそのあと間を措かずに書いたのでしたがもはや私の記憶力はこの程度になってしまっているわけでした。set off も offset も差し替える、相殺するという意味です。何と何とを相殺するのかと言うと、今あなたが出している二酸化炭素(具体的に自動車やらストーブから吐き出しているものばかりではなくて、家で消費する電気、手にするコンビニの買い物袋などの製造過程で出るものも合わせて言うのだそうです、この考え方もなんだか怪しいのですが)と金です。つまりあなたが使い、手にした品物が出した、またそれから出てくる二酸化炭素を何らかの手段で処理するだけの金を出しなさいということです。で、どう処理するのかと言えばこの特集には、アルゼンチンの風力発電事業とかの自然エネルギー利用に使われるとあります、先のNHKでは中国かどこかの砂漠の植林費用に充てられると言ってました確か。百円で40km分車移動で出した二酸化炭素を「相殺」できるのだそうです。誰がそんな計算式作ったんだ?どういう根拠だ?どういう換算式なんでしょうね聞いてみたいことです、どうせ机上の試験管データなんでしょう。ガソリン1グラム燃やすと何グラム二酸化炭素が出て、その掛け算。車から出てくる実際の量はもっと違うでしょうにね。でもこういう机上の計算式いじらせて嬉々としつこいのが学者達であって、その御用学者達の出してくる都合のいいデータばかりを環境省が取り上げて国民を煽る。「市民のエコアクションを二酸化炭素削減量に結びつける」なんて横文字混じりでごまかし騙す。この記事もこうです、カーボンオフセットという仕組みを使えば、連休中に出す二酸化炭素を相殺し、ゼロにすることも可能だ、なんて。そもそも二酸化炭素の排出権なんて概念持ち出してその権利を売買する、国同士で売買することを平然と許しているんですから仕方ないことなんですが、単にビジネスなんです、仲介業者に金が落ちる仕組みなんです。今の日本のリサイクル業界と同じことです、あの実態も酷いモノらしいですから(私達がイメージするリサイクルはほんの僅かしかなされず、結局焼いたり埋めたり中国に売ったりだそうです)。曰くエコ利権。政治家がうごめき、業者が群がる。小池さんが環境相時代にあれだけ叫んだのも後ろに業者がいるわけです。いや、そういう仕組みはさておいても、この理屈違うでしょう?いくら金出しても、今現実に排出され続けているガスを減らすことには何の役にも立っていないのですから。自然エネルギーの利用なんてわかったような抽象にごまかしてますが、いま風力発電所を建てて、しかもアルゼンチンですよ、あなたが今車走らせて出した二酸化炭素とどういう相殺になるんでしょうね。風が吹いて桶屋が儲かる式の遠い遠いこじつけ関連です。そんなに二酸化炭素が悪者ならもっと直接的な手段を講じればいいじゃないですか。それができない(京都議定書にアメリカが調印しないのは国力が落ちるからです)から、次善の策をという理屈なんでしょうが、次善にしてはなんと広大な遠回り、雲掴むような夢物語をまことしやかに大まじめに喧伝する。今出ているガスはいいのかい?将来に向けて?地球が潰れるなんて誰も信じちゃいないですよ、仮に潰れたら皆死ぬばかりのことです。子供や孫の時代のために?石油(化石燃料なんて言い方が流行ってますが)が枯れるまで世界中で使い続けるに違いないじゃないですか。使い切って今さらのように驚き慌てる。そうに違いありません。風力発電?植林?金儲けのための熱帯雨林の伐採を先に制止してご覧なさいな。車を使うな?そんなこと誰が聞きます?電気使うな、携帯使うな、プラスチックや石油関連の製品を使うな。そんなことできるはずがないです。石炭使っても二酸化炭素はたっぷり出ます。今になって一体何を悪者にしているんだ?譬えが悪いのでしょうが、自分が今まで排泄してきたおしっこやらうんこやらを見て、誰がこんなことを?って驚いて、毎日出るものは仕方ないし減らすこともできない(そう言いながら毎日たらふく食べ飲んでいるんです)から、ドッグフードのように臭いのない量の少ない大小便の出るような食材を開発しますって言ってるようなもんですか。今日出てくるものは止められないって大前提です。このオフセット理論もそうですね。金出して済むならそっちの方が簡単と人は考えます、そして金出しているんだからと削減減量への思いは消えます。金は業者に回るばかり。上手いこと言われて騙されて金むしられて業者とその後ろの政治屋達を太らせる大詐欺事業だと思いますがいかが思われましょうか諸姉諸兄。
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価値

2008-04-26 08:43:21 | Weblog
今朝の天声人語と編集手帳(読売コラム)、いいですよ。執筆者の苦労を思うことです、毎日毎日題材探しに始まって限られた字数内でどこまで削るか苦しみ。山本夏彦は世の中のどんな考えも出来事も300字(でしたよね)あれば書き尽くせるなんて言って、つまりは文章を削りに削る作業こそが物書きの才能であり仕事なのだと喝破しました。確かに私のようにダラダラ書く分にはその苦しみがありません、おまけに冗長だわくどいわ焦点ぼやけるわで(これでもそうわかってはいるのですよ)。こういう謂もありますね、人前で話せと言われて、一時間喋れというなら今すぐにでもできる、けれど三分で喋れといわれると用意が要ると。ことほど左様に、短い字数で言を尽くそうとすればするほど困難になるという真理です。そして当然の如く内容の高さや文章の品位、巧さが問われる(要求される)。うんうん唸った末に上質なフレーズが浮かんだときの喜びというか安堵は相当のものだろうと思うことです。今朝の二紙のコラム、いずれも決めのフレーズが光っています。ご一読を。
 ソフトバンク多村、大怪我です。ダメですねこの男。怪我が多すぎます。横浜放出したのは正解だったんでしょう(もっとも現状鑑みれば多村も古木もいて欲しいところでしょうけれど)。将来の四番と目され期待されても、怪我で潰れたらその辺の二流達と同価値です。過去の栄光に縋って生きるばかりになります、巨人の吉村が好例ですかね。まぁこの男には伏線がありましたよね、ここに移籍したとき王監督が言いましたからね、まずは全試合出場を目指すことだって。つまり故障モノである前提です。もともとそうであるのに、改めて怪我をする。使う方からするとこんな不安定な駒は当てにできません。体で稼いでいる者として自覚が足りぬと言う事ではないですかね。言い過ぎですか。
 聖火リレー、今放映されてます、まぁものものしいこと。スケートの岡崎が愛想ふりまいて走ってます。前から、上から、横からとカメラは追います。あきらかに「事件待ち」モードです。この言わず語りがとっても面白いです。TV放映されてから一波乱あるのでしょうか。やる方もそのくらいの芝居っ気はありましょうし。あくまで対岸の火事ですけれど。
 
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話し言葉

2008-04-25 08:40:21 | Weblog
山口二区補欠選挙大詰めです。両党有名人達がどんどんやってきてあれこれ話して行きますが、どちらも地元党本部のメンツにかけての大動員、会場で聞いている人の顔を見ればああ、よく会いますねぇの世界でしょう。有名人とあらば特にそういうインセンティブが働きましょう、せっかく東京から呼んでガラガラというわけにはいきませんから。本人そっちのけでマスコミのカメラが有名人を追いかけるっていう顛末。これはこれで冷笑、なのですが、人をその気にさせるには一に話し言葉、二に伝聞(人から聞く情報)、三四がなくて五に読み言葉(パンフレットの類)ですか。ですからなんとか演説会場に連れてくるってのが律速段階ではあるのでしょう。人を多く集めるというのは、上に書いたような演者に対する「義理」もありましょうが、その場に来た人に対する大なるアピールになるからです。大人数がひしめいている会場で絶叫調の演説を聞く。こんなに多くの人が支持しているのか、と実感する。尋常ならざる環境で自然に興奮状態に陥ります。当の本人が自分の意見と同じようなことを言おうものなら、もうすっかり引き込まれます。そんなもんです。それが人の一般的な(共有している)性癖ですから、ああいう集会がマニュアルになるのです。昔から人の心理はそういう動きをし、個人と集団との関わりは古今東西こういう定理のもとに巡ってきたのでしょう。あんなもん、と毛嫌いしている人ほど、大集団の中で演出の効いた上手な演説を聞くと吸い込まれるんじゃないですかね。集団の力、大音量の力はまさに大きいです。自分の言い分を人の心に突き刺すには相当の演出がいるわけです。選挙時ぐらいにしか語り言葉の強さを実感する場に接することがないのですが、いくつか聞くだけで上手い下手もよくわかりますし、その分人を動かすのは字ではなく話し言葉なのだとつくづく思い知るわけです。
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大嘘

2008-04-24 08:43:23 | Weblog
米国産牛肉に危険部位の混入があったと吉野屋が見つけて国に報告した、またバタバタしている図です。吉野屋も迷ったでしょうね、ここで騒ぎ立てればまた輸入制限などの処置が下されましょう、ダメージは吉野屋にも大きいわけです、やっと普段通りの24時間営業ができるようになった矢先ではありますから(前にも言いましたが、当地には吉野屋はじめ量販牛丼屋がありません。ですから実感は全くありません)。でも通告した。もちろんあとでバレる方が何百倍ダメージが大きいからです。いいかげんにしてくれよアメリカ~、と言っておけばいいのです、あとの処理は役所がやってくれます。吉野屋が見つけたから事の処理がスムーズに運ぶんでしょうね。不祥事ではありましたが一番適当な見つかり方だったんでしょう、米にとっても吉野屋(牛肉業界)にとっても。皮肉に見ればこんなことでしょうか。
  NHKでまたまた与太を言ってました。セットオフなんて横文字持ってきてのいつもの手口、横文字礼賛に乗っかっての大騙しです。セットオフとは相殺の意味ですって説明して、二酸化炭素の排出量制限を私達もやりましょう、地球温暖化対策を私達も身近なところからやりましょうという話題です。例の国と国とが割り当てられた排出量を売買するように(これ自体がまやかしなんですが)、この特集では結婚式やら新婚旅行を題材にして具体的に数字を示してましたが、結婚式の食事やら何やらで出てくる二酸化炭素量、新婚旅行で利用する飛行機が排出する二酸化炭素量、それらを足して総量がいくら、それに見合う(処理するためなのか、この番組では中国かどこかの砂漠に植林する費用にするとか言ってましたが)金額を別途どこかに払うんだそうです(いや、参会者から費用を別途募るんでしたか、それは忘れました)。吹き出しました、同時にこのなんともいやらしいまやかしに腹が立ちました。見合うだけの金払えば二酸化炭素とやらをたっぷり排出してもいいってわけですな。セットオフセットオフを何度もアナウンサーが連呼します。素人騙し、いや日本人を騙す嫌らしい手です。意味もはっきり分かにままに横文字やら略語でごまかされる。この野郎!大体が温暖化なんて概念自体が怪しいことで、その元凶と目されている二酸化炭素もそんなに学者がゴアが言うほどの悪者じゃないっていう意見もあります。それを措いても、大体に今ここで出さないようにしましょうというならいざ知らず(このケースなら食材をこう変えましたとか、新婚旅行はしませんとか)、食いたいモノたらふく食って、飛行機に乗って新婚旅行に行くんですわ、その代わりに金出しますからって。何が地球に優しいんだ?結局大量に排出していることには何の違いもないことじゃないかい。おまけに言えば、その金、どこに行くかわかったもんじゃないです。ビジネスですからね、あなたは砂漠の植林に役立ったなんて思ってるでしょうが、介在業者がそんなに素直にやりますか?中国ですよ。おあいにくでした。一番のまぬけはあなたでしたって話。それを煽る煽るNHK。嘘は大きい方が騙し易いんですよね。気づいてくださいましよ。
 
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閾値

2008-04-23 08:43:40 | Weblog
光母子殺人事件、死刑判決です。こういう判例ができたことに大きな意味がありましょう。これはひとり孤高に毅然と凛と戦い続けた感の原告本村さんの言、こんな事例で死刑判決が出ないようなら妻も娘も犬死にだに凝縮されます。初めてくらいじゃないですかね、理不尽な殺人事件に世間の気持ちに沿ったお裁きが下りたのは。大阪の小学校の無茶(宅間なんとかでしたか)には早く死刑が出て本人が告訴しないで早々に処刑されました(当然だという世論でしたがこの速さに私達は却って呆気にとられたものでした)、このケースは相手が子供だったこと、本人の素行も悪かったことなど極刑の条件が揃っていたのでしょう。光の事件も理不尽さでは同等で、原告にとれば妻の陵辱の末の殺害というこれ以上ない憎悪を掻き立てられる惨劇であったにもかかわらず、初犯で少年だったというだけで死刑は初めから外されての判断だったのでしょう。私は以前にも書いたことですが、原告の一貫した態度に敬服していました。若いのに筋を通し続ける立派な態度言動振る舞い、仕事との兼ね合いに苦しんだことも一度や二度ではなかろうに、何より弁護士費用、裁判費用が嵩んでいこうに、と切ない思いまでが重なりました。今回の記者会見もなんと立派な態度、喋り口。どうか一念発起して弁護士になってくれと思いましたね。あなたが心から憎み絶望したであろう、社会秩序を無視するイデオロギー人権弁護士達と戦ってくれ。そう思いました。あなたのような人を世間は必要としているのだ。結果として下手な絵を描いて失敗した被告大弁護団(彼らは被告を守りたいんじゃないんです、死刑判決の回避だけが目的です)が、引かれ者の小唄歌ってます、今まではやむを得ない時だけに適用が許されるのが死刑だったが、この事件以来凶悪な事件は原則死刑となっている、厳罰化はますます加速するだろう、と。結構、歓迎するところです。反対する意見の拠り所の一つに冤罪問題がありますが、このケースのように(秋田の我が娘とその友達殺しの畠山某もそうです)犯人認定に間違いのないものなら、厳罰です。心神耗弱の更正のなんて与太が罷り通ってきたから、人殺しても大丈夫なんて馬鹿が通用することになってるんです。心神耗弱でお咎め無しなんてやって、そいつを野に放した途端にまた「心神耗弱:化して累犯する。馬鹿馬鹿しい。原告がこの裁判の初期に口にした、死刑にならないなら被告を社会に戻して下さい、私が殺しますからって言葉、重いです。法律の本に書いてありますよ、法治国家以前の環境では個人の恨みは個人的に晴らすものだった、復讐や仇討ちが認められていた、だから人に犯罪の抑止が効いた、その個人的報復をなくして社会の安全安寧を図ろうとするのが刑法であり処罰なのである。個人に代わって国が処罰するシステム。でも、おかしな裁判官が増えてきておかしな判決が明らかに多いでしょう最近は。個人に代わって処罰するのなら、個人の怒りや恨みをきっちり代弁代行しなさいよ。人権屋はのさばる世界です。「死刑はやむを得ない」という判断、これはとても曖昧でどうにでもとれる判断基準です、これに乗っかって人権屋達が跳梁していたのですが、それが今回の最高裁の判断で「死刑を回避する事情を見いだせない」なら死刑だと変わった、つまり死刑判決の閾値が下がった事に対して不満を言う論がそれぞれの新聞に載ってます。物事を表から言うか裏手から言い直すか。この辺りはレトリックの問題になっていくのでしょうがね。どうお感じになりますか。
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真剣

2008-04-22 08:43:30 | Weblog
民主党の半面広告が中国新聞に出てます。ここを先途と攻めよですか、って見ていたらなんと中国新聞だけです、他の全国紙には載っていません。おお、端的に山口二区選挙向け広告。真剣じゃぁ。内容は年金、後期高齢者保険制度に対するものです、泣かせの効いた相当の文章です。おじいちゃん、おばぁちゃん。と始まります。薬代がまんしてませんか、ごはん抜いてませんか。と続いて、長年この国のために頑張ってきたあなたがまた、歯を食いしばって耐えている、と泣かせて、これを黙ってみていたら政治家じゃない、と啖呵を切ります、写真と署名入りで小沢一郎。これはいい広告ですね。民主党は争点をここに持ってきたいですね、全国的に批判非難が沸き上がっている現況に鑑みますれば。でも、この医療制度も強行採決ではあったにせよ、じゃぁ代わりをどうするんかいということになれば民主党に良案があるほどでもないのでしょうが、参院で民主党が勝つ前の採決だったんでしょうかね。民主党の戦略とすればこの手でしょうね、選挙まで今日入れてあと5日です。
 メタボ健診、腹囲測るのに服を脱がなくてもいいんだそうです。何でも脱衣を嫌がる人に配慮した決定だそうです。新聞にはBMI( Body Mass Index の略です。体重kgを身長mの二乗で割った値です。例えば私なら身長1.75m、体重68kgですので、68÷(1.75x1.75)という計算です)によって腹囲を測らなくてもいい人を決めているように書いてあります。この数字が22以上か以下か。22はこの比率が世に出たときに境界にされていましたが、色々調べると特に男の場合は22じゃなくて25くらいの人が一番長生きするってことがわかって、今は肥満かどうかの判定は25が基準になっているはずです。25というと見た目は小太りです。体脂肪率とは全く違う基準です。それはさておき、まぁ普通に考えれば見た目やせている人にまで腹囲を測る必要もないことなんですが、腹囲を測る、つまり腹周りを露出することを嫌がる人に考慮するなんてのはどうですかねぇ、そんな調査ならやめっちまえ!です。手術痕とか怪我の痕、皮膚疾患などで見せたくない人、締めて締めて見せているのにわざわざ肥えているをバラしたい人も少ないでしょう、などなど理由は色々でしょうが、デブを悪者視する(学者はきっとそうは言いませんよ、内臓脂肪がどうのこうのとごまかすだけです)ような調査である以上反発というか何んで?という胡散臭さが消えないのにさして、こんな例外を平気でつくって。役人のご都合主義、集計・線引き嗜好(指向)の典型です。デブと病気とを結びつけたいんでしょう。デブが国を滅ぼすとでも言いたいのでしょう。デブでも元気な人はわんさかいますよ。人の体のことほっとけ!です。考え方やら生き方やらに対しては画一化を忌み嫌い、人は自由だ、人はそれぞれに違うのだなんて言ってるその口で、この腹囲やら血圧、コレステロール値など数多の検査値については枠内にないものを「異常」と排除するんです。この枠すらも多数を意味するのではないです、血圧なんて130ですよ学者の言う基準値は。じゃぁ、200近い血圧の元気溌剌たる高齢者をどう説明するんだ?学者は言います、血圧値はあくまで基準値です、正常値なんて言ったことはありません、個人差の大きいところですから、なんてね。都合が悪くなると個人差云々し始めます。こんなことなんですよ。学者に医者に騙されてはなりませんよ、諸姉諸兄。
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弱者

2008-04-21 15:00:58 | Weblog
朝トラブルがありまして久しぶりに昼間に書いています。
 当地選挙戦、熱を帯びてきました。TVで見るしかない有名人が大挙してやってきます。私は麻生さんを見ました。迫力があって、やはりタマが違うって感じでした。先にも言いましたが、時間の許される皆様どうぞ田舎巡りをかねて当地へお出でなさいませ。今日は鳩山明日は菅、もうすぐ小沢さんがまたやってきます。自民党も顔役殆どやってきましたよ、首相にはじまり伊吹、谷垣、古賀、麻生。もちろん地元の安倍さんも。道路族のもうひとりのドン二階さんも来るそうです。週刊誌が皮肉ってますが、カメラがワーッと追いかけるのは候補者当人ではなく応援弁士達という顛末。こんなもんでしょうけれど。
 福知山線のあの惨事から三年だそうです。新聞は書きます、遺族の八割に今も心身変調が残っているって。遺された家族に忘れられるはずがありません、あんな尋常ならざる事故のことです。何かの折りに思い出して悲しい思い辛い思いに身をよじる、三年ばかりの経過ではまだまだ薄まってはいないでしょう日常生活に埋もれはしていても。金銭的な補償問題がどうなっているのか全く知りません、ですからこの事件が解決したのかどうかも知りませんが、こういう結果を予想してこんな質問ぶつける意図は何なのか。被害者意識を敢えて逆撫でして傷口をささくれ立たせるは、弱者救済という大義でもって社会秩序を転覆させようという本性ですか。人間がこの社会構造の中で起こしうる事故惨事として風化させてはならないのでしょうが、一方で人は忘れていく生き物なのです。記事を読めばあのときワンワン叩かれた原因の数々を蒸し返し蒸し返し。そういう具体的な欠陥箇所はすぐに改善されているでしょうに。何を風化させてはならぬのでしょうか。何を忘れてはならぬのでしょうか。忘れればこそ明日に向かえるというのに。もうあの事故のダメージから回復されましたか?事故前の状態に戻られましたか?なんて質問されて、はい、もうすっかり、なんて言いませんよ普通は。まだ不安が湧いてきます、悲しみに胸が塞がります、ドキドキしてきます、手がしびれてくる気がします、眠れない夜があります、なんてなんて、どれもこれも心身変調です。八割。でも二割の人は乗り越えておられるわけです、いまさら仕方のないことですからって。被害者が何時までも「強い」なんていう前提が、そしてこれこそがイデオロギーの中心なんでしょうが、鼻につくのです。記者は単に正義の味方を気取っているのでしょう、その陳腐さとおざなりさが最大の欠点だと知らずに。
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