制限

高野連が球数制限の決定しました。週に500球を超えぬようにと。でもTVで教えてましたが、この網にかかるは一昨年の金足農業の吉田だけだそうです近々では。これじゃぁ甘いですわね、つまり大人（オヤジ）が考えそうなことです、まずこういう決定することが大事で、詳細はおいおい、です。高校生の肩肘を守れとの大義は強いです、絶対の正論です誰も反論できません。腕も折れよと投げ続ける、この表現が悲壮感と同情心と涙を絞るのは、実際に壊れる者がいるからですね。それを待っている。マスコミの災害報道と同じです、大事故報道の習いです。でもこの方向には必ずステレオタイプの反論が出ます、投手を多く持てないチームに不利になる。つまり野球高校をますます利してしまうと。何年に一度の逸材を擁して久々に甲子園にやってくる地方チームがなくなるぞと。ちぎっては投げちぎっては投げです、八面六臂の活躍です、四番でエースです、それが投げられずに負ける事態が想定されるのですね。でもあくまで想定です。でも岩手の160㎞投手の例があったですからね、張本のようなエースは投げろ！論は根強いですよ。今や強いチームは何枚も投手を持ってます。時代がこう流れていくんですね。そしてや野球人口そのものが減っていく。この流れは止まらぬのでしょうが。

無力

香港人権法・民主主義法にトランプさんが署名して成立、こりゃすごいことじゃぞと思っているのですが、マスコミは香港の騒動を流すだけ、中国の反応を面白がってるだけ、この事態の意味や意義を言いません。ましてや国会をや。国会見てると情けないですね、香港の学生たちが命懸けで民主政治を獲得しようとしているのに、自由陣営の主要国を自任して共通の価値観といつも嘯いている国が中国に阿って阿って口を噤んでいる。おまけに北朝鮮がまたミサイル撃ったのに安倍さんはぶら下がりで国連の決議違反だ、遺憾だ遺憾だと言うだけ。国会は桜を見る会で誰呼んだ？なんてつまらんことで止まってて。がっかりを過ぎて憤りますね。何やってる？さらには来年の習主席の国賓待遇の訪日には影響ないなんてシレッと言うてるな。香港人たちが、世界がどう思うか、それを思うと歯噛みする思いですね。いえ、アメリカに何でもかんでも追従しろと言うのではないです。ちゃんと立て！との憤りですね。香港を守らなくていいのか。香港の自由を見殺しにしてもいいのか。こんな態度だから安保条約の片務性を指摘されるんですね。どこまで日和ってる？そう思われませんか。

本気

ローマ教皇がハードスケジュールをこなして離日されました。年齢考えるとさぞやお疲れなことでしたが、思えば世界で一番有名な人でしょうおそらく、これほどの公人は他にいないわけでこれも仕事ですわね。で、帰りの飛行機の中で、きっとマスコミはこの言葉を聞きたかったのでしょうが、原発への批判をしたとの報道です。対応の仕方のわかってない、事故処理ができない危険物だという認識です。どうして長崎で広島で上智大学で言わなかったのか。最後っ屁のような発言で、なんだか作為を感じますね。
　たった今TVで速報です。香港の民主化運動を支持する法案にトランプさんが署名して成立したとのことです。上下院ですでに可決していて、これを聞いた中国が内政干渉するな、成立させたら報復するとえらくブラフかけていたことですが、トランプさんGO出しました。こりゃすごいなぁ、本気じゃなぁ。こんなこと日本の誰にもできませんよ。中国の大国化はアメリカ（や他国の）の技術をパクりパクりって安売りし倒して金儲けしての結果です、それを皆歯噛みしながらそれでも14億の大市場を手放す選択肢はなく、中国の言われるがままに放っといた結果です、非はこちらにも半分以上あるのですが、そこをはっきり突いて刺してるのがトランプさんというわけです。貿易戦争と呼ばれて久しいですが、今度こそトレード以外の所、統治にかかる部分に触れてきた以上は向こうさんは怒るんでしょうねぇ。面白くなってきましたが、トランプさん見直しますねぇ。

写真

ローマ教皇が目にとめたという焼場に立つ少年の写真。あれは昔から出版されています、教皇が採り上げてからあれは左右逆だとか何とかいちゃもんつけるのがいましたがそんなことどうでもよくて、私もあの写真を初めて見た時に目が心が止まったこと覚えてます。少年の、前をきりりと見据えたあの直立姿勢、負ぶった弟か妹は兄の背で亡くなりくのけぞっている、言葉をなくすとはこのことでした。教皇ならずとも戦争の残酷さ犯罪性を示して余りある写真です。安っぽく扱って欲しくないと思うことでした。千万の言葉よりこの写真です。教皇様の言わんとすることは理解しますが、言葉にするとそこで終わるのです。安易安直に流れてはならぬと思います。
　ルイヴィトンがティファニーを買収したとの話題です。こちらには全然詳しくない身ですがティファニーくらいは知ってます、ヘップバーンの映画がありましたね、歌詞にもよく見る名です。何とかホールディングという名称をよく聞くようになって、合併併合傘下に収めるなどなど業界がまとまっていく傾向は感じてますが、アパレル業界大手にもこの波なんですねという感心です。記事見るともうすでにルイヴィトン傘下にはクリスチャンディオール、ブルガリ、セリーヌなど有名ブランドがひしめいてます。ああ、こうなってるんだと、私が知らぬだけのことではあるのですが。
　香港どうなりますかね。TV見てるとかえって北京は支配を強めようとしているようです、香港を手放す手はないでしょうしね。あの強面外相が民主化？香港は民主化してるだろう？とマイクに答えてましたが、おお怖！世界の非難がどこまで届くか。日本はそれでも国賓で迎えるんですよ。さてさて。

技術

やがてこうなってくるのです、検査技術は治療技術の二周三周先を進みます、東芝が一滴の血液で99％の確率で13種のがんを発見できる機器を開発したとの報道です。マイクロRNAを検出する手法だそうです。DNAはもう一般語になってます、遺伝子と殆ど同義語扱いですね。NAは核酸の略、Rはリボ、Dはデオキシリボの略で、DNAが遺伝子の本体、それを翻訳したりその鋳型（情報）を細胞内のンタンパク合成器官に運んだりするのがRNAです。細胞外に漏れ出た微量のがん細胞由来のRNAを検出するという原理です。が、記事によると13種のがん見つかるとはいえそれが肺がんなのか肝臓がんなのかの区別はできないのだそうです。つまり現時点では正常細胞由来のものではない、異常なRNAを検出できるに留まっているわけです。「ある」か「ない」かはわかるけど、それが何かはわからないわけです。定性検査と定量検査というのがありますが、この差に近い。これって、ちょっと怖いですね。この検査でアウトになったら、次はどこの癌かの検索が始まるのです。もっと言えばこんな安易な検査が広がってしまえば、放射線禍下の甲状腺癌やPSAの血液検査で判定される前立腺癌のようにがんの発見率ばかりがどんどん上がる、日本人の癌の有病率が跳ね上がる結果になります。つまり見つけなくていい（放っておけばいい）癌まで探し出してしまうジレンマです。今後の展開ですが、こういう技術はすぐに商品化されますね。必ず売れますから。で、あなた。検査受けたいですか。私はNOです。

宣託

ローマ教皇が長崎広島を訪れコメントしてます。内容は「まぁ、そう言うわな」というものです、そうですね、至極ごもっとも。でも、キリスト教の親玉（カトリック、プロテスタント、ロシア正教などの流派は知りません）がこれだけ明瞭にキリスト教の国アメリカを非難するってのはどうなの？ではあります。核兵器の使用はテロ行為だと言い、今後のことを言いたかったのでしょうし、現に核兵器を抑止力にして平和を語るは間違ってるとまで言うてますが、核兵器を実際に戦争に使って大虐殺したのはただの二回だけ、落したのはアメリカ、殺されたのは広島長崎の市民というのが現実です、つまりはっきりアメリカへの非難ですね。同じキリスト教国に向けての批判です。トランプさんは、彼の支持層は流派が違うのですかね。今次の教皇様の言葉など聞かなくてもいいのでしょうか。そうと知ってあれだけダイレクトに非難したのでしょうか。アメリカがキリスト教国ではなくなっている、移民の影響です、そしてPCの影響です、メリークリスマスと表立って言えないなんてことはよく聞きます、が、トランプさんは信者ですよね。原爆落したルーズベルトもトルーマンも信者でしょう？そう考えれば、あれだけ異民族を侵略虐殺してきたキリスト教者が何言うてる？の話でもあります。有難がることなんかないというわけですわ。いかがですか。

対比

天皇皇后両陛下が伊勢神宮に即位の報告に参内される。誰に？天照大御神に。これですねぇ。これを証明できない嘘だと言うたところで仕方ないことですわね。古事記、日本書紀の物語を嘘だと言うてどういう意味があるんでしょうね、国産みのいきさつなんて今の常識で考えれば「んなわけないだろう」です、でもそれはそれでいいんですよね。八咫鏡は伊勢神宮に鎮座ましましている、残りの二つのレプリカを持参して古式ゆかしき装束で馬車でお出ましになる。今時馬車の方がどれだけ費用掛りましょうか。うまく比較できることで、皇后陛下は馬にアレルギーがあられるそうで車に乗っておられる。あのおすべらかしが馬車と高級車とどちらに似合うか、どちらが荘厳かでありました。沿道には多くの人が詰めかける、日の丸を打ち振りながら。いい景色だと思いますね。勤労感謝の日は戦後のGHQによる日本文化破壊の一環として名称を変えられたものです、以前は新嘗祭でした、収穫に感謝する日です、天皇陛下の儀式の中で最も重要なものとされていたことです。ん？大嘗祭は天皇陛下即位の年の新嘗祭とまでは知っていて、大嘗祭は先にあったよなと、調べてみました。こんな時の検索エンジンの有難いことです。新嘗祭とは11月の第二卯の日だったそうです古来。十干十二支は今や干支（えと）としか生き残っていないですが、還暦もこれに沿った数え方で、昔のお墓の横面には明治何年という表記に加えて甲寅とか丁酉とか掘ってあります、これが年次を示しているのです。土用の丑の日、この丑も日付を表してます。全ての日、年に甲乙丙丁・・（十干）と子丑寅卯・・（十二支）が組み合わさって充てられてます。今年は己亥（つちのえ・ゐ）の年です、本日11月24日は乙丑（きのと・うし）の日です。で、11月の第二卯の日は暦をめくると11月14日で、その日に大嘗祭が行なわれています。慣習はきちりと守られているということです。そして同日夕刻ローマ教皇が何十年ぶりで訪日したとの報道です。雨の中多くの人たちが空港に迎えてました、感激して泣いている人をTVは写してました。信者の人たちに違いないのでしたが、ちょうど今豊臣秀吉がなぜキリスト教（伴天連）を禁じ追放したのかという本を読んでいて、異民族異教徒を差別排除することや奴隷を許容している宗教を許さなかった秀吉の慧眼に感心している者には異様に映りました。この国にキリスト教の根付かなかったわけ、信仰の自由、内心の自由が完全に保障されている国民の常識意識に改めて感じ入ることでした。天皇陛下の存在こそが日本人の信仰だったわけですね、非常に象徴的な対比と思いました。

幼稚

きっと誰もがそう思っていたように落ちました、GSOMIA韓国が折れた形です。いえ、向こうさんはそうは言わないでしょうし、自国に向けては韓国の寛容さを強調するのでしょう。絵に描いた如き政治劇ですね、しかも出来の悪い。チキンレースのように見せかけて落し所はここしかない、日本を脅していたはずがチキンは自分の方だったというわけです。もっとも日本に非がないわけではない、輸出規制発動した時に安全保障上の問題をその理由に挙げたからこんなにこじれたんだと、これは当初から昼のワイドショーで元役人が言うていたことです。でもきっとそれは確かなことだったんでしょう、韓国は無実を証明しようとしませんから。それには触れずに安全保障上信頼されぬ国と軍事協定結んでも意味がないと返すばかりでしたからね彼の大統領は。アメリカから圧力をかけられ、一方で頼みの北の将軍にはASEANには行かないと袖にされて、日本は一向に折れる気配はないし、と八方塞がったのでしょう。でも考えれば結局アメリカ頼みという情けなさですね、日本に軍隊がない、軍事的脅威（抑止力です）を示せない弱みを露呈してます。核兵器を持っただけであれだけブラフを仕掛けられる現実を見ようとしない。しかし考えてみれば、今までの日本ならそれこそあれこれ言い訳付けて輸出規制を外していたでしょうよ、韓国はそういう脅し外交を習得しているのですから。突っぱねたのは珍しいことではあります。ま、それもこれもアメリカの強い後ろ盾があってのことで、情けなさには変わりのないことですが。ドタバタ。子どもの喧嘩並みの幼稚。溜息ものです。

期限

GSOMIAの失効期限が明日午前零時だそうです、つまり今日一日しか残ってない。どうする？って、向こうは向こうで意地張るしかないでしょう、輸出制限を解かねば応じないと言い続けてますし。WTOにまで提訴した行きがかり上引けませんわね。日本とアメリカは考え直せと言うばかり。文大統領の北指向はミエミエなのですが、朝刊に次回の韓国開催予定のASEANへの招待を正恩将軍が断ってきたとあって、文さん出口を塞がれた格好ですか。南北統一という大義をどちらも掲げているのですが、二人の思惑が全然違うことは素人目にも明らかで、日本とすれば北に呑み込まれるのが面倒です、そうならぬようにとの対応なのですがとうとうチキンレースの最終場面に来てしまいました。文さんとすれば日本が折れればそれはそれでよし、折れなければこれを北への手土産にすればよしなんて思ってるのでしょうが、そうはイカのなんとかで。韓国からの訪日客が６５％も減ったとありました。それだけ反日は煽られているというわけですが、新聞や週刊誌月刊誌読むにどの論者も反日こそが政権の命脈を保つ方策なのだと書きます。そうなのかと読むわけですが、何とも不毛なことではあります。一方で嫌韓反韓を煽る本もたくさん出ています。人類皆兄弟なんて言うつもりもないですが、中国北朝鮮の全体主義をこそ嫌うべきでしょうにねと少し高見で思うことではあります。

体罰

新聞の片隅記事ですが連日載ります、教員の体罰。こんなに書き立てられるから現場が萎縮するんだろうと思うし、アウトの閾値がどんどん下がっていくのだろうと教員に同情するのでもあるのですが、それにしても、です。スポーツ現場が相変わらず多いわけです、殴られ怒鳴られやってきた者が指導者になっているからです。この因果は確実で、これ以外にないと言ってもいいくらいでしょう。自分が経験してきたことしかできないのです。自分の経験してきたことこそが正しいのです。殴られてきた者が殴る。怒鳴られてきた者が怒鳴る。これは虐待の連鎖においても然りです。芸能や技能、スポーツの社会ではこれを伝統と呼び許容するわけです、根性じゃ！辛抱せい！しかも親方と弟子、師匠と弟子、指導者と部員という絶対的とも言うべき主従の違いに乗っかっての修業です、相手は抗えない。教員も生徒も同じ主従の関係です。だから咎められる。それが過ぎ過ぎて現代はPCの嵐が猖獗を極めていますが、ちょっとしたことでも校長は教育委員会はすぐに公表します。先に新聞沙汰になる方が面倒だからです、いわば自衛手段。それに乗ずる子供も出て来る、殴れぬを知って挑発する輩が出て来る。誰が悪いんです？人権屋達ですよね。咎める閾値を適度に保つ努力をしない。溜息ものですけれどね。